東京の江東区亀戸(「かめいど」と読みます)に、テレビなんかでもよく取り上げられる「亀戸餃子」という、超有名なお店があります。

テレビで見ていると、出演者はみんな「メチャうまい!」とか大絶賛しています。


このお店、錦糸町にも支店があり、そっちはよく店の前を通ることがあり、食べたことはないですが、遠目で、繁盛しているのは見てました。

今回、ちょっと時間ができたので、「どうせ行くなら本店に行こう」と思って亀戸へ。



駅から1分程度の汚い小路の中にありました。


ちょっとルールが変わった店ですが、ぐるなびなどで予習をしていたので、そんなには驚きません。

とは言うものの、「テレビで見るよりも汚い、小さな店だなあ」と思いつつ、中に入ると、いきなり、「お持ち帰りですか?」と聞かれます。

「いえ、中で食べます。一人です」と答え、「あっちのカウンターへどうぞ」と案内されます。店員さんは、外国人の女性で、なかなか押しの強い接客でした。
お冷も出ず、いきなり、「お飲み物は?」と聞かれます。私、お酒はだめなので、「じゃあ、烏龍茶」と答え、続いて「何枚?」と聞かれたので、「3枚お願いします」と注文。

この店、本当に、メニューは「餃子しかない」というものでした。1枚270円です。ライスすらありません。

ぐるなびの予習で「ここの餃子は小さい」「3枚以上注文すると、口直しのもやしがつく」ということを知っていたので、「3枚は普通に食べられるだろ?」と思った次第です。


注文して10秒で、1枚目が到着。。。。


「早い。早すぎる」

店内をぐるっと見回す時間もなく、出てきます。
では、いただきます。
ほんと、小ぶりでした。
皮は薄めで、わりとパリパリして、一口で食べられます。
中のアンは、野菜多めで、肉は少なめ。
これではたしかに、「ご飯が食べたくなる餃子」ではなく、「お酒のつまみにちょうどいい餃子」という感じです。

味は・・・・・

「うまい!」というものではなく、「普通」「うちの母親の餃子のほうがうまいなあ」という感じでした。テレビ番組では、みんな、「うまい!」って叫んでましたが、あれ、「演技」じゃないでしょうか??

あっという間に、1枚5個を食べると、何も言わなくても、2枚目が飛んできます。配膳というよりも「投げ飛ばす」という感じでテーブルに置かれます。汁物じゃないからいいですけど。

2枚目もすぐにたいらげると、間髪入れずに3枚目が着陸。
なんかもう、「わんこそば」の感じに近いです。

3枚目なので、「もやしがくるはずだよなあ」と待ってましたが来ません。周囲の客の様子を見ますが、どの客のところにももやしは来てません。

「あれ、ネット上ではみんな書いてたのに、制度が変わったのかな?」と思って、店員さんに聞こうと思いましたが、次々にやってくる客の受け入れで忙しそうで質問できる隙がありません。

肝心の餃子ですが、おいしいといえども、ひたすら餃子だけでは飽きてしまいますし、他の料理も、つけあわせの野菜類とか、お新香とかもないのでは、これ以上食べる気にならず。飲み物を飲みながら少しのんびり休んでもいいのですが、次から次へとお客さんが来るので、長居ができる雰囲気でもなく、さっさと、お会計(960円なり)&退店。

滞在時間、10分ほど。牛丼チェーンみたいな回転率でした。

 

あとから考えてみると、養鶏場のブロイラーが餌を食べているような気分でした。

正直言うと、「なんで、ここが繁盛しているのか、よくわからない」という感触でした。


まあ、諺にも、「名物に@@@ものなし」とか言いますからね。

 

ビールが好きな人にはいいのかしれませんね。


 

 

お客様の中で、「プロに撮影を依頼した」ことで、デジカメに興味を持って、「いいカメラを買って、自分もちょっと写真を撮ってみたい」と考える場合があると思います。

今、購入するとしたら、いわゆる「ミラーレス一眼」ということになると思いますが、お店や通販では、いろんなカメラが売っていて、素人さんには何がなんだかわからないと思います。

 

「どのメーカーがいいのかな?」

「どの機種がいいのだろうか?」

「レンズは何を揃えれば???」

 

