南茅部の天然真昆布漁始まりました‼ | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

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養殖真昆布の水揚げが先行して行われていたこの白口浜真昆布の里、函館市南茅部(みなみかやべ)地区の前浜では先週17日(金)より今シーズンの天然真昆布漁がスタートしました。

 

 

 

 

 


天候や海の状況によって中止になっていた浜もありましたが、3連休の最終日、朝もやがかかる天候ではありましたが初めて南茅部地区のすべての前浜で天然真昆布漁が行われました。

昆布漁師さんたちには連休も関係ありません。

 

 

 

天然真昆布漁1
天然真昆布漁は採り手とトメ師(操縦)と中乗り(昆布整理)の人員3人が基本で、昔は最低限、採り手とトメ師の2人が必要でしたが、近年では「トメコ」という小型操縦機の登場で一人で昆布漁をされる漁師さんもいらっしゃいます。

トメという船の操縦は昔は〝しゃけ〟と呼ばれるオールのような道具で船を操船していたのですが、「トメコ」という小型操縦機は〝しゃけ〟を使った操船ではありえなかった船の移動を可能にしてます。

 

 

 

天然真昆布漁2
開始から1時間もすると天然真昆布で船がいっぱいになってきます。
 

 

 

天然真昆布漁3
採り手は〝ガラス〟と呼ばれる水中眼鏡の大きいものを頭からかぶり、海中をのぞきながら昆布のある方へトメ師に誘導を指示します。

その指示がよく聞こえなかったり、思う方向に船が移動できなかったり呼吸が合わないと、時には喧嘩になったりもします。

そして、昆布が採れるポジションに来たところで手に持つ〝カマ〟で昆布の頭をカットして引き上げるか、〝マッカ〟と呼ばれる道具で昆布を絡めて頭をねじり切って引き上げます。

 

 

 

天然真昆布漁4
ご覧の通り身が厚く茶褐色の天然真昆布、漁は9月まで続きます。
 



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