再接近期とは? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

抱っこされて嬉しそうな子供

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、再接近期とは子供の成長過程で必ず出てくる「かまってちゃん」の再来というお話です。

 

 

子供が生まれると、しばらくは母子一体という感覚で育ちます。母子一体とは赤ちゃん自身はママの一部だという感覚です。

 

 

10ヶ月前後、お腹の中にいた赤ちゃんです。外界に出てからもママがいなければ生きてはいけません。

 

 

常に抱っこされたり、おっぱいを飲ませてもらったりしながら成長していきます。

 

 

そんな毎日を送っているのですから、ママは、自分の手や足と一緒で「ボク(アタチ)の一部」と考えています。

 

 

ですので、ママが見えなくなると自分の手がなくなったように感じて泣いてしまうのです。

 

 

ハイハイが出来るようになると、少しでもママが見えなくなると追いかけてきます。トイレに行ってもドアの前で泣き叫びます。

 

 

「後追い」ですね。

 

 

でも、しばらくするとその後追いも収まり、遊びに夢中になります。その目安は1歳前後です。

 

 

この頃になると歩けるようになってきます。歩けるようになるとハイハイ期よりも行動範囲が広がってきます。

 

 

また、ハイハイ期よりも視野も広がってきますので、好奇心が増々爆発してきます。

 

 

そこで、ママよりも他のことに関心が向いてくるのです。

 

 

しかし、やっと後追いが終わったと安心していたら、ある時期になると後追いのような行動が再発してきます。

 

 

そんなご相談を頂きましたので、シェアさせていただきます。

 

 

 

柴田さん、こんにちは。◯◯です。息子への最近の悩みについてご相談させてください。

 

 

ここ最近、かまって欲しいという欲求がものすごいです。

 

 

今までも出来る限り相手をしてあげるようにしてきましたが、最近は少しでも離れるととっても激しく泣きます。
 

 

私がトイレに行ったり、身支度するため洋服を着替えに別室へ行ったり、ご飯の準備をしにキッチンへ行ったりと全て離れるときは説明してから行くのですが泣いて追いかけてきて、抱っこをせがみます。

 

 

あまりにも抱っこをして欲しいアピールをずっとする時は料理している手を止めて抱っこして話しかけ、一度一緒に遊んだりするのですが落ち着いてからまた声をかけてキッチンへ行くと追いかけてきて泣きます。
 

 

台所でできる遊びや研究も、し尽くしたのでずっと足にしがみつくか、抱っこを求めてきます。

 

 

それでも「少しの間待ってね」と言って抱っこや遊びに応じないと、コンロのスイッチを触ったりウォーターサーバーの水を出したり、いつも「やらないでね」と言い聞かせていることをして私の気を引こうとします…。

 

 

ここのところ1日3度のご飯作りが辛くなってきて、どうやって待たせようか、簡単に済ませられないかととても悩んでしまいます。

 

 

何してもダメな時はおんぶもしますが、これも時間の問題で途中で降りたくなってしまって暴れることがあります。

 

 

お昼寝も1日に一回、1時間程度と短くなってきていますので、お昼寝中にご飯作りをするのは難しいです。

 

 

それに、お昼寝してくれている間くらいは私もお茶くらい飲みたいのですf^_^;)

 

 

キッチンでご飯を作りながら息子の相手ができる方法はないでしょうか?

 

 

 

ご相談者のお子様は、このメールの月が満1歳のお誕生日を迎えます。コンサルを始めてすでに半年以上が経っています。

 

 

お子様の成長に合わせて悩みを逐一解消してきました。そのお陰で、成長もすこぶる順調です。

 

 

生後9ヶ月から歩けるようになっています。ですので、しばらくはヨチヨチとどこにでも歩いていたのです。

 

 

でも、まもなく1歳のお誕生日を迎えるようになったときから、再び「かまってちゃん」に戻ってしまいました。

 

 

これは、どの子供にも現れる行動のひとつなのです。早速コンサルをさせて頂きました。

 

 

 

◯◯さん、こんにちは、 柴田です。

 

 

>最近は少しでも離れるととっても激しく泣きます。

 

 

心が成長している証です。

 

 

>遊びや研究もし尽くしたのでずっと足にしがみつくか、抱っこを求めてきます。

 

 

おんぶをしてあげて下さい。「ママはこれから美味しいご飯を作るから、一緒に見ていてくれるかな」と話しておんぶしてあげ、その間も「これがにんじんよ、今日のごはんに入れるからね」と常に話しかけてあげて下さい。

 

 

>いつも「やらないでね」と言い聞かせていることをして私の気を引こうとします…。

 

 

太郎(仮名)君は頭がいいですからね。どうにか振り向かせようと必死なのです。

 

