本日の漢字【結】
時間シリーズ4回目です。
(1回目➡時間シリーズ①【詰】)
(2回目➡時間シリーズ②【順】)
(3回目➡時間シリーズ③【障】)
今日も引き続き「予定を詰め込みがちの人」についての時間管理のお話です。
昨日は障害対策までやって、実際にスケジュールをつくる所までお話しました。
すでにスケジュールを実行してみましたか?
今日は、詰め込み過ぎさんが陥るタスクの取り組み方で、結果を待てないお話です。
数か月から数年かかる目標
私は、運動習慣を目標としたときに失敗したことがあります。
体型が崩れてきたので、ダイエットと毎日の運動習慣をつけるために、「有酸素運動」と「筋トレ」を計画しました。
障害対策もきっちり考えて、タスクをスケジュールに落とし込む。
体重、体脂肪の計測をTwitterで発信するなどして、逃げられない状態にしました。
気合十分です。
結果、私は運動習慣100日目を目前にして、コロナで寝込んでしまってから、運動習慣が途切れてしまいました。
後遺症があったわけでもありません。
ただ、食生活もガラリと変わったり、運動ができなくなったりで、これまで積み上げてきたものが一気に崩れ落ちる気持ちでした。
そこからは、体は比較的早く回復しましたが、心が自暴自棄になってしまい、何をするにもやる気が起こらず、ダラダラと毎日を過ごしていました。
予期せぬ障害でもありませんでしたが、想像以上に辛かったので心が休みたがっていたのでしょうね。
私はすべての発信を約2週間も度休みましたが、Twitterからぼちぼち再スタートして今に至ります。
ダイエット中断して気がついたこと
コロナになることで、目標の達成のやり方について改めて考えさせられました。
私は運動習慣を身に着けようと考えた時に思ったことは「継続してメリハリのある体になるぞ!」ということを考えながら日々、体重計の数値を記録していました。
そもそも、これが失敗だった!
100日も運動を続けてきたら、それなりに体型が変化しています。
「メリハリに近づいている」と思ってきた矢先のコロナ感染。
私はゲームのリセットボタンを押された気持ちになったのです。
体脂肪や体重、筋肉量の変化に気をとられ過ぎていたから挫折をしたのです。
数か月後の未来が消え去ったという感覚は、「今」のメリットを感じられていないから。
私の目標である「メリハリの体」が手に入るのはおそらく数か月後です。
結果がでるのを待ちきれなかったのです。
すぐにでも変化したいと言う欲望。
このままでは、たとえ理想の体が手に入ったとしても、おそらくまた元に戻ったでしょう。
数か月数年かかって手に入れるようなものは、途中で継続がストップしたぐらいで「損をした!」という感覚にはならないはずです。
病気でお風呂に入れない時とか、今まで毎日入ってきたのに!悔しい!損をした!とか思うでしょうか?
何も考えずに、当たり前のようにお風呂に入りますよね?
それは、お風呂に入ると「気持ちがよく、清潔になるから」という、すぐ目に見える効果があるからです。
私は運動習慣の継続の重点を置くところを間違えていたのです。
数字じゃなくて、「運動すると気分がいい」とか「汗をかいた後のシャワーが気持ちいい」とか、今その瞬間に味わうことができるメリットに目を向けるべきでした。
体型を変えるというのは、昨日今日できることじゃなく、毎日の積み重ねがあってからこそです。
その積み重ねが苦し過ぎてはいけないのです。
最終的には「こんなに辛い思いして毎日頑張っていいるのに、なんで結果がでないんだろう?」
結果を急ぎ過ぎてしまい、辞めてしまうことになります。
着実に変化をしていくためには、そのタスクのすぐに経験できる楽しみやメリットを見つけることです。
毎日、楽しいや嬉しいを積み重ね習慣にした結果、永久的に「理想の体型」を維持できることになるのではないでしょうか。
それでは、このへんで。