天候にも比較的に恵まれ、連日水揚げが続いているここ函館南茅部の養殖真昆布ですが、先週の15日から規格がそれまでの「早採り」から「本採り」に変わりました。
いよいよ最終形の水揚げです。
そんな中、2016年の大時化と環境変化によって激減している「天然真昆布」の採取が浜限定で行われています。
浜限定といってもさらに回復（繁茂）が見られる場所を指定し、すべてを採りきらないように回数も1回、2回でやめている状況です。
それゆえ、出漁している漁家さんも少ないですね。
養殖真昆布を兼業している漁家さんでは、数少ない天然真昆布を奪い合ってもしょうがないと養殖真昆布の水揚げを優先してる漁家さんも多いです。
しかし、こうして天然真昆布採取が行われると胸躍るものがありますね。
天然真昆布採取はだいたい朝の6時スタートで2時間、3時間で終了するのですが、スタートしてから1時間もすると船に山が出来ています。
このあと天然真昆布採取を予定している浜は、あと一か所だけですね。
まだまだ超希少な南茅部の天然真昆布ですが、この7年において関係するみなさんの努力もあり、徐々に回復が見られるようになってきました。また、まだまだ回復できる環境であることもわかりました。
これからに期待します。
当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。
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