青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -173ページ目

Jユース サハラカップ 京都 vs 磐田

Jユースサハラカップ2006 予選リーグ Gグループ

10月9日(祝) 14:00 K.O @東城陽G

京都サンガユース 0(0-2、0-3)5 ジュビロ磐田ユース

(勝点6) (勝点7)


【得点】

0-1 山本康裕(12分)

0-2 中島良輔(39分)

0-3 白井洋樹(51分)

0-4 押谷祐樹(59分)

0-5 加藤潤  (73分)


 9月23日の大分戦でクラブ史上最年少のJリーグデビューを果たした山本康裕、トップチームへの加入が内定した中島良輔がスタメンに名を連ねたジュビロ磐田ユースが京都サンガユースを一蹴した。さすがに山本選手は別格の存在だった。176cm、76kgと、とても16歳とは思えないがっちりとした体格はおそらくJリーグでも見劣りしなかっただろう。ボランチのポジションで彼がボールを持つと妙な安心感を感じるほどだった。当然ながら接触プレーにも強く、先制点は相手DFに寄せられながらもキープし続け、強引にシュートまで持っていた末のゴールで、観客からは驚きの声さえ上がった。

 

 このグループはC大阪、磐田、京都の三つ巴と思われたが、磐田が頭ひとつ抜けている印象だ。ただ、磐田はホームで鳥栖と引き分けているので、C大阪としてもチャンスは充分にあるだろう。来週15日(日)、C大阪はアウェーで磐田と対戦する。



両チームのメンバーは以下の通り。

青字は1987年以降生まれの選手)

薄青字は1990年以降生まれの選手)


- 京都 -

GK : 大西健太 

DF : 大槻優平〔82分、菅原一茂〕、高木風人西川裕城山田樹

MF : 三戸雄志雨森理亮上田恭平〔HT→長福一真〕、日高洸平〔81分、桐山耕平
FW : 隅田航寺田裕亮〔72分→岡本知也


- 磐田 -

GK : 松本拓也
DF : 田中将太加藤充須崎恭平進士和矢
MF : 白井洋樹山本康裕鈴木翔悟中島良輔〔71分、加藤潤
FW : 稲葉真人〔79分、今福雄太押谷佑樹


- Gグループ -  1位のみが決勝トーナメントに進出

順位 チーム名 勝点 試合数 勝分負 得点 失点 得失点差

  1   C大阪  9    3   3-0-0  18   5     13

  2 磐田   7 3 2-1-0  10 3 7

3   京都   6 3 2-0-1 6 6   0

  4   鳥栖   4 5 1-1-3 6 12 -6

  5   徳島   0 4 0-0-4 6 20 -14

高円宮杯 決勝

高円宮杯 第17回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会

-決勝- 

滝川第二高校 3(1-0、2-0)0 名古屋U-18  

1-0 森本健太(19分)

2-0 多田高行(80分)

3-0 友定晃大(87分)


公式記録

【プレイバック】AFC U-17アジア選手権 日本 vs 韓国

テレ朝チャンネルで録画していた、U-17アジア選手権の韓国戦を見た。決勝の北朝鮮戦はNHKのBSでやっていたので見たが、それ以外の試合を見たのは今日が初めて。イラン戦、シリア戦も録画しているのでいずれ感想を書き込むつもりです。

さて、韓国戦。90分の水沼のゴールで日本が3-2で勝ったという結果を見ると接戦のような印象を持つが、内容に関して言えば、間違いなく日本の完勝と言える試合だった。シュート数、日本15 - 韓国8。決定機、日本10 - 韓国4。数字も日本の完勝を裏付けているが、何よりも圧巻だったのは日本の2点目だ。バイタルエリアで日本の6選手が7本の短いパスを繋ぎ八反田が絶妙スルー、走り込んだ大塚がダイレクトで流し込んだ美しい得点は、韓国の2点(単純放り込みに日本のミスが重なったための得点)とは対照的だった。繋いで崩すサッカーだけが韓国を凌駕したわけではない。終盤、韓国の選手はガス欠で足が止まってしまったが、日本の選手はまるで前半5分のように走り続ける。足の止まった韓国DFに1対1の勝負を仕掛ける痛快なプレーは終了のホイッスルが鳴るまで続いた。最後に韓国の要注意選手をひとり。ストライカーで2得点した、チュ・ソンファン(JU Sung Hwan ) 。9月7日の日記で、「崔龍洙、李東国といった韓国伝統の大型CFの系譜を引き継ぎそうな選手がいない」と書いたが、彼がまさしくその系譜を引き継ぐ選手だった。


- U-16日本 -

GK : 廣永

DF : 山崎、田中、甲斐、高橋
MF : 端戸〔68分、河野〕、山田〔93分、山地〕、岡本、八反田〔76分→山浦〕、水沼
FW : 大塚



9月7日の日記。
http://ameblo.jp/doha93/day-20060907.html


高円宮杯 準決勝

高円宮杯 第17回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会

-準決勝- 

初芝橋本高校 0(0-0、0-1)1 名古屋U-18  

0-1 花井聖(89分)


ガンバ大阪ユース 1(0-2、1-0)2 滝川第二高校

0-1 田中大二郎(19分)

0-2 橘章斗(20分)

1-2 星原健太(53分)


公式記録

AFCユース選手権2006 組み分け

U-16代表に続き、U-19代表も世界の扉を開けるか?

来夏カナダで開催されるU-20W杯のアジア予選を兼ねた、AFCユース選手権が10月29日からインドで開催される。16ヶ国を4組のグループに分け、各組上位2ヶ国がトーナメント戦を戦い、準決勝に進出した4カ国が出場権を得る。各組の組み分けは以下の通り。


A組 韓国、インド、キルギスタン、ヨルダン

B組 中国、タイ、UAE、オーストラリア

C組 日本、イラン、タジキスタン、北朝鮮

D組 イラク、マレーシア、ベトナム、サウジアラビア


大一番となる準々決勝は、A組 vs B組、 C組 vs D組 となるので、日本にとっては比較的恵まれたグループ分けとなったのではないだろうか?U-20ワールドユースの常連、韓国、オーストラリア、中国は逆のブロックだし、強敵イラン、北朝鮮と同じC組に入っているからだ。C組で2位以内に入れなければ、所詮U-20W杯に出場する力がなかったということ。むしろ大一番の準々決勝で対戦する可能性の高い、イラク、サウジアラビアのほうが組し易しと考える。


ちなみに、過去6大会の成績は以下の通り。

韓国が4大会で優勝しておりこの世代ではアジア最強。日本も4大会で2位を確保。唯一6大会連続で出場権を確保している。


1994年 優勝:シリア 2位:日本

1996年 優勝:韓国  2位:中国 (日本は4位で出場権確保)

1998年 優勝:韓国  2位:日本

2000年 優勝:イラク 2位:日本

2002年 優勝:韓国  2位:日本

2004年 優勝:韓国  2位:中国 (日本は3位で出場権確保)