ダイコ★ブログ -20ページ目

Chloé 2016 SS !!!

 

 

 はい。今週に入ってまた寒の戻りですかねぇ。。。少し寒くなりましたが皆さん風邪なんか引いてませんか???

 

 北海道では雪が降ったとか。。。。これから春がやって来ようという時に。。。。もう、重いコートとか着る気がしませんねぇ。。。。そんな着るくらいなら。。。風邪を引いた方がマシ。。。。。。。いや、嘘です。。。。。でも、ちょっとホント。。。。

 

 

 

 

 

 今日はきっと皆様大好物でございましょう。。。。。フランスが誇る世界中の女子の憧れのブランド、Chloé(クロエ)の2016 SSのリポートをお送りしましょうね。

 

 

 すいません、、、、乙女達の夢をブチ壊しております。。。。こちらはこの日の展示会で発見したRESORT COLLECTIONのアイテムで、なんとボンバージャケットなんです!!!!

 

 美しいグリーンティーカラーのサテンにキルティングを施し、胸元にはレオパードや桜の花の刺繍。。。日本のクラシカルなスカジャンにインスパイヤされたデザインですが、クロエがやると。。。。。ありえないくらいラグジュアリー!!!!

 

 ボディーの部分はフワフワのシルクで、刺繍もHaute coutureのような細かい手仕事。。。。乱暴な感じは一切なく、この上なくリュクス!!!!

 

 

 モデルの梨花やロージー・ハンティントン・ホワイトレイ等セレブリティーの着用を始め、多くの雑誌やSNSで見かけましたので相当人気のアイテムだったのでしょうねぇ。。。

 

 しかもリバーシブルで、裏返すとブラックのシンプルなデザインに背中に『Chloé』のロゴの刺繍が施されているんですねぇ。。。

 

 

 ホント、もうし訳ない!!!!!でも、、、、最高の着心地で、思えば初めてクロエのアイテムに袖を通した記念すべき体験でございました!!!!!

 

 あざ=====っっす!!!!!

 

 

 

 では、正気に戻って、2016 SS COLLECTIONをリポートして行きますね。

 

 クイリエティブ・ディレクターのClare Waight Keller(クレア・ワイト・ケラー)は今季のクロエガール達に、スポーツとロマンティックを見事にブレンドした軽やかなワードローブを用意しました。

 

 オプティミスティックな精神に溢れたコレクションは、ファーストルックからその日の気分でノンシャランと楽しめるウエアラブルなスタイルばかり。。。。繊細なシフォンやレースで飾られたエレガントなドレスで出掛ける日があったり、アクティブなデニムをベースにスポーツウエアで活動的な日があったり、、、。そして、そのどちらもを絶妙なバランスでミックスした自分らしいスタイルがあったりと、まるで毎日の彼女のライフスタイルが解ってしまう程リアルで、上品なコレクションです。

 

 気ままなクロエガールの為に用意された今季のパレットは実に多彩です。深い色調はシックなブラックに始まりデニムのインディゴ、バーミリオン程度に抑え、大半は太陽の下で華やかに輝くソルベカラー。。。。シトロンのイエローやグレープのパープル、カシスのローズレッドやマンダリンのオレンジ、グリーンティーのペールグリーンまで健康的なパレットが、上品なベージュやバニラのようなホワイトへと続きます。

 

 

 今回のコレクションで沢山登場して注目だったのは、70'Sのヒースフルなムードのアイテム達です。まずフルレングスのヒッピードレスは、秘境で美しい声で唱うパラダイスバードのように、鮮やかな色彩で印象的に登場します。レースを多用したチュニックやペザント等フェニミンで柔らかいスタイルも秀作揃いでしたね。

 

 対照的にボーイッシュなムードをプラスするのがスポーツウエアからインスパイアされたアイテム達。オールドスクールな雰囲気のジップブルゾンや、パンツからジャケット、ドレスに至るまでのインディゴのデニム、気取らないムード満載のトラック パンツはサイドにレインボーのストライプを施しスピーディーな印象です。

 

 

 いや、いや、いや。。。。。。。可愛い!!!!!!!はい、とっととリポートして参りましょう!!!!こちらがファーストルックでございま~~~~す。

 

 

 お解りになります???この全く気取らないのにスタイリッシュなスタイル。。。。トップスのセカンドハンドショップで見付けたようなジップジャンパーは、ヴァーガンディーとネイビーで切り替え、フロントの胸の部分に1本だけホワイトのパイピングを入れる事でアイテムをキリリと引き締めています。

 

 一見すると、、、、。ヴィンテージテイストのジャージやん?と思っていらっしゃるそこの貴女。。。。。。甘い!甘い!甘い!!!!!こちらのアイテム、実はシルクなんです。。。。。わざわざシルクでクラシカルな厚手のジャージ風の生地を作り、それで仕立てているんです。。。。今まで、聞いたことないですねぇ。。。シルクのスポーツ ジャージなんて。。。

 

 触れた時のテクスチャーは実にフワフワで、見かけをバッサリ!と裏切ってくれる、リュクスなタッチが素晴らしかったですねぇぇぇぇ。。。

 

 そこにコーディネイトするのがこのフェミニンなロングスカートです。ミントのような淡いブルーの上に繊細なローズの花々を散らしたボタニカルなプリントを用い、部分的にドローストリングを入れて、膨らみ過ぎない美しいAラインのシルエットを描きます。ウエストもドローストリングなので実にコンフォートでございますよ。

 

 

