本日の漢字【障】

こんにちは。いぬとび心の書道教室です。
 
今日の漢字は「障」です。
 
漢字の成り立ちは、崖の断層の形で「積み上げた土」のことと、「音」と「十」で「きわだつ」こと。
 
崖が際立ってそびえ、さえぎられていることから「しきる、さまたげる、邪魔になる」の意味になりました。
 
 
時間シリーズ3回目です。
 
今日も引き続き「予定を詰め込みがちの人」についての時間管理のお話です。
 
詰め込みタイプの人の問題として、障害を計画の中に入れていないことが多いって話です。
 

 

 障害はつきもの

 

どれだけしっかりと予定を立てても、計画通りにいかないことは多々あります。
 
親からの長電話。
予定にない仕事を急に頼まれる。
子供が熱を出して病院にいく。
 
などなど、私たちは何かしら計画がすんなりとはいかないことがあります。
 
この「障害」もスケジューリングするときには、十分に対策を練っておかなければなりません。
 
特に詰め込みタイプは完璧主義なところがあるので、1つのタスクが予定通りに進まないぐらいでヘソを曲げてしまうからです。(これは私です)
 
突発的な出来事は、すべての計画を狂わせます。
 
それで動揺し、脳内でパズルを組み合わせ、その場に対処します。
 
そのうち、このようなトラブルが続けば、どうでもよくなってタスクを放り出してしまうことも。
 
こうならないためにも「障害への対策」をしっかりとしておきましょう。
 

 

 障害対策のやりかた

 

このタスクをすることで障害になりそうなことを書きだします。

 

わたしの「書道2時間」で考えてみましょう。

 

【障害になりそうなもの】

  • 急な仕事の依頼での外出
  • 時間泥棒からの長電話
  • ついSNSをチェック
  • つい我が子の子供の頃の画像を見てしまう
  • 小腹が空いてしまう
 
本当に時間をとられてしまうものや、集中力を切らしてしまうものまで全部書き出しましょう。
 
そして、1つずつ対策をしていきます。
 
《障害対策》
  • 急な仕事の依頼での外出→(営業時間外にタスクをいれる)
  • 電話がかかってくる→(緊急でない限り、かけ直すと言って切る)
  • ついSNSをチェック→(発信の時以外は見ない)
  • つい我が子の子供の頃の画像を見てしまう→(仕事用とプライベートの保存先を変える)
  • 小腹が空いてしまう→(炭酸水とナッツを準備しておく)
 
特に一番最初の「邪魔されない時間帯」を選ぶというのは効果があります。
 
どうしても邪魔が入る時間帯というのは、中断されても大丈夫なタスクをいれましょう。
 
万が一のことを考えて「タスクに取り掛かれなかった場合」の対策も同時にしておくといいです。
 
 
あと、忘れてはいけないのが、スケジューリングをするときは、おそらく心身ともに最高の状態の時でタスクを入れてしまいます。
 
そこは人間ですから、体力もなくなれば、気持ちも沈むときもあります。
 
そうなった状態でも、タスクがこなせるように、小さく細分化しておくといいです。
 
書道で言えば、ペン習字1枚だけで終わる日もあっていい、といったことです。
 
とにかく、継続が大切です。
 
細く長くでも続けばこっちのもんです。

 

 

 

 
それでは、このへんで。