
週に一度行っているシュタイナー学校のプレイグループ。2時間だけですが、本当に学ぶところが多いです。プレイセンターや幼児向けの音楽グループなどにも行きますが、ここは他とは全然違います。
部屋の中には、オモチャから水まわりまで、プラスチックのものはまず見当たりません。おもちゃは全て自然の素材でできたもの。幼稚園に入って持っていくお弁当の入れ物もプラスチックは使わないようです。絵を描くクレヨンの素材も形も普通のとは違い、画用紙の角はすべて丸く切られています。絵の具を使って絵を描く時も、まず画用紙を水で濡らすなど、ちょっと変わった方法です。そんな具合で描いた絵は柔らかく優しくとても温かです。絵本は字のないきれいな絵だけのものが、ほんの2、3冊。お話は先生やお母さんの口から語られ、同じ話が1ヶ月、1ターム間繰り返されます。子どもはそれに対して飽きるというより、益々その話に引き込まれ、初めの頃よりも慣れてきてからの方が熱心に聞いているようにみえます。
遊びの時間から手洗い、ティータイム、お話の時間、歌の時間、お別れの時間と流れが変わる時は、頃合いを見計らった先生やお母さんの囁くような優しい歌声で始まり変化していきます。「は~い、何とかしますよ~」「~しましょう」というような号令はまずありません。ティータイムの時はキャンドルに火がつけられ、皆で手をつないで感謝の言葉。ティータイムが終わってキャンドルの火を消す時も吹き消すのではなく、鐘の形をしたキャンドル消しで静かに消され、ティータイムが終わると、机とイス全体にシーツがかけられます。食いしん坊の雅はいつも最後まで食べ続けるので、先生が戸棚からシーツを出したのを見ただけで「いや~!まだ食べる~!」と泣き出したことがあります;
そんな優しくゆったりとした雰囲気のせいか、お母さんたちが子どもに話しかけるときも「Do you want ~?」ではなく、「Would you like ~?」。私もいつもそんな優しい母でいられたらいいなあと思いますが、現実は難しい。きっと皆も家では常に子どもに対してそんな言葉遣いをしているわけではないはず...。
ティータイムの前のお片付けでも、もちろん「はーい、片付けの時間ですよ」とか「片付けよう」と言うことはなく、自然に始まる穏やか~な片付けの歌に合わせて、親が片付けをし始めると、大きい子、その習慣に慣れている子は言われなくても自然に片付けをしています。していなくても誰も「しなさい」ということはありません。「片付けなさい」「片付けよう」と言わなくても、ちゃんと片付けるんだなあと感心しました。ただ、雅の場合は、片付けの後はティータイムということが分かっているので、片付けを適当に切り上げ、手洗い桶の前に一番乗り、手洗いの歌が始まる頃には、すでにテーブルについていますが...。
そして、シュタイナーのオモチャや遊び道具は、箱の中に入れるというような形ではなく、ディスプレイされているようにそれぞれの定位置があって、そこに帰っていくという感じです。慣れてくると子どももちゃんと、その場所に戻します。
そんなわけで、家でもと思い、ちょっと似たようなことをしていますが、なかなかプレイグループのように美しくはいきません。それでも、おもちゃの定位置は随分安定してきました。雅のおもちゃ棚は下の写真のような感じですが(カゴの中は貝殻や松ぼっくり)、シュタイナー学校の部屋にあるオモチャにはほとんど色がついていません。でも、部屋の中はこれまた天然素材で作られたシュタイナーの人形や季節のコーナー、淡い色に染められ布で彩られ、とても綺麗です。
雅は4月に3歳になったら、シュタイナーの幼稚園に入ります(こちらは3歳の誕生日から幼稚園、5歳の誕生日から小学校に行きます。でもシュタイナーの小学校教育は6.7歳から)。シュタイナーの先生方も素晴らしいし、シュタイナーのことをもっと深く知れそうで楽しみです。


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それにしても、義両親のいる間、ダニーデン&ニュージーランドのいろいろな所を見ることができて、おいしいベジ料理もたくさん食べさせてもらって、本当に充実した三週間でした。二人には本当に感謝です