 お解りになりますかぁ????このロマンティックとスポーティーの融合。。。。これだけチャーミングなのに実にエフォートレス。。。。。今シーズンも1発めから秀作を出して来たクロエでございますねぇ~。。。。

 

 

 今季登場していたミニドレスは、先ほどのようなフルレングスのヒッピードレスと対照的に、ドレスと言えども実にミニマムでアクティブなムードを感じさせましたね。

 

 こちらのドレスは少しテクスチャーのあるクレープを使用していて、メゾンのシグネチャーでもあるボウのモチーフが襟元にあしらわれています。こちら少しお解り難いのですが、ディテールにデニムのような少し太めの糸でトップステッチが施されているものボーイッシュな感じで、他のワンショルダーのドレス等はネイビーのクレープにホワイトのトップステッチなので、解り易いかと思われます。。。

 

 お守りのような可愛らしい新作バッグ『JANE』のフリンジと、ナッパラムスキンを使用したウェッジサンダル『JAMIE』のレザーのコードをマルチカラーにして、クールなアティチュードの中にもハッピーなムードが満載でしたね。。。

 

 

 はい、もう、こんなん、女子的には堪らんのではないしょうかぁぁぁ????

 

 こちらの二点はどちらもボヘミアンテイストが漂うアイテムですが、今季象徴的に使われているリックラックレースのディテールが可憐ですねぇ。

 

 リックラックレースとは日本語では山道レースと呼び、うねるような波形のフォルムのレースで、創業以来ラグジュアリーなリアルクローズに拘って来たこのブランドらしく機械織りのレースを使用しています。クロエの作品を身近で見ると、時に『いっその事て手仕事にした方が楽!』って思うくらい実に手の込んだレースが登場します。しかしそこはメゾンのアイデンティティー。。。日常に着れないようなアイテムは作らないという精神が反映されています。

 

 左はペーズリーのようなエキゾティックなモチーフのプリントを施したテクスチャードガーゼ使用し、ウエストの部分にリックラックレースをあしらったジャンプスーツです。胸元や足首のドローストリングにスエードのテープをあしらっていましたね。

 

 右はフレッシュなベージュとタバコカラーのクレープデシンを用い、レースでフレーミングするようなディテールを取入れたドレスです。スカートのフロントのシャーリングが機能性と美しさを表現していましたね。。。

 

 

 もう!!!!!こちら、、、、、メチャメチャ可愛いでしょぉぉぉぉぉ!!!!

 

 今季のコレクションではこちらのレインボーのようなマルチカラーのアイテムが実に注目でしたね。こちらのようにグラデーションで染めたり、プリントしたりと実に多彩に取り入れていて、万華鏡を覗いたような幻想的な楽しさです。

 

 グラデーションで染め上げられたシルククレポンを使用し、胸元、ウエストの部分はドローストリングのディテールです。アクセントにもなっているマルチカラーのタッセルは一つ一つ手作業で丁寧に染められ、ドレスのサイド側を飾り実にチャーミングです。

 

 本来カジュアルなサンドレスのようなデザインですが、これだけリッチなファブリックで仕立ててあるので、是非、夏の夜のパーティー等で花火のように華やかにお召しになって頂きたいですね。。。

 

 

 サロペットのディテールもいくつか登場し実にキュートでしたね。。。にしても、何故女子ってサロペットやジャンプスーツ等が死ぬ程好きなんでしょうかぁ。。。。私は男子ですが、オールインワンは大好物です!!!!

 

 ストレッチレースのボディスの上に着ているのは、ローライズのサロペットのトップスと、ボリュームたっぷりのロマッティックなスカートのドレスです。こちら、ファインシアクレープという上質な素材を使用していますが、やはりポケットやステッチのディテールをアクセントにして、デニムのように見せているのも気が効いていますね。ショルダーストラップもリボンのように軽やかな動きを見せています。

 

 着用しているネックレスもボヘミアンテイスト満載のかなりのロングネックレスです。『JANIS』というこのアイテムはブラスとウッドのチャームが印象的なロープネックレスで、タッセルやレースアップ等のディテールと同じく、長く垂らして楽しむのが今季流でしたね。。。

 

 

 こちらも実に今季らしい、スポーツとロマンティックがメランジェしたルックでございましたよ。

 

 トップスはリラックスしたニットのようにも見えますが、、、、こちらはシルクジョーゼットのブラウスなんですねぇ。。。オフショルダーの襟ぐりヘム等にホワイトのテープによるドローストリング、ヘムには繊細なリックラックレースをあしらいアクセントにしています。

 

 が、、、胸元に施されているのは手仕事によるスモッキング。。。あえて、レースやテープをホワイトにして目線をそっちに向けていますが、この手仕事。。。。相当大変ですから!!!!

 

 ボトムスにコーディネイトしたのは、サイドにレインボーカラーのストライプが施されたトラックパンツですが、素材はもちろんシルク。。。。

 

 上質な素材が語るリュクスなムードでございますので、是非ショップでお手を触れて確認して頂きたいです!!!!

 

 

 こちらのイノセントなレースのドレスも可愛かったですねぇ。。。。クロエにしては珍しくハンドメイドのクロシェ編みを用い、オフショルダーにボリューミーなスリーブ、ウエストに別の編み時を取り入れてアクセントにしていますね。

 

 レースのモチーフは六枚の花びらのバラのようなモチーフで、こちらのクロシェ編みのテクニックはアイテム違いで、プルオーバータイプのミニドレスでも登場していましたね。

 

 

 コレクションは後半に向けて、どんどんドリーミーになって参ります!!!!嗚呼!!!ロマンティックが止まらない!!!!

