二刀流(にとうりゅう)

 

     野球日本代表、大谷翔平選手 16番

 

現在では 大谷翔平選手 を例える言葉として使われていますが、本来は左右に2本の刀を持つ剣術のことで、高度な技術が必要とされているのです。

 

     二刀流の剣術を披露する侍

 

ただ、鳴り物入りで二刀流として登場したものの、蓋を開ければどっち付かずの 中途半端 なものも中にはあって、そのひとつがお題にもある徳島県で走る DMV (デュアル・モード・ビークル)と言われています。

 

     徳島 阿佐鉄 DMV バスモード

 

 

 

 

バスの形をしているけどバスで無い! 

ベンベン!

レールの上を走るけど列車で無い! 

ベンベン!

 

それは何かと尋ねたら件の DMV でして、要は鉄道区間は 鉄道モード でレール上を走り、途中から一般道へ入り バスモード で走るという「二刀流」なのです。

 

     DMVのモードチェンジ・走行イメージ

 

 

 

 

元はJR北海道の某氏が、 「マイクロバスに車輪を付ければ線路上も走れるんとちゃうけ?」 という誠に安直な発想から試験が繰り返されたのですが…

 

そもそもマイクロバスをベースとしているため、鉄道車両と比較して造りそのものが貧弱であるのに対して、それに重い鉄道用の車輪+昇降機を抱かせること自体狂気の沙汰なのです。

 

しかも、車輪とタイヤでは摩擦抵抗も大きく異なるはずで、だったらエンジントルクの出し方にも細かな制御がいるのでは?と思うのですが、真相はどうなのでしょうか。

 

     DMVデュアルモードビークル、徳島阿佐海岸鉄道

※北海道での試験の様子

 

で、後に北海道ではこの運用を見送った訳ですが、2021年に徳島県の 阿佐海岸鉄道 で本格的な運用が始まり現在に至るのです。

 

    徳島DMV:バスと鉄道の二刀流車両 

 

 

 

 

ただ、世界的に見ても珍しい列車とバスの二刀流でしたが、年々乗客数が減ったことで 赤地経営 であるのと同時に、様々な問題点が噴出しているのが現状のようです。

 

 

◆総括運転が出来ない◆

 

オンシーズンとなれば一人の運転士で2両、3両と増結して運転できる列車と比較し、所詮はマイクロバスですから、どれだけ客が増えたとしても連結が出来ない構造で、1台のみで回すしかないのです。

 

これは、使い勝手の悪さでトップクラスだった シーネンツェッペリン の再来で、よしんば観光客らが押し寄せたとしても乗れない代物なのです。

 

     プロペラ式鉄道車両のコンセプトデザイン

 

◆頻発する故障◆

 

いわば手探りからスタートしたDMVゆえ 故障が頻発 していて、昨年だけでも通算70日で定時運行が出来なかったようですから、地元民にとっては 当てにならない公共交通機関 と言うレッテルが貼られているようです。

 

 

◆現金では乗れない◆

 

ネットでの事前予約制で定員がたったの18名(立つのは不可)のため満席になると 乗車拒否 されるので、そもそも沿線住民ですら気軽に乗ることが出来ないのです。

 

おまけに、現金不可という訳の分からないルールがあるため、肝心の地元の高齢者らの足としては全く役に立たず、区間によっては鉄道と比較して倍近く料金が跳ね上がったようですから、何をや言わんかなのです。

 

     DMV利用で現金は使えない

 

◆高い車両代とふたつの免許◆

 

バスに鉄道の要素をいれたチャンポンですから車両代はバスよりもはるかに高価であるのと、中型2種と動力車操縦免許両方持つ人しかハンドルを握れないので、 人手不足と言われる今日 に、そんな都合の良い人がどれくらい居るのでしょうか?

 

 

 

つまるところ、 猫の首に鈴を付ける がごとく、面白い発想には変わりないのですが、あくまで地域の足を担うと言うよりも、観光客向けのアトラクションの域を越えないのが現実なのです。

 

ぶっちゃけた話し、そもそもマイクロバス1台で足りる輸送量しか無い地域であるのなら鉄道は不要ですし、昔と比較しても道路事情は各段に良くなっているのですから、そんな 高価なDMV を導入する必要は全く無く、その費用で沿線の開発やバスを増車すればええんとちゃいますか?

 

 

 

 

かつては室戸岬を一周する 国鉄阿佐線 が計画されたものの工事が凍結された歴史があったのが尾を引いているのかどうなのか?