いろんな疑問があると思います。

 

そんな時は、当事務所にご質問ください。

「アフターサービス」と言ってはなんですが、うちの事務所に撮影をご依頼いただいたお客様へのサービスとして、カメラに関することでしたら、いろんなご質問にお答えします。

 

こういうことができるのって、うちの事務所くらいだと思うのですが、実は、私、「写真屋」ではありますが、「カメラマニア」でもありまして。

学生時代はカメラ屋さんでカメラを売っていたこともあります。

 

「カメラに関する質問だったら、ヨドバシとかのカメラ屋に行きます」

とおっしゃる方も多いでしょうが、カメラ店の店員さんって、必ずしも、写真を実際にいっぱい撮っているわけではありません。

機械の知識があっても、実際の写真のことはよくわかってないケースが多いです。あくまでも、販売のプロであって、撮影のプロではないですから。

それに、各店舗の思惑で「今週はこの機種を売ろう」といった、販売方針があって、そのお客様にとって「最適の機種」を勧めてくれるわけではありません。

 

私はカメラマニアなので、普通のプロが「うちはニコンのカメラしか使わない」「キャノンだけ」なんていう人が多いのに、うちでは、「ニコン」を中心に、最近は、「完全無音撮影ができるSONY」のカメラも増えましたし、「キャノン」も持ってますし、仕事では使いませんが、個人の趣味として手軽に扱える、「オリンパス」「パナソニック」のカメラも持ってます。

ついこの前は、最新のニコンのミラーレス一眼を購入しました。

レンズもいっぱい持ってます。

 

とにかく、いろんなカメラを持っていて、それで実際に撮っているので、いろんなカメラの実体験知識を豊富に持っているわけです。

 

なので、「初心者」から「上級者」まで、どんな質問でもお応えできる自信があります。

 

なにか「知りたいこと」がありましたら、無料で対応しますので、どうぞご遠慮なくご質問のメールを送ってください。

「予算」「目的」「技量」・・・に合わせた最適のものをご説明します。

 

 

 

(※ただし、動画はあまり知識がないので、静止画撮影中心でお願いします)

 

 

 

 

コンサートや舞台関係の仕事って、ゲネプロとかリハーサルから撮り始めると、「朝から晩までずっと撮影している長時間の仕事」になることが多いです。

となると、この業界の習慣としては、主催者の方から「お昼のお弁当をどうぞ」と差し入れしてもらうことが多いのですが、うちの場合、これはいつも辞退させていただいております。

 

というのも、ご飯を食べてしまうと「眠くなってしまう」からです。

 

「真剣に撮影しているのに、眠くなるのか」と思われるかもしれませんが、どこのホールでも上演中は客席は暗くなっています。

 

 

そして、特にクラシック音楽などでは、演奏者の技術が高く、素晴らしい演奏を聞かせてくれると、良質な音楽ですごく気持ちよくなってしまい、その結果、眠くなることがあります。

最後方の席で一人で撮っていますから、他人が起こしてくれることもありません。

 

そういうわけで、お弁当のお手配を考えていただける主催者様のお気持ちはとてもうれしいのですが、仕事中の食事はしないようにしております。失礼をお許しください。

登山が趣味です。

というか、昔は仕事で登山をしてました。(小中学校の林間学校とかの同伴撮影があったため)

年をとってからはほとんど登ってませんが、この前、足利市の浅間山に登ってきました。

ちょっと前まで、「山女日記3」というドラマも見ておりました。

このドラマ、一番最初の話が新潟の「火打山」で、ここも仕事で登ったことがある山だったので、それ以来、注目しているドラマです。

 

そのドラマの中で、「落石シーン」がありました。

落石というのは非常に危険なので、山登りをする人たちは、落石を発見すると

 

「ラク!」

 

と叫んで、他の登山者に注意を呼びかけます。

 

この「ラク」というのは「落石」のことなんですが、これがまたちょうどうまい具合に、英語の「Rock」にも聞こえるわけで、日本語で「ラク!」と叫んでも、外国人にも「落石だぞ!」と通用するのです。

 