 

 こちらは何とも繊細なホワイトのロングドレスでございまして、織り模様のあるシルクチュールを使用しています。フロントの部分はタンクトップのようなアクティブなデザインを取り入れ、アンダーバストの部分に波形のディテールを施しグラフィカルに肌を覗かせます。サイドに流れるようなラッフルやヘムは実に軽やかで、全体のレインボーカラーのバインディングや、手染めのタッセルのアクセントが実に効果的ですねぇ。。。

 

 こうやって一つ一つのルックの中にもきちんとシーズンテーマを取り入れ、スタイリッシュに仕上げて行くところにクレアのファッションへの愛情が強く感じられますねぇ。。。。

 

 

 こちらはまるで妖精ちゃんのような可愛らしいドレスでございます。

 

 コレクションのラスト2点のドレスは、先ほどのようにホワイトベースのドレスにアクセントでマルチカラーを使用するのではなく、アイテム全体でドラマティックにマルチカラーを楽しんでいて、細かいパーツやドローストリングのディテール等でもちゃんと色味を変えている拘りの仕立てでしたね。

 

 絶妙なソルベカラーにそれぞれを染め上げたシルククレープを使い、パーツ事に細かく切り替え、まるで美しい蝶の羽根のように軽やかでございます。こちらのドローストリングにも手染めのタッセルがあしらわれていましたね。。。

 

 

 やはり、私的にはアクセサリーもマルチカラーに目が行ってしまいます。ウエアももちろんそうですが、ここまで多くの色数を使ったアイテムって中々ないですし、いわゆる原色だけで構成された単純なレインボーカラーではなく、一色一色のトーンを微妙に変化させているので、実にバランスの良いアイテムになっていると思います。

 

 ほんと、、、、、レインボーカラーがお好きな方は、今シーズン、オススメです!!!

 

 左のシューズは『JODY』という3cmのミュールタイプのウェッジサンダルです。大量のレインボーのループをギュッとノットで結んだような大らかなデザインが可愛らしく、この画像からはお解り難いですが、ソールの部分もレインボーカラーになってますよぉぉぉ!!!

 

 右のシューズは『JAMIE』という5cmのサンダルで、コレクションでもいろんなバリエーションで登場していた今季のキーとなるアイテムです。滑らかなナッパラムスキンを使用していて、レインボーカラーのループで足の甲の部分に絵を描くようにノットを作り、アンクルでレースアップするボヘミアンテイスト満載のアイテムです。

 

 

 感の良い方なら既にお気づきかもしれませんが、今季のアクセサリーは全て『J』から始まる名前が付いています。2012年、メゾン創立60周年を期にクロエではアルファベットに拘って作品をクリエイトしていた創業者Gaby Aghion(ギャビー・アギョン)のスピリットに基づき、アルファベット順の頭文字の名前を付けたアクセサリーを発表し続けています。

 

 あれから、もう7回目のコレクションなんですねぇ。。。。早っ!!!

 

 そして今季の新作の中で大注目なのがこちらの『JANE』でございます。今回はアクセサリーのようにコンパクトなタイプで、例えばコレクションにやって来る世界のファショニスタ達は、書類やPC等の大きな荷物はハイヤーの中に置いて、モバイルと名刺数枚、それにインビテーションだけ持って会場にやって来る事が多いです。そこに着目したこのバッグは本当に必要な物だけを入れる為の究極のアイテムで、それ故に実にグラフィカルでスタイリッシュなデザインが魅力てですねぇぇぇ。

 

 メタルのリングから続くフリンジのディテールも今季のハッピーなムードを表現していて、モバイルケースとして使用しても素敵ですよぉぉぉ。。。

 

 

 

 

 

 

 まさに現代の女子達が欲しい物が全て揃った感のあるクロエ 2016 SS COLLECTION。。。。皆様、見ているだけで女子度がUPしたかと思われます。。。。wwww

 

 

 上質なシルクやレースで作られたラグジュアリーなフルレングスのドレスだろうが、動き易いボーイフレンドから拝借したようなスポーツアイテムだろうが、自分の好きな時に好きなように着る、そういうはっきりとした意志を持つクロエガール達のワードローブは個性的でありながらもやはり実にウエアブルで、着る人を花のようにしてくれチャーミングなアイテムばかり。。。。毎シーズン見ていて思うのですが、良くもここまで女子の気持が解るもんだなぁ~と感動してしまいますね。

 

 

 さて、ここからは私の個人的な見解なのですが、このコレクションが発表されたのは昨年の9月の事、実際にここで紹介したアイテムがショップに並んでいる現在までの間に、世界情勢は急変し、パリやベルギーで同時多発テロという凄惨な事件が起こりました。。。

 

 今振り返ると、レインボーカラーに溢れた優しい今季のコレクションは、なんだか世界平和を祈っているように見えたのているのは私だけでは無い筈です。。。。

 

 

 レインボーカラーやそのモチーフは、70年代ベトナム戦争下のアメリカにおいて、低迷する情勢に対して疑問を抱いた若いミュージシャンやアーティスト達がこぞって取り上げたモチーフです。七色のカラーは地球に暮らす多様な民族や文化の事。それらが一つに重なりアーチを描く姿は、その上を歩いて行けば素晴らしいエルドラドがあるかもしれないという祈りのような物が込められました。きっとそこには肌の色や言語、宗教等関係ない人々誰もがハッピーに暮らしているのかもしれません。。。。

 

 

 また、レインボーカラーは世界中のLGBTのシンボルカラーでもあります。。。

 

 

 

 様々な社会情勢を考えながらこのコレクションを見た時、私の頭の中には1939年に公開されたアメリカの大ヒットミュージカル、『The Wizard of Oz(オズの魔法使い)』の中でJudy Garland(ジュディー・ガーランド)が高らかに歌う『Over the Rainbow』が鳴り響いていました。。。。。

 

 

 

 


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Acne Studios 2016 SS !!!

