看板屋のブログと言うものの、ほとんど看板に関する記事をアップしていませんでしたので、ここら辺りで現場工事の様子などをご紹介しようと思います。

 

 

 

◆駐車場のライン引き工事◆

 

と言うことで、まずは以前にもその様子をお伝えしましたが、大阪某所で普通車区画の駐車場を大型バスが入るように ラインを引きなおしてほしい というご依頼がありました。

 

そこで、まずは現地を訪問して駐車場全体の寸法を測り、そこから新しい区画のイメージ図をつくります。

 

     

 

 

 

施工の様子です。

 

お客さんから承認を頂いたので、起点をひとつ決めてからラインの寸法を割り出していくのですが、それが終われば チョークライ でアスファルトに線を罫書(けが)いていきます。

 

     

 

     

 

次に、その罫書いた線に合わせてテープを貼っていきます。

 

     

 

 

 

あとは、ライン引き専用の塗料を希釈してローラーで塗り込み作業に入ります。

 

     

 

     

 

ただ、この施工については地面に這いつくばる姿勢のため、還暦を過ぎたジジこと私には重労働なのですが、仕事ですので四の五の言うてられまへんのや!

 

で、塗料がある程度乾燥すればテープを剥がして出来上がりです。

 

     

 

     

 

 

 

◆看板の撤去工事◆

 

続きましては 看板の撤去工事 の様子です。

 

弊社近くの飲食店が閉店したため、その看板を撤去してほしいとの依頼でしたが、本来でしたら次の店子さんに再利用して頂くのがベストなんですね!

 

しかし、それを何度も繰り返していたためか、看板本体が相当老朽化していたので、 台風などが来て万一部品などが落下 した場合を想定して撤去する方向で判断されたようです。

 

 

 

施工の様子です。

 

     

 

まず弊社で施工した看板では無いので、構造そのものが不明ですから、慎重に作業を進めてまいりますが…

 

移動式足場を組みますと歩道が狭くなるため、今回は 高所作業車 で外側の意匠パネルから剥いでいくのですが、下ではガードマン二人が誘導の任に就いて、通行者があればその都度作業を中止します。

 

つまり、両方の意匠面と看板内部の電装などを全て撤去することで、兎にも角にも 看板を軽くする のです。

 

     

 

 

 

次に、看板を吊り上げるため 小型移動式クレーン車 と交代するのですが、ここが一番難しいところで、バランスを考慮して 玉掛け作業(看板をベルトで吊る) に入るのですが、この担当は超ベテランのAD小山大親分に全てを委ねます。

 

     

※吊り位置を誤ると看板が大きく揺れて建物などに激突することもあります。

 

 

加えて、電線などの障害物もありますから、それら全てを熟知したうえでアームを細かく調整していきます。

 

     

 

最後に、荷台に看板を積んで産廃へ直行すれば完了です。

 

 

 

ぶっちゃけた話し、こうして画像で見ていますと案外簡単な作業のようにも映りますが、お客さんとの綿密な打合せから始まり、お見積りを提出して…

 

決まれば作業の行程(天候による変更も含む)や職人さん・機材などの手配に安全対策はもちろん…

要所要所で現地の様子を撮影(証拠保全)してお客さんに報告し、完了すれば請求書の提出から集金まで全てを一人で行う訳ですから、神経すり減りますし責任の重い仕事でもあるのです。

 

 

 

しかし、世の 父ちゃんたち は多かれ少なかれ、日々このように額や心に汗して頑張っているのです。

 

美人薄命とは美しいものほど早く散ることの例えであって、この時期に咲き誇る  もそのひとつではないだろうか?

 

     桜並木と小道

 

ただ、今年もそうだけれど満開を愛でるのはほんの一瞬であって、下手すると2~3日経つと葉桜になってしまうのですが、それとタイミングを合わせて 桜と列車を絡めて撮る ことに高じていた時期があったんですね、その昔。

 

下手くそでしたけど…💦

 

 

 

 

と言うことで、「桜と列車」のコラボをご紹介しましょう。

 

◆南海貴志川線 大池遊園◆

 

現在は たま電車 でお馴染みの和歌山電鉄がまだ南海だった頃、大池遊園付近に咲く桜と列車です。

 

     南海貴志川線 桜と列車

 