偶然なんでしょうけど、便利な言葉です。

そんなことをテレビを見ながら思い出した次第です。

 

(※このドラマ、BS放送なので、BSが見られない我が家では見れずに、行きつけの洋食屋さんで見させてもらいました)

 

 

コロナ下での「音楽発表会」。

緊急事態宣言の間は「ステージの上に6人以上同時に上がってはだめ」といった制限を設けたホールもあり、そういうところでは当然「集合写真撮影はなし」となりました。集合写真の並び方って「三密の象徴」みたいなものですから、しょうがないです。

 

ただ、宣言が解除され、「椅子と椅子の間隔を少し広く取る」などの対策をとりながら、ぼちぼち「集合写真撮影」が復活してきており、写真屋が写真屋の腕を発揮できるようになり、うれしく思っています。

 

一般の皆さんは気づかないと思いますが、「集合写真の並べ方」には、いろいろな「プロならではのテクニック」が含まれており、素人さんには、なかなか真似ができることではありません。

 

 

さて、この写真に写っている「集合写真のセッティング」ですが、画面右側が客席方向で、これは、「1列目 椅子に座る」「2列目 床に立つ」「3列目 木の箱の上に立つ」「4列目 椅子の上に立つ」という「4段組み」のセッティングです。

 

実際は、この写真の状況の後に、あるテクニックを使用して、微調整をするのですが、だいたい、こんな感じにセットします。

 

ここで、一般の皆さんは、違和感を覚えるかもしれません。

 

「4列目の椅子が反対を向いている」と。

 

そう、たしかに「逆を向いている」状態です。おかしいと思うのが普通です。

でも、この向きにすると、後方から、この椅子に靴を脱いで上がる際に、じゃまになる背もたれがないから楽なんです。

また、ちょっとふかふかした椅子だと、上に乗ると足元が不安定ですが、バランスを崩した際に、前にある背もたれを手で掴むことができて安心です。

 

こうやって説明されると、「なるほど、ガッテン!」となると思いますが、これ、プロでも知らない人がけっこういるんです。

私の写真の師匠もこれを知らず、普通に前を向いて椅子を置いていました。その師匠に教わった私もずっと、「逆向きにしたほうが楽」なんてことは思いつきもせず、この並べ方で何年もやってました。

「反対向きにする」なんていう発想がまったくなかったのです。

 

ある発表会の時に、そこの先生から「去年の発表会の写真屋さんは逆向きに置いていましたよ」と指摘され、その瞬間は「そんなバカな?」と思ったんですが、実際に逆向きに置いたら、「これは上がり下りが格段に楽だ」とすぐに理解しました。それ以後は当然のように逆向きにセットしてます。

 

あとから考えると、「なんでこんな簡単なことに何年も気づかずに仕事をしていたんだろう?」と自分の無知を恥じるばかりです。

 

 

というわけで、集合写真の並べ方には、様々な「プロならではのテクニック」が隠れている、ということに関心をもっていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

カメラマン仲間と「今までで一番大変だった撮影」というテーマで話をしてました。

 

すぐに思い出すのは、この撮影です。ほんと大変でした。

 

その他を考えていたところ、テレビでこんなニュースをやってました。

 

 

11日午後1時40分頃、東京都新宿区歌舞伎町のラーメン店「麺匠 竹虎本店」に乗用車が突っ込んだ。乗用車は店の入り口のドアを破壊して停車。店内にいた客の男性5人が重軽傷を負ったが、いずれも命に別条はないという。

警視庁新宿署は、車を運転していた茨城県鹿嶋市の男性(80)から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で事情を聞いている。男性にけがはなく、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。

 

80歳ですか、もう運転しちゃだめですよね。

さて、この「アクセルとブレーキを間違えた」という事故を見て、おもいだしたことがあります。

 

 

昔々、カメラマンの修行時代に、ある写真会社のアシスタントとして、某中学校に行き、その会社の社員カメラマンといっしょに、27クラスの「クラス集合写真」を撮る仕事がありました。

 

