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鎌倉ウルトラプログラム

 

 

不登校の子供達に新たな授業と企画された鎌倉ウルトラプログラム。

 

不登校の理由はそれぞれで、印象に残ったのが、先生が怖いからとか、いじめの問題。

 

じつは、自分も幼年期にはいじめを受けていた。

 

6歳の頃、日本に来て最初に受けたのが、外人、外人という大合唱。

 

それはまるで、動く動物園の檻の中。

 

この外人と言う響きは、じつに悪かった。

 

外の人、害の人って感じで、よく意味がわからなかったが、この言葉は本当にきつかった。

 

それでも自分は幼年期からデンマークやカリフォルニアに住んでいたので、心の中ではそうゆうことを言っている人は、子供に見えた。

 

どこへ行ってもジロジロ見られるので、それがものすごく嫌だった。

 

やがて、鎌倉の七里ヶ浜に引っ越し、近くに山と海があった。

 

山や海に入ると人の視線を感じないので、その開放感がたまらないと同時に、異常と言っていいほど自然に興味があったので、幼年期はサッカー少年と野生児だった。

 

学校の授業はあまり日本語がわからなかったので、先生の話には興味がなかった。

 

それでも進学はしないといけないので、要所は押さえて、いちおう高校は卒業した。

 

そして、高校卒業後は大爆発。

 

ちょうど、ロングボードブームが重なって、試合に勝って、スポンサーがつき、メディア出演も多数こなした。

 

何よりも、スポンサーがついたことにより、念願の夢だった世界への旅が実現した。

 

ざっとこんな感じで子供達に自己紹介し、自分の授業に入った。

 

自分の授業は、海を旅したゴミ物語。

 

海岸に打ち上がるゴミは全体のごくわすかで、90パーセントは海に底に沈む話しや発展途上国は明日食べるものも困っているので、ゴミどころの話ではないという話。

 

このままいくと、2050年には海に捨てられたゴミの総量が魚の総量を越える話。

 

かつて日本も発展途上時  (1960年代 )には、バンバン川や海にゴミを捨てていた経緯がある話。

 

やがて先進国になると少し余裕ができ、綺麗にしようという人達がたくさん現れる話。

 

そして、強調したことは、自分達が捨てたものは、食物連鎖によって自分達の食卓へ帰ってくること。

 

 

人間あっての自然ではなく、自然あっての人間。

 

 

そんなことを子供達に説明して、質問ある人と言ったら、これが凄いのなんの!! 質問の嵐で時間が足りん。

 

この後は材木座の海岸に降りて、鎌倉時代の陶器探しやゴミ拾い、マイクロプラスチックをマイクロスコープで見たり、拾ってきたゴミはリサイクルできるのか?を体験したり、自分で考えると言う授業。

 

不登校ということで依頼され、もっと暗い子達がくると思いきや、全然違うので楽しく授業ができたよ。

 

それと、思ったことがある。

 

不登校になるとそれはそれは孤独になる。

 

でも、同じような子達が集まったことにより、少し安心感が湧いて、元気になったところもあるように思える。

 

あとは、やっぱり海だよね。

 

僕の授業の前は、大学の先生の羊水の話。

 

お腹の赤ちゃんの時はみんな羊水に包まれ、その羊水と海水はほぼ同じ成分で形成されている話。

 

たまに僕も一週間海に入ってない時など、どこか調子わるいが、海に入ると本当に元気になるんだよ。

 

かつて、サンディエゴの教授達が論文を出していたよね、、、海に入ると頭がクリアーになると。

 

教授達はサーフィンをしていて、海に入っていると嫌なことを忘れ、海上がりは頭がリセットされると。

 

そんな話しを鎌倉教育長と話したら、今度から授業で子供達を海に入れたいと言っていた。

 

そして、今回のウルトラプログラムの内容は、しっかり教育委員会に報告しますと言ってくれた時には、個人的に感動した。

 

最後に、今回の企画はたくさんの協力者の元に行われた。

 

