今年1月に新外国人の力量解析の記事を書いた。
MLBのサイトから成績を拾った。
2023年17試合に登板。
MLBでは61試合に登板し防御率6.43
WHIPは1.78
WHIPでいえば救援投手としては「落第点」の数字だ、と書いた。
P/IPは1イニングあたりの投球数。
これが18.72
1イニングの19球ちかく投げる。
BB/9は9イニングあたりの与四球。
イニングを超える10.24
という数値から簡単に見えるのは
制球が悪い=ノーコン
という結論。
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ところが今季、タイガースでここまで
19試合に登板 0勝2敗も6セーブ、10ホールド。
19試合で18 2/3イニングを投げて与えた四球はわずかに2。
どういうことだろうか。
嬉しい誤算である。
261球を投げて、ストライクは188球。
72%がストライク投球だ。
奪三振は15。
イニング数は最低欲しいところだが・・・
気になるWHIPは0.96
0点台であればまず合格。
マルティネス(D)が0.52
桐敷拓馬(T)は0.81
山﨑廉晃(DB)が1.00
こういうったところ。
K-BB%は奪三振率から三振率を引いたもの。
これは石井大智が56.3%(!)
GB/FBはゴロアウトの数をフライアウトで割って算出する数値。
この数値が高いほどゴロアウトの比率があがる。
MLBでのゲラはこの数値が0.68とフライピッチャーであったが今季ここまでは1.37。
ゴロピッチャーだ。
球種は3つ
ストレート、ツーシーム、カットボール。
カットボール(スライダーとしているサイトもある)がわずかにストレートより多いがこの2つでほぼ半分ずつといったところ。
下の段はその球種の平均球速であるが、これをみるとストレートよりカットボールの方が速い。
打者にとってはこれは厄介であろう。
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これらを考え合わせると・・・
MLBではたしかに制球が悪かったが、日本にきて
それでは生き残れないと考えたのか・・?
または日本のマウンド、ボールが合ったのだろうか。
最高球速は165lm/hということだったがNPBではまだ160km/h。
平均は155km/hだからそこまでの球速はいらないと思ったのか・・。
わからない部分は多く残るが。。
00怪人再び。
シーズンを終えてみれば大きなピースとなるかもしれない。
予想を大きく裏切り、最高の瞬間にそのマウンドにいるのかもしれない。
新外国人投手、
「ハビー・ゲラの真実」
それは
ゲラのフルネームは
ハビアー・アレクシス・ゲラ
なのだった!!
ハビーちゃうんや・・
デイリースポーツ
※ブログ中セイバーメトリクス の数値は(株)DELTA社の数値を参照しています。
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