「試験後の自己分析」と「実際の結果」がどれほど合致しているかをこの週末に確かめてみました。
「1年ぶりの全国小学生統一テスト」のこれまでの経緯は以下の記事を参照ください。
1年ぶりに全国小学生統一テストを受けます! 【2023年11月3日】
1年ぶりに全国小学生統一テストを受けてきました! 【2023年11月3日(本日)】
1年ぶりの全国小学生統一テストの結果① 【2023年11月3日実施】
理科
(11/3の息子の自己分析)
・全体的にジーニアステストより簡単だった。
・なにしろ問題数が多く、時間がぜんぜん足りなかった。
・確かに、時間全然足りていなかったようです。最後の6問をすべて落としていました。
・理科は全30問でした。試験時間は20分なので、1問あたり40秒です。ちょっとつまずいて、考えたら時間が足りなくなりそうですね。まだ4年生、全問解けなかったのは仕方がないかもしれませんね。
・それ以外については、まずまずの正解率でした。
社会
実は、得点も偏差値も一番低かったのが社会です。
(息子は社会が好きだし、得意だとおもっているのですが)
(11/3の息子の自己分析)
・時間が足りなかった。問題数が多い。
・あと資料の読み取り問題があったが、これ苦手なんよな~。
・大問が3問あったのですが、、、確かに、最後の大問3の正解率が非常に低かったです。ただ、全20問でした。1分/1問で、理科と違って余裕ありそうですが??息子に聞いてみました。
(父)1問あたり1分なのに時間足りなかったの?
(息子)「資料の読み取りには時間がかかるもの。ジーニアスでは資料読み取りでは、1問2分~3分の時間設定。そのつもりで時間を使ってしまった」
なるほど、いつものペースだと足りなかったのですね。。。
ちなみに、
「君だけの診断レポート」によると、
基礎知識
情報処理
空間や時間の認識
常識と社会性
推察力
基本知識、常識と社会性に難ありということです。
読み取り問題に時間がかかったけど、点数を落としたのは基礎知識のところだったようですね。まず覚えるべきことを覚える必要があるということでしょう。
算数
(11/3の息子の自己分析)
・時間内に最後の問題まで解けたが、途中の1問が難しくて分からなかった。
・立体図形の連続する3問を落としていました。本人は間違っていることを認識していなかったようです。
・立体図形については、以前も点数を落としていました。
この記事で書いたように、小学校低学年の時にドリルをやってました。その時は、苦にしない、、、逆に得意そうに見えたのですが。
そこで、改めて息子に3問連続で落とした問題を見てもらいました。
立体図形は、「立方体の積み木を積み上げた時の個数を問う問題、面数を問う問題」などでした。
(父)この問題間違えたの?
(息子)間違えるはずないよ。XX個でしょ。あっ、違ってたケアレスミスだった。
(父)........間違えるのは、、そういうことか
父は、なぜ間違えるのか分かりました。息子は、直観的に個数をカウントするのですが、結構な確率で間違っていると思われます。
例えば、積み木が5行×5列並んでいるとします。当然、個数は25個です。これを瞬時に16(4×4)とか、20(5×4)とか勘違いしたままカウントする感じです。もちろん5×5=25であることは本人は分かっていますが。表面積(表面の面数)を求めるために頭のなかでかけ算し、頭の中で(各面の計算結果を)足し合わせていく途中でやらかしてしまうのです。
これはケアレスミスではありません。再現よく間違えますね。
解決法は、
①直観的に判断し、頭の中で合計を計算していくことをやめ(暗算しない)、数を書き留めるようにする。
②直観的にカウントしても間違わないくらいに訓練する(ただ、これ限界ありますね)。
だと思いますが、「息子、①は面倒臭いんだろうな」と思っています(もちろんカウントできなような複雑な形状になれば、暗算せずに書き留めると思いますが)
面倒臭がらず確実にやってくれればいいのですが。。。アドバイスはしてみますが、本人次第という気がします。これが、今後もなおらなければ、、これが息子の実力というこでしょう。
国語
(11/3の息子の自己分析)
・時間は十分あった。
確かに「最後の問題で正答率が下がる」などはありませんでした。
・漢字は、問題数が少ないがまあまあ難しかったが、どうにかできた。
・語彙に関する問題が多かったが、どうにかできた。
漢字と語彙問題について「どうにかできた」とのことでしたが、8問間違えていました。自己分析が相当甘いようです。
・物語文と説明文が一問ずつ出た。まあまあ難しかった。理由は、説明文を解くのが初めてだったから。あっているかの自信はそんなにない。(ジーニアスのカリキュラムでは、まず物語文だけをやります。塾の勉強としては説明文を解くのは初めてでした)
物語文、説明文ともに結構出来ていたようです。
物語文と説明文で比べてみると、若干、物語文の正答率のほうが若干高いようです。文章題が以前よりも出来るようになっていのは、ジーニアスで物語文の読み込みをずっと行ってきたお陰でしょうか(そう思いたい)。
まとめ
・理科と社会の出来・不出来は自己分析がそれなりにできているようです。
・算数の「立体図形」、国語の「漢字」「語彙問題」の自己分析が甘く、出来たつもりになっていることが分かりました。(危機感もなさそうです。まずはこれらの分野では気づかずに間違っているケースが多いことを認識することが第一歩だと思います)
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