函館南茅部では精力的に養殖真昆布の手入れ作業が行われています。 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。

 

見るからに寒そうな冬景色となっているここ函館南茅部。

 

実際に凍える毎日が続いているわけですが、1月も下旬になり、沖には連日のように養殖真昆布漁家さんが成長し始めた養殖真昆布の手入れ作業をしている光景が見られます。

 

 

朝方の気温はマイナス5℃前後が続いているわけですが、養殖真昆布漁家さんは、海が時化ていないかぎり、夜明けとともに沖へ向かっています。

 

気になる真昆布の成長具合ですが、一昨年に種付けしたばかりの若芽がホッケの食害にあうというアクシデントがあり、2021年は生産量を落としたことから、昨年暮れの種付けは時期やタネ糸の状態などを調整し、例年より遅めの種付けとなったので、今がちょうど種付けから一ヶ月という感じなのですが、漁家さんに聞くと伸びてきてはいるもののまだまだ細いとのことです。

 

まぁ、時間の経過を考えれば、そんなところだと思いますが、とりあえずホッケの食害にもあうことなく順調に進んでいるとのことでした。

 

この1月は北からの冷たい親潮の流入が多いのか、海水温が過去5年の中でもっとも低い水温になっています。

 

これが真昆布にとってプラスに働いて、これからどんどん幅が出て成長してくれることを期待しています。

 

さて、年明けとともにまたまた猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大ですが、変異種の「オミクロン株」で爆発的な感染力ですね。

 

各所で次々に過去最多のニュースが連日メディアに躍っていますが、そんな中、このような記事をネットで見ました。

 

・海藻のぬめり成分が新型コロナに高い阻害活性。「フコイダン」が抗ウイルス薬候補に

 

「真昆布」「がごめ昆布」に多く含まれている水溶性食物繊維の「フコイダン」が新型コロナウイルスに直接的な阻害活性が見られたという研究報告ですが、これを待っていたという感じです。

 

度々このブログでもご紹介している通り、水溶性食物繊維の「フコイダン」は免疫細胞を活性させる効果があるということはさまざまな研究で明らかになっているので、この新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、間接的にコロナに対抗しうるものとしてみなさまに主に「フコイダン」の含有率が高い「がこめ昆布」製品をおすすめしてまいりましたが、こうして直接的な効果まで期待できそうだとなると、ますます「がごめ昆布」を食生活に取り入れていただきたいですね。

 

ここ函館南茅部は縄文時代に一万年にわたって人々が住み続けていた場所。

 

こういった食材があることもそれを可能にした理由なのかもしれません。

 

縄文人は自然と向き合い生きている間にそういう体に良い食べ物の知恵を会得していたのではないでしょうか。

 

医学が発達している現代でも右往左往しているのにそのような知見もない時代に一万年にわたって生を繋ぎ続けるというのは途方もないことです。

 

(がごめ昆布)

当組合「きざみがごめ昆布」

 

身体によい海藻を食べて健康な日々をお送りください。

 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。

 

・お酢のこだわりのお話はこちら

 

道南伝統食品協同組合オフィシャル通販サイトはこちら

お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら(平日9~17時)
TEL:0138-25-5403
FAX:0138-25-3590

 

北海道の美味しい海藻を食べて健やかな生活をおくりましょう!

海藻を食べる簡単、料理レシピをご紹介している当組合のクックパッドページはこちら

 

このブログのランクアップにご協力していただければ幸いです。
このボタンをポチッと押してください。

   ↓


人気ブログランキングへ