何度もズーム会議を開き、慎重に細かく準備したことで成し遂げた授業。

 

鎌倉は文化人が多く、日本の流行の出発点が鎌倉から始まっていることを僕はたくさん知っている。

 

この企画の発起人は文科省にも所属しており、アメリカより30年も遅れている日本の教育制度を長い年月をかけて変えていくスタートなのかもしれない。

 

 

机上の教育から、実践タイプへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南高北低

 

 

冬は西高東低、夏は南高北低。

 

これは気圧配置のことで、今年の夏は南に高気圧、北に低気圧という気圧配置がずっと続いてる。

 

そうなると関東では、日本海に進む低気圧に向かって南風が吹き込む。

 

ただでさえ都心はヒートアイランドやエアコンの熱風で暑い中、この南風の影響によって暑さに拍車がかかり、凄まじい暑さになっている。

 

もっと凄いのは埼玉や群馬や栃木方面で、都心の空気が南風で運ばれ酷暑状態。

 

その反面、この連日の南風の影響で海水温が大変なことになっている。

 

それは高いのではなく、逆に低いのだ。

 

以前に何回か説明したコリオリの力というもので、関東で南西風が続くと地球の自転上、海水が東側、ハワイの方に寄る現象で、それを補う為、深海の潮が上がってくる。

 

今現在、近海の海水温は18度。

 

18度と言ってもピンとこない人もたくさんいるが、夏に18度はかなり冷たく、裸で泳げる時間は人にもよるが10分程度。

 

この南風の影響で沿岸の海水温が下がり、その上を風が吹くので、千葉県の外海の沿岸は涼しい毎日。

 

夏場に関東で一番涼しいのは勝浦とニュースにもなったが、本当にエアコン入らずで、夜は薄い布団ぐらいがちょうどいい。

 

この暑さのピークはきのうで、今日から少しづつ気温が下がるね。

 

この夏は、サーフィンスクールと監視員で忙しい毎日。

 

そして、不気味な9月が来る。

 

何が不気味かと言うと、ここまで台風が少ないと海が掻き混ざってない。

 

近海はコリオリの力により冷たいが、沖の海水温は30度を超えており、台風が発生してこちらに向かってきたら、930ヘクトパスカルで上陸も十分ありえる状態になっている。

 

そして話が変わるが、9月は鎌倉市で不登校の学生に授業することになった。

 

10年前は日本全体で7万人の不登校が、今は20万人を超えているらしい。

 

そして、これからどんどん増える。

 

理由は家庭の事情やSNSいじめ、片寄った食事による栄養不足や運動不足も関係あるように思える。

 

それと目的意識がはっきりしない日本の義務教育制度、いろいろあると思う。

 

授業内容は、海のことや波のことや天気のことや地球規模の自然循環、マイクロプラスチックのこと。

 

そして何よりも生徒さん達が興味があることを生かすように仕向けることかな。

 

僕も不登校の生徒さんに授業をするのははじめてのことだけど、正直、不安はない。

 

あれだけ世界中を旅し、荒海で死にそうになったり、時には危険な異文化と遭遇したり、サーフィン組織の革命をしたり、素人ながら原発問題に対してあれだけやって、その通りになった過去がある。

 

不登校の生徒さん達とは、まずは友達になって、楽しく授業が出来たらいいなぁーと思っている。

 

それにしても偶然なのか?鎌倉とはね。

 

鎌倉の教育委員会の方もたくさん見に来るらしいから、ここは腕の見せ所。

 

でも、楽しくね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早い梅雨明け

 

 

2022年の冬は、とにかく寒かった。

 

東京において過去の冬の平均気温を気象庁のホームページで調べたら、ここ30年の中で一番か?二番目ぐらいの寒さだった。

 

この寒さにより、庭の紫陽花は例年より二週間遅れぐらいでようやく満開を迎えた。

 

そこに今度は最速の梅雨明けと連続猛暑。

 

このまま夏突入なのかなー?と思ったけど、なんか梅雨が戻ってくる気配もある。

 

