デジモデ〈Digital Modeling〉 -5ページ目

ちょっとした部品4

塗装も終わったことだし、壁に取り付けましょう。

壁をコンコン叩いたら石膏ボードだったので
ボードアンカーでネジ留めします。

デジモデ〈Digital Modeling〉

しっかり固定されました。
見栄えもいいでしょ?

デジモデ〈Digital Modeling〉-メリー

これで完成。

あっけないくらい簡単に既製品レベルの工作が
できちゃいました。
21世紀ですねぇ。

ちょっとした部品3

ゴロン。

はい、出力完了です。

デジモデ〈Digital Modeling〉

この樹脂、物性は限りなくアクリルに近いのでかなり頑丈です。
ちょっと叩いたくらいではビクともしません。

ではさっそく色を塗りましょう。
ツヤってる本体にテイストを合わせるため、
多めにクリアを混ぜて。。。

デジモデ〈Digital Modeling〉

うん、いい感じ。

デジモデ〈Digital Modeling〉

こんな感じにセットします。
穴に差し込むでっぱり部分をキツめに作ってあるので
このままザクっと差し込むだけで固定できるのです。

ちょっとした部品2

ようは、付け根部分と壁の間を埋めちゃうスペーサーのような
部品を作っちゃえばいいわけです。


デジモデ〈Digital Modeling〉

こんな感じでしょうかね。


普段、このテの作業には、
「Rhinoceros」とか「IronCAD」とか「CATIA」とか
とてもパワフルで便利なソフトを使っています。

が、

こいつらはとにかくお高いんです。
あればあったで便利ですが、実はこんな高いソフトじゃなくても
ぜ~んぜん問題なく作れちゃいます。


「Shade」
古くから国産CADソフトとしてお馴染みですが、
安いグレードのものだと6,800円とたいへんお値打ちな価格で手に入ります。
なに、アニメ機能も高級なレンダリング機能も、立体出力用のデータを
作るのには必要ないので、これで十分。

必要な部分を採寸したら早速モデリング開始です。
あ、その前に「環境設定」の「ビュー」にある「シーン初期設定」の
単位を「mm」にしておきましょうね。
そして「表示」の中の「定規」を出して各部のサイズを確認しながら
モデリングしていきましょう。

デジモデ〈Digital Modeling〉

こんな感じでベース部分を描き、

デジモデ〈Digital Modeling〉

穴に差し込む円柱と、ズレ防止の出っ張りを描きます。

デジモデ〈Digital Modeling〉

ネジ穴をくり抜くための型を置いたら

デジモデ〈Digital Modeling〉

「create」アイコンの中にある「ブーリアンモデリング」で
穴を空けましょう。

デジモデ〈Digital Modeling〉

はい、できあがり。
ブーリアンモデリングをすることによって、ソリッドデータという
立体出力に適したデータに変換されますので、これをOBJかDXF形式で
書き出せば終了です。


ではこのデータをSTLに変換して、プリンタにかけて帰りマス。
明日にはゴロンと形になっているでしょう。