 

 

 はい。月曜日でございましたねぇ。。。今週も始まりましたねぇ。。。。

 

 

 早速、週の頭から、ちょいと月曜日について難癖付けさせて頂きたいのですが、昔からこの週の始まる最初の、皆揃って気合いを入れて行く感じが、私、大嫌いですねぇ====。。。。元々集団行動は大の苦手、朝の強制的な爽やかさもうんざり、さらにそこに週の始めのリニューアル感も加わって、もう、二次災害、三次災害。。。。

 

 

 あまりにもこのムードが嫌いな為に、結局曜日に関係のない仕事を選びました。でも、社会全体はやっぱり『爽やかな週明け!爽やかな朝!』じゃないですか、、、、。週末の個々の怠惰を弁解するように、月曜の朝から『おはようございま~す🎶』って電話が鳴るんですよねぇ。。。。。。wwww

 

 

 と、週明けから無意味な愚痴をこぼす、アナーキーなダイコ★でございますが、今日はそんな事とは全く無縁のスウェーデンの素敵なブランド、Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)の2016 SSのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 

 

 

 まず、最初に袖を通させて頂いたのは、2016 SS MEN'S COLLECITONのアイテムでございまして、ルックNo,1の今季の重要なアイテムです。ダブルフェイスのコットンを、シングルで仕立てたトレンチコートですが、張りのある素材感とシャープな襟やラペルが実にグラフィカルですねぇ。。。

 

 MEN'S COLLECTIONのテーマは70'Sに一斉を風靡した元祖ビジュアル系バンド、NEW YORK DOLLS(ニューヨーク ドールズ)のユニセックスなムードと、伝説的サーファー&サーフボード職人、Gato Heiro(ガトヘロイ)主催のRobin Kegel(ロビー・キーガル)のナチュラルで大らかなスタイルを融合させたユニークなコレクションです。。。

 

 

 え?サングラスですか???? こちらはこれから御紹介する2016 SS WOMEN'S COLLECTIONのアイテムでございますけど。。。。。。。イケてるでしょぉぉぉ????wwww

 

 

 Acne Studios 2016 SS PARIS MEN'S COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 

 “ いつの時代も、ミュージシャンたちはファッションの定義を独自の方法で超越してきました。 私が興味深く思うのは、彼らにとってのファッションとは、あくまでも自己表現の一手段に過ぎないという事実です。 そんなミュージシャンたちの、DIY的な洋服へのアプローチや着こなしから生まれるスタイルに、そして、自己の内面の直接的かつ本能的な表れこそがファッションであるというアティチュードに、今シーズンはインスピレーションを得ています。“

 

 今季、クリエイティブ・ディレクターのJonny Johansson(ジョニー・ヨハンソン)は、プレスリリースにこんな言葉を記しています。

 

 

 ジョニー・ヨハンソンのライフスタイルは常に音楽と共にあります。日々のクリエイションの傍らに常に音楽が流れているのは当然ながら、これまでも数多くのミュージシャンやミュージックシーン、そしてそこから生まれるカルチャーをテーマにコレクションをクリエイトしているのは皆様衆知の事でしょうし、ショーで使う音楽にも並々ならぬ拘りが感じられます。

 

 特別どのアーティストとかどの時代と定義している訳ではありませんが、どうやらそのムードはロックやパンクのようです。。。。。強烈なパッションやアティチュードはアクネ ストゥディオのフレンドリーでアーティスティックなムードと融合され、唯一無二の楽しさを見せてくれます。

 

 

 ニューウェーブや初期のテクノのフューチャリスティックなムードを感じさせるジャケットは、確かなテーラリングでクラシカルなファブリックに落とし込まれ、シャープなディテールとスクエアなフォルムを女子が纏う事で、想定外の楽しさを生み出します。

 

 ロックスター達がDIY感覚でデニムやTシャツを破ったりするワイルドなアティチュードは、片方だけ解けたニットや、突然アップリケしたようなポケットのディテール等随所に鏤められ、ミュージシャン達の気まぐれで自由なムードをプラスし、実に個性的です。

 

 モノトーンからネイビー、キャメルやグレーとしたベーシックカラーをベースに、クールなウルトラマリン、パイソンのグリーン、ベルベットのクリムソンやエネルギッシュなマルチカラー。。。。敢えて声高にスローガンを唱う必要が無くなった昨今、敢えて体制に反発する必要のない現代社会においても、今季のアクネ ガール達はミュージシャンが歌った言葉を胸に刻み、決して朱に交わらない強いアイデンティティーを感じさます。

 

 

 では、早速ファーストルックから解説して行きましょうね。最初に登場するのは最近トレンドのボーイッシュな坊主モデルの一人、Soekie Gravenhorst嬢でございますが、なんだかEurythmics(ユーリズミックス)のAnnie Lennox(アニー・レノックス)み見えてしまうのは私だけは無い筈。。。。

 

 クラシカルなグレーのウールで仕立てたこちらは、張り出したショルダーやシャープなピークドラペル、比翼仕立てでクリーンなフロントのジャケットでございますが、まさかの1枚でドレスとしての提案でございます。。

 

 かなり太めのストラップが施された個性的なクラッチバッグに、まるでボール紙を重ねたような断面が見えるハードなトングサンダルには、袋のような、ソックスのようなディテールが施され、こうやってクシュクシュッとする事で、プロポーション全体をユニークにしています。。。