 

>どうやって待たせようか、簡単に済ませられないかととても悩んでしまいます。

 

 

どうしたら待ってくれるのかではなく、どうやって参加させてあげようかという気持ちにチェンジして下さい。

 

 

>これも時間の問題で途中で降りたくなってしまって暴れることがあります。

 

 

この時に、野菜を持たせてあげたり、話しかけてあげたりしていますか。

 

 

>お昼寝中にご飯作りをするのは難しいです

 

 

ならば、逆転の発想です。先程も言いましたが、どうしたら太郎君が一緒にキッチンに立てるのかを考えていきましょう。

 

 

>お昼寝してくれている間くらいは私もお茶くらい飲みたいのですf^_^;)

 

 

そうですよね、◯◯さんにも一息つく時間は必要です。

 

 

>キッチンでご飯を作りながら息子の相手ができる方法はないでしょうか?

 

 

キッチンに付いている戸棚には太郎君が引っ張り出してもいいモノを入れてあげて下さい。

 

 

そこで遊ばせてあげる事と、新聞紙を敷いた上に野菜をゴロゴロ置いて、自由に遊ばせてあげて下さい。

 

 

太郎君は、ママが自分以外の何かに気を取られているその「何か」が知りたいのです。その欲求を満たす為の対策を打ち出していきましょう。

 

 

◯◯さんも家事が進まず苛々してしまうかもしれませんが、この時期にしっかりと向き合う事、好奇心を満たしてあげる事で、◯◯さんの苛々や、寝不足が解消されるのです。もう一度、生活スケジュールを見直して下さい。
 

 

タイムスケジュールを変更し、家事をする時間を設ける事と、太郎君と向き合う時間を作る様にしましょう。

 

 

太郎君は再接近期です。これは◯◯さんが安全基地となり安心感を与えてあげる事ですぐに治まります。

 

 

ファイルを添付しますので、読んでみて下さいね。

※再接近期
 

 

 

柴田さん、こんにちは。◯◯です。アドバイス、ありがとうございました。

 

 

まず、今の息子の状態は「再接近期」なんですね!

 

 

ファイルを読んでとても納得しました。再接近期ということを知っただけで、考え方がガラっと変わり、心が軽くなりました。ありがとうございます。

 

 

その心理を知ったら、しがみつきや後追いも愛おしくなって、昨日は子育て支援センターから家に帰ってきて、抱っこ紐から下そうとしたらしがみついて泣きそうになったのですが(今まではそんなことありませんでした。すぐおもちゃで遊び始めてました。)、柴田さんからの回答を拝見して無理に下ろさずそのまま抱っこしててあげることにしました。

 

 

そして抱っこのまま(初めてです)ゆっくり途中までしてあった夕飯作りの続きをしていたら寝てしまいました^^

 

 

一時的なものだと理解できたので、今は優しく抱っこしてあげて安心する言葉がけをしてあげようと思います。

 

 

> この時に、野菜を持たせてあげたり、話しかけてあげたりしていますか。

 

 

おんぶの時にこのような話しかけはしています。今後は野菜を持たせることをしてみます。

 

 

> どうしたら太郎君が一緒にキッチンに立てるのかを考えていきましょう。

 

 

目からウロコです。0歳児に食事作りを参加さようとは考えもしませんでした。

 

 

具体的にどうやって一緒にキッチンに立たせるかイメージが湧かないのですが、一緒に見せながら、説明しながら私が作るということであってますか?

 

 

野菜を洗わせたり実際に料理させるということではないですよねf^_^;)

 

 

戸棚の中に触ってもいいものを入れて遊ばせたり(←これは散々やったので飽きてきていますが)ということですね?

 

 

> 新聞紙を敷いた上に野菜をゴロゴロ置いて、自由に遊ばせてあげて下さい。

 

 

これは、やってみたいと思います。土がついているじゃがいもや人参を口に入れても大丈夫でしょうか?f^_^;

 

 

>その欲求を満たす為の対策を打ち出していきましょう。

 

 

私がしている事そのものについて知りたいのですね。ナルホド・・・。できるだけ一緒に参加させて家事をするということですね。

 

 

>家事をする時間を設ける事と、太郎君と向き合う時間を作る様にしましょう。

 

 

実は1月から早朝散歩にほとんど行っていません。行ったのは今年に入って数回です。

 

 

これは太郎の風邪や私の体調不良もありましたが、あとは朝が寒すぎて行けてませんでした・・・。

 

 

でもやはり早朝散歩してないことが愚図りを呼んでいるようにも思えて、ずっと気になっていました。

 

 

ということで、今朝は行ってきました。

 

 

もう歩けるのでラジオ体操中はベビーカーから降りたくなって不機嫌になるので、ラジオ体操には行かずに公園と電車を見に行ってきました。

 

 

時間は30分ほどでしたが、これだけでも少しは満たされたでしょうか…?