当時は南海グリーンを纏った戦前型の古風な列車が走っていましたので風情もありましたね。

 

◆南海和歌山港線◆

 

現在は廃止されてしまった和歌山港~水軒で、沿線に一本だけ咲くの桜を入れたものでしたが、一日二往復しか列車が来なかったので、難易度の高い路線でした。

 

     南海貴志川線桜と列車

 

 

 

 

◆阪和線 山中渓駅◆

 

阪和線の駅ホームから桜が愛でる貴重なスポットで、恐らく今でもこの時期になりますと多くのギャラリーが訪れる言わば聖地のようなスポットです。

 

     南海貴志川線桜と列車

 

ただ、下手くそゆえ露出補正に失敗しましたが…

 

一部文字化けしているものの、文明の利器と申しましょうか 生成AI を用いますと綺麗な仕上がりになりましたね!

 

     南海貴志川線沿いの桜と列車

 

◆播但線 寺前~長谷◆

 

つい先日訪問した時のひとコマですが、ローカルムード漂う一両の列車がのんびりとやって来ました。

 

     桜と列車、田園風景を走る電車

 

ただ、ここも含めてローカル線を撮ろうとすると圧倒的に列車本数が少ないため、下手すれば1~2時間ほどジッと待つこともザラなのですが…

 

「待つのも良し」

「待たせるのも良し」

「撮れれば更によし」の カジノ・ド・三宮 なのです。

 

     カジノ・ド・三宮、阪急三宮駅

 

 

 

 

◆名鉄谷汲線 更地駅◆

 

少し飛んで中部地方を訪問した時のもので、これまた今は廃止された名古屋鉄道 谷汲線更地駅 のひとコマです。

 

     桜と南海貴志川線751号車

 

ただ、廃止後四半世紀が経過してしまいましたが、どっこい桜の木は現在でも健在のようです。

 

     旧南海貴志川線大池遊園駅付近の桜と列車

※Googleより引用

 

 

◆樽見鉄道 谷汲口駅◆

 

私が今まで撮りためた中でも かっちょええ写真 の一枚がこれでして、溢れんばかりの桜並木を抜ける列車です。

 

     桜と南海電車、和歌山電鉄

 

 

と言うことで、予定をやりくりして意気揚々と現地へ訪問してもその日が雨だったり、はたまた前日に強風が吹いて葉桜になっていたりと、相当難易度の高いコラボですが…

 

それでも一眼レフであらかじめ 置きピン をし、長時間待ちに待ってやっと来た列車をファインダー内に捉え、その一瞬に神経を集中して息を呑む緊張感と、撮り終えた時の達成感は、それを味わった者しか分からない奥深さがあるのです。

 

     フィルムカメラと桜の写真

 

前回の続きである。

 

お世話になった「ホテルなみ」を朝7時にチェックアウトし、当初の予定とは逆方向に進路をとりました。

 

     海沿いの道、海岸線と山並み

 

すなわち、本来ですと伊勢神宮へ走る予定だったのですが、急遽「カイロス」が飛ぶということなので行程を大きく変更したものの、発射予定時刻の11時まで相当時間がありますので、その前に 熊野那智大社 へ詣でることに変更したのです。

 

 

 

まあ、考えてみますと カイロス様 のお陰と申しましょうか、進路を南にとったことで 熊野三山すべてに詣でることができる ことはある意味ラッキーだっのかも知れず、これはこれでご利益に預かれば願ったり叶ったりなのです!

 

※熊野三山=本宮・速玉・那智

 

     カイロスロケット、宇宙への旅

 

ただ…

宿から那智さんまでは1時間もかからないのに、どうしてそんなに早く出発したのかと言いますと、計画変更の代償(ご褒美)として 撮り鉄 を楽しませてもらうためでした。

 

 

 

 

今走っている国道と並行している紀勢本線の中でも、特に新宮~串本間は特に風光明媚なところを走りますので、その中でも今日の道中にある 熊野古道 高野坂 に食指が向いたため、軽自動車がやっと通れる狭路を下って撮影スポットに到着しました。

 

     熊野古道高野坂入口と案内板

 

案内板が建つだけの空間ですが、かつての旧新宮鉄道橋梁下をくぐりますと 王子ヶ浜 という海岸線まで出れるのです。

 

     王子ヶ浜の海岸線と青い海

 

 

 

ええ感じでございます!

