米政府はパリ協定離脱を正式に国連に通告したとのこと。正式離脱は来年の114日。

トランプだけが気候変動に正しい行動をとっている。パリ協定に反対できるのは、トランプのような超強烈なリーダーシップを持ち、ファショ的な動きにも抵抗できる信念の持ち主だけだ。

欧米のへなちょこ政治家は、あのキチガイじみた16歳のグレタにさえ媚(こび)を売ることしかできない。

CO2を減らす意味など全くなく、再生可能エネルギーなどは無駄の塊のようなもの。アメリカだけが希望の光だ。

 

東京新聞記者を装う望月衣塑子のツイッター。

「グレタさんを批判する前にいまの地球環境、社会を作り出している大人自身が自らを省みよ」

 

お前も大人だけど、どう自らを省みたのかね。あたし望月はグレタを批判しないから、「自らを省みる」必要は無いって言いたいのか。告発者は告発されないってか。

 

でも望月がこんなバカげたツィートするということは、イラつきの表明だ。つまり日本ではグレタ批判ばかりで欧米のようなグレタ礼讃で盛り上がらないので、ついイラついてこんな下らないツィートをしたのだろう。

NHKも扇動番組「クローズアップ現代」を作って、グレタを礼賛し地球温暖化の脅威を煽ったのに、誰も踊らないから焦っているのだ。騙されたのはおバカな大学生が少しで、あの小泉進次郎もその後グレタを目だって応援もしないようだし、日本の大人はまずまず健全だってことだ。

 

私も望月衣塑子のツイッターを文字って次のように書き替えた。

「地球温暖化を批判する前に、いまの地球環境化詐欺を作り出している左翼とグレタ自身が自らを省みよ」

 

さて、そのグレタが困っている。スペインに渡れないの、と。バカである。

地球温暖化対策会議「COP25」の開催国がチリからスペインに急きょ変更されたため、陸路チリを目指していたらしいが、スペインに間に合わなくなったから助けてくれと。

「COP25」は122日に開かれるそうだから、もうすぐだ。グレタは無事に着くのだろうか。

 

これに対してスペインのリベラ環境保護相はツイッターで「大西洋を横断する帰路を喜んでお手伝いします」と投稿し、スペイン政府がアメリカ大陸から移動するための支援を表明したようだが、具体的な支援の方法について明らかにしていないらしい。そりゃそうだろう。今からヨットの手配など出来ないから、船か飛行機のどちらかだ。どちらにしても、グレタの言行不一致はバレバレになってしまうから、忍者の如く秘密裏にスペインに上陸し、どこからか徒歩で現れて、拍手喝采を受ける手はずとなろう。

 

このグレタの「スペインに渡れません。助けて下さい」が、このバカ女とそれを支援するバカ活動家たちの矛盾を全て表している。

文明否定などと偉そうなことをいっても、文明の掌の上で踊るしかないし、CO2排出を全廃させると言っも、人間が行動し、何かを利用しようとすればCO2を排出するのは当然で、止めることなど出来ない。

そんな馬鹿げたことを「科学の声を聞け」などと偉そうに国連でしゃべるな、と言いたいのである。こんな非科学的な叫びというか呪文に感動する奴らもバカと言うしかないのだ。

 

何も考えずに、極端なことを言えばその跳ね返りは全て自分で受けることになるのである。それは少し考えればわかることだし、本気でやるなら死ぬしかないのだ。死なないとするなら、それは欺瞞でしかない。単なる環境ファショの活動にすぎない。

 

インドに昔ジャイナ教という宗教があった。(今でもあるらしい)

この宗教には「生きものを傷つけないこと」という厳しい戒律(アヒンサー)があった。

桜美林大学の荒木重雄氏は以下のように解説する。

「ジャイナ教の僧侶は、たとえば、口を白布で覆い、手に箒の役目をする払子を持つ。これは、呼吸をしながら羽虫を吸い込んだり、歩いたり坐ったりするさい小虫を踏み潰したりするのを避けるためである。水を飲むにも、誤って小虫を飲み込まないよう必ず布で濾して飲む。

