サテライト 京都 vs C大阪
サテライトリーグ
10月01日(日) 14:00 K.O @東城陽グラウンド
京都 0(0-0、0-0)0 C大阪
【得点】
なし
朝から雨で、天気予報も1日雨だったので見に行こうか止めとくか迷ったが、結局、先週に引き続き東城陽へ行くことにした。冷たい雨が降り続いていたにもかかわらず、観衆は先週より多い約150人。まぁ、プロの試合だから当然か。試合は、前半10分、京都のGK橋田がペナルティエリア外のファールで一発退場。残り80分をC大阪が攻め、京都が守る展開に。C大阪は後半開始から温存していた森島(康)、苔口を使うが攻めきれず、結局スコアレスドローの引き分けに。期待していた柿谷も個人技で突破するような場面もなく、控えめなプレーに終始した。
両チームのメンバーは以下の通り。
(紫字は1985年以降生まれの選手)
(青字は1987年以降生まれの選手)
(薄青字は1990年以降生まれの選手)
- 京都 -
GK : 橋田 ①
DF : 鈴木、鷲田、田村
MF : 大久保、米田、児玉〔45分→池松〕、星、美尾〔12分→GK上野〕
FW : 隅田②〔45分→三戸②〕、小原、松田〔79分→ディエゴ〕
①10分退場
②京都U-18所属
- C大阪 -
GK : 鈴木[45分→丹野]
DF : 中山、山下、柳本[45分→苔口]、堂柿
MF : 下村、宮本、徳重[45分→森島康仁]、ジャパ[77分→有村]、香川
FW : 小松[60分→柿谷]
J1 C大阪 vs 鹿島
J1第25節
9月30日(土) 19:00 K.O @長居スタジアム
C大阪 2(0-1、2-1)2 鹿島
〔勝点17〕 〔勝点46〕
【得点】
0-1 ファビオ・サントス(33分)
0-2 野沢(60分)
1-2 名波(64分)
2-2 酒本(89分)
長居スタジアムでの観戦は今シーズン最後。来年秋までここで観戦できないのかって、試合後は少し悲しくなった。長居第2は貧相で嫌。今日は同行の友人がSB席の無料招待券を入手してくれたので、バックスタンドのど真ん中で観戦した。前半はファビオ・サントスの得点以外はお互い決定機なしのお寒い試合。後半、名波がボールに絡み出しC大阪がペースをつかむがカウンターから2点目を献上。しかしここからC大阪の反撃が始まった。名波の豪快ダイレクトボレーで追撃の狼煙をあげると、ロスタイムに大久保が・・・、ではなく酒本が起死回生の同点ゴール!2点差を追いつき価値のある勝点1を得た。
CL ブレーメン vs バルセロナ
06-07 UEFA チャンピオンズリーグ グループステージ 第2節
9月27日(水) 20:45 K.O @Weserstadion - Bremen
ブレーメン 1(0-0、1-1)1 バルセロナ
〔勝点1〕 〔勝点4〕
【得点】
1-0 Puyol(56分、オウンゴール)
1-1 Messi(89分)
【シュート数】
Bremen 12 Barcelona 9
【MAN of the MATCH】
Ronaldinho (Barcelona)
UEFAの公式HPではマン・オブ・ザ・マッチがロナウジーニョになってるけど・・・??