温暖化が原因で偏西風が蛇行、いつもより寒気が南下したり、北上したり、猛暑になったり、大雨が続いたりと気圧配置が例年より変わろうとしている。

 

ここ数年、YouTubeという新たな個人メディアの登場により、温暖化の原因が二酸化炭素だけなのか?というテーマが増えてきた。

 

実際、日本にも温暖化の研究している学者さんがたくさんいて、8割以上が二酸化炭素だけが原因ではないと言いはじめている。

 

是非、自分も議論したいという願望がある。

 

話少し変わって、猛暑による節電。

 

人々はすぐさま、原発再稼働ということを唱える。

最近のメディアに出演した飯田 哲也さん (NPO環境エネルギー政策研究所長) がこんなことを言っていた。

 

それは依然として独占状態にある電力市場の古い体質と脱原発に舵を切れない自民党など、原因はいろいろあるが、その中で最も重大なものを一つあげるとするならば、今の日本が最先端の知識から隔絶されたところにあると。

 

世界の最先端で揉まれ、最新の知識を身に付けてきた人材がいたとしても、日本の組織、とりわけ官僚機構や電力会社、大企業といった古い体質を引きずる組織は、それを活かすことができないと。

 

僕はこの考えにとても賛同する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期は



雹や竜巻に注意が必要な季節。


2、3日前、群馬県から埼玉北部の雨雲レーダーを見たら、あっ!これは雹が降っている可能性があると思っていた。


そしたら、ゴルフボールを越える雹がバンバン降っているではないか。


雹は、積乱雲から降る雨粒が激しい上昇気流によって上空で何度も落ちたり、上がったりを繰り返して成長したもの。


今回の積乱雲は竜巻も発生する可能性があったが、上空に強い寒気が入ってなかったのが不幸中の幸いかな。


竜巻は図に書いた様に、寒気が落ちてきて、暖かく軽い空気を囲み、上空に押し上げる。


上空と地上が40度以上の差になると起こると言われ、この地球上で最も猛烈な風が吹く。


冷たい空気は重く、暖かい空気は軽いので、大気が不安定と言う言葉を使う。






共業の所産 マイクロプラスチック

 

 

 

共業の所産という言葉をご存知でしょうか?

 

この言葉は仏教用語で、呼んで字のごとく、一人一人から企業まで関係があるという意味。

 

近年、マイクロプラスチックが問題視され始めた理由は、自分達の捨てた有害なものが自分達の体内に帰ってきたからである。

 

電気のあり方が問題視されたのも、自分達の体内に有害な放射性物質が帰ってきたからである。

 

海に捨てられるプラスチックは、8割が街から川を伝って海へ、2割がポイ捨てや不法投棄と言われ、それらが紫外線や塩水により徐々に劣化し、長い年月を経て細かく砕かれ、海の生き物が間違えて食べて死んでしまったり、食物連鎖によって我々の食事にも含まれはじめた。

 

それは海だけにとどまらず、陸の上でも長年の紫外線や微生物により細かくなったものが土壌にも含まれはじめ、牛乳成分で出来ている粉ミルクにも含まれていることが分かった。

 

そして、最近の研究では大気にも含まれていることが分かっていて、粒子のプラスチックに水蒸気が結びつき、曇が増える試算もある。

 

我々、海に入って波に乗る人達は陸と海の狭間で生きていて、川や潮流で流れてくるゴミを、毎日、目の当たりにしていて、社会に警報を鳴らすフィルターの役割を必然と担ってきた。

 

ビーチクリーン活動は50年前から行われ、幾多に及び社会に警報を鳴らしていたが、なかなかその声は届かずにいた。

 

私が日本プロサーフィン連盟の選手会長に就任した時などは、少しでも社会にメッセージを届けようと試合中にビーチクリーンを呼びかけ、みんなでゴミを拾ったもんだ。

 

でも、拾っても、拾っても、きりがないのである。

 

