第16回潜水医学講座 小田原セミナーの為、小田原へ行って来ました。


会場は小田原市民会館です。



今回の講座は 1時間☓4 です。



内容は


1、高気圧作業安全衛生規則改正 ~何が変わってどうなるのか?~


2、混合ガス潜水・酸素減圧時の酸素中毒とリブリーザー潜水時のCO₂中毒

  耳抜き不良と潜水事故


3、現在の日本ダイバーケア、ダイビング教育の正当性について考える


4、中高齢者ダイバーの潜水事故と健康管理について




しっかりとした資料も頂き、これに基づいての講座です。





1時限目 


今年の4月より施行される法令の改正点と今後の対応と言う内容で


事業者としての自由度が増す変わりに責任も重くなるという内容でした。


意識の高い事業者にはとても良い規則になったと思います。




2時限目


特に耳抜き不良による鼓膜への影響と


そのメカニズムを図を使いながら分かり易い説明でとても良い勉強となりました。


また、「抜けづらいが抜けている」ダイバーの危険性も良く分かりましたよ。




3時限目


日本のダイビング講習は収益を上げる為に、ダイビングのリスクを隠し


「簡単、誰にでも、泳げなくても」出来る事をアピールし過ぎた結果、


世界のダイバーに馬鹿にされるほどのスキルと知識不足ダイバーが


量産されてしまっている事をお話されてました。


この件についてはオイラも同感です。




4時限目


高齢者の事故が増えている事を踏まえての集計結果から


シニア層へのダイビング指導団体の認識不足を上げられていました。


シニア層の体力の衰えをしっかり認識する事が大切との事です。


「出来たはず、脳と身体に時差がある」との事でした。




年1回のとても為になる講座ですので来年も参加したいと思います。


ご無沙汰をしている多くの知り合いにも会え


また、新しい出会いも楽しみにしています。

「深海魚のすべて」と言うビデオを見ました。


最近は、インドアです (>_<)




この番組では深海潜水艦が出来る以前の深海魚類学と


深海潜水艦が出来てからの深海魚類学による


新種発見と生態が分かってくるまでの対比をしながら進んで行きます。




50年以上前では研究者は船より網を海に入れる事によって深海魚を採取していました。


しかしながら、深海魚は浅い所にいる魚と比べて体内の水分が多く柔らかい為、


また、高水圧(深海)から低水圧(浅海、船上)へ短時間で引き上げられてしまう為、


浮き袋が膨らみ口から出ていたり、目が飛び出ていたりしました。


その為、形態の変形はもちろん、短時間で死んでしまっていました。


これにより、生態観察は出来ません。




また、「デメニギス」と言う魚については、大きな空洞の中に目があると思われていました。



実際は透明なゼラチン状の物質に囲まれ


戦闘機のコックピットのキャノピーのようなドームに囲まれていす。




深海潜水艦が発明された事により、深海で生きたままの魚を観察出来るようになりました。


しかしながら、深海魚の一生を観察するだけの時間を水中で今だ過ごす事は出来ません。


そんな訳で、まだまだ謎だらけだそうです。



「ディープ オーシャン」と言う番組を見ました。



一昔前の撮影のようで、今見ると画質が良くありません。


とは言っても、番組の質はなかなかの物でしたね。





ジンベイザメがイワシの群れにアタックをかけているシーンでは、


逃げまどうイワシの群れがトンネル状になって行く過程が幻想的で素晴らしい。





バショウカジキの群れがイワシの群れにアタックして行くシーンも


そのスピード感が大迫力でした。





ところで、バショウカジキは鼻先がとても尖がっていて


仲間同士でぶつかると大けがをしてしまいます。


その為、これから自分が何をするのかを仲間に知らせする為に


青や黒、縞模様などに体色を変化させてこれからの行動を知らせていると言われたいます。


優れた、コミュニケーションだと思いませんか?


凄いですよね。


「食べられる深海魚ガイドブック」と言う本を見つけました。



魚食スペシャリストとしてはほっておけません。


即、購入!!





一般的な深海魚も載っていますが、


食べた事の無い深海魚も多く載っていました。


なかには、「あまり美味しくないけど食べられます」の記載も。


数合わせの為に、無理して載せているのでしょうか?




しかしながら、食べられると分かったからには何時か食べてみないですね。




巻末には深海魚料理の専門店のリストがありましたよ。


数は多くありませんが、いくつかのお店には行けそうです。




そう言えば以前「オオグソクムシ」を食べました。


こんなやつ ↓





これも、載ってた!!



調理されると こんな感じ ↓



味は、シャコのような感じでした。

「クラゲの不思議」と言う本を読みました。



この本はとても良くまとまっていて、誰でもクラゲに対する知識を深める事がで見ます。


著者はクラゲの研究者でありながら、難しい用語を使わずに分かり易く基礎から書かれています。


それでいて、内容はとても濃いものです。




クラゲの増殖は、雄と雌が出会う有性生殖と自分のクローンを作る無性生殖は有名ですが、


第3の「ストロビレーション(横分体形成)」と言う増殖の方法がある事を知りました。


しかも、この3つの方法はそれぞれ種の生き残りをかけた優れた戦略です。




また、海の中の栄養状態や塩分濃度の変化に伴い、


クラゲの体を自由に変化さる事による生き残りの戦略も優れています。




5億年前からクラゲは存在し、形態もほとんど変えずに生き残っている事からも


生物的にとても優れた能力を持っていた事が伺い知れますね。




見た目からとても原始的な生き物のように感じますが、ある意味、


私たち人間よりも高度な生き残り戦略を持っているように思いました。