 

 

 まさにロックなアティチュード。。。。いえ、むしろパンク!!!!!アクネ ストゥディオらしい、さらりと既成概念を裏切るストロークの強いルックでございますねぇ~。。。。

 

 

 ミニマムなジャケットドレスの後は、ユニークなニット達がランウェイに登場します。

 

 パンクミュージシャン達が好んで着るダメージやほつれたようなホールのディテールを鏤めたアイテムで、テクニックはワイルドですが、ピッタリとボディーラインに沿ったシルエットは実にセクシーでしたね。。。

 

 ビスコースとポリエステルの糸で編まれているので、夏にも爽やかな肌触りで、ダメージのテクニックを用いて、まるで絵を描いてしまったようなアーティスティックなピースです。

 

 コーディネイトしているのはこれまた絶妙に面白いパンツでございまして、使用されているのはシルクXリネンのオーガニックなヘリンボーンです。

 

 きっちりとしたテーラリングのテクニックで仕立てたパンツは、ハイウエストのディテールにパイソンのエレメントを施したブラックレザーのパッチ、グラフィカルなクロップドしたヘム等、強烈な要素を一つのアイテムに取入れてしまう、このブランドらしいスタイルで表現されていましたねぇぇぇ。

 

 

 WOMEN'S、MEN'Sを通して、いつもこのブランドの作品を見ていて感じるのですが、一体ジョニー・ヨハンソンの頭の中はどうなっているか?と思ってしまうくらい、このブランドがクリエイトする作品は他のどこにも似ていない、絶対的なオリジナリティーがあります。

 

 やはり独自の文化を持つ北欧圏だからとか、いろいろ理由を付けても全く説明の付かない何か。。。。。30年近く洋服をクリエイトする仕事に携わっていますが、ただタブーな事だけをやってる訳でもないそのスタイルにはいつも目から鱗です。。。。

 

 んで、こちら。。。。。どんな発想からこんなデザインが誕生するのか、どちら様か説明して下さいよ。。。。って感じです。

 

 トップスは右のフロントでバツッとカットしたような右身頃と、その下にレイヤーしたようなブラ、お腹の辺りとオープンショルダーになった袖はメタリックのグリーンのパイソンの型押しを施しています。左のブラのストラップはそのまま右の胸元でアジャスターで固定されています。。。

 

 マイクロミニのスカートの施されたショーツに、太いハンドルのクラッチバッグ、そしてくしゃくしゃ付きのサンダル。。。。。

 

 普通、ここまでハチャメチャな要素を1つのルックに取入れると確実に混同してしまい、こんなにスタイリッシュになる訳がないんですけどねぇ。。。。。私の頭が固いのかしら????

 

 この人ホントに天才なんですねぇ。。。。

 

 

 ギターのケースを開けた時に、内張りされているベルベットを表現したこちらのミニドレスは、あえてダメージ加工を施して、ビンテージの古いギターケースのイメージにしています。

 

 ミニマムでキュートなドレスのショルダーの部分のドレープは、背中の真ん中にドローストリングが施してあって、ギャザーを取る事で表現しています。

 

 コーディネイトしているシューズはパイソンの型押しを施したソックススニーカーで、今季、アンクル丈からニーハイまでバリエーション豊かに登場しますよぉぉぉ。。。

 

 

 2016 SS MEN'S COLLECTIONで登場した、ロビー・キーガルをイメージしたサーフボードのような縦長のボディースーツの男子の横に並ぶと、ピッタリハマりそうなこちらのグラフィカルなドレスも素敵でしたね。

 

 シルクXビスコースを使用したクラッシュベロアにプリントしてある円のモチーフ。。。。これ、皆様何だと思いますか????実はCD。。。。。。最近の若い人は音楽は配信中心でしょうからピンと来ないかもしれませんが、丁度私が中学くらいの時に初めてCDが発売されましたね。。。

 

 それまでLP盤のレコードで大きなビジュアルのジャケットやリーフレットが、かなり小さくなったのには、幼子頃ながら何だか残念な印象を受けましたね。

 

 オプアート調のダイナミックなプリントを施したこのドレスは、ビックリするくらいスクエアなシルエットで、カットアウトしたような真っすぐな襟ぐりに、無造作にベルトのストラップを施し、左の裾の部分にはそこだけカットアウトしたかのような、四角いスリットが施されています。

 

 一見するとドレッシーですが、着ると実にコンテンポラリーなアイテムざんしたねぇ~。。。

 

 

 同じCDをモチーフにしたプリントを使用したこちらはコートですが、、、、。にしても、アグレッシブ過ぎだろ!このスタイリング!!!!と突っ込みたくなる衝動を抑えながらリポートして行きましょう。

 

 ヘムをオープンにしてドレスのように着たコートは臍出しで、ボトムにはスカートが付いたマイクロショーツをコーデイネイトしています。コートの上から胸元に着用しているハーネスはギターのベルトをイメージしているそうで、先に御紹介したCDプリントのクラッシュベルベットのショルダー部分や、裾に垂らしたデコレーション等、様々に登場していましたね。

 

 そして足元はまさにソックススニーカー。。。。ソックスにスニーカーのラバーソールを施したようなアイテムで、実に面白くて可愛かったですねぇ。。。。

 

 でも、穴が空いちゃったらどうするんだろう。。。。その前に商品化されるんでしょうかぁ。。。。

 

 

 続いて第二問!何やらアグレッシブなこちらのアイテムに使われている、ブラッシングしたようなこちらのモチーフ。。。一体何だと思いますか?????チッチッチッチッ。。。。(アタック チャンス風?もう、解らない人はイイです。。。。先生、置いて行きますよ!)

