青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -94ページ目

上野山信行(G大阪・育成部長)インタビュー

エルゴラッソに興味深いインタビュー記事がありました。「G大阪にとっての家長昭博」というタイトルでガンバ大阪の上野山信行(育成・普及部長)が語った言葉。G大阪の下部組織の基礎を築いた育成のスペシャリストなだけに、その言葉は重い。


―家長選手が壁にぶつかっているのを受けて、下部組織の指導に反映されたことはあるのでしょうか。

「もっと飛び級制度を早くやれば良かった。今、宇佐美でやっていますけど、家長も中学2年ぐらいでユースでも良かったのかも。そこで(全力で)やらないとできないということを教えるべきだったかもしれません。中学1、2年でも全力でやらなくてもできたわけです。手を抜いてでも点を取れてしまう。その辺は反省です。いい素材はせっかく上(のチーム)があるのだから飛び級でね、極端な話ですけど森本(貴幸・カターニャ)みたいにトップに上げても良かったのかもしれません。今考えれば、いい『壁』を作る環境があっても良かったと思います。」


―世界に羽ばたくためにも、08年は本来の力を出してほしいところです。

「A代表でもそうですけど、もうやらないと手遅れですよ。若手というのは16、17歳のこと。でも彼は変わるでしょう。世界では16、17歳でデビューして、20歳でピークでしょう。22、23歳になればもう円熟組で、26歳ぐらいになればもう調整期です。それこそ、そのときにチームを選べばいいんです。」


以上、エルゴラッソ 1/18・19号より抜粋。



高校選手権の大前の活躍を見ながら「飛び級」について考えることが多かったので、上野山さんのインタビューを取り上げましたが、飛び級システムの普及について考えたとき、やはりクラブユースの受け皿を増やすことは最重要だという結論に達しました。


理想は今の第3種(U-15)の町クラブチームがユース(U-18)組織を持つ状況。そしてそのためにはU-15クラブチームの優秀な選手が地元の強豪高ではなく、町クラブU-18を選択する環境(魅力・メリット)が必要かと。高校進学の時点でJ下部組織に進めなくても、一旦町クラブのユースチームへ進み、その後実力を付け、J下部組織に移籍できるチャンスを勝ち取れるイメージです。


‘玉’さんのコメント の中の、『一番簡単な対処策は、選手権にクラブチームも出場できるようにすることでしょう。』 というアイデアは本気で検討するに値しますね。



大きくなり過ぎた「選手権」の弊害。

超高校級と呼ばれプロを目指す高校生たちが、自分よりもレベルの高いチームで練習や試合ができるシステムを作るのは急務でしょうね。例えば大前の例で考えれば、流経大や柏レイソルで練習できるようなシステム作り。出る杭をさらに伸ばす育成システムです。


といっても現実を見れば、「さいたまの住人」さんの言うとおり、広告・宣伝という重責を担っている以上、問題は山積みですね。学校サッカーでは飛び級には限界がある。理想はやはり、地域に根ざしたクラブチームシステムの確立だと思います。既に第3種(中学)ではJリーグの下部組織以外にも多くのクラブチームが群雄割拠し、中学校のサッカー部を圧倒している。その流れが第2種(高校)にまで繋がらないのは、「選手権」の存在だと思うのです。良い意味でも悪い意味でも大きくなり過ぎたと。


このあたり、高校サッカーの関係者はどう感じてるのでしょうか??

意見をお聞きしたいです。


(一方で、Jリーグの下部組織にも問題点はあります。それは無駄な時間が多いということ。高校→練習場→自宅という移動は、1日2時間の移動と仮定するなら、1年250日通ったとして、500時間=約21日!授業が終わればすぐ練習を始められる高校サッカー部とは雲泥の差ですよね・・・。この時間を勉強や、友人・家族と過ごすことに費やせるメリットは確かに大きい)




カタールU-19国際親善トーナメント #2

カタール国際ユースに出場するU-19ドイツ代表のメンバーは以下の通り。

所属チームで試合に出ている選手がいるかどうかは不明。


というか誰も知らない。早生まれが多いですね。


Name Date of Birth Club Caps Goals
Goal
06.02.1989 FC Schalke 04 - -
30.10.1989 Hertha BSC Berlin 1 -
19.04.1989 Energie Cottbus 3 -
Defence
13.03.1989 FC Bayern München 1 -
20.10.1989 SV Werder Bremen 6 2
07.01.1989 FC Bayern München 5 -
26.04.1989 Bayer Leverkusen 3 -
22.03.1989 Blackburn Rovers 6 -
01.01.1989 Bayer Leverkusen - -
Midfiels
16.01.1989 Birmingham City - -
31.10.1989 Bayern München - -
27.01.1989 TSV 1860 München 5 -
04.03.1989 Bayer Leverkusen 5 -
08.12.1989 Dynamo Dresden - -
07.12.1989 FC Schalke 04 4 -
13.01.1989 FC Bayern München 1 -
17.12.1989 Bayer Leverkusen - -
Offence
11.08.1989 Hertha BSC Berlin - -
27.07.1989 Brescia Calcio 3 2
09.07.1989 Hamburger SV - -
At call
05.01.1989 Borussia Dortmund - -
19.09.1989 VfB Stuttgart 13 6
04.09.1989 VfL Wolfsburg 1 -
13.08.1989 Werder Bremen 1 -
29.01.1989 Arminia Bielefeld - -
30.01.1989 Real Madrid 4 -
13.01.1989 VfL Wolfsburg - -
10.08.1989 Borussia Dortmund 4 -
12.02.1989 Manchester United 4 -