 

 

あとは、毎日意識して外に出るようにしていて、子育て支援センターにはほぼ毎日のように遊びに行っています。

 

 

これからは外の公園で歩かせたり砂遊びをしたりするのも取り入れていこうと思います。

 

 

ファイルは本当に勉強になりました。ありがとうございます。

 

 

新聞紙で遊ばせることについてですが、インクは害はないですか?新聞を触ろうとしたらついチラシにすり替えてしまいます・・・。

 

 

 

◯◯子さん こんにちは 柴田です。

 

 

>再接近期ということを知っただけで、考え方がガラっと変わり、心が軽くなりました。

 

 

それは良かったです。

 

 

>柴田さんからの回答を拝見して無理に下ろさずそのまま抱っこしててあげることにしました。

 

 

いいですね。

 

 

>今は優しく抱っこしてあげて安心する言葉がけをしてあげようと思います。

 

 

素晴らしいですね。気持ちにだいぶ余裕が出て来ましたね。

 

 

>一緒に見せながら、説明しながら私が作るということであってますか?

 

 

そうですね。出来る限り一緒に料理に参加している気分にさせてあげましょう。

 

 

野菜などで遊ぶだけでも、本人は一緒にお料理している気分になれますよ。

 

 

>土がついているじゃがいもや人参を口に入れても大丈夫でしょうか?f^_^;

 

 

心配であれば、洗った野菜を置いて好きなように遊ばせてあげて下さい。玉ねぎやトウモロコシの皮むきなんかもいいですね。

 

 

>できるだけ一緒に参加させて家事をするということですね。

 

 

その通りです。

 

 

>あとは朝が寒すぎて行けてませんでした・・・。

 

 

そうでしたか。

 

 

>ということで、今朝は行ってきました。

 

 

ありがとうございます。頑張りましたね。

 

 

>時間は30分ほどでしたがこれだけでも少しは満たされたでしょうか…?

 

 

行くのと行かないのでは雲泥の違いがあります。一歩前進できましたね(^ ^)

 

 

>これからは外の公園で歩かせたり砂遊びをしたりするのも取り入れていこうと思います。

 

 

いいですね。寒いですが頑張って色々な所に出向いて、沢山刺激を与えてあげて下さいね。

 

 

>新聞を触ろうとしたらついチラシにすり替えてしまいます・・・。

 

 

そこまで気にしなくても大丈夫です。遊んだ後に手をよく綺麗にしてあげて下さい。

 

 

 

まだまだ、ご相談は続きましたが、要点だけご紹介しました。

 

 

メールの中でご紹介した「再接近期」というのは、ハンガリー出身の小児科医であり精神科医、そして発達心理学者であるマーガレット・マーラーによる理論です。

 

 

このブログの冒頭に説明していますが、「再接近期」を簡単に説明します。

 

 

子供は、いずれ自立していきます。

 

 

しかし、自立するためにその練習段階があります。母親から離れて冒険をするのですが、やはり怖いのでまた母親のもとに戻ってきます。

 

 

それを繰り返しながら次第に外界への冒険を怖がらなくなるのです。

 

 

そんな冒険の途中で、ふと振り返ったらママが遠くに行ってしまったという不安が蘇ります。

 

 

そこで、またママのところに帰ってくる時期が来るのです。ママのところに帰ってきてギュッと抱きしめてもらうことで安心感を取り戻し、また外界に冒険に行こうという勇気が湧いてくるのです。

 

 

これをマーガレット・マーラーは「再接近期」と呼んでいます。

 

 

しかし、こんなことを教わったママは、ほとんどいませんよね。だから、育児が不安になって当たり前です。

 

 

育児には、わからないことがたくさん出てきます。わからないから不安になりますし、イライラの原因にも繋がるのです。

 

 

しかし、赤ちゃんの言動の原因がわかれば、ママも安心し愛おしさが増してくるのです。

 

 

育児は学ぶ時代です。学ぶことでママも安心することが出来ます。イライラする事も減ってきます。

 

 

ママが笑顔だと赤ちゃんも安心して自分の好奇心を満足させるための行動を取ることが出来、才能をぐんぐんと伸ばすことが出来るのでする

 

 

育児というのは、誰にも教えてくれたことのない命を預かる大変な“仕事”です。

 

 

掛け替えのない大切な子供を無事育てるためにも、また、その無限の可能性を持った子供の才能を伸ばすためにも育児という“科目”を学びませんか?

 

 

僕がわかりやすくサポートさせて頂きますよ(^o^)

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。