 

 チーン!!!!はい。こちら音波なんですねぇ。。。レコーディングスタジオ等で使われる専門的な機材やPCで見る事が出来る、ジグザグ模様を表現していているそうです。

 

 右はビスコースXポリエステルのさらりとした肌触りのニットドレスにジャカードで描き、左はトップスにブラッシングのペイントとローエッジのテクニックでワイルドに表現していましたね。。。

 

 

 はい、はい、はい。。。。。。今回のコレクションの中でダントツ私が大好物なのが、こちらのギターのモチーフを施したアイテム達でございます。あまりに可愛いので、ますは拡大画像でそのディテールの説明をさせて下さいね。

 

 プレキシグラスとクロムを用いて表現したギターのモチーフは、洋服のデコレーションとは思えない程精巧に再現されていて実にチャーミングでしたね。

 

 弦の一本一本やスタッズで飾ったペグまで、いやぁ~これは素晴らしかったですねぇぇぇぇ。。。

 

 

 んで、実際このモチーフがどのようにウエアに落とし込まれるかというと、実はテイラードに表現されるんですね。

 

 デュランデュラン等のニューロマンティックのミュージックシーンを彷彿とさせる、スペンサー丈のジャケトは着物風のフロントと内側から覗く、生地を解いて作ったようなフリンジのデコレーションがなんともユニークです。

 

 そして、先ほども登場したテーラリング仕立てのパンツのヒップの部分をご覧下さい!!!!ギブソン社のギター『フライングV』をイメージさせる、エッジィなデザインで精巧に施されていますねぇぇぇぇ。

 

 いやぁー、これは可愛い!!!!音楽大好きなジョニー・ヨハンソンなだけに、相当拘って、楽しんでクリエイトしたのが目に浮かぶようです。。。。

 

 

 こちらはまた別の種類でございまして、アメリカのフェンダー社が1964年に発売した『ムスタング』のような、丸みを帯びたデザインのギターが施されていますね。

 

 こういうアイテムに施されるとなんだかとても80'Sのムードを感じますね。プラスチックカルチャー全盛期のポップなムードが、テイラードというクラシカルなアイテムにユーモアを吹き込んでいましたね。

 

 んで、最初の画像で私が着用していたのが、こちらのサングラスでございます。『Mediator(メディエイター)』というタイトルのこちらは、もちろんエレキギターのフォルムからインスパイヤされていて、メディエイターとは本来、仲裁者、調停者、まとめ役等の意味があり、ギターピックの事を意味するそうですよ。

 

 

 既に御紹介している幅広のハンドルが施されたクラッチバッグでございますが、前から見るとこんなデザインです。レザーの表側と裏側をバイカラーで仕上げ、ノットも実にエレガントで、少し和風な感じがするのも素敵ですね。

 

 この幅広のハンドルも実はギターのストラップからの着想だそうで、他に着用すると丁度ノットが肩の上に来るショルダータイプも登場していましたね。

 

 個性的なソックススニーカーの他に今季登場していたシューズは、こちらのプレーンなムードのフラットシューズで、踵を踏んで履く事でミュールのように楽しむアイテムでした。

 

 こちらはモノトーンのストライプのパッチワークですが、他に市松模様のパッチワークや、ホワイトやブラック、キャメルの単色だけのバージョンもございましたよ。

 

 

 

 

 音楽という漠然としたテーマを、見事に魅力的にコレクションに落とし込んだ、クリエイティブ・ディレクター ジョニー・ヨハンソンによるアクネ ストゥディオズの2016 SS COLLECTIONは、大好きなテーマをファッションというフィールドで見事に表現した実にハッピーなコレクションで、自分達が愛する物をより多くの人達とシェアして行きたいと考える、このブランドのフレンドリーな部分が強く表現されていました。

 

 

 マスキュリンなテーラリングとフェミニンなファブリック、個性的なプリントとDIY的なディティールの融合、音波やCDのモチーフはオプアートのようにアーティスティックに解釈され、ギターのモチーフはまるでプラモデルでも作るようなギミックな楽しさでしたね。

 

 

 これは、音楽好きの方には堪らないコレクションなんじゃないでしょうかぁ???

 

 

 特に、何か音楽に関わる仕事をしていらっしゃる方々に取っては、ビジネスシーンにおいても自分のアイデンティティーを発揮出来る素晴らしいアイテムが豊富で、少しだけ人とは違うアウトフィットを楽しみたい方々にはピッタリじゃないでしょうかぁ?????

 

 

 

 

 

 Acne Studios 2015-16 AW Prêt-à-Porterの東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 

 Acne Studios 2016 SS PARIS MEN'S COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。

 

 


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Christian Louboutin 2016 SS !!!

 

 

 なんだか初夏のように暖かい陽気に包まれた今週末でございましたが、皆様、素敵な時間をお過ごしになられましたか?行楽日和でしたので、何処かにお出かけになられたのかしら????

