これが噂の3Dプリンター
じゃん。

大型冷蔵庫バリの偉容を誇る、パッと見、なんだかわからないキカイ。
これが最近そこそこ話題になっている3Dプリンター様です。
こいつはアメリカ3Dシステムズ社の最新モデルで、ProJet HD3000といいます。
これに市販の3Dアプリで作ったモデリングデータを流してやると、

こんな具合に立体になって出てきちゃうんです。
なんだか実にドラえもん的な道具じゃありませんか。
出てくるものの材質は樹脂、つまりプラなんですけど、
ダイレクトキャスティングといいまして、ぶっちゃけて言うと
簡単に各種金属に置き換えることができたりします。
だからこんなジュエリーを出力すれば、

これを原型にして金銀プラチナのお宝に変えることも
できちゃうんです。
しかもこのプラ、物性的にはほとんどアクリルなので、かなり頑丈。
出力したものを塗装したり接着したりして、そのまま使ってもOK。

こんな風に熱を使うネタには向いてませんけどね。
ただ、写真にあるように樹脂メッキなんかかけちゃうと
見た目は製品そのものっぽくないですか?
まあ、今は難しいことは置いといてですね、
3Dやってる人間なら一度は妄想するであろう、
「このデータ、手に取って触ってみてぇ!」が実現しちゃった訳ですし、
造形やってる人間ならしょっちゅう思うであろう、
「左右対称パーツ作んの、うぜえぇぇ!」が解消されちゃった訳ですから、
素直に感動していたいと思うのです。