こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、子供の質問攻めを
放置してはもったいない
と言うお話です。
我が子に喃語が出始めた時、
その喃語に応えてあげるというのは、
なんとも幸せな時ですよね。
そして、その喃語が初めて
言葉らしいものになった時、あなたは、
- 「わー!初めて喋った!」
- 「今、ママと言った!」
と感激しましたよね。
しかし、喜んでいると今度は、
- 「イヤ!」
- 「ママ大嫌い!」
などと憎まれ口を叩くようになって
イライラしてしまいます。
そのイヤイヤ期が過ぎると今度は、
- 「あれなに?」
- 「これなに?」
- 「どしてなの?」
と、今度は質問魔になります。
具体的には、聞く言葉、書いてある漢字、
話した内容に出てくる言葉、
また、花の名前、色の名称、
それこそ目があうと質問です。
聞こえないようにしていても、後ろから、
「ねえねえ、XXって何、どういうことなの?」
という様に、ママが話をしてくれるまで
しつこく聞いてきます。
公園でカラスを見つけると、
「なんで飛ぶの?」
「何で黒いの?」
挙げ句の果ては
「なんでここにいるの?」
もう質問の嵐です。
初めのうちは一生懸命に
答えを探して質問に答えていました。
でも、いくら答えても質問が止まりません。
あなたは、そんなときにうんざりして
- 「あとでね」
- 「お家に帰ってから調べようね」
という言葉でごまかそうとしていませんか?
実際に「あとで」調べてあげれば
何の問題もありません。
それこそ勉強熱心なお子様に育ちます。
しかし、「あとでね」と
言っておいたにもかかわらず、
子供が忘れていることに
「しめしめ」と、その質問を
なかったことにしていませんか?
「あとでね」といったら、
その質問から逃れられるとばかりに、
それを繰り返すと、
あなたのお子様にとっては、
「あとでね」と言う言葉は
「なにもしない」という意味に
理解してしまいます。
そうなると、
おもちゃをお片づけしない子供に
向かって「片づけなさい!」
と命令した時に
お子様から出る言葉は、
「あとでね」となりますよ。
子供が質問魔になったときは
知的好奇心がどんどん
湧き出ている時なのです。
その知的好奇心を満足させてあげることで
子供は学ぶことの楽しさ
知らないことを知る喜び
に目覚めるのです。
子供が質問してきたときは
できるだけ手を止めて
子供に向き合って頂きたいのです。
天ぷらを揚げているときに
「ねぇ、ねぇ」
と聞いてきたら
(後もう少しでカラッと揚がる)
というときでも、
『ちょっと待ってね』
ではなく、
すぐに火を止めて
子供の目線に降りて
『なに、なに?』
と子供の質問に
向き合って頂きたいのです。
天ぷらが台無しになっても
それは一時のことです。
子供の知的好奇心が潰れると
一生の後悔になってしまいます。
そして、簡単な質問なら
答えても良いのですが
答えをすぐに出さないで
- 「さあ、どうしてだろうね」
- 「あなたならどうしてだと思う?」
と質問返しをして欲しいのです。
そして、子供が一生懸命答えたとき
どんな突拍子な考えでも
それを否定しないことです。
- 「なるほど、そういう考えもあり得るよね」
- 「それは凄いね」
- 「良い考えね」
などと受け入れることです。
自分の考えが受け入れられると
次の質問にも一生懸命考えて
答えてくれるようになります。
ママも子供も解らないときには
一緒に図鑑なり辞典なりを
見ながら答えを探して欲しいのです。
ちなみに、東大生に
「親は自分の話を聞いてくれましたか?」
と聞くと、90.7%の東大生が
『YES』と回答しています。
つまり、現役東大生90%の親が、
子供の話をしっかり聞いていたのです。
そして、多くの大学生は
講義が終わると次の講義に向かうか
友達とだべるのが当たり前の光景ですが
東大生は授業が終わった後に、
みんな教授に質問に行くのです。
- 「ここがわからなかったです!」
- 「ここって、教授はどういう意見をお持ちなんですか?」
などと質問するために、多くの学生が
教授の前に並んでいるのです。
これはやはり幼児期に
- 親が質問に真剣に対応してくれた
- 質問をすれば必ず一緒に考えてくれた
- 解らないことがあれば答えを探してくれた
など、質問すると答えが返ってくる
ということが習慣として
身についているからなのです。
子供にとって親は世界一の先生です。
その先生が生徒の質問を無視すると
生徒の成績が上がらないのは
火を見るより明らかです。
子供が質問魔になる前に
そのことをよく頭に入れて
子供と向き合う習慣を作って下さいね。
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございました。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。

