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つりぼり十番勝負≪FO編Ⅱ≫④

その後少し離れて釣り始めた「釣りキチ三平」のわたくしと「釣りキチ五平」の「パックン」(最近「アメブロ」の存在を知り登録した様ですがこのブログの事は教えていないover40)。

 なかなか訪れなかったファーストフィッシュにも恵まれたわたくしは気を取り直し、焦らず丁寧に釣り上げる事を心掛け、そこからは好活性のポンドでハイペースで釣果を増やしていくことに成功しました。


恐らく、出遅れはしたものの「地球を釣ったり」(根掛かり)している五平の釣果は軽く越えているんではないでしょうか…。


わたくしの心に「勝利」……ええ。

「ヴィクトリー」の『V』が点灯したと確信しました。

しかし慢心は禁物。

少し「V」を意識した辺りから釣果が芳しくありません。

増え続けるアングラーの数も影響してかポンド自体の活性が少々低くなったようです。気を引き締め直し、何とか久しぶりのニジマスを上げました。



前回、ここ管理釣り場「FO」ではあともう一つのポンドがあったにもかかわらず今釣っているこのポンドのみで釣行したため、今日はもう一つのポンドも行くことを二人で決めておりました。

終了時間も後2時間程でしょうか?

この辺で移動するのが良かろうと二人はもう一つのポンドへと向かうことになりました。恐らくわたくしのヴィクトリーに間違いはありませんが、五平のしょっぱい釣りを気にかけてやるのもわたくし「釣りキチ三平」の役目。

優しい口調で問うのでした。


「何匹?」




『………秘密。』

    
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一瞬何をぬかすのかとイラッとしましたが、いいや!

恐らくあまりの釣果の差を既に感じ取って恥ずかしくなったとみました。




可哀想に…五平……でもこれが力の差なのだよ …



そして「釣りキチ三平」は優しくそして憐れみの眼差しでポンドへ向かう「五平………五ペイペイ」の小さな背中を見つめるのでした………。



                                                【つづく】


この時点の釣果数・・・・・パックン 34匹    わたくし  30匹

つりぼり十番勝負≪FO編Ⅱ≫③


さめきった池に別れを告げ
荒れくるうイトウに身をさらせ
あいつの瞳は光り失せた
ヨレくるう糸は操れない
乱れた風に流され おまえは全てを失った
カルディアドラグの叫びで おまえの心壊してやる
錆付いたリール投げ捨てて
張り裂ける心を解き放て
降りしきる雨に背を向けて
息づく鱒らに言葉はない
埋もれたルアーに戸惑う おまえは悪夢をさまよう
ロッド震わすNoiseで おまえの心壊してやる
X 外してみろ X 取り込んでみろ X 全て脱ぎ捨てろ
X 外してみろ X 取り込んでみろ X 魚返せ
X You don't have to Fishing.
Get rainbow-fish out.
You know You are the beast!
Let's get Crazy!
X ほどいてみろ X 謝ってみろ X 全て脱ぎ捨てろ
X ほどいてみろ X 謝ってみろ X イトウ返せ
乱れた風に流され おまえは全てを失った
カルディアドラグの叫びで おまえの心壊してやる
X 外してみろ X 取り込んでみろ X 全て脱ぎ捨てろ
X 外してみろ X 取り込んでみろ X 魚返せ
X ほどいてみろ X 謝ってみろ X 全て脱ぎ捨てろ
X ほどいてみろ X 謝ってみろ X イトウ返せ



「嗚呼っ!」

アタリは「釣りキチ五平」こと「パックン」(最近めっきり女性の好みに統一性が感じられなくなった今年厄年の男)にも絡んだ糸経由で伝わったのかアワセようとしていやがるのです。
「そうだね!ここは二人力を合わせて釣り上げ………ってゴルァアっ!!

あまりの怒りに、その矛先を「ノリつっこみ」に転嫁し、気持ちを落ち着けてから「五平」に言うのでした。


「何処投げとんのじゃっ、ヴォケェっ!!」

慌ててこちらへ走ってくる「五平」。

「すいません、すいません…ほんとすいませんっ!」

ペコペコと謝りながら絡んだラインを外そうとする「五ペコペコ」。
しかしながら、悲しき「RG」(老眼)。
びっくりするほど手元を遠ざけて薄目で格闘しようとしています。代わろうと声を掛けラインを見ると大してひどい状態ではありません。が、その先にフックしているお魚はどうしたものか………。
五平に至ってはラインとの格闘から解放され安堵したのか、腰に手をやりこちらを眺めていやがるのです。

「そっち!魚付いてるからっ!」

「ええっ!?」



本当か ・・・・・?
お前本当に知らなかったか・・・?
知ってて投げたんじゃないのか・・・??



バーブレス(かえし無し)のフックが外れないわけもなく、わたくしのファーストフィッシュは逃げて、絡んだラインは外れました。

「すんません!すんません!本当にすんませんっ!」

しきりに謝り続ける「五ペコペコ」。
しかしながら奴に向けられた故意の疑念は増すばかりです。

それでも釣りは始まったばかり。
そこは現釣りキチ三平のわたくしです。

「すぐまた釣ればいいのさっ!」

と爽やかに笑ってみせるのでした。



しかし………

その後なかなかファーストフィッシュを上げられず、恨み辛みをもった邪悪の念を「五平」に送るわたくしがいたのでした。
                         
                                      【つづく】

つりぼり十番勝負≪FO編Ⅱ≫②

「うわああ!派手だなあ!」


御披露目となったニュータックル、daiwaカルディア2004に声を上げる「釣りキチ五平」こと『パックン』(先日お笑いの「アジアン」のボケ・馬場園ゆかりがストライクとせきらら告白した40over )。

羨望の眼差しを向けつつ、


「道具が新しいからって釣れるもんでもねえし…」


と小憎らしい台詞を吐くのでした。


そんないぢけた五平、「五いぢいぢ」は置いて受付を済ませポンドに出てみると多くの魚がライズを繰り返す好活性の様子。ここは一気にニュータックル、別名「キティちゃん」で一気に爆釣と行きましょう。


さてファーストキャスティングを決めつつ「キティちゃん」の滑らかな感触を味わっていましたが横につけた五平からロッドを振る仕草が伺えません。横目で見るといきなりのライントラブルのようです。せっかくの自宅セッティングが水の泡のようです。


ここは、優しく大丈夫かと声をかけて五平の気の焦りをほぐしてやるのが「釣りキチ三平タイトルホルダー」の心意気……

のわきゃありません。


ちまちまとライントラブルを直している間に一気に差を付けて焦る五平を後目にタイトル防衛と行こうじゃありませんかっ!


と思って焦ったのはわたくしか………全く釣れず………やっとトラブルから立ち直った五平が早々にファーストフィッシュを上げてしまうと言う辛い現実に見舞われたのでした。


ニヤリと微笑む五…「五ニヤニヤ」。

焦るな焦るなと己に言い聞かせるも、なかなかフックに至らないmyタックル…… すると次も五平に上げられ、変な所から変な汗が流れる感触に襲われた刹那、大きなバイト(アタリ)が両手に伝わるのでした。


「ジィィィ~ジジーーーッ!!」


以前使っていたリールよりもはるかに大きな「ドラグ音」。見かけに負けずこちらも派手にアピールします。

少し気恥ずかしい …と照れ屋のボクが顔を出した刹那、リトリープするわたくしのラインの上を交差するラインが……


ムッと乗ってきたラインの元にを辿ってみると………


何食わぬ顔した「リアル・デヴォ(real devil)」………『五平』がいたのでした。


【つづく】