これくらいの数になると、一人ではできないため、二手に分かれて、

「第一撮影場所=正門の前」

「第二撮影場所=校庭の奥の方」

という2ケ所に撮影場所を設置し、「第一でメインカメラマン(社員)が写真を撮っている間に、アシスタント(私)は、第二に生徒さんたちを並べる。並べ終わったら、第一で撮っていたカメラマンが移動してきて本番撮影をする。その時にアシスタントは、第一を並べておく」~  というのを繰り返して、てきぱき撮影していく手順でした。

 

 

 

社員カメラマンも私も、機材のセッティングや2ケ所のひな壇の設置を終えて、「そろそろ本番か」とおもって第一の正門前で待機していた頃。

 

 

 

誰だか知りませんが、男性が車に乗ってやってきました。いったん、正門の前で停車します。

私が車に近づいて「クラス集合写真を撮るので、ここから中には入れません。裏口に回ってくれませんか?」と頼もうとした時、その車は突然ものすごい勢いで発車し、三脚に乗せたカメラごとなぎ倒し、カメラバッグにもぶつかり、ひな壇をめちゃくちゃにして停車しました。

 

どうやら、「アクセルとブレーキを間違えた」らしいです。

 

カメラには「ミニカム」という業務用大型ストロボがついていましたが、これは見事に割れてました。カメラも使えなくなりました。カメラバッグもぶつけられたため、中に入っていた予備のカメラも壊されました。

 

 

人身事故ではないものの、こっちとしては大パニックです。

 

事故の処理よりも、こっちは、とにかく、クラス集合写真を撮らないといけません。生徒さんが続々と、集まってきます。

 

慌てて、正門はあきらめて、校庭の中でもう一箇所の場所を作り、それを使って、2ケ所同時撮影をしないといけません。

 

しかし、カメラはメインも予備も完全に壊れています。

幸い、これは事前には頼まれていなかったのですが、私の方でも私物の「集合写真撮影用カメラ一式」を「念の為」ということで持参していたので、これを急遽取り出して、撮影をなんとかやりきりました。

 

このあと、事故について、どういう処理をしたのかは聞いておりません。おそらく被害金額は200万円近くになったかもしれません。

 

でも、まあ、壊れたのが、機械類だけで良かったです。ひな壇の上に生徒さんたち全員が集まっていたタイミングで突っ込んでいたら、死傷者が数十名出た大惨事になっていたことでしょう。

その点ではラッキーなタイミングだったのかもしれません。

 

しかし、ほんと肝を冷やす出来事でした。もし、破壊された機材が自分のものだったら、ショック死してたかもしれません。こんなことも起きるので、「予備機材」というのは大事です。

 

※今回は撮影とは全然関係のない話題です。

 

昔々、若い頃、職業柄、「平日に休みが多い」「時間がわりと自由」という生活形式だったため、空き時間を利用して、「高齢者の福祉のボランティア」というのをやっていたことがあります。

 

具体的には、「なんでも屋みたいに、困りごとを解決する仕事(「地震に備えて家具を固定したいからやって欲しい」とか)」「病院に行くから、送迎と付添を頼みたい」なんていうのを対応してました。

 

この時、依頼を受けた際に、「じゃあ、+月*日 @時に伺います」とか、日時を約束するわけですが、これがなかなか100%守られることがなく・・・・

 

「今日は寒くて体調がイマイチなので、家具の固定はまた別の日にしてください」

とか

「今日は雨が降って膝が痛いので病院に行くのはやめます」

とか

キャンセルがけっこう多かったのです。

こちらとしては、あれこれ、人とか車とかやりくりして、約束した予定に合わせて、行けるように準備しているのに、「ちょっと調子が悪いので・・・・」でキャンセルされると、正直言って、「ふざけんなよ、そっちから頼んで来たのに」とか思ってました。

 

でもですね、自分が還暦近くなって、体のあちこちに不調を抱えてくるようになると、「急に寒くなった」とか、ちょっとした気候の変化で体調が悪くなり、「今日は出かけるのは無理だな」とか、前夜寝る時は元気だったのに、朝起きたら、「今日はなんか調子が悪いなあ」と具合が急に悪くなっていることが、しょっちゅうあるのです。

 

こういう経験を自分ですると、「ちゃんと約束をしても、キャンセルしてしまう気持ち」というのが、すごくよくわかるようになりまして・・・・・

 