第86回高校サッカー選手権 #決勝

第86回全国高校サッカー選手権大会・決勝

1月14日(祝) 14:05 K.O @国立競技場

流経大柏 4(1-0、3-0)0 藤枝東

【得点】

1-0  6分 村瀬勇太(流経大柏)

2-0 48分 大前元紀(流経大柏)

3-0 62分 大前元紀(流経大柏)

4-0 71分 田口泰士(流経大柏)


流経大柏が史上初の秋冬連覇(高宮杯・選手権)。そして、大前元紀が得点王3冠(総体・高宮杯・選手権)達成と記録ずくめの優勝となったが、直後に日本の育成システムの問題点を痛感することになった。


高校選手権の直後に見たのは、今日未明に行われたACミラン vs ナポリの試合。この試合で、ブラジルの新星アレシャンドレ・パト(1989年生・18歳)が先発出場し、セリエAにデビューした。ミランへは既に昨夏に移籍していたが、18歳未満のEU圏外の選手は出場できない規定で、年明けまでデビューがお預けの状態だった。そして今日、年明けの初戦で先発フル出場。90分でシュートを7本ぶっ放し、73分にはゴールまで決めて見せた。


89年生まれと言えば、今日高校選手権を戦った大前と同じ年。清水への入団が決まりプロ生活を始める大前にとっては、今後日本代表や海外移籍で世界に出て行けば、戦い比較されるライバル。その同世代の選手が既に世界有数のリーグで試合に出始めていることに危機感を感じてしまった。


今日大前のプレーを見て多くの人が、高校レベルを超えていると感じたに違いない。本来であれば自分より上手い選手たちに囲まれた環境(上のカテゴリー)でプレー(練習含め)するべき選手だと。大前の例で言えば総体で得点王を取った夏以降に。


でも上のカテゴリーって??


「特別指定選手」という制度があり、高校サッカー部に所属していてもJリーグでプレーできる道はある。・・・でも所属はあくまでも高校であり、日常の練習は高校になるのだから。


今日発売のエルゴラッソ(1/14・15号)で、後藤建生氏が同じようなことを書いていた。

「そもそも、世界的な基準で言えば、18歳になってもまだユース年代のチームに所属しているようでは、一流選手とは言えないのだ。カテゴリーを越えて、上の年代で活躍するのが当たり前にならなくてはいけない。」


流経大柏の素晴らしい優勝に水を差すようだが、感じたことをそのまま書いてみました。



カタールU-19国際親善トーナメント #1

JFAは11日、カタールU-19国際親善トーナメントに参加するU-19日本代表の追加召集を発表した。新たに召集されたのは、明日行われる高校サッカー選手権・決勝に出場予定の村松大輔(藤枝東)。各年代を通じて代表に入るのは初めての選手だが、選手権での活躍が牧内監督の目に留まったのかもしれない。


◇U-19日本代表チーム カタール遠征不参加選手
DF 中田 健太郎 1989.05.13 名古屋U-18 理由:体調不良

◇U-19日本代表チーム カタール遠征追加招集選手
DF 村松 大輔 1989.12.16 175cm/73kg 藤枝東高校

カタールU-19国際親善トーナメント

- Group A -  上位2チームが準決勝へ。

1月20日(日) 16:15 中国 vs キプロス

1月20日(日) 18:30 カタール vs ウズベキスタン

1月22日(火) 16:15 カタール vs キプロス

1月22日(火) 18:30 ウズベキスタン vs 中国

1月24日(木) 17:30 カタール vs 中国

1月24日(木) 17:30 キプロス vs ウズベキスタン


- Group B-  上位2チームが準決勝へ。

1月21日(月) 16:15 ドイツ vs ポーランド

1月21日(月) 18:30 エジプト vs 日本

1月23日(水) 16:15 ポーランド vs エジプト

1月23日(水) 18:30 日本 vs ドイツ

1月25日(金) 17:30 エジプト vs ドイツ

1月25日(金) 17:30 ポーランド vs 日本


- 決勝トーナメント -

▽準決勝
1月28日(月) 16:00

1月28日(月) 19:00


▽決勝・3位決定戦

1月30日(水) 15:00

1月30日(水) 17:30


※時間は全て現地時間。日本は+6。