嵐などの翌日は、再び砂浜にゴミがうようよあり、せっかく綺麗にしても本当にきりがないのである。

 

そのゴミの中で目立つものは、ペットボトル、漁具【網や発泡スチロール】、吸い殻、ビニール袋などが目立つ。

 

しかし、これら目に見える浮遊ゴミは全体の1%で、99%は分解され海に沈むという研究結果があり、その細かいものを海の生き物が間違えて食べ、それが我々に帰ってきたわけだ。

 

プラスチックの使用量を国別でみると、アメリカが1番で、日本が2番である。

 

しかし、海洋に捨てられるものは日本が30位で、東南アジアや中国が上位をしめる。

 

かつて、日本も発展途上時には、多摩川にゴミや洗剤を捨ててた時期があって、国が先進国になり始めると余裕ができ、綺麗にしていった経緯が日本にもある。

 

発展途上時は余裕がないからゴミ問題に目をつむるが、余裕ができはじめると綺麗にしようという人達がたくさん現れる。

 

東南アジアや中国はまさに今、その時期の転換期で、徐々にゴミの不法投棄の取締りを強化し始めた。

 

 

 

 

 

私は世界40カ国を旅したが、日本ほど過剰包装の国は見たことない。

 

タイトルに共業の所産と書いたのは、これらは人類共通の課題で、特に法案の整備や企業努力が必要で、人類は解決法を模索しなければ、40年後には魚よりプラスチックの方が多くなる研究結果もあり、人間の体内にどんどんマイクロプラスチックが蓄積するという何とも恐ろしい話である。

 

そこで、減らす方法、何度も使う方法、資源に戻す方法をみんなで考えなければならない。

 

例えば、自分の知り合いの若い漁師さんに話を伺うと、ナイロンの糸で出来ている網などはゴミを粉砕する時に機械に絡まるということで引き取ってくれないという。

 

お金に余裕がある漁師さんは産業廃棄物に持ち込むが、余裕がない漁師さんは港に放置したり、そして、海に捨てる者も少なくないという。

 

この話を聞いた時、自分は何も不思議に思わなかったが、一つ不思議に思ったことがある。

 

日本は漁師さんが採ってくる魚介類を食べ、成り立っている部分が多々あるので、漁具の廃棄に行政が税金を投入するとか、なんらかの解決策を考えるべきだ。

 

1つ100万円もするテトラポットの過剰投入より、もっと重要なことに税金を使うべきだ。

 

各自がマイボトルを持参してコンビニの大きな容器からマイボトルに飲料を入れたり、洗剤の本体ボトルを再利用する詰め替え方式をもっと普及させたり、売り方を変えることも重要だ。

 

過剰包装をやめ、自然由来の成分で出来ている包装へシフトしたり、海外の何か国みたいなポイ捨て罰金制度の導入も必要である。

 

インドでは、プラスチックを持っているだけで罰金という厳しい処置を取っている。

 

フランスではつい最近、食品への過剰包装に法案を可決させ強化している。

 

今現在、レジ袋の有料化で人々は環境への意識が少しは高まったが、逆に包むものが少なくなり、より散乱するということも起きている。

 

義務教育でもっと環境問題のことを子供達に教えることも重要だと思う。

 

しかし、企業はトップダウンの法案が成立しない限り、大半は動きそうもない。

 

それでも、国際社会の圧力や体内に挟まる粒子のプラスチックが蓄積し、時間の問題で動かざるえないと私は思っている。

 

なんでもそうだけど、根本的に根っこの部分を何とかしない限り、海に溶け込むプラスチックは増え、自分達の体内に帰ってくる。

 

環境問題というのは、正直、めんどくさい部分が多々あり、人々はなかなか取り組まないし、余計な労力であると人々は認識している。

 

人々を動かすには、インセンティブ〔ご褒美〕を設けるのも1つの方法だと自分は思っていて、たとえば、汚れがひどい海岸などでは行政主導でビーチクリーンイベントでもなんでもやって、20キロで1000円とか、支給するような取り組みがあったら参加する人は増えるし、意識も高まることだろう。

