『アンナチュラル』『逃げ恥』脚本家 芦原妃名子さん急死で日テレへの“苦言”が「ド正論」「至極真っ当」と賛同続々

 
野木氏は1月31日に自身のXを更新。《この数日、方々に訊いてはみているものの、まだ判然としない点も多く、付随する問題の論点が多岐に渡るため、どこから触れていいのかわからない。こんな悲しい結末になってしまうまでに幾つかのポイントがあり、そのどれもがよくない方に働いてしまったであろうことが残念でならない》と芦原さんに弔意をしめし、《これまで実写化に関わった/いま関わっているすべての人にとって他人事ではない》と重大さを指摘。
 
そのうえで、野木氏は日本テレビが発表したコメントは不十分だとして次のように綴っている。
 

《いずれにしても日テレのコメントは、第二弾が出てもなお、あまりにも足りていない。本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか。いま調査中であるならば調査中である旨を公表し、今後明らかにしていくという意思を見せた方がいいのではないか。小学館と見解が異なるというのであれば第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない》

 

また、《誠実であろうとしたために亡くなられた芦原先生のためにも、原作読者・ドラマ視聴者に対しても、これで終われるはずがないし、大きなショックを受けているであろうドラマ出演者や関わった人たちに対しても、日テレには誠実であってほしいです。起きてしまったことに対しての姿勢が問われています》とも述べ、日本テレビへの願いも明らかにした。

 

野木氏の投稿に対しては、続々と共感の声が寄せられている。

 

《野木先生流石だ…この方の作品は原作ものもオリジナルもすごく誠実でとても好きなので、その方がこう言ってくれるとすごく救われる気持ちになる》
《ド正論です。今後のドラマ化の大きな課題ともなります。》
《脚本家という肩書きが安易に敵視されかねない今ずっと原作がある作品を尊重ししっかりと話し合いや説得を試みてこられた野木先生の言葉。至極真っ当だと思う》
《同業の方々がポストしているが野木さんの意見が一番納得できる。このまま終わらせるのではなく調査し真実を明らかにして2度と悲劇が起きないよう業界も変わるべき》

 
 
 
 
 
申し訳ないけど私なんて今回のトラブルをネットニュースで知るまで、芦原妃名子さんの事を全く存じ上げなかったんです。
 
でもそんな私でさえ、胃痙攣が起こってしまうくらい憤慨してこんなに悔し涙が止まらないんですから、遺族の方々はどれだけ悲しく悔しい思いをしていることかと思うんです。
 
 
だからこういう人気脚本家さんがこんな風にド正論を放ってくれるって本当にありがたいです。
腹が立ちすぎて気持ちの置き場がなくなってしまっていた人たちをとても力強くフォローしてくれるからです。
 
 
それにしても日本テレビのクズさ加減には吐き気がします。
メディアとしても人として腐りきってる。