出すパスは曖昧で相手ボールになり、出されたパスもトラップミスで相手ボールになる。体調が悪かったのかな?あんまり、・・・というかかなりひどかった。でも、バルセロナにとっては、ロナウジーニョの不調よりも、エトーの負傷のほうが痛いですね。右ひざ半月板の負傷で、全治5ヶ月だって。65分グラウンダーの速いパスを出した際に自爆気味に負傷したけど、右ひざがこぶしぐらいの大きさに腫れてた。今年いっぱいエトーを見れないのは残念だけど、代役になりそうなグジョンセンにはアイスランド人の意地を見せて欲しい。
この試合に出場した1985年以降生まれの選手は以下の通り。
- Bremen -
MF . Diego(1985、ブラジル代表) フル出場。
FW . Aaron Hunt(1986、ドイツ) 先発、91分交代。
- Barcelona -
FW . Lionel Messi(1987、アルゼンチン代表) 65分より途中出場。
CL アーセナル vs ポルト
06-07 UEFA チャンピオンズリーグ グループステージ 第2節
9月26日(火) 20:45 K.O @Arsenal Stadium
アーセナル 2(1-0、1-0)0 ポルト
【得点】
1-0 Henry(38分)
2-0 Hleb(48分)
【シュート数】
Arsenal 13 Porto 7
【MAN of the MATCH】
Thierry Henry (Arsenal)
ポルトのMFアンデルソン(ブラジル)は1988年生まれの18歳。2005年U-17世界選手権のMVPで昨年グレミオから移籍した。今季から10番を背負うほどクラブの期待は大きく、今日の試合もセカンドストライカーのポジションでスタメンで出場する。18歳のわりには体躯ががっちり(176cm、69kg)していて接触プレーにも強い。髪型、プレースタイルともにロナウジーニョに似ていて、劣勢な試合だったが才能の片鱗は確かに垣間見ることができた。試合は、アンリが打点の高いヘディングで先制。フレブの追加点もアシストしアーセナルの完勝だった。
U-17世界選手権の翌年にはチャンピオンズリーグに出場するチームでレギュラーを獲得!って日本人にはありえないなって思った。クラブユースに所属しようが、高体連のチームに所属しようが、日本の高校に通う3年生。海外の高校への転校は言葉の問題など色々なハードルがあるし現実的ではない。実際、伊藤翔(中京大付属中京高)はアーセナルの練習に参加、ベンゲルに惚れ込まれたが、高校を卒業するまではアーセナルと契約することも、海外へ行くこともないだろう。アンデルソンの場合は、ブラジル人なのでポルトガル語。ポルトガルのクラブなら言葉の壁もなく高校(転校)のハードルも低いのだろう。
この試合に出場した1985年以降生まれの選手は以下の通り。
- Arsenal -
MF . Cesc Fabregas(1987、スペイン代表) フル出場。
FW . Theo Walcott(1989、イングランド代表) 86分より途中出場。
MF . Alexandre Song(1987、カメルーン代表) 93分より途中出場。
- Porto -
MF . Anderson(1988、ブラジル) 先発、66分交代。
挫折を乗り越えた選手のメンタル
「中学時代に所属していたセ大阪の下部組織では、試合にほとんど出場出来ず、ユースにも昇格出来なかった。長身からの抜群の得点感覚、素質が開花したのは進学した滝川二高時代。」(9月25日朝日新聞夕刊より)
23日(土)にJリーグにデビューしたセレッソ大阪の森島康仁の記事を読んで色々と考えることがあった。プロのコーチが身近で3年間見ても分からなかった素質(というより当時は素質がなかったと考えるのが自然だが)が開花したのは何故だろう??セルティックの俊輔然り、川崎Fの谷口然り。そう、谷口はU-15ではなく、U-18の横浜ユースに在籍していたにもかかわらず、トップチームへ上がれなかった選手だ。その3年後にJ1で不動のレギュラーになるなんて誰が考えただろう?18歳以降でも素質が開花することもあるということなのだろうか?単に横浜FMのスカウトに見る目がなかったのだろうか?一度挫折して、そのまま消えていく選手も多いと思うが、その挫折を乗り越えた選手、いつか見返してやろうと努力を惜しまなかった選手のメンタルは、順調に育ったエリート選手よりもずっと強いような気がする。森島や谷口が今後どのような道を歩むかはわからないが、これから挫折を経験するかもしれない、若い選手の夢や目標を繋ぐためにも頑張って欲しいと心から思う。