 

中には家庭ゴミを持ってきて不正するものもいるけど、イベント形式で袋を市役所が用意したりすればいいと思う。

 

過剰包装削減に取り組んだ企業には環境税率を少し安くするとか、お金で釣るやり方は好きではないが、そうでもしないと、永遠にいたちごっこが続くのが現状だ。

 

日本でいくらそういうことをやっても、東南アジアや中国、韓国のゴミが黒潮に乗り、こちらにやって来るという話もあるが、だからと言って何も取り組まないというのはおかしな話で、世界が脱プラに進んでいる中、日本は過剰包装世界一の称号から脱しないといけないし、その取り組みは時間の問題と待ったなしの状況でもある。

 

じつは、海洋投棄に関しては世界中で取り締まる法律がなく、誰も見ていないところで捨てたら、それを見張る人もいなく、取り締まることが困難な状況だ。

 

何はともあれ、減らす方法を模索しなければ、体内に挟まるマイクロプラスチックが増え続けることだけではなく、海の生態系を脅かし、結果的に我々に帰ってくることだけは確かである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬のなごり

 

 

は、昨日で終わりを迎えた。

 

明日から気温が一気に上がり、週末はもっと暖かい。

 

しかし、外気温が上がって油断して軽装備のウェットで入水したら、えらい目にあうシーズンでもある。

 

理由は雪解け水が川を伝って海へ流れ込むのと南風が強く吹くシーズンでもある。

 

南風が強く吹くとコリオリの力で表面の暖かい海水が東の沖へ行き、それを補う為に深海の冷たい海水が上がってくる。

 

ゴールデンウィークでも、5ミリのフルスーツとブーツは用意した方いい場合もある。

 

 

話変わって、ウクライナ。

 

本当に悲しい出来事で、想像を絶する。

 

僕はただロシアが悪いという視点は封じて、なぜ?こんなことになったのか?という経緯を深く見ている。

 

ここ1ヶ月、知りうる情報を片っ端から勉強していろいろ考えてきたが、複雑な心境で答えが見つからない。

 

でも、やっぱり戦争を回避する唯一の手段だったのは、ウクライナがNATO加入を見送ることしか思いつかない。

 

ウクライナがNATOへ加入して、ウクライナに核兵器を置けば、昔のキューバ危機の逆ヴァージョンなところがあり、ロシアにしてみれば玄関の前に核兵器が置かれることになる。

 

そして、アメリカは核ミサイルが飛び交う第3次世界大戦を避け、軍を送らなかった。

 

送っていたら、核戦争に発展する可能性があると判断したことは言うまでもない。

 

でも、バイデン氏は戦争を止めようとしなかったのも事実で、むしろ ,煽っていた。

 

マネーゲームの人間のしたたかさが垣間見える。

 

戦争が起きた方がアメリカやバイデン氏にとっては得なんだろう。

 

戦争が始まる前に、ウクライナがNATOへ加入したら戦争になる可能性が大きいので、今は見送ろうと、アメリカや欧米の首相が助言しても良かった。

 

まさか本当にロシアがやるとは思わなかったと、多数の欧米の首相が思っていたように思えるけど、プーチンはある意味、一人で12か国も相手にしてきた経緯があって、最後は何するか?わからない。

 

これは社会主義対民主主義の戦いのところもあり、一筋縄ではいかないが、どんな方法を使ってもアメリカはじめNATO側が、戦争を回避するように動かなかったことに深く疑問を感じる。

 

ウクライナに核兵器は置かないとしていれば、戦争を避けることは出来たように思える。

 

 

 

 

 

 

中世温暖期

 

 

昨日書いたおよそ1100年前の温暖な時期。

 

 

なぜ?この時期は気温が高かったのか?

 

 

考えられるのは、マグマが活発な時期、あと太陽の黒点による影響や宇宙線量の大小、あとなんだろう?

