8 bottles a week (ワインを中心に) -14ページ目

シャトー・ムーラン・イケム 2005

【生産者】 Ch. Moulin Eyquem
【銘柄】 Ch. Moulin Eyquem 2005
【産地】 仏 ボルドー コート・ド・ブール
【購入店】 みちのく岩手のワイン屋 竹澤
【価格】 1302円
【俺P】 80点

久々に安ボルドーで大当たりを引いた。

リキュール系の甘い果実香、甘いハーブ、スパイス、それと気にならない程度の青いニュアンス。

果実味が充実しており、タンニンは溶け込んで、テクスチャーは既に滑らか。酸度は低め。

単純に旨く飲みやすいワインだが、新世界っぽいところまでは行ってしまわない、絶妙のバランス。

この価格にしてメルロの甘美さ、滑らかさをしっかり引き出せている点は激賞に値する。

多分にヴィンテージの恩恵もあるとは思うが、要注目の造り手である。

ルシアン・ヤコブ サヴィニ・レ・ボーヌ 1998

【生産者】 Lucien Jacob
【銘柄】 Savigny les Beaune 1998
【産地】 仏 ブルゴーニュ サヴィニ・レ・ボーヌ村
【購入店】 某ネットショップ
【価格】 1554円
【俺P】 72点

濃くも薄くもないルビー色。

香りは開きにくい。次第に赤系果実。

今ひとつ果実味が前に出て来ず、酸がやや目立つ。

これはこれで悪い味ではないが、ブルゴーニュらしいエロい熟成はしていないようだ。

タンニンはほぼ消失しているし、ここから更に成長するとも思われない。

この価格だったのでそれなりに満足だが、例えば3000円で買っていたなら、外れと判断しただろう。

ギィ・ボサール グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント 2004

【生産者】Guy Bossard
【銘柄】 Gros Plant du Pay Nantais 2004
【産地】 仏 ロワール
【購入店】 みちのく岩手のワイン屋 竹澤
【価格】
【俺P】 80点


青林檎や柑橘のニュアンス。
素直な果実味、綺麗な酸とミネラル。

価格からは信じられないほど、エレガントでまとまりの良いワインだ。
まさにピュアさの極致という感じ。

料理とも合わせやすいし、これは非常に気に入った。

ボサールはビオの旗手として、近頃話題の生産者。

今度は格上品にも挑戦してみたい。