ボデガ・デ・サリア グラン・ビージャ・グラン・レセルバ 1996

【生産者】 Bodega de Saria
【銘柄】 Gran Villa Gran Reserva 1996
【産地】 スペイン ナバーラ
【購入店】 ワインナヴィ
【価格】 1480円
【俺P】 82点

お気に入りのハイコスパワインを久々にリピート。

抜栓直後の赤系から、次第にドライフルーツ的な熟成感を帯びてくる果実香。
それと樽のミルキーなニュアンス。
土や動物系の香りも。

13年熟成の安ワインとは思えないほどの、フレッシュな果実味と酸。
このワインはテンプラニーリョ主体なのだが、どこか低温浸漬系のブルゴーニュのピノを思わせるものがある。

タンニンは溶け込んでテクスチャーは滑らか、まさに今が飲み頃であろう。

この価格にしてこれだけ綺麗に熟成したワインは、そうそうないと思う。

素晴らしい買い得品。

ボデガ・デ・サリア グラン・ビージャ クリアンサ 2001

【生産者】 Bodega de Saria
【銘柄】 Gran Villa Criansa 2001
【産地】 スペイン ナバーラ
【購入店】 ワインナヴィ
【価格】 880円
【俺P】 67点

かの聖ザビエルの流れを汲むとかいうスペインの生産者、ボデガ・デ・サリア。

ここの格上品、同じワインナヴィで取り扱っているグラン・ビージャ・グラン・レセルバ1996は、1500円程度で素晴らしいコストパフォーマンスを誇る品。
そちらについては何度もリピート買いをしている。

今回さらに廉価なクリアンサの01を見つけたので、一も二もなく購入した次第。

ドライフルーツや腐葉土といった、かなり熟成感のある香り。

口に含むとまだまだ果実味も残っており、枯れたというほどではないのだが、タンニンや酸はかなり減退し、やや老成した印象。

これより5年も古いグラン・レセルバ96を、最後に飲んだのは昨年であるが、そちらの方がずっと若い感じを受けた。
まあ格上品の方が、より長熟に堪えるというのは当然ではある。

グラン・レセルバほどの驚きは得なかったとはいえ、バランスは良好でまっとうな熟成をしており、充分楽しんで飲めるワイン。

値段以上の価値は認められよう。

シャトー・トゥール・バイヤール 2000

【生産者】 Ch. Tour Bayard
【銘柄】 Ch. Tour Bayard 2005
【産地】 仏 ボルドー モンターニュ・サン=テミリオン
【購入店】 勝田台駅前の酒屋
【価格】 1000円
【俺P】 62点

投げ売りボルドーシリーズ第3弾。

色は未だ割と濃い。
ドライフルーツ系の香り。熟成ボルドーらしい複雑さはあまりない。
果実味はまだ残ってはいるものの、少し枯れかけている。

バランスは悪くないが、特にどうということもないワイン。
価格なりか。