本日の漢字【計】
時間シリーズ5回目です。
(1回目➡時間シリーズ①【詰】)
(2回目➡時間シリーズ②【順】)
(3回目➡時間シリーズ③【障】)
(4回目➡時間シリーズ④【結】)
今日も引き続き「予定を詰め込みがちの人」についての時間管理のお話です。
詰め込みさんは、計画した予定の時間内でタスクが完了できないことが多いです。
30分でやれると思っていた仕事が、2時間もかかった。
なんてよくある話です。
今回は、その時間の見積は正確なの?って話です。
ポジティブな時間見積
私のように、予定を詰め込み過ぎる人がやりがちなのは、タスク完了予定の時間がポジティブ過ぎることです。
ポジティブ過ぎて、だいたい時間を短く見積もることが多い。
思っていた以上にタスク完了までに時間がかかってしまった時「まいっか」って、開き直ってしまう人は要注意です。
おそらく時間見積がポジティブ過ぎます。
だいたい、過去自分がどのように時間をつかってきたのかを正しく記憶していません。
そもそも人間は、自分が行う行動を甘く見積もってしまう傾向がありますが、ポジティブ見積の人は、それに輪をかけて「自分の能力を過信した見積」に傾きます。
これでは、どれだけタスクをスケジュールに組んだとしても後ろへとズレていくばかりですね。
そこで、1週間「タイムログ」をとってみてください。
アプリなどでもいいのですが、30分から1時間ごとに自分がどんな行動をしたのかを思い出してみるのもいいです。
それを記録する。
少し面倒ですが、1週間頑張ってみましょう。
そのうち慣れてきて、時間の見積がだんだんと上手になっていることに気がつくでしょう。
こうなってくれば、「5分」「10分」「15分」単位でどのタスクが完了できるのかわかり、時間のズレもなくなります。
時間泥棒は自分自身
タイムログを続けていると「無駄にしている時間」が見えてきます。
タスクの最中に発生することもあれば、タスクを切り替えるときにも発生します。
私の例で言えば、書道中に漢字の書き順が分からなくなるとスマホで調べます。
それで終わればいいのですが、ついインスタやTwitterの通知に反応して、そのまま見ちゃったり。
そして、タスクを切り替えるときには、次の行動に切り替えるために移動すると、散らかっているところが気になってそのまま片付けにハマってしまったり。
このような、無駄時間はタイムログをとることで気がつきます。
何に時間を奪われているのかを知ることができたら、対策がとれます。
ただの時間の見積が甘い人なら、タイムログをとるだけで時間の調整がとれるのでしょうが、私のようなポジティブな時間見積をしてしまう人は、「無駄になった時間」を無駄だと思まず突き進んでしまうことが問題です。
やろうと思って、とった行動ではなくて「ついやっちゃった」という行動に、思った以上に時間を盗られやすいです。
しかも、そのような無駄時間はあとから思い出されることはなく、自然に私たちから時間を奪い去っていきます。
次回は、この「無駄時間」になる行動をしないための対策です。
それでは、このへんで。