※今回は撮影とは全然関係のない話題です。

 

昔々、若い頃、職業柄、「平日に休みが多い」「時間がわりと自由」という生活形式だったため、空き時間を利用して、「高齢者の福祉のボランティア」というのをやっていたことがあります。

 

具体的には、「なんでも屋みたいに、困りごとを解決する仕事(「地震に備えて家具を固定したいからやって欲しい」とか)」「病院に行くから、送迎と付添を頼みたい」なんていうのを対応してました。

 

この時、依頼を受けた際に、「じゃあ、+月*日 @時に伺います」とか、日時を約束するわけですが、これがなかなか100%守られることがなく・・・・

 

「今日は寒くて体調がイマイチなので、家具の固定はまた別の日にしてください」

とか

「今日は雨が降って膝が痛いので病院に行くのはやめます」

とか

キャンセルがけっこう多かったのです。

こちらとしては、あれこれ、人とか車とかやりくりして、約束した予定に合わせて、行けるように準備しているのに、「ちょっと調子が悪いので・・・・」でキャンセルされると、正直言って、「ふざけんなよ、そっちから頼んで来たのに」とか思ってました。

 

でもですね、自分が還暦近くなって、体のあちこちに不調を抱えてくるようになると、「急に寒くなった」とか、ちょっとした気候の変化で体調が悪くなり、「今日は出かけるのは無理だな」とか、前夜寝る時は元気だったのに、朝起きたら、「今日はなんか調子が悪いなあ」と具合が急に悪くなっていることが、しょっちゅうあるのです。

 

こういう経験を自分ですると、「ちゃんと約束をしても、キャンセルしてしまう気持ち」というのが、すごくよくわかるようになりまして・・・・・

 

ボランティアやってた若い時は、そういう「体調の変化」というのが自覚がなくて、自分の感覺で、「約束したのに、ひでえなあ」とか思っていたことが、「自分勝手だったなあ」と、痛感しております。

 

今更なんですが、あの当時に関わった皆さん(おそらく、多くの人が天国にいらっしゃると思いますが)に、深く謝罪をしたいと思います。

 

すいませんでした。

 

しかし、ほんと、ちょっとした気候の変化が体調に影響しますねえ。これが年をとるということなんでしょうね。

無理がきかない年齢になってきました。

 

高齢者ほど、気候の挨拶をするもんですが、その理由もわかりました。

 

今日もすごく寒いです。みなさんもどうかお元気で。