こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
当協会のテキスト購入者様から、
毎日のように、ご自分の子供の成長を
知らせるメールが来ています
多くのママさんは、その成長度が
どのくらいのレベルなのか
わからないようです。
平均の発達度と比較すれば、
驚くべき発達を遂げています。
信じられない発達度なんです。
でも、ご本人は「それが当たり前」
と思っているようです。
毎日見ていれば、
そして自分の子供だけを見ていれば
「それが当たり前」なんですね。
ここでは、平均的な赤ちゃん像として、
1歳6ヶ月の赤ちゃんの
成長度を見てみましょう。
1歳6ヶ月頃になると、
ほとんどの赤ちゃんが
歩けるようになります。
よちよち歩きだったり
スタスタ歩きだったりと
成長の早い子もいれば
ゆっくりと成長する子もいます。
どちらにしてもママやパパは
歩くようになった我が子の姿を見て
自然に目尻が緩んでくるでしょう。
成長の早い子は
小さな手を引いてあげると
近所の公園まで歩いてくれるでしょう。
でも、大人のように目的地まで
一直線ということはありません。
道端に咲いているお花を見つけたり
ダンゴムシを見つけたりすると
立ち止まり、しゃがみこんでしまいます。
大人よりも目線が低いので
大人が見逃してしまうような小さなものに
目が向いてしまいます。
そして、よくあるのが高いところに
登りたがります。
うちの近所にイエローハットがあるのですが、
その店の前に歩道と区別するように
低いブロック塀が設置されています。
ちょうど小さな子供でも登れる高さです。
そこに通りかかると必ず幼い子供が
ママに手を引かれて
その塀の上を歩いています。
ここでママは「早く公園に行って遊ぼうよ」
とイライラするかもしれません。
子供は公園に行って遊ぶと言うより
お家から出たときから
すでに遊びが始まっているのです。
ママと一緒に歩くこと自体を
楽しんでいるのです。
そして、歩くことで脳も
活性化しているのです。
二本足で歩くということは
バランスを取る必要があります。
しかし、そのバランスを取るのが
幼い子供の場合は
とても脳を使うのです。
大人と違って幼児は頭が大きいので
身体の上の方が重くなります。
ですので、倒れやすいのです。
子どもはよくコケますよね。
それはバランスが悪いからなのです。
ですので、歩き始めたときには
そのバランスを取る練習をしているのです。
そして、疲れた時に、ふと道端に目をやると
小さなお花が咲いていたり
ダンゴムシが何匹も動いていたり
するのを見つけます。
すると、ちょっと休憩とばかり
しゃがんで研究を始めるのです。
その研究は将来の勉強の基礎になります。
ですので、ゆっくりと見守ってくださいね。
1歳6ヶ月を過ぎても
まだ歩く気配が感じられない場合は、
手足の機能がまだ十分に発達していない
と考えて下さい。
そんなときには、
ベビーマッサージや赤ちゃん体操をして
手足の機能の発達を促してあげましょう。
また、言葉も話せるようになってきます。
「ママ」や「パパ」が話せるようになると
親も益々子育てが楽しくなりますね。
絵本で見た犬を見つけると「ワンワン」
車が走っていると「ブーブー」
お腹が減ってくると「マンマ」など、
意味のある言葉を
いくつか話せるようになってきます。
発達の早い子なら「わんわん、いた」
などの二語文を話せる子も出てきます。
でも、殆どの場合は一語文ですので
焦る必要はありません。
子どもは早く話せるようになりたい
と思っています。
どうやって話せばいいのかが
わからない段階です。
ですので、我が子に話すときには
ゆっくりと話してあげて下さい。
子供はママの口元を注視するでしょう。
お口のマネをしようと研究しているのです。
ゆっくりと大げさなくらいに口を意識して
お話してあげてくださいね。
いかがですか？
1歳6ヶ月の赤ちゃんの姿です。
ここに書かれてあるのは、
あくまでも「平均」の成長度です。
柴田メソッド®を実践しているママは
ご自分の赤ちゃんと比べて見て下さいね。
恐らく、我が子の成長の速さに
驚かれるのではないでしょうか？
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。