 

 

ミラコビッチサイクル [太陽と地球の距離]はこの時期は関係ないかな。

 

 

あとこの時期の地球の歳差運動は、どうなんだろう?

 

 

ちなみにこの時期の人類の二酸化炭素濃度は関係ないので、マグマの活発により海水温が上がり、海水中の二酸化炭素が空気中に出て、温室効果で気温が上がったことは考えられる。

 

 

僕は、よく思うのは地震が活発な時期と上のグラフを当てはめてはどうかと。

 

 

たぶん、2000年前以降の巨大地震はわからないから難しいと思うけど、確かなのは1100年前頃は世界中で巨大地震が頻発した。

 

 

まあ、もっと深く掘って津波の堆積物でわかるけど。

 

 

どこどこ大学の名誉教授が言っていたから信じるとか、国連のI PCCが言っていることが正しいとか、メディアが言っていたとか、そうゆう考えはやめて、自分達で考えてみよう。

 

 

 

かつて、アインシュタインが言っていたように、想像力は知識より大事である。

 

 

 

僕は温暖化の原因が二酸化炭素だったら、それはそれで受けいれるし、そうでなくても、長期的に見て地下から資源をバンバン採掘して燃やす方法以外のエネルギーを模索する時代だと思っている。

 

 

いろんなメリット、デメリットはあるだろうけど、持続可能な社会を目指すのは、人類の自然な流れである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い冬

 

 

 

 

 

 

今年の冬は本当に寒い。

 

 

 

朝起きてトイレに行くと、時たま水が流れない。

 

 

あれ?壊れたと思いきや、水道管が凍っていることが温暖な勝浦の海辺でも10回ぐらいはあった。

 

 

水道管凍結は今までほとんどなく、今年は寒い。

 

 

寒い原因は偏西風の蛇行で、図に書いたように北極を上から見ると冷たい空気がいつもより南下している。

 

 

丸い地球の大気はつながっていて、空気は混ざるから、南北の温度差があればあるほど寒気は南に流入しやすい。

 

 

温度差を整えている。

 

 

去年の秋頃に気象庁が発表したように、ラニーニャ (西太平洋の海が暖かい) やインド洋の海水温が高い年は寒くなる傾向がある。

 

 

この温度差を整える自然現象によって、上空の偏西風も蛇行しているように思える。

 

 

そこに加えて、温暖化問題。

 

 

現在、温暖化は間違いなくしており、その原因は二酸化炭素による温室効果のみとなっているがいくつかの疑問がある。

 

 

まず、海水温が年々上がっているのだが、大気の熱のみで海を暖めたとなっている。

 

 

二酸化炭素は確かに温室効果の作用があるが、温室効果のみで、ここまて海水温が上がるのだろうか?と言うのが最大の疑問。

 

 

海を暖めている要因は他にもあって、世界中で建設された原子力や火力の大型発電所の温排水の総量を試算していないこと。

 

 

そして、じつは最近知ったことがある。

 

 

それは、およそ1100年前頃に気温が高かった時期があった。

 

 

1100年前と言えば、前回の記事で書いた巨大地震が日本周辺で頻発した時期。

 

 

当然、環太平洋のあちこちで巨大地震が発生したと推測するのが普通だから、現代みたいに世界的に海底火山や火山が活発に噴火していた時期で、マグマが活発に動いていたと思う。

 

 

かつて大陸は一つで、それが分裂して今があって、地球内部のマグマの動きが活発な時期と比較的活発じゃない時期があるという考えはないのだろうか?

