赤ちゃんのやけど。加湿器に注意!
こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。昨日は、こちら船橋でも朝から深々と雪が降り続いていました。寒い日が続いています。風邪など引いていませんか?
風邪予防には湿度を50~60%に維持することも大切だと言われています。では何故、湿度を上げることが必要なのでしょう?
風邪やインフルエンザの原因となるウィルスは、湿度が低くなると空気中を浮遊しやすくなり、鼻や口に入りやすくなります。
その上、湿度が低いと鼻や口の粘膜も乾燥してバリア機能が弱まり、ウィルスが体内に入りやすくなるのです。
まだまだ風邪の季節は続きます。湿度を上げることと適度な換気をして風邪予防をして下さいね。
でも、加湿器を使うことに寄って別の怪我にも繋がります。消費者庁からこんなメールが来ています。
Vol.390 加湿器でのやけどに注意!
消費者庁には、加温して蒸気を出す加湿器で、やけどをする事故情報が医療機関から寄せられています。
●「廊下に置いた加湿器から出ている蒸気に子どもが手をかざし、その手を蒸気噴出口に置いてしまい、手の指をやけどした。すぐに流水で冷やした後、医療機関を受診した。 」(1歳)
●「キッチンカウンターの上に乗せていた加湿器のコードを、保護者が目を離した隙に、子どもが引っ張ってしまい加湿器が倒れた。中のお湯をかぶり、前胸部及び左手足にやけどを負った。」(0歳)
加温して蒸気を出す加湿器は、蒸気だけでなく、本体の蒸気噴出口や、中のお湯も熱くなっています。
子どもが加湿器に触れたり倒したりしないよう、手の届かないところに置いたり周囲に柵を設置したりするなどの対策をしましょう。
また、コードは、引っ掛けたりすることがないように取り回しに注意しましょう。
赤ちゃんは何にでも興味を示します。ハイハイが出来るようになった赤ちゃんや歩き始めた赤ちゃんも注意が必要です。
また、加湿方式によってもそれぞれのメリット・デメリットがあります。
●気化式 メリット 吹き出し口が熱くない。デメリット 加湿力は弱め。
●超音波式 メリット 消費電力が少ない。デメリット 結露を起こしやすい。
●スチーム式 メリット 即効性がある。デメリット 蒸気が熱い。
●ハイブリッド式(加熱+気化) メリット 気化式より加湿速度が早い。デメリット 電気代がかかる。
●ハイブリッド式(加熱+超音波)メリット 加湿速度が早い。デメリット こまめなお手入れが必要。
最近は、加湿器付き空気清浄機も一般的ですね。柴田もこれを二台使っています。お陰様で数十年風を引いた記憶がありません。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児期間を、僕と一緒に目一杯楽しみましょう。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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