青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -176ページ目

U-19日本代表候補(9/11-14)

【選 手】
■GK:
 林  彰洋  1987.05.07 190/ 79 流通経済大学
  武田 洋平 1987.06.30 189/ 76 清水エスパルス
   秋元 陽太  1987.07.11 180/ 74 横浜F・マリノス

■DF:
 福元 洋平 1987.04.12 181/ 68 大分トリニータ
 柳川 雅樹 1987.05.01 183/ 76 ヴィッセル神戸
 槙野 智章 1987.05.11 180/ 73 サンフレッチェ広島
   堤  俊輔 1987.06.08 177/ 69 浦和レッズ
 伊藤 博幹 1987.12.05 184/ 78 ガンバ大阪
   植田 龍仁朗 1988.01.29 185/ 74 ガンバ大阪
 内田 篤人 1988.03.27 176/ 62 鹿島アントラーズ
   香川 真司 1989.03.17 172/ 63 セレッソ大阪

■MF:
 梅崎  司 1987.02.23 167/ 64 大分トリニータ
 横谷  繁 1987.05.03 179/ 67 ガンバ大阪
  柳澤  隼 1987.06.27 174/ 66 柏レイソル
 山本 真希 1987.08.24 175/ 65 清水エスパルス
   田中 亜土夢 1987.10.04 167/ 59 アルビレックス新潟
   柏木 陽介 1987.12.15 174/ 72 サンフレッチェ広島
   青山  隼 1988.01.03 182/ 65 名古屋グランパスエイト
   平繁 龍一 1988.06.15 173/ 71 サンフレッチェ広島ユース

■FW:
 河原 和寿  1987.01.29 173/ 65 アルビレックス新潟
   青木 孝太 1987.04.27 176/ 67 ジェフユナイテッド千葉
   ハーフナー マイク 1987.05.20 194/ 75 横浜F・マリノス
   森島 康仁 1987.09.18 186/ 80 セレッソ大阪
 小澤 竜己 1988.02.06 170/ 65 FC東京
   伊藤  翔 1988.07.24 183/ 67 中京大学附属中京高校
   長沢 駿 1988.08.25 189/ 72 清水エスパルスユース


◇不参加選手
DF 柳川 雅樹 ヴィッセル神戸 理由:チーム事情により

DF 内田 篤人 鹿島アントラーズ 理由:ケガのため
MF 青山 隼 名古屋グランパスエイト 理由:チーム事情により
MF 横谷 繁 ガンバ大阪 理由:ケガのため
FW 森島 康仁 セレッソ大阪 理由:チーム事情により

FW 小澤 竜己 FC東京 理由:ケガのため

◇追加招集選手
DF 大島 嵩弘 1988.04.14 179/69  柏レイソルユースU-18

DF 太田 宏介 1987.07.23 178/72 横浜FC
MF 森重 真人 1987.05.21 179/72 大分トリニータ
MF 西澤 代志也 1987.06.13 174/66 浦和レッズ

日本、U-17アジアチャンピオンに!

AFC U-17選手権 最終日(決勝)


9月17日(日) 20:00 K.O @シンガポール・ジャランベサールスタジアム

日本 4(0-2、2-0、延長0-0、2-0)2 北朝鮮

【得点】

0-1 オ・ジンヒョク(7分)

0-2 リ・サンチョル(25分)

1-2 柿谷(57分)

2-2 端戸(78分)

3-2 河野(113分)

4-2 河野(120分)

         

日本メンバー

GK.廣永遼太郎(90)

DF.金井貢史(90)

   甲斐公博(90)

   高橋峻希(90)

   山崎正登(90)

MF.岡本知剛(90)

   柿谷曜一朗(90)→119分、濱田水輝(90)

   山田直輝(90)

   水沼宏太(90)

   齋藤学(90)→71分、端戸仁(90)

FW.大塚翔平(90)→106分、河野広貴(90)



 立場がニュートラルな人の多くが北朝鮮ではなく、日本に勝って欲しいと思ったのではないだろうか?それほど両国のサッカーのクオリティの違いは明白だった。ただ単に良い選手が集まったのではなく、Jリーグを基盤にした日本の育成システムが正しい方向に進んでいることを、アジア各国に証明した試合だったと言えるだろう。今回選出された21名のメンバーのうち、Jリーグの下部組織でプレーする選手は実に20名。芝生のグランドでプロのコーチに指導されるのが日常的な練習環境。その地域で選抜されたレベルの高いチームメイトは1チーム20~30名前後に絞られる。そして、中学生・高校生といった年齢に関係なく、実力さえ伴えばより実力の高いカテゴリーでプレーできるシステム。このようなアジアでは例を見ない恵まれた育成システムが、日本優勝の原動力になった。


 MVPを獲得した柿谷は、C大阪のトップチームに所属しているプロだが、決勝でもひとりレベルの違うことを見せ付けた。圧巻だったのは、相手選手を浮き玉でかわし、右足の強烈なハーフボレーでサイドネットに突き刺した1点目。緩急をつけたプレー、上体を左右に大きく揺らすフェイントが彼の特徴だ。延長になると消えたが、今シーズン中にJリーグで出場する機会があるかもしれない。陰のMVPはボランチの山田と岡本。120分間運動量が落ちず、日本の中盤を支えた。そして、城福監督。スタメンを固定しない采配は驚きでさえあった。


アジアチャンピオンという大きな自信と誇りを勝ち取った日本。表彰式ではしゃぎまわる選手たちには頼もしさも感じた。来年の8月のU-17W杯まで約1年、今回メンバーに選ばれた選手だけではなく同じ年代の選手たちは、切磋琢磨し、虎視眈々とU-17W杯のメンバー入りを狙うだろう。特に、今回は一人も選ばれなかった91年生まれの選手たちには大いに期待したい。12年前にアジア王者になったチームでは、1歳年下の小野、高原、稲本、酒井などがスタメンを張っていたのだから。




【3位決定戦】

タジキスタン 2-2(PK5-4) シリア

中山悟志ハットトリック!

