P.37 いずれにせよ、ダンブルドアの私生活を何だかんだと取り沙汰したい連中はうようよ

しているざんすわ。誰もが彼のことを素晴らしいと思っていたわけじゃないざんすよ。

他人の、しかも重要人物の領域にちょっかいを出して、かなり大勢に煙たがられていた

ざんすからね。


ずいぶんと長文になっているざんす。

脚色されてるけど、意味は違ってないと思う。むしろ、英語表現がおもしろかったので、メモメモ


UK版P.27 People were queuing to dish the dirt on Dumbledore,anyway. Not

everyone thought he was wonderful, you know - he trod on awful lot of

important toes.


dish the dirt  直訳「泥を皿に盛る」 → 「悪い噂話をする」

tread on a person's toes  直訳「つま先を踏みつける」 → 「人を怒らせる」

勉強になりました!


P.37 いずれにせよ、ダンブルドアの悪い噂を取り沙汰したい連中は列をなしていました

わ。誰もが彼のことを素晴らしいと思っていたわけではなくてよ。重要人物をかなり大勢

怒らせてもいましたしね。



ハートスペードダイヤスペード


P.76 箒に慣れた様子のポッター


UK版P.50 who look at home on the broomstick.


at home気楽にしているくつろいでいる以外にも~に精通している、達者であるという

意味があるんだね。



ハートスペードダイヤスペード


P.205 「だけど、いかれっちまう前は、パーティーを盛り上げる花形だった」


UK版P.118 ' But before he went loopy he was the life and soul of the party,'


the life and soul of で、~をはなやかにするもの という意味だそうだ!

いかれっちまう…って、フレッドなんだけど。ちょっと気になる。



ハートスペードダイヤスペード


P.227 「わたしゃ、バチルダがリータ・スキーターに秘密を漏らしたと思うがぇ。」


UK版P.131 ' I think Bathilda has spilled the beans to Rita Skeeter.


spill the beans で、秘密をもらす。豆をこぼすのかーニコニコ






P.203 から初登場するロンたちのおばさんミュリエル。これが「長すぎるぇ」「見間違えたぇ」

文末に””といちいちつけている。


P.203 「……それにお前の髪は長すぎるぇ、ロナルド」


UK版P.118 ' ... and your hair's much too long, Ronald,


せめて、英語にクセがあるならまだしも普通の話し方。強烈なキャラクターなのは、台詞の内容

で分かるので、変な脚色しないで欲しい。しかも、ずっとしゃべってるおばちゃんなんだから。この

1文字のせいで無駄に長くなってるし、耳障りというか目障り。


こんな話し方のおばちゃんが存在すると思ってるのかな?

さらにイライラさせるのは、徹底してるようでしていないこと。登場して二言目には、


P.203 「またウィーズリーかね?お前たちゃ庭小人算で増えるじゃない。ハリー・

ポッターはここにいるのかぇ?会えるかと思ったの。 ~略~」


もし徹底するならば、「またウィーズリーかぇ?お前たちゃ庭小人算で増えるじゃないかぇ

ハリー・ポッターはここにいるのかぇ?会えるかと思ったのにねぇ。 ~略~」


ぐらい、やって欲しいものである。(むしろ全部とって欲しいんだけど)


また、Aunt ではなく Auntie としてる。せっかく作者が違う書き方してるのだから、翻訳する際

も反映しなくていいのかな?と思った。だからといって、どっちかをおばちゃん、どっちかを

おばさんってすればいいってものではないが。


ぶーぶー


さらに、どこに整理していいのかわからないので、以下の点もここでまとめて指摘。


ミュリエルが最初に話した台詞の直後。


P.203 魔女がハリーに吠え立てた。 UK版P.118 she barked at Harry


ここは魔女が誰か分からなかったので、いいとしても。


P.204 魔女は、ハリーに向かって大声で言った。 UK版P.118 she shouted at Harry


は、三言目なんだから。魔女は っていう中途半端な主語ではなく、ミュリエルおばさんは

では?しかも bark と言えば、決まって吠え立てた…。


ぶーぶー


P.224 「夢にも考えもせなんだのぇ―」


いったいどこの国の言葉?と思ったので。しかも夢って聞くと「夢にも思わなかった」の方が

自然では。


P.226 「首を振りゃぁええがぇ!」


イタイ。


P.221 あんなに尊敬され、ご立派とかへったくれとか言われるようになる前は、アル

バスに関するどーんとおもしろい噂がいろいろあったんだぞぇ!」

へったくれ…。


ぶーぶー


P.221 (UK版P.128)

4行目 ミュリエルおばさん (Auntie Muriel )

7行目 ミュリエル (she)

11行目 ミュリエルおばさん (Auntie Muriel )

13行目 ミュリエル (she)


P.222 (UKP.128)

1行目 ミュリエルおばさん (Auntie Muriel )

10行目 ミュリエル (Muriel)

12行目 ミュリエルおばさん (Auntie Muriel )


混在しているなぁと思って書きだしてみたら、原書にAuntieがついていないところは、ミュリエル

としているよう。なので、このあとはチェックしません。是とするか非とするかは、プロの翻訳

ってわけじゃない私には判断しかねますが、気になる…。

邦訳では、おバカキャラになってしまっているルーナ。7巻では、P.201から登場する。


これは私の個人的見解になるが、ルーナはちょっと変わっているかもしれないが、頭も良く、

自分の世界を持っている女の子だ。同じ魔法使いの中でも不可思議とされる出来事や生物を

信じ、一風変わった服装をしていることから、クラスメイトにいじめられたが、本人は気にせずマイ

ペース。映画で演じたイヴァナ・リンチは、ハリー・ポッターを読んでルーナの大ファンになり、自分

にしか出来ないとオーディションを受けて合格したという逸話がある。彼女は本当にイメージ

ぴったりでした。


邦訳で気になるのは、相手を「あんた」と呼ぶこと。文末が「もン(小さいン)」 となること。

どこから出てきたんでしょう。

あと、参考までに。自分のことは「あたし」


P.202 「でも、パパは、ゲルヌンブリの魔法について、たくさん研究したんだもン(小さいン)」


UK版P.118 ' but my father has done a lot of research on Gernumbli magic.'


と、原書はいたって普通なのに。