※高知側は「土佐くろしお鉄道」が奈半利まで来ているので、以遠を路線バスでカバーしています。

 

まあ、県としても 室戸岬に近い沿線への観光客誘致 を狙う目玉としてDMVを位置づけたかったのでしょうが、あまりにも得体の知れない未知のゲテモノに手を出してしまったのが運の尽きといわざるを得ません。

 

 

     徳島DMV路線図と駅名

 

 

同地区は東京や大阪からのアクセスが極端に悪く、かつ一級観光地とは言えないスポットですが、だとすれば徳島空港から徳島駅を経由した観光スポット経由の 直通バス を休日に2~3本でも良いので運行し、アクセスそのものを向上させる方がベターでばないでしょうか?

 

いずれにしても、今ですら故障が頻発するDMVであっても、あと数年もすれば車両そのものを更新しなければならない時期ですから、その時が 辞め時 だと個人的には思うのです。

 

仕事柄、現場作業に赴く先でとった昼食などを中心に、そのお店の味や雰囲気などを 辛口でリポート するシリーズで、今回は59回目になります。

 

と言うことで、順番にお店をご紹介してまいりましょう。

 

 

 

◆長崎ちゃんめん 東住吉店◆

 

     

 

以前は 十鉄ちゃんぽん という焼肉さかい(坂井ホールディングス)系列のチェーン店でしたが、提供するアイテムを大きく変えずに 長崎ちゃんめん と屋号を変え、同時にカラフルな外装と看板に衣替えしました。

 

加えて、以前はダークトーンで暗い印象の店内でしたが、ポップ系に明るくリニューアルしたため、恐らくファミリー層にターゲットを絞ったと思われますが、狙い通りそれらの姿も散見されました。

 

で、ランチメニューはコチラです↓↓↓

 

     

 

十鉄時代とさほど変わりばえはしていませんが、新たにカツ丼とキッズメニューが増えたことが大きな違いでしょうか。

 

     

 

 

 

 

さて、私は名物ちゃんめんを麺増量+半チャンセットを…

 

     

 

相方の職人さんは 鉄板焼きちゃんめん を注文していました。

 

     

 

お味としては尖ったところは無く、以前と変わらず トヨタ80点主義 と申しましょうか、老若男女誰にも好まれるオーソドックスなものでしたが、ジュウ~ジュウ~と焼ける鉄板の音がする相方さんのちゃんめんが美味しそうでしたので、今度はこれにしようとリピートが確定しました。

 

 

 

◆やよい軒 野洲店◆

 

「ほっともっと」と同じプレナスという会社の経営する 定食屋 さんで、あっさり系からギトギト系まで何でもありますから、関西圏では お昼ごはんに迷ったら やよい軒 が最も無難な選択だと思います。

 

ただ、このご時世ゆえ1000円超えの定食がメインになりましたが、今回私は定番の しょうが焼き定食 を…

 

     

 

相方さんらは、サバの塩焼き定食に…

 

     

 

唐揚げ&コロッケ定食と、皆がバラバラのメニューを頼んでいました。

 

     

 

しかし、こちらもチェーン店ゆえハズレメニューは皆無であるのと、どの店舗も清潔感があって接客もそこそこ良いだけでなく、何と言っても ごはんおかわり無料 が最大の売りですので、天国の渡辺徹兄貴も喜んでいると思います。

 

     

 

 

 

◆スーパー松源 橋本店◆

 

飲食店の多い繁華街ではなく、少し地方などに仕事に出向きますと昼食に困るのですが、そんな時に重宝するのが地元のスーパーマーケットで、今回は ♪松源サンバ♪ こと スーパー松源 橋本店で弁当を購入しました。

 

     

 

弊社のある松原市やその周辺の堺市北区や住吉区には松源は一店舗も無く、はたしてどんな弁当があるのかと入ってみましたが、さすがに種類こそ少なかったものの、こちらの大きなチキンカツ弁当と…

 

     

 

これまた、小学生のゲンコツほどの大きな唐揚げ弁当をチョイスしましたが、いずれも このボリュームで398円! 

 

     

 

どうですかみなさん! 安いでしょ!

 

     

 

もちろんお味は申し分ないのですが、特筆すべきはやはり水質が良い地域なのか ご飯の風味&炊き加減も絶妙 でしたので、近くに松源があればリピート確定と申しておきましょう。

 

 

 

◆神戸活丼吉兵衛 今津港店◆

 

コーナン今津店横にある「カツ丼」のお店でしたが、その名が示す通り 神戸風 にアレンジしているのかどうなのか? 三ノ宮周辺に数店舗構えるチェーン店のようでした。

 

ぶっちゃけた話し、何度かお世話になっている かつや に似た雰囲気でしたが、スタッフさん全員がキビキビしていたのが好印象でした。

 

こちらがメニューの一部です↓↓↓

 

     

 

この時はさしてお腹が減っていなかったので、一番安価な ミンチかつ定食 にしましたが…

 

     

 

あろうことか、卓上に備え付けの ソースが甘いの何の!

