こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
子供たちは夏休みに入りましたね。
旦那様も来月になればお盆休みを取られるのではないでしょうか?
長期休みになれば、どこかに出かけるご家庭も多いでしょう。
それは子供の社会性を育てる絶好の機会です。
いつもなら家庭内でママと2人で過ごす。
近所の公園に遊びに出かけた時に、お友達と平行遊びをする。
そういう現実をみると、子供たちの世界は小さな世界です。
でも、夏休みに入ったら新しい「他者」との接触や交流などの機会を与えられることになります。
海や山への旅行やテーマパークに遊びに行く、あるいはレストランに食事に行く。
帰省時にジジババや親戚との交流があります。
また、お祭りを見学に出かけたり、ご先祖のお墓参りをするなど、今までにない世界が目の前に繰り広げられます。
そういう非日常の世界では、親の態度が普段以上に影響を与える事になります。
たとえば、旅行に出かけたときは、宿泊する旅館やホテルは自宅とは全く違います。
子供は、新しい世界は不安でいっぱいです。普段以上に親に頼ろうとしています。
その時に子供は親の仕草や言動をつぶさに見ています。
旅館の従業員に対して横柄な態度を取る親を見て育つと、子供が大人になったときにも同じように横柄な態度を取るようになるでしょう。
また、部屋の設備の使い方なども、ぞんざいに扱うと子供もぞんざいに扱うようになります。
ここは、親の日頃の考え方や行動が現れやすいということです。
気が緩んでいますからね。
夏休みを気持ちよく過ごすためにも、相手に対する思いやりを持った行動をして下さいね。
気持ちよく旅館が使えるのは、お金を払っているからではありません。
従業員の方々が一生懸命掃除をしてくれているからです。
旅館を利用する人も提供する人も同じ人間なのです。
子育て真っ最中のママだっているでしょう。
書き入れ時ですから、休めません。子供に我慢をさせているママもいるでしょう。
そういう人達がいるからこそ、気持ちよく夏休みが楽しめるのです。
「ありがとう」という感謝の気持ちを持って、丁寧に接してあげて下さい。
その気持と態度をみて子供たちも育ちます。
これが社会性を育てる一つの方法となります。
「自分は総理大臣だ」「自分は高級官僚だ」と国民の声を無視した姿をさらけ出せば、国民から見捨てられると同じですね。
7月26日は韓国在住のミンソママさんがwebセミナーを開催しますよ。
テキストや顧問契約でお聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
当ブログはリンクフリーです。トラックバック・リンクはご自由にどうぞ。 役に立つと思ったら、どんどん紹介して下さい。あなたがリンクしてくれたおかげで悩み苦しんでいるママを助けることになるかもしれません。