サテライトリーグ

9月16日(日) 15:00 K.O @ガンバ大阪練習場

G大阪 6(2-1、4-0)1 広島

【得点】 中山悟志3、家長昭博、ルーカス、平井将生(以上、G大阪)、前田俊介(広島)


台風の影響で風が強く、前半途中からは雨も降り出す荒れた天候だった。後半途中に安田理大(U-19日本代表候補)が3バックの左に入ってから、G大阪の一方的な展開になった。同じく左サイドの家長(このカテゴリーで燻っている器ではないが・・・。)とのコンビネーションで、広島の右サイドは崩されまくり。安田も家長もキープ力があり、スピードを生かした縦への突破もできるので、広島のディフェンスはお手上げの状況だった。安田は、9/11~14に行われたU-19日本代表トレーニングキャンプのメンバーから漏れてしまいショックを受けているはずだが、今日のようなプレーを続けていればまた召集されると思うので、頑張って欲しい。

俊輔、CLで初得点!

06-07 UEFA チャンピオンズリーグ グループステージ 第1節

9月13日(水) 20:45 K.O @Old Trafford

マンチェスターU 3(2-2、1-0)2 セルティック

【得点】

1-0 Vennegoor(21分)

1-1 Saha(30分、PK)

2-1 Saha(40分)

2-2 中村(43分)

3-2 Solskaer(47分)


【シュート数】

Man.United 17  Celtic 6


【MAN of the MATCH】

Louis SAHA (MAN.United)


チャンピオンズリーグに出場するため(?)に移籍したセルティック。2年越しの夢舞台で、しかもその初戦で、中村俊輔がやってくれた。前半43分、ゴール前正面20mのFKを直接決めた同点ゴール。ファンデルサールのポジショニングは微妙だったが、一歩も動けない完璧なシュートだった。セルティックはボランチのグラベセンがミスを連発したのが痛かった。レアルマドリーから移籍してきたデンマーク代表はトラップミス、パスミスでマンチェスターUに2点目、3点目を献上。ボルツがファインセーブを連発しなければもっと点差が付いてもおかしくない試合だった。なお朴智星は、足首靭帯損傷(9日のトットナム戦で負傷)で手術が必要とのこと。クリスマスまではプレーできないようだ。


この試合に出場した1985年以降生まれの選手は以下の通り。

- Man United -

FW . Wayne ROONEY (1985,イングランド代表) 先発、86分交代。


- Celtic -

MF . Aiden McGEADY(1986、アイルランド代表) 先発、70分交代。

日本、シリア破り決勝へ!

AFC U-17選手権 第8日(準決勝)


9月14日(木) 17:00 K.O (シンガポール・ジャランベサールスタジアム)

日本 2(0-0、2-0)0 シリア

【得点】

1-0 斉藤(69分)

2-0 柿谷(79分)

         

日本メンバー

GK.廣永遼太郎(90)

DF.金井貢史(90)

   甲斐公博(90)

   山崎正登(90)

MF.岡本知剛(90)

   八反田康平(90)→46分、齋藤学(90)

   山田直輝(90)

   水沼宏太(90)

   比嘉厚平(90)→29分、大塚翔平(90)

   田中裕人(90)

FW.端戸仁(90)→69分、柿谷曜一朗(90)


日本がシリアに完勝し、94年大会以来の決勝進出を決めた。今日は仕事でLIVEでは見れず、AFCのサイトで結果を確認した。前半はシリアのシュートを枠外2本に押さえたようでほぼ日本のペース。後半は途中から出場した齋藤と柿谷が得点と、ほぼ危なげない戦いだったように思う。磐石の勝利。しかしまた柿谷か、と。彼は大一番になればなるほど力を発揮するタイプかもしれないですね。左手首骨折からの復帰戦でいきなり4安打したヤンキースの松井のように。中田英もセリエAのデビュー戦でユベントス相手に2得点したけど、そういう節目の試合で結果を出す運を持った選手は、一流の条件ですよね。今回のメンバーで唯一Jリーグのトップチームに所属している理由がわかるような気がする。一方、8月の豊田ユースで気持ちの入ったプレーを見せてくれたイチ押し齋藤が先制してくれたのもうれしかった。決勝はおそらく北朝鮮。今大会に関して言えば、アジアチャンピオンを賭けて戦うのに最もふさわしい相手だ。2大会連続でU-17世界大会への出場権を獲得した北朝鮮は、去年のU-17世界大会でアジア勢で唯一決勝トーナメントに進出、1回戦で準優勝したブラジルと延長にもつれこむ接戦を演じている。17日(日)の決勝は、日本がこの世代の新しいリーダーであることを証明する試合になるとともに、2年前のアジア選手権での借りを返す絶好の機会となるだろう。


【他国の試合結果】

北朝鮮 3-0 タジキスタン