ドラマに出てきそうなシチュエーションです!

 

で、しばらく待ちますとJR東海ご自慢のハイブリッド特急「南紀」が来まして…

 

     紀勢本線、海沿いを走る特急車両

 

続いて特急「くろしお」がやってまいりました。

 

     王子ヶ浜の海岸線と特急「南紀」

 

※同行する子供さんが撮った写真↓↓↓。

 

     特急くろしお、海岸線を走る様子

 

 

 

さて、そこそこ腹半分になりましたので、お次は一般の方向けの観光スポット 那智大社 に向かうのですが、まずは付近で駐車場を探さなければ前に進みませんね?

 

もちろん、参道近くには数軒のお土産屋さんが軒を連ねていましたが、その中でも今は亡き 瀞峡(どろきょう) の手書き看板が残っている、南海電鉄系のお店に車を停めさせてもらいました。

 

     瀞峡の絵と熊野交通の看板

 

ここからは徒歩移動です坂を上がって行くのですが…

 

 

 

ジジイの身体はすでに老朽化が著しくボロボロですが、それでも必死のパッチで階段を一歩づつ上って行くものの、バリアフリーとは無縁の道のりは延々と続いていて、もはや這う這うの体で鳥居前まで辿り着いたのです。

 

     熊野那智大社へ続く石段と看板

 

     熊野那智大社へ続く階段と鳥居

 

 

 

観光客にとっては午前9時という少し早い時間ながら、境内では熊野本宮大社や速玉大社とは比べものにならないほどの大勢の参拝客でごった返していましたが、ちょうど神主さんと巫女さんらで神事のようなものが行われていました。

 

     熊野那智大社で神職が練り歩く

 

そして、それに隣して建つのが 青岸渡寺(せいがんとじ) というお寺ですが、同じ敷地内に神社とお寺が並ぶ 神仏習合 を今に伝えるものであって、西国三十三所の第一番札所としても有名なお寺なのです。

 

     熊野那智大社、青岸渡寺の参拝風景

 

さてさて、共に参拝を終えた後にお寺から少し下りますと、パンフレットでよく見る光景が眼前に広がったため、思わず立ち止まり息を呑みました!

 

     熊野那智大社三重塔と那智の滝

 

背後に「那智の滝」を従えた 三重塔 はもはや一幅の絵であって、お見事! いや天晴! 日本一!と申しましょうか、この瞬間にここまて上がって来た疲れも一気に吹き飛びましたね!

 

 

 

さて、時刻は10時半を少し回ったところで、あと30分もしないうちに カイロスが打ちあがる 訳ですが…

 

これから海側へ出てもまともに見ることが出来ない地形のため困っていますと、お店のご主人が 「ここから10分ほど上がれば見晴らし台があるので、そこがオススメですよ!」 と、丁寧に案内してくださいました。

 

 

 

 

山道をどんどん上がりますと、さすがに見晴らしが良くなってきましたし、これなら遠くに発射台付近も望めますから、そこかしこに多くのギャラリーも散見できました。

 

     

 

ぶっちゃけた話し、ロケットが飛ぶところを見れるとは人生で一度あるか無いかの絶好のチャンスであって、伊勢を放棄してここまで来て良かったと感じたんですね… その時は。

 

 

 

しかし、11時を過ぎても一向にロケットの姿は拝めず、そうこうしているうちに 「今日も中止やて!」 と多くのギャラリーらが口々にため息をつきつつ帰り支度をし始めたじゃ あ~りませんか!

 

     

 

これは辛いぞ横山~!

 

     

 

怒るでしかし!

 

     

 

責任者出てこい!

 

     

 

もうね、天国から師匠連中を呼び戻したい心境ですが、色々理由があっての中止は仕方無いんだけれど、これほど多くの民に期待を持たせて何度も中止を繰り返すんだったら、最初から告知せずに飛ばした方が良かったんじゃないかな?  

知らんけど…?

 

ただ、来た道を戻る気にもならず、串本経由で帰路についたんですが、案の定と申しましょうか見物帰りの大渋滞に巻き込まれしまい、 泣きっ面に蜂 に…。

 

     

     

はてさて、もしかすると伊勢の神様が機嫌を損ねたのかも知れないので、次回は伊勢詣でとまいりましょう。

 

おわり