うだる暑さが続く中で月が替わって8月。
ここ函館南茅部の浜で、予定が流れていた天然真昆布採取が行われました。
海の上もかなり暑いんです。
そんな中、ガラス眼鏡で海中を覗き、マッカと呼ばれる真昆布を絡めてねじりとる道具を駆使して成長した真昆布を次々に採取していきます。
そして、2時間の採取時間が終わると終了のホーンが海岸線に鳴り響き、漁師さんは一斉に帰港してゆきます。
長さは養殖真昆布に比べて短いですが、見るからに身がしまり、厚みがあるのがわかります。
これが最上級の出汁を生み出す南茅部の天然真昆布です。
この浜も今年は1日だけの採取予定でしたが、実際に採取してみたところ、まだ採れるということで翌日も実施されました。
2016年1月の大時化の大打撃と環境変化によって天然真昆布は激減し、回復が遅れていたのですが漁業関係者さんの努力でようやく回復の兆しが見えてきましたね。
天然真昆布が無ければ養殖真昆布もこれまでの食文化も成り立たなくなってしまいます。
海の環境がこれからどうなっていくのかわかりませんから、まだ安心はできませんが、これで昨年より水揚げされることはほぼ間違いないと思いますので、取り扱いが少しでも増えてくれることを願います。
当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。
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