 植民地時代の話だが、インドにきたキリスト教の伝道師が、あるジャイナ教の僧侶に顕微鏡で普段飲んでいる水を見せたところ、その水に微生物が溢れていることを知り、彼はそのまま一滴の水も飲まずに衰弱死を選んだと伝える伝道師の報告もある。

 彼らが損なわないよう気を配るのは動物だけではない。植物に加え地、水、火、風にも生命(霊魂=ジーヴァ)を認め、そのアヒンサー(戒律)に細心の注意を払う。したがって彼らは厳格な菜食主義だが、植物でもタマネギのような、それを掘りだせば植物自体を殺生してしまう球根・根菜類は食べない。何かを食することは即ち何らかの生命を奪うこととの観念から、彼らが理想とする究極の行は断食死である。

…すべては解脱のためにあり、その解脱を得るための苦行・禁欲の最大の戒が不殺生である。

 

「生きものを傷つけないこと」という考え方は大事だし、ふつうに納得できる。しかし、ふつうは社会生活を送るうえでギリギリと突き詰めることなく考えれば、そういう考えも生活と両立するのである。

しかし、これを宗教の戒律とするとなると、いい加減なことは許されない。突き詰めて突き詰めて戒律を本当に厳しく守ると、最後は断食死に至る。そしてこれを信者は理想にするのだと。

 

さて、グレタの地球温暖化から地球滅亡を守るために行動をという疑似的宗教はどうだろうか。

文明を否定し、CO2は絶対に出さない生活を、ジャイナ教のようにグレタも突き詰めて追及してほしいものだ。誤魔化さず、曖昧にせず。

そうすればグレタは何もできなくなり、動けなくなるのだ。

今の文明を徹底的に否定すればそうなる。普通の人々は文明の行き過ぎは知っていても折り合いをつけて生活をする。当たり前のことだ。

グレタよ、そういう普通の考え方、生き方を罵倒するなら、お前の落とし前の付け方を示してほしい。お前が胡散臭いのは、ジャイナ教信者のように戒律を徹底するなんてできやしないし、誤魔化すだけなんからだ。みんなそうなることを知っている。悔しかったら死んでみろ!

 

「スペインに渡りたいけど、どうしよう」というのはとっても素直なことだ。しかし、スペイン政府が助けてくれると言った時、なぜ拒否しないのか。

「顕微鏡で普段飲んでいる水を見せたところ、その水に微生物が溢れていることを知り、彼はそのまま一滴の水も飲まずに衰弱死を選んだ」ジャイナ教の僧侶のように、「私はどこまでも泳ぎ且つ歩いて行きます」となぜ言わないのか。もう戒律違反、破戒僧じゃないのか。

いやいや誤魔化してもいい。飛行機に乗って移動してもいい。そのかわり、私だけが正義づらしてごめんなさい、と謝ってほしい。もっと世の中のことを勉強します、といい、自分を騙していたのは誰なのか追及しますと言ってほしい。

 

つまりグレタ、お前の言っていることは、「科学的」ではないのだ。子供のようなおとぎ話なのだ。周りの大人が、子供のおとぎ話、グレタの信ずるおとぎ話を壊さないように合わせてやっているだけなのだ。

お前が一番嫌っている大人は、お前を礼賛している大人たち、お前を騙している大人たちではないのか。目覚めよグレタ

 

そしてグレタの扇動に動じない日本の人々の健全さに安堵する。こんな子供だましの話などバカバカしいということは別に誰に教えられなくても直感でわかるし、欧米の知識人・政治家のグレタ礼讃が嘘くさいこともよく分かっているのである。

 

「クローズアップ現代」に出てきた上智大の女子学生のようなバカな若者は日本にはほとんどいないということがとても日本が健全であることの証明になった。

 

日本企業が何も考えず、バカバカしくも再生可能エネルギーやレジ袋削減に奔走しているのは困ったことではあるけれど。