ボランティアやってた若い時は、そういう「体調の変化」というのが自覚がなくて、自分の感覺で、「約束したのに、ひでえなあ」とか思っていたことが、「自分勝手だったなあ」と、痛感しております。

 

今更なんですが、あの当時に関わった皆さん(おそらく、多くの人が天国にいらっしゃると思いますが)に、深く謝罪をしたいと思います。

 

すいませんでした。

 

しかし、ほんと、ちょっとした気候の変化が体調に影響しますねえ。これが年をとるということなんでしょうね。

無理がきかない年齢になってきました。

 

高齢者ほど、気候の挨拶をするもんですが、その理由もわかりました。

 

今日もすごく寒いです。みなさんもどうかお元気で。

 

 

 

音楽関係のイベントの撮影をしているくらいですから、音楽や楽器にはもともと興味があります。

 

コロナで仕事が暇なので、昔話をひとつ。

 

20年くらい前のこと。

地元の町の公会堂で、「バーゲンセール」がありました。

その頃、よくあった、「行商みたいな業者が、公会堂みたいな大きな場所を3日間とか5日間とか借り切って、生活必需品とかいろいろなものを激安価格で売って、期間が終わると、また、よその土地へ行く」というパターンの商売です。

 

実際は、そんなに激安ではないのですが、ほんの一部、「広告に乗せる商品」の中には、「サランラップ 5円」とか、すごい安いものがあり、それに釣られて会場を訪れるお客さんがいっぱいいました。そして、そういう「広告商品」は、あっという間に売り切れていて買えません。

 

そのバーゲンセールで「ロールアップピアノ」というのを発見しました。

今は、みなさん、「ロールアップピアノ」というと、すぐに理解してもらえると思いますが、その当時は、非常に珍しいもので、これを見た時に、「すごい!」と感動しました。

(※巻紙みたいになっていて、クルクル巻くと小さくなり、どこでも持ち運びができます。プロのピアニストでも、地方出張の際に持っていって、ホテルの客室内で、これで練習をしたりするそうです)

 

その時は、6000円くらいでしたが、実際にポロポロ弾いてみて、ちゃんと音が出るので、「これはいい。買ってしまおう」と思って、その場で買ってしまいました。

 

そして、それを家に持ち帰ります。その日は忙しくて、箱から出すことができず、3日後に箱から出して演奏してみたんですが・・・・・

 

この商品、ピアノなのに、「ひとつの音しか」出ないのです。

「ドミソの和音」を指で押しても、その中の「ド」だけとか、ひとつの音しか出ないのです。つまり、和音は無理だし、両手で弾くなんてのもまったくできないのです。これじゃあ、リコーダーと同じで、ピアノとは言えません。

 

 

要するに「騙された」「詐欺商品」だったわけですが、販売会場でちゃんと確認しなかった自分も悪いわけで。(指一本でポロポロ試していたので気が付きませんでした)

 

当然、「返品だ! お金を返せ!」と思うわけですが、公会堂の仮設販売会場は、もうありません。よその土地へ行っているようです。

チラシを見ますが、「連絡先」みたいなのは書いてありません。つまり、抗議の電話もできないわけでして・・・・・・

泣き寝入りしかないです。

 

その後は、単音しか出ないまま、ちょっと遊んでましたが、そういう商品ですから、耐久性も悪く、5~6回遊んでいたら完全に壊れました。

 

高い授業料を払ってしまいました。

 

 

 

今朝のNHKニュース。

「 長野市では市民の喜寿のお祝いに、”地元の写真館で記念写真が無料で撮れる”というサービスをやっている」

(※市役所でやっているのではなく、長野市営業写真館協会さんがやっておられるようです )

というのが放送されてまして。「これ、素晴らしい企画だなあ」と感心して見てたのですが、その写真館の館主、つまりカメラマンが、「ウレタンマスク」で「鼻だし」で撮影をしている様子が映っており、ちょっと心配になりました。

 

実は、カメラマンというのはマスクをしていると、カメラのファインダーがどうしても曇ってしまい、写真が撮れなくなるため、できればマスクをしたくないのです。

その事情は私もよくわかります。実際、私も時々、鼻だしマスクにすることがあります。

 

