南茅部天然真昆布漁 昔ながらの天日干し | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

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商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。


久しぶりに早朝から晴天に恵まれ夏空が戻ってきた南茅部の前浜。

今日もすべての浜で一斉に天然真昆布採取が行われていました。

 

 


こちらは臼尻漁港で水揚げしている昆布漁師さん。

人の居場所がないくらいの大漁です。



昔は手で船から岸壁に放り投げて、それを拾いリヤカーや軽トラックで干し場まで運んでいましたが今はユニック(クレーン付きトラック)で持ち上げてトラックに荷揚げして運んでいます。
 


ここは岩戸町の干し場です。


沖では地元定置網の野村水産さんが網起こしをしています。

 

 


日当たりも良く風通しの良いこの干し場、この昆布を干す作業だけは昔と変わらず人の手で行われ、かなり腰にくる重労働です。

干し方にも決まりがあって昆布の頭の方で真ん中が盛り上がっている方を表側にしてへこんでいる方を裏側にして干さなければなりません。

陽射しが強く気温も上昇してきて干しているそばからどんどん昆布が縮んでいきます。

乾燥機による昆布の乾燥技術の向上もあり今ではこのように石の上に並べて天日干しする漁家さんも少なくなってきています。


ご覧の通り、この南茅部の白口浜真昆布は他の地域の昆布と比べ長さが短く、身が厚いのが特徴です。

 

 


見てください!この分厚く茶褐色の真昆布を!

良い昆布です。

漁師さんが言っていました、やっぱり天然は養殖に比べ表面に出てくるぬめり、ねばねば(マンニットという甘味成分や旨味成分、フコイダンなど栄養成分)が違うと。

今年は浜によって若干、差はあるもののまだまだ天然真昆布はあるようです。

漁師さんたちの重労働を経て、いただいた海の恵み。

丹精込めて製品にしてお客様にお届けいたします。

 

 

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