 

 

誤解して欲しくないのは、温室効果のことを否定しているのではなく、温室効果のみが海を暖めているという定説に加えて、温排水と海底火山も一緒に考慮する必要があるということ。

 

 

話をまとめると、温室効果による影響、1950年頃から発電によって海に流したお湯の蓄積の量、そこにマグマの活発な時期が重なったのではないかと推測する。

 

 

元々、温室効果説を言い出したのは原子力を推進したい人達で、彼らは外部被曝や外部熱 【温室効果】 の説明だけで、内部被曝や内部熱 【温排水】 のことになると知らん顔をする。

 

 

 

外部と内部、かけて書いたけど、どうもこのことが頭から離れないんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不気味な共通点

 

 

東日本大震災からおよそ11年が経った。

 

地震のことをすべて人間が把握するのは不可能だが、わかることもある。

 

日本の場合、三陸沖と東南海沖と千島列島沖は、周期的に大地震が発生している。

 

東日本大震災の後、いろんな人に次はどこで大地震が起こりそう?とよく聞かれることがあって、僕はこう答えていた。

 

よくわからないけど、真ん中というキーワードが脳裏をよぎっていて、真ん中、真ん中と答えていた。

 

そして、熊本で大地震が発生した時、中央構造線上だったのを知り、真ん中とは中央構造上という意味だったのかなーと自分の中でそう考えていた。

 

正直、僕は地震の余地能力なんかない。

 

でも、震災の数週間前に超リアルな巨大地震の夢を見たとブログでもアップしていて、その内容は今でも鮮明に覚えていて、僕は小学校で英語の先生をしていて、教室内で大きな揺れに遭遇し、普通は揺れがおさまったら、校庭に避難するんだが、その夢の中は、何故か?屋上に生徒達と避難した、そしたら、あたりの家が全部潰れていて、いつもより高いところに避難したと書いた。

 

でも、その夢で津波のシーンは見ていない。

 

後にも先にも、ブログにそんな夢をみて、いつもより高いところに避難したと書いたのは、ブログを始めて17年にもなるが、その時だけである。

 

こうゆう体験をすると、やはり、次はどこなんだろうと自分でよく考えるのだが、ここ数年、正直、いろいろ嫌なことが重なり、直感が鈍っているのは確かで今はわからない。

 

僕の中で欲を出して、何かを当てようとか、何かを予言しようとか思うと、何もひらめきがなく、本当にただ純粋に震災前の反原発運動は無償の愛みたいな精神状態で活動していたから、そうゆう時に摩訶不思議なことが多々自分に起こることはなんとなく知った。

 

話を本題に戻します、バヌアツの法則と言って、南太平洋のあのあたりでマグニチュード6以上の比較的大きな地震が発生すると、日本近海で比較的大きな地震が一週間からニ週間後に発生するということが、だいたい確率6割以上で起きていて、震災前もニュージーランドで大地震が発生した。

 

火山噴火と大地震はリンクしているから、トンガの大噴火の後、バヌアツの法則のことを考えはじめて、1週間後ぐらいに日本で大きな地震が来そうと思っていて、実際、昨日も大分で起きた。

 

そして、バヌアツの法則というのをいったん置いといて、もっと大きな視野で周期的に来る大地震のパターンを見てみよう。

 

ポイントは貞観地震の前後、 【貞観地震とは1100年前に仙台平野の内陸5キロまで津波が達した巨大地震】。

 

東日本大震災が1000年に一度と言われた理由は、1100年前に起きた貞観地震以来、東日本にあれだけの広範囲を襲った津波がないからだ。

 

貞観地震と東日本大震災をほぼ同規模と考えた場合、貞観地震の後に発生した大地震を見ると、関東の相模、次に東南海ということで、この2つの地域が要注意ということになる。

 

これは僕が言っているのではなく、自然がそう言っている。

 

それと、忘れてならないのは北海道の千島沖で、千島沖は400年周期で発生していることがわかっていて、前回は1600年頃で、その時に八丈島も噴火して、それ以来、八丈島は噴火していない。

 

火山噴火と大地震がリンクしているのは間違いないことで、トンガの大噴火はバヌアツに近いし、今後、日本への影響が懸念される。

 

あと、東南海沖の大地震が発生する前は、西日本の内陸で大きな地震が発生することも分かっていて、もしかすると、西日本の内陸で起きる可能性もある。

 

話をまとめると、関東、西日本の内陸、東南海沖、千島列島が要注意だということは大きな自然のサイクルを見れば誰もがそう思うし、上げた地名が前後するかもしれないし、それは、今日かもしれないし、明日かもしれないし、一年後かもしれないし、10年後かもしれない。

 

地球の自然のサイクルを考えた場合、今、自分達は、最も危険な時期に生まれて、生きていると言っても過言ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界のジャッジの変化 3

 

20歳の時、重いシングルか?軽量スタビか?

