不気味な共通点 | @DAVID

不気味な共通点

 

 

東日本大震災からおよそ11年が経った。

 

地震のことをすべて人間が把握するのは不可能だが、わかることもある。

 

日本の場合、三陸沖と東南海沖と千島列島沖は、周期的に大地震が発生している。

 

東日本大震災の後、いろんな人に次はどこで大地震が起こりそう?とよく聞かれることがあって、僕はこう答えていた。

 

よくわからないけど、真ん中というキーワードが脳裏をよぎっていて、真ん中、真ん中と答えていた。

 

そして、熊本で大地震が発生した時、中央構造線上だったのを知り、真ん中とは中央構造上という意味だったのかなーと自分の中でそう考えていた。

 

正直、僕は地震の余地能力なんかない。

 

でも、震災の数週間前に超リアルな巨大地震の夢を見たとブログでもアップしていて、その内容は今でも鮮明に覚えていて、僕は小学校で英語の先生をしていて、教室内で大きな揺れに遭遇し、普通は揺れがおさまったら、校庭に避難するんだが、その夢の中は、何故か?屋上に生徒達と避難した、そしたら、あたりの家が全部潰れていて、いつもより高いところに避難したと書いた。

 

でも、その夢で津波のシーンは見ていない。

 

後にも先にも、ブログにそんな夢をみて、いつもより高いところに避難したと書いたのは、ブログを始めて17年にもなるが、その時だけである。

 

こうゆう体験をすると、やはり、次はどこなんだろうと自分でよく考えるのだが、ここ数年、正直、いろいろ嫌なことが重なり、直感が鈍っているのは確かで今はわからない。

 

僕の中で欲を出して、何かを当てようとか、何かを予言しようとか思うと、何もひらめきがなく、本当にただ純粋に震災前の反原発運動は無償の愛みたいな精神状態で活動していたから、そうゆう時に摩訶不思議なことが多々自分に起こることはなんとなく知った。

 

話を本題に戻します、バヌアツの法則と言って、南太平洋のあのあたりでマグニチュード6以上の比較的大きな地震が発生すると、日本近海で比較的大きな地震が一週間からニ週間後に発生するということが、だいたい確率6割以上で起きていて、震災前もニュージーランドで大地震が発生した。

 

火山噴火と大地震はリンクしているから、トンガの大噴火の後、バヌアツの法則のことを考えはじめて、1週間後ぐらいに日本で大きな地震が来そうと思っていて、実際、昨日も大分で起きた。

 

そして、バヌアツの法則というのをいったん置いといて、もっと大きな視野で周期的に来る大地震のパターンを見てみよう。

 

ポイントは貞観地震の前後、 【貞観地震とは1100年前に仙台平野の内陸5キロまで津波が達した巨大地震】。

 

東日本大震災が1000年に一度と言われた理由は、1100年前に起きた貞観地震以来、東日本にあれだけの広範囲を襲った津波がないからだ。

 

貞観地震と東日本大震災をほぼ同規模と考えた場合、貞観地震の後に発生した大地震を見ると、関東の相模、次に東南海ということで、この2つの地域が要注意ということになる。

 

これは僕が言っているのではなく、自然がそう言っている。

 

それと、忘れてならないのは北海道の千島沖で、千島沖は400年周期で発生していることがわかっていて、前回は1600年頃で、その時に八丈島も噴火して、それ以来、八丈島は噴火していない。

 

火山噴火と大地震がリンクしているのは間違いないことで、トンガの大噴火はバヌアツに近いし、今後、日本への影響が懸念される。

 

あと、東南海沖の大地震が発生する前は、西日本の内陸で大きな地震が発生することも分かっていて、もしかすると、西日本の内陸で起きる可能性もある。

 

話をまとめると、関東、西日本の内陸、東南海沖、千島列島が要注意だということは大きな自然のサイクルを見れば誰もがそう思うし、上げた地名が前後するかもしれないし、それは、今日かもしれないし、明日かもしれないし、一年後かもしれないし、10年後かもしれない。

 

地球の自然のサイクルを考えた場合、今、自分達は、最も危険な時期に生まれて、生きていると言っても過言ではない。