今は、KF94という密閉性の高いマスクに変えて、「時々、人のいないところに行って、マスクを外して深呼吸を数回してから、カメラの位置に戻り、マスクをして撮影する」なんてことをしています。

 

町中の写真館って、わりと狭い空間ですし、被写体となるお客様は当然マスクを外しています。

それで、カメラマンが鼻だしマスクでは、かなり、感染の危険が高い職種ではないかと思います。

 

 

 

そんなニュースを見ていて、日本の感染対策は「飲食店」を重視していて、飲食店に関しては、各役所で、「認証制度」があって、お墨付きを与えたりしていますが、その他の職種に関しては、公的認証がないと思います。

 

上記の「写真館」も感染の危険が高い場所ですし、「美容院・理髪店」なんかも、至近距離で接客しますから危ない業態です。

整体などのマッサージ店なんかは体に触れます。スポーツクラブなんかもけっこう危ないですし、「ホットヨガ」なんて、換気を十分にしたら、ホットじゃなくなってしまい、もっと危ないような気がします。

でも、そういう業態のお店に関しての「公的認証」はないと思います。

そろそろ「飲食店だけ」の施策ではなく、その他の業態のことも考えていいんじゃないでしょうか?

 

公的認証のない業態のお店は、そこの経営者が自分の価値基準で「うちは感染防止対策を十分にやっています」と自由に貼り紙をすることができる状態で、これは信用できません。

実際、この前、自分が行ったスポーツクラブでは、スタッフがウレタンマスクをしていましたし、客が鼻だしマスクをしていても、スタッフは注意することもありませんでした。スタジオレッスンもものすごく密集し、仲のいい客同士が大きな声で至近距離でおしゃべりしてました。でも、店頭には「十分な感染防止対策をとっています」と大きな文字で書いてありました。

 

「言ったもん勝ち」ではなく、きちんと公的機関が認証するようにしたほうがいいと思います。

 

 

※今回は仕事の話では全然なく、趣味関係の「備忘録」として書いております。バイク好きの人だけお読み下さい。

 

女優・タレントの「本田翼さん」。ある深夜番組で見たのですが、お父さんがホンダのバイクが好きな人で、自分もホンダなので、それで娘に「翼」という名前をつけたそうで。この話を聞いて、「このお父さんすごいなあ。私と話があいそうだなあ」と感心しました。

(※翼マークはホンダのシンボル)

 

私もバイクが大好きで、高校生からずっと乗っています。

HONDA Super Cub

HONDA CB250RS

HONDA Spacy125

HONDA Spacy50

HONDA Lead90

SUZUKI ベクスター150

HONDA Dio 50

SUZUKI アドレス125G

YAMAHA Axistreet 125

HONDA Lead125

 

社会人になってからは、「生活の道具」として使っているため、「荷物が積めるスクーター」ばかりになっています。

 

というわけで、今回は、2020年11月から乗っている新車の「HONDA LEAD125」についてのレビューを書きます。約1年載っているのでだいたいのことがわかってきました。

 

ホンダ リード125 試乗記事

まずはプロの評論家が書いた記事をお読み下さい。写真も豊富でわかりやすいです。ただ、プロは「宣伝」として原稿料をもらっていますから、本当に悪いことを書いていません。

 

<悪い点>

■「乗り心地」・・・サスペンションが悪いのかな? 過去に乗ってきたバイクの中でも最悪の乗り心地です。シートも固めなので、路面が悪いと、貨物トラックに乗っているがごとくの乗り心地です。なんで、こんなにひどいのか不思議なくらいです。

■「ヘルメットホルダー」・・・形状が悪く、事実上使えません。だめだこりゃ。

■「ガソリン給油口」・・・気をつけて、少量ずつ給油しないと、すぐに吹き出します。最悪です。給油口のカバー部分がちゃちでペラペラしており、はまりにくいです。そして、タンクのキャップがものすごく硬く、かつ回しにくいです。あの低い位置でこんな硬いと、姿勢が大変で腰を痛めます。

(※追記修正 説明書をよく読むと、吹きこぼれないようにする”コツ”が書いてあり、そのとおりにすると大丈夫でした。)