 

 

世界のジャッジの変化は、だいぶ前に書いたが、続きを書きたいと思う。

 

ロングボードのジャッジングについては、過去、幾多に及び議論されてきた。

 

90年代初期はシングルフィンが主流だったが、93年頃からフランスのアパレルメーカー、オックスボゥが冠スポンサーについてから徐々に変わりはじめた。

 

なぜ?変わったかというと、試合を開催する場所が、世界の名高い1級ポイントで行われたからだ。

 

ハレイワやマカハ、レユニオン島のサンルー、フランスのサンセットと呼ばれるギタリー、南アフリカのジェフリーズベイ、メキシコのカボサンルーカス、メキシカンパイプライン等、、しかも、ハイシーズンでウェイティング期間も長く、波は当たる、当たる。

 

ダブル、トリプルというコンディションでの試合が多く、シングルフィンでは歯が立たなくなったからだ。

 

当然、選手達はそれを想定して試合に挑むわけだから、ボードはシングルフィンから軽量のスタビライザーになっていった。

 

ノーズライディング、ラウンドハウスカットバック、垂直リッピング、そして、チューブもあり、70年代初期に次ぐ、第2回目のロングボードレボルーションと言っていい時代だった。

 

やがて、ブラジリアンやハワイアン、カリフォルニア組の半数、オージー達が、ノーズに1回も行ってなくても3発当て込んで7点、8点がつきはじめ、選手達は困惑し始めた。

 

当て込みしかやらないならショートボードに乗ればいいじゃんとか、これは何のコンテストだ?とか、しまいにはショートボードロングのコンテストか?とまで揶揄されていろいろ議論された。

 

そして、90年代終わりから2000年初期頃に、1つの波で両方やったやつが凄いという評価になった。

 

両方とはノーズとマニュバー。

 

そして、2005年頃になると、オックスボゥがスポンサーから撤退したのと、主力だった運営スタッフや選手達が年齢と共に試合から離れ始め、ヨーロッパのスタッフやカリフォルニアのスタッフが増えた。

 

ヨーロッパやカリフォルニアのスタッフは、やっぱりロングボードはノーズライティングでしょう!という人達が多く、フットワークやフロウ(流れ)を重視しようということになった。

 

オックスボゥもスポンサーから降りたことにより、1級ブレイクから普通のビーチブレイクにコンテスト会場が変わり、小波での試合が増え、いいノーズライティングを評価するコンテストになり、それは現代にも至る。

 

では、いいノーズライティングとは何か?

 

簡単に言うと、体の軸がぶれないウオーキングから波が掘れる際どい位置でノーズに足をかけ、スピードもあり、しかも長時間ノーズにいて、その中にハングテンの完成度ってことで、そこにカットバックやエンドセクションのローラーコースターも綺麗にきまる。

 

こうして、90年代初期に始まったロングボードリバイバルから、軽量のロングボードレボルーショーン、そして、現代と、一通りいろいろやって現代の形に落ちついた経緯がある。

 

それとこうゆう話もあって、その人の身長に応じて、例えば、ボードの長さは身長プラス110センチに重さは何何以上とか、規定を定めようという話も20年以上前からあるが、そうなるとあまり面白くないのかな。

 

そんな規約での試合は今後ないと思うけど、究極を言うとそうゆうことになり、ブレイクもレフト、ライト、フェアで行われることが本当のフェアということになる。

 

それにしても、90年代のあのオックスボゥのコンテストは、同時はよくわからなかったが、今ではないね、ああゆうコンテスト。

 

ある意味、本当のウォーターマンが集まって、ダブル、トリプルで誰が一番うまいか?ってやったんだもんね。