 

 

 さくらはすっかり散ってしまいましたが、いち早く買っておいた春物にようやく袖を通せる気候で、実に嬉しくなりますねぇぇぇ。

 

 なんて言ってると、あっという間に雨が続いて湿度が増し、梅雨の季節に突入。。。。あの壮絶な夏の日差しがすぐそこまで近づいているような恐怖を微妙に感じてしまいますねぇ。。。

 

 

 

 

 さて、今日はフランスが誇る世界的ラグジュアリーシューズブランド、Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)の2016 SSのリポートを、東京で行われた展示会とクリスチャン ルブタン青山店で行われた素敵なパーティーからお伝えして行きましょうね。

 

 

 まず、私が持っているこちらのバッグは今季の新作として世界中で話題になっている『Paloma(パロマ)』でございます。一見すると男子の私が持っても大丈夫な程シャープでクールな仕上げでございますが、、、、

 

 いえ、いえ、いえ、、、、、。クリスチャン ルブタンらしいラグジュアリーでセクシーなアイディアが随所に盛り込まれた実にエレガントなアイテムでございますよぉぉぉ。。。。

 

 

 

 さて、私のブログできちんとこのブランドを御紹介するのは実は初めてござますので、ここでサクッとブランドヒストリーをご説明しておきましょうね。

 

 

 Monsieur Christian Louboutin(ムッシュ クリスチャン・ルブタン)によって、1992年に初の路面店をPARISの19 Rue Jean-Jacques Rousseauにオープンさせた時に始まり、現在、世界中に103軒以上の直営店を構える、女子なら誰しもが憧れるハイエンドなシューズ ブランドでございます。

 

 ムッシュー クリスチャン・ルブタンは1964年1月7日にパリの労働者階級の家に生まれます。母子家庭で三人の姉妹に囲まれ、幼少期の経験はその後の人生を大きく左右したと後に自身も語っています。やはり幼い頃からナイトクラブに出入りする環境にあり、ショーダンサーのファッションに影響され、特に靴には人一倍興味を持っていたそうで、10代からスケッチやデザイン等を始めます。

 

 その後、1890年から創業する、エドガー・マネやトゥルーズ・ロートレックの絵画にも描かれたPARISのFolies Bergère(フォリー・ベルジェール)というミュージックホールで見習いとしてキャリアをスタートさせたムッシュはその才能を開花させ、さらに奥深い靴の世界の虜となります。80年代にはCHARLES JOURDAN(シャルル・ジョルダン)、Maud Frison(モード・フリゾン)、CHANEL(シャネル)、Yevs Sait Laurent(イヴ・サンローラン)等蒼々たるメゾンでキャリアを積み、1988年にはRoger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)に入社します。

 

 有名なレッド ソールについては、自身のシューズにあともう少しアクセントが欲しいと考えていたムッシュが、その時アシスタントが着けていた赤いマニキュアをソールに塗ったというエピソードから始まったもので、アメリカでは商標登録されていて、世界のいくつかの直営店でしか販売していないそうです。

 

 舞台の上のシューズという非日常からキャリアをスタートさせたムッシュ クリスチャン・ルブタンが生み出すシューズは、スポットライトを浴びてこの上なくダイナミックに輝く魅惑的なデザインはもちろんの事、どんなに踊っても大丈夫な程の日常生活以上の機能性もプラスされ、現在、世界中のセレブリティーからも愛されているのは皆様ご存知の事と思います。。。。。

 

 

 

 2016 SS COLLECTIONのテーマは『The Day-Dreamer』です。今季のクリスチャン ルブタンのミューズは50'Sのモダニスト的なスタイルを持ちながらも、未来へ目を向ける女性です。ムッシュ クリスチャン・ルブタンのようにワールトワイドでエキゾティック、リュクスでファンタスティックな彼女は、自身の周囲から様々なインスピレーションを得て、白昼夢のような甘美で官能的な夢を見る女性です。

 

 

 やはりシューズやアクセサリーブランドでございますので、そのバリエーションは実に多様性に溢れています。レッドソールとのコントラストも見事なシックなブラックに始まり、メタリックやクリアーなカラー。春は『Noisette』と名付けられたブラウンと、ライトなパステルピンクの『Ballerina pink』が印象的で、日差しが強くなる夏の季節には『Shocking』と名付けられたビビットなネオンカラーが、パイソン等のエキゾティックスキンのステージの上でその色彩を輝かせます。

 

 

 なにせ濃厚で充実したコレクション。。。。。まずはこちらのシューズから御紹介して行きましょね。

 

 

 

 まず今季気になるのが自然界からインスパイヤされた様々なエレメントです。ボタニカルな要素やマニマルモチーフはハイブリッドなテクニックでシューズに落とし込まれ、都会のオアシスのような清々しさです。

 

 蜃気楼を意味するユラユラとした『ミラージュ ヒール』が美しいこちらの『OLALA』に使用されている素材は、まさに今季のナチュラルな気分をドラマティックに表現しています。

 

 熱帯のハワイに咲く、美しくエキゾティックなハイビスカスの花とリーフのプリントは『HAWAI KAWAII』というタイトルで、パテント仕上げ実にキュートです。

 

 揺らめくヒールのデザインと繊細なストラップ。。。ソールの部分から少し覗くハッピーなモチーフが女子度UPしてくれそうな、夏にピッタリのシューズですねぇ====。。。。

 

 

 

 舞台上でより輝く為に光を集めるシューズが得意なこのブランドでございますから、クリスタルを使用したアイテムはまた格別でございます。特に今季はこんなマルチカラーのアイテムが気になりましたね。

 

 右のアイテムは『DORISSIMA CLAIR DE LUNE』という作品で、ラウンドトウから繋がる繊細なヒールへのフォルムがイノセントで、ブラックのスエードの上に施された小さなモチーフは、春の夜に花畑に揺らめく月の光を表現しているそうで何ともロマンティックですねぇ~~。。。

 

 左側は『PIGALLE FOLLIES CLAIR DE LUNE』で、こちらはマルチカラーのクリスタルをビッシリと敷き詰めたようなデザインが美しく、夜露に濡れた鮮やかな花々に反射するおぼろげな月光のようで、詩的なシューズでしたね。。。

