開幕から打線の調子があがらず虎党のストレスもたまる一方のようだ。
それでも投手陣は頑張っていて防御率はリーグトップ。
おおむね順位と防御率はリンクするものであるから、それからみてもまだかろうじて首位にいるのは当然とも言えるだろうか。
昨年、AREよAREよと勝ち続け日本一にまでなってしまったからファンも少々勘違いが過ぎるのかもしれない。
そもそも昨年、開幕前の順位予想は「4位」だった。
それは
・先発投手が足りない
・クローザーがいない
というのが大きな根拠であった。
しかし・・
蓋を開けてみれば村上、大竹、という左右の新戦力が両輪となり、心配していたクローザーも岩崎優が立派にその役目を果たした。
また「8番・木浪」の覚醒も嬉しい想定外であった。
大山悠輔の一塁固定、中野拓夢のセカンドコンバートも見事にハマり、打つ手が全て好結果となる、まさに「たら・れば」な一年であった。
そう、「たら・れば」は続くものではない。
今年の目標は言うまでもなく「連覇」である。
それは間違いないが、私たちの宿願は「常勝チーム」であり続けること。
向こう10年、毎年毎年優勝争いを繰り広げる球団であること。
目先のことばかりに気を取られないようにしたい。
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さてそんな中・・・・。
しびれをきらして野手の一・二軍入れ替えを英断した岡田監督。
当会でも「田淵二世」として目をかけ、
たびたびブログでも取り上げてきた井上広大が満を持して昇格である。
その恵まれた体格、
名門高校で4番を張ったメンタリズム、
そして何より天性の飛距離を産む「角度のついた打球」が打てるスラッガーとして着目、期待してきた。
しかしだ・・・
拙ブログでも書いたとおり、伸び悩んでいた。
その中でポテンシャルに反して成長曲線が悪いと書いた。
具体的には・・・
●選球眼がどんどん悪くなっている
●長打率も低下している
というものだ。
言いたくはないがどうも「性格がおっとりしている」ように見えるし、
そんなせいで伸び悩んでいるとは思いたくはなかったが結果は出てこなかった。
しかし、一軍の主軸がそろって不振にあえぎ続ける中、ネット記事もファンの注目もいきおいフレッシュなトピックを求め二軍に目を向け出す。
それでは井上広大の「問題点」は解消されたのか??
二軍成績を調べてみた。
たしかにまだ25試合出場でサンプル数は少ないが・・
低迷していた打率は3割を超えて.344
これは覚醒きたか・・・
問題の選球眼
BB/K=四球÷三振数
数値が高いほどゾーンの管理能力に長ける=選球眼がいいとされる
低迷していた数値が0.63にまで急上昇。
とはいえ・・これでもウ・リーグ30位にもランクインできないのだが(31位)
佐藤輝明の今季のBB/Kは0.28である。
これからみても広大2022年の0.16という数字がどれだけ悪い数値かわかるだろうと思う。
■ゾーンの管理能力が上がる
=コンタクト率が上がる
と言う図式
O-Swingはボール球を振る率。
年々上昇カーブを描いていた数字が今年劇的に改善されている。
■コンタクト率があがれば
=長打率が伸びる
もともとボールをあげる技術に長けた打者である。
ボール球を見極めてコンタクト率が上がれば必然的に長打が増える。
SLG=長打率
やっとここへきて5割を超えてきた。
当然OPSも.973と一流スラッガーの証である1割台が見えてきた。
あくまで「二軍投手相手の」成績ではある。
が、これまでの低迷を思えば嬉しい成長だ。
これまで何度か一軍の壁に跳ね返されてきた。
年齢の近い森下翔太や、同じ高卒で年下の前川右京の一軍での活躍はおおいに刺激になったことと思う。
翔太、右京、そしてノイジーを跳ね除けて甲子園の外野で躍動できるか。
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・・・というところで
どこを守る?
スタメンで出るとして。。
二軍ではおもにライトを守っている。
ここも大きな問題であるので守備成績も貼っておく。
真っ赤っかである・・。
黒数字(プラス数値)はすべてライト。
レフトは苦手だと言わざるを得ない。
と、なれば森下を休ませてライトを守るか?
守備に目をつぶってレフトに置くか?
ちなみにノイジーのUZRは-2.1
森下翔太のUZRは-0.1
前川右京のUZRは0.0
で、あればレフトで大丈夫か。
ついでに・・
ノイジーの「守備がうまい」と思っているファンが多いようだがご覧の数字だ。
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今夜のスタメンレフトに井上広大の文字はあるか。
ノイジーの東(DB)に対する対戦打率がいいらしい(.286)からライトで出るか。
いずれにしても起爆剤。
おおいに期待する。
GO! TIGERS!!!]
それにしても・・
どんでんは・・・
嫌いなのだろうか。。。
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