こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、新型コロナウイルス感染者はあなたの隣にいるかもしれないというお話です。
昨日29日に中国武漢から日本人206人を乗せたチャーター機が羽田空港に到着しました。今日30日にも第二陣の200人が帰国する予定です。
そして、帰国した人は症状の出ない人は、自宅待機という指示が出ています。2週間自宅で待機ということですが、家族も隔離できるわけがないですよね。
買い物に出かけなければ餓死しますし、デリバリーを頼めば持ってきてくれた人に感染する可能性があります。その店員が感染すればお店の人全てに感染します。
そんな危険性があるのに政府は自宅に帰らせたのです。その上、空港で帰国した二人にインタビューの場を設けていました。インタビューに応じた二人はマスクも隙だらけでした。
実際に同じチャーター機に乗っていた12人が体調不良を訴えて入院しています。
あの狭い飛行機の中にいたということは感染の可能性が大きいでしょう。それなのにどうしてインタビューの場を設けたのでしょうか?もし、あの二人が感染者ならばインタビューした数人の記者も感染する可能性があります。
その記者たちが公共交通機関を利用すると無差別に感染者が広がってしまいます。また、会社に帰って社員に感染する可能性もあります。
もっと恐ろしいのはチャーター機を利用した人の中で症状のない二人が検査もせずに帰宅したということです。
この二人は全く危機意識がありませんので、公共交通機関も平気で利用するでしょう。そして、家族にも平気で遷すでしょう。また、平気で出歩くでしょう。
そんな感染者がどこにいるのかわかりません。もしかしたら、あなたのご近所をウロウロしているかもしれないのです。マンションでエレベーターという密室の中に同乗しているかもしれないのです。
中国では2歳の子供の感染者も出ています。
風邪やインフルエンザ患者は1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを放出すると言われています。
自衛手段として、外出するときには必ずマスクをすることです。それも立体型マスクのほうが顔に密着しますのでより安全です。
また、マスクの表面には、風邪やインフルエンザなどのウイルスがついている可能性があります。そこで、マスクの表面には触らず、耳の付近のゴムをつかみ外しましょう。外したら直ちにゴミ箱に捨て、手を洗ってください。
- 外出先から戻ったら、玄関先でマスクをはずす
- 手洗いやうがいの後は、使い捨てのペーパータオルを使う
- ぬるま湯と石けんで定期的に手を洗う
- なるべく目や鼻を触らない
- 健康的な生活を維持する
これを家族全員に徹底してください。恐らくマスクの品切れも予想されます。すでにネット上では「欠品中」との表示が出ています。今日中にマスクを買っておきましょう。
WHO=世界保健機関などによりますと、今回の新型コロナウイルスに感染し、発症した際の主な症状は、
- 発熱、
- せき、
- 息苦しさなど呼吸器症状、
- 筋肉痛やけん怠感
などが報告されているということです。
そして、もし感染したかもしれないと思ったら医療機関に来る前に病院での二次感染(他人に遷したり、ただの風邪だったのに感染者に遷されたり)を防ぐため、まず最寄りの保健所や医療機関に電話で相談したうえで、専門の医療機関を受診するようにしてください。
治療方法については現時点ではわかっておらず、有効な治療薬やワクチンもありません。予防するしか手がないのです。先程あげた予防法を家族みんなで共有してください。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。