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トランペットの支え方

前に書いたことと重複しますが改めて。
楽器っていうものは「持つものではない」のです。弦楽器は片手でフレットで音程をコントロールしてもう片方の手で弓で弾いたりピック使ったり指で弾いたりするので楽器を持ってないんです。顎や膝やストラップで支えています。木管楽器も運指の為に両手の指が自在に動かせないといけないので、ストラップと口、口と親指(フルートなど)で支えています。持ってないのです。
では金管楽器はどうでしょうか?
チューバやユーフォニアムやホルンは底の部分を下から支えてマウスピースで唇と接触しています。音程のコントロールは片手で行います。ではトランペットやコルネットはどうでしょうか?
古いコルネットにはフィンガーフックがついていない、というのが大きなヒントなのです。フィンガーフックのない楽器だと右手を持つことに関与させることは困難になります、というか持てません。ということは左手で下側から支えることになりますが、そう考えると「全ての金管楽器は下側から支えて片手で音程のコントロールをするグループの楽器」であることがわかります。下から支えるので支えるポイントは下顎。これによってフィンガーフックを使った過剰なプレスで上唇を切るというトランペット奏者のみに見られるトラブルは回避できます。金管楽器で唇を切るというトラブルはトランペット以外て見たことがないのは何故なのか?ということについてもこれで説明がつくように思われます。個人的には下顎と左手の人差し指の2箇所で支えてあとはリラックスして構えることで数十年来の問題にケリをつけることができたように思います。

likeとwantは曲者。

どっちも中1で習う単語ですが、これ曲者なんですよね。likeは「好きです」って訳される感じですが、これだと一般動詞でありながら日本語としては動詞になってないんですよね。wantも「したい」ってなりがちで動詞として取りにくいんです。英語は言いたいことを先に言う言語なので主語述語が最初に来る言語なのですが、であれば、likeは「好む」、wantは「欲する」って訳した方が後ろについてくる不定詞句との関わりが分かり易いはずなんです。英語は「言いたいことを先に言う言語」で常に主語述語が最初の方で固まってるので、一般動詞から入った方がわかりやすいんです。だからlikeを「好きです」、すなわち名詞+助動詞的にするとbe動詞の文みたいに見えて混乱するんです。「好む」、「欲す」の方がわかりやすいんです。これは戦後になって日本語の言葉遣いが変わったことが理由かもしれません。

watch your jaw.

トランペットのメソッドで顎の使い方について詳細な記載があるのは恐らくスティーブンス=コステロメソッド(以下コステロ)だけであるように思われます。読んでいると、1/8インチとか1/16インチなんて数字が出てきます(実際に吹いてる時に測れないのでイメージとして捉えています)。1インチは2.54センチなので、1/8インチはおよそ0.32ミリで1/16インチは0.16ミリです。これは大きな数字です。だってラッパ吹きの人ってボアサイズとかマウスピースの直径、スロートのサイズ、バックボアなどなどに対して0.1ミリ単位で喧喧諤諤してるじゃないですか。ならばここも同様に考えないといけない話です。ということでこれから考えます。