 

     

 

もうね…

お好み焼きソースに砂糖を足したような諄い甘さで、これが 神戸流 と言われればそれまでですが、肉汁が抜けてカスカスのミンチカツも相まって、久々にハズレを引いた気分になりました。

 

     

 

 

 

◆ファミマの弁当◆

 

現場付近に飲食店もスーパーマーケットすら無い時も稀にありますので、そんな場合は コンビニ弁当 が救世主となるのです。

 

ただ、このご時世ゆえおにぎり一個でも200円が当たり前になったものの、それでも食べないと午後からの作業に差支えますので、今回は 甘辛たれの焼き鳥&つくね重 を購入しました。

 

     

 

あのね…

味付けはムチャクチャ濃いのにご飯は上げ底で1cmほどしか入ってないし、おまけに手のひらより少しだけ大きいプチサイズで598円とは 「ええ加減にせえよ!」

 

     

 

ほんまに!

 

でも、食べないよりはマシですから、ありがたく1分で平らげました。

看板屋のブログと言うものの、ほとんど看板に関する記事をアップしていませんでしたので、ここら辺りで現場工事の様子などをご紹介しようと思います。

 

 

 

◆駐車場のライン引き工事◆

 

と言うことで、まずは以前にもその様子をお伝えしましたが、大阪某所で普通車区画の駐車場を大型バスが入るように ラインを引きなおしてほしい というご依頼がありました。

 

そこで、まずは現地を訪問して駐車場全体の寸法を測り、そこから新しい区画のイメージ図をつくります。

 

     

 

 

 

施工の様子です。

 

お客さんから承認を頂いたので、起点をひとつ決めてからラインの寸法を割り出していくのですが、それが終われば チョークライ でアスファルトに線を罫書(けが)いていきます。

 

     

 

     

 

次に、その罫書いた線に合わせてテープを貼っていきます。

 

     

 

 

 

あとは、ライン引き専用の塗料を希釈してローラーで塗り込み作業に入ります。

 

     

 

     

 

ただ、この施工については地面に這いつくばる姿勢のため、還暦を過ぎたジジこと私には重労働なのですが、仕事ですので四の五の言うてられまへんのや!

 

で、塗料がある程度乾燥すればテープを剥がして出来上がりです。

 

     

 

     

 

 

 

◆看板の撤去工事◆

 

続きましては 看板の撤去工事 の様子です。

 

弊社近くの飲食店が閉店したため、その看板を撤去してほしいとの依頼でしたが、本来でしたら次の店子さんに再利用して頂くのがベストなんですね!

 

しかし、それを何度も繰り返していたためか、看板本体が相当老朽化していたので、 台風などが来て万一部品などが落下 した場合を想定して撤去する方向で判断されたようです。

 

 

 

施工の様子です。

 

     

 

まず弊社で施工した看板では無いので、構造そのものが不明ですから、慎重に作業を進めてまいりますが…

 

移動式足場を組みますと歩道が狭くなるため、今回は 高所作業車 で外側の意匠パネルから剥いでいくのですが、下ではガードマン二人が誘導の任に就いて、通行者があればその都度作業を中止します。

 

つまり、両方の意匠面と看板内部の電装などを全て撤去することで、兎にも角にも 看板を軽くする のです。

 

     

 

 

 

次に、看板を吊り上げるため 小型移動式クレーン車 と交代するのですが、ここが一番難しいところで、バランスを考慮して 玉掛け作業(看板をベルトで吊る) に入るのですが、この担当は超ベテランのAD小山大親分に全てを委ねます。

 

     

※吊り位置を誤ると看板が大きく揺れて建物などに激突することもあります。

 

 

加えて、電線などの障害物もありますから、それら全てを熟知したうえでアームを細かく調整していきます。

 

     

 

最後に、荷台に看板を積んで産廃へ直行すれば完了です。

 

 

 

ぶっちゃけた話し、こうして画像で見ていますと案外簡単な作業のようにも映りますが、お客さんとの綿密な打合せから始まり、お見積りを提出して…

 

決まれば作業の行程(天候による変更も含む)や職人さん・機材などの手配に安全対策はもちろん…

要所要所で現地の様子を撮影(証拠保全)してお客さんに報告し、完了すれば請求書の提出から集金まで全てを一人で行う訳ですから、神経すり減りますし責任の重い仕事でもあるのです。

 

 

 

しかし、世の 父ちゃんたち は多かれ少なかれ、日々このように額や心に汗して頑張っているのです。