子育ては登山と同じ。足元ばかり見ていては辛くなる。
富士山のような高い山に限らず、ちょっと山登りを楽しもうという時、先ずは麓から山の頂上を眺めます。そして「よーし、あの山の頂上に立つぞ!エイエイオー!」などと自分や家族を鼓舞して歩きはじめます。
歩き始めた時には、山頂に立った時の達成感や空気の清々しさを想像しながら目を輝かせています。
ここは、妊娠し出産間近になった時や、出産後間もなくの時期の心意気に似ているのではないでしょうか?
「いよいよ赤ちゃんが生まれる」
「毎日、赤ちゃんと一緒に過ごせる」
「幸せな毎日が待っている」
そんな事を考えながら気持ちも高ぶっている時期です。
そして、登山道を歩き続けると、岩場があったり、急勾配の道があったりと、思いもよらない難所も出てきます。
そんな時は、怪我のないようにと、自分の足元ばかりを見て登ることになります。息も上がってきて、膝も震えが来るようになります。山頂に登るんだという気持ちも薄れてきて、だんだんと登ること自体が辛くなってきます。
足元を見ながら登っていると、登っても登っても永遠に頂上に届かないのではないかと不安になります。
ここも育児に例えるならば、毎日赤ちゃんの泣き声ばかり聞き続け、日中だけでなく夜中も絶え間なく泣き続ける赤ちゃんに「なんだか辛い」と感じ始める時期です。
登山ならば、途中で足を止めて切り株にでも腰を下ろして水筒に入れたお水を飲んで一服ということも出来ますが、育児の場合はちょっと休もうと思っても、そんなときに限って赤ちゃんが泣き声を上げて訴えてきます。
「もう、いつになったら泣き止んでくれるの?」
「たまには、ゆっくり寝かせてよ」
あんなに待ち遠しかった赤ちゃんとの暮らしに、そんな愚痴も出てくる頃です。
こういう愚痴が出たときこそ、顔を上げて頂上を眺めて下さい。今は辛いけど、もう少し頑張ればあの頂上に立つことが出来る。あの頂上で飲む水筒の水はどんな高級なお水よりも美味しいということを思い出してください。
そして、後ろを振り返って、登り始めた麓を眺めてみましょう。「もう、ここまで登ってきたんだ」という達成感が湧き出ることでしょう。
いつの間にか(育児というのは毎日辛いことばかりだ)と感じていたことが赤ちゃんの成長を冷静に見ることによって驚くほどに成長していることが見えてきます。
待ち望んだ赤ちゃんを「頑張って育てるんだ」と誓ったときに、自分はどんな母親になりたいのかと自問自答したはずではないでしょうか?
それが今では、おむつを替えてミルクやおっぱいをあげるなど、眼の前の赤ちゃんに振り回されて山の頂上を見失っているのです。
我が子をどんな大人に育てるのか、自分はどんな母親になりたいのか。登山であれば、富士山の麓に立ったときの気持ちを思い出してください。
育児に限らす、どんなことでも同じです。目標を見失ってしまっては迷うばかりです。しっかりと目標を見据えて今すべきことはなんなのかを再認識して下さい。
そうすることで育児に悔いを残さずに、我が子が成長したときに自分の育児を振り返り頑張ってきてよかったと自分で自分を褒めるようになるでしょう。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児期間を、僕と一緒に目一杯楽しみましょう。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
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