ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先日あるお取引先で打合せしていた時、「普通は10分で終わる仕事が30分以上かかることもある」というお悩みごとがありました。
詳細をお伺いしてみると、仕事をやっている時に
・営業の電話がかかってくる
・お客さんが来訪する
・宅急便で荷物が届く
といったことが同時並行的に起きるため、「集中してなかなか仕事に取組めない」というご相談でした。
たしかに受付に専任スタッフがいれば、少なくとも訪問客への対応や宅急便の受取り等は対応してくれます。
でも、専任スタッフを置くほどのボリュームはないといったケースもあれば、できるだけ人件費を抑えたいという意向もあります。
このため、中小企業の場合、少人数で複数の仕事に対応せざるをえないといった事情がどうしても生まれます。
しかしながら、逆に考えれば、少人数で仕事が回る仕組みができていることは、働き手がだんだんと少なくなっている日本において、有利な地位にあると言えます。
人手が足りないのは、ある意味、業務を見直す際の大きなチャンスです。
先日も、あるクライアントさんで
アルバイト社員が辞めた
↓
在宅勤務で働く人を採用
↓
かえって業務のスピードが上がり、コストも割安になることが判明
しました。
その後、徐々に在宅勤務で働く人を増やしたところ、業務改善が進み、空いた時間で別の仕事に取り組んだことで、結果増収増益につながったのです。
禍福は糾える縄の如し。
長所の側に落とし穴あり、短所の先に突破口あり
です。
なお、一つの事実をどのように解釈するのかについては、思考の癖が大きく関連します。
自分には「何かが足りない」と思い過ぎている方はナイナイ思考に陥っている可能性があります。
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