■「メットインボックス」・・・大きいことは大きいのですが、最新のフルフェイスなんかだと入りません。昔の基準で作ってる気がします。それと、内壁がプラスティックむき出しなので、品物によっては傷がつきますし、つるつるしているため、中でうごきやすいです。(テイクアウトのカレーライスをいれたら悲惨なことに)

■「メインキーを差し込む場所が見えにくい」・・・夜だと苦労します。

■「ホーンとウィンカーの位置が昔と逆」・・・めちゃくちゃ操作しにくいです。「慣れれば大丈夫」と言う人もいますが、いまだに慣れません。おかげでとっさの時にクラクションを鳴らせません。「え~と、どこだっけ?」と3秒かかります。

■「スピードメーター140kmまでいらないでしょ?」・・・120まででいいんじゃないかな? 実際、どんなにがんばっても100までしか出ないそうです。

■「小物入れの形状が悪く使いにくい」・・・とにかく使いにくいです。底が深いので手が届かず、出し入れがしにくいです。

■「足元が狭い」・・・メットインスペースを広くするために犠牲になったと思いますが、以前、アクシスのときには置けた大型カメラバッグが置けません。

■「前カゴがつけられない」・・・・今は、カゴをつけられる125バイクが皆無です。生活のためのバイクなので、カゴは必須です。カゴがあると、買い物のときとかに、ヘルメットをさっとそこに置くことができていいんですが、ないと困ります。前の前の型ではつけられたんですけどね。

■「リアキャリアのロープをひっかけるフックがもう一個欲しい」・・・現状は少ないです。そして、フックの形状がつるつるで外れやすい。

■「ハザードランプが欲しい」

■「時計が狂う」・・・時計付きはとても便利で助かるのですが、けっこう狂うので調整が面倒。

■「125にしてはちょっと価格が高い」・・・購入時、値引きが一切なかったため、高く感じます。

■「スマホスタンドとか標準装備にしたらどうなんだろう?」・・・今、スマホを運転中に取り付ける人が急増しています。最初から、こういうアクセサリーを取り付ける台を標準装備にしておくと便利だと思います。そして、電源も容易に接続できるようになっていると、さらに便利です。

■「バックミラーが見にくい」・・・取付位置が悪いと思います。

 

 

なお、いろいろなライダーの「リードはかっこわるい」という意見を見ますが、私はそんなに「カッコ悪い」とは思いません。むしろ、PCXの後部のデザインのほうが「ものすごください」と感じています。

 

 

 

 

 

 

<良い点>

■「エンジン」・・・なかなかいいです。加速も十分、力強く、不満はないです。水冷で音も静かです。始動もまったく問題なしです。

■「メットインスペース」・・・広い。すごい。リュックサックがそのまま入るのには驚き。

■「ライト類」・・・LED明るいです。フロントについている、眉毛のようなポジションランプもかっこうよく視認性が高く夜間でも安全です。

■「アイドリングストップ機能」・・・これは優秀な装置で、止まったあとも、ストレスなくすぐにエンジン始動して、よくできています。ただし、止まる時にブブっと震えるのがちょっと気持ち悪いです。

■「燃費良し」・・・リッター45~49走ります。以前乗っていたアクシスは33くらいだったので雲泥の差です。

■「後部席用のステップが折りたたみ式」・・・めったに載せることはないですから、やはり、折りたたみ式にして全幅を狭くするのがベストです。

■「デザイン悪くない」・・・LEDになったことで後方もかっこよくなりました。

■「ウィインカーの作動音が静か」・・・ただし、そのために消し忘れもよくやります。

■「コンビニフックが使いやすいし、ちゃんとロックできる」・・・安心です。以前のアクシスのものはものすごく使いにくかったので。

■「盗難されにくい」・・・人気がない車種のため、狙われないそうです。

■「車体の大きさがちょうどいい」・・・125ccとしてちょうどいい大きさです。PCXは大きすぎて、駅の駐輪場とかで周囲に迷惑をかけています。

■「メインスタンドを立てる際に、ほとんど力がいらない」・・・今まで乗ってきたバイクの中で、一番、立てやすいです。バランスがいいんでしょう。