 

 

 はい、スタッズと言えばルブタン、ルブタンと言えばスタッズでございますが、やはりこのメゾンの手がけるスタッズは強いストロークの中にもエレガントなムードを感じさせ、ファム ファタールのようなドラマティックな女性像をイメージしてしまうのは私だけではない筈です。

 

 今季はデコレーションするスタッズ自体にもアップデートが見られましたね。半月を意味する『Demi Lune』というブラックとゴールドが半々で構成されたメタリックスタッズや、動物の角からインスパイヤされた『Pop Corn』というインパクトのある物まで登場していましたね。

 

 手前は『TCHICABOUM』というミュールにアンクルストラップがプラスされたようなホールド感のあるデザインで、足を通すと幾何学的に描かれるレザーのストラップがアーティスティックなアイテムです。

 

 ストラップの端にはマイクロチェーンで緻密なトリミングを施し、立体的なスタッズと相まってロックなムードを盛り上げてくれます。

 

 奥は『Baila Spike』というオープンヒールのサンダルです。繊細なフォルムや細いアンクルストラップが実にフェミニンなので、スタッズがあしらわれていてもハード過ぎない上品なデザインです。この画像では見え辛いのですが、奥のアイテムはサイドにレオパードのパテントをあしらい、ストラップがレッド。。。。より、グラマラスに楽しめるピースだと思いますよぉぉぉぉ。。。。

 

 

 かつて高校生頃でしたか、ティエリー・ミュグレーのコレクションで透明のシューズを見て以来、クリアーでまるで履いていないかのようなアイティチュードのシューズが未だに私の大好物でございます。

 

 『Debout』というこのシューズは初夏にはピッタリの軽やかなペールトーンが美しいシューズです。トウにはベビーピンク、ヒールにはペールトーンのシトラスとマカロンのような美味しそうなパテントに挟まれたボディーの部分は、オーロラ加工を施したPVCを使用しています。

 

 つまり足を通すと、トウがピンクでヒールがイエロー、間の部分はレインボーに輝くというマーメイドのようなシューズです。

 

 SSシーズンに真っ白なパンツスーツなんかに合わせて頂くと、季節感も相まってステキなんじゃないでしょうかぁぁぁ~。。。。

 

 

 こちらも自然界からインスパイヤされておりまして、『BAT BAT』という10cmのサンダルです。

 

 ヌーディーなトップの部分に渡した細いストラップの上に、ひらりと佇んでいるのはトンボのモチーフなんですねぇぇぇ。。。シースルーの上にクリスタルやビジューを刺繍した羽根と、ストラップの上に預けた流線形のボディにも様々な種類のビジューが繊細に刺繍されています。

 

 印象的な大きな目やフェザーのディテールも実にロマンティックで、とてもスペシャルなシューズでございましたね。

 

 

 こちらの二点も花のように優しいフォルムが美しいシューズでございます。。。こうやってみるとクリスチャン・ルブタンのシューズは360℃、どの方向から見てもパーフェクトでまるで彫刻のよう。。。。知り合いの靴中毒の女子はこのブランドのシューズを目の前に置いて、眺めながらワインを飲むのが珠玉の時間だと言ってましたね。wwww

 

 左の手前は『WAWY DOLLY』です。ヌードベージュのパテントで施されたボディは、丸みのあるトウから花びらのようにカットされたサイド、ミラージュヒールがさらに柔らかさを感じさせ、アーティスティックながらも使い易いアイテムに仕上がっています。

 

 右奥は『SO TANGO』というアンクルストラップ シューズです。丸みのあるフロントとカットされたサイド、踵をしっかりホールドしてアンクルストラップに繋がるデザインは、タンゴダンサーの女性は履くシューズのデザインを取入れていて、情熱的な印象です。

 

 アクアブルーのパテントとメタリックシルバーのレザーを用い、カットワークで描き出したファイアーモチーフのようなパターンもアグレシッブなムードでしたねぇ。

 

 

 アラビアンナイトの語り部でもある伝説上のイランの王妃、『シェヘラザード』はいつの時代もヨーロッパ圏においてエキゾティックの象徴として愛され、絵画や音楽、バレエ等のモチーフとしても多くの名作を残しています。

 

 まさに彼女が履いているようなこちらの二点はブラックのスエードのトップに、金のモールやビジューでエンブレムのような美しいパターンを刺繍したアイテムで、今季のエキゾティックなムードを見事に表現していましたね。

 

 左は『GRADIPUMP』という12cmヒールで、右はフラットの『GRADEE FLAT』。同じトップのデザインでもヒールの高さで全体の印象まで変化し、実に興味深かったですねぇぇ~。。

 

 

 はい。最初の画像で私が持っていた『PALOMA』。青山店でのパーティーではこんなドラマティックなディスプレイの中で、まさに舞台に立つショーガール達のように艶やかでございましたねぇぇ。。。

 

 ステージという世界からシューズのキャリアをスタートさせたクリスチャン ルブタンのDNAを物語るようなこのバッグ、一つ一つのディテールにまでその拘りが感じられます。

 

 まずボディのフロントのスリットからしとやかに施されたハンドルはハイヒールを履いたダンサー達の足、美しいレッドのマチの部分は舞台の緞帳のイメージです。いくつかのバージョンに登場するレオパードのモチーフは、バックルームに散らばっていた踊り子達のランジェリーをイメージしていて、サイドに施されたスタッズは舞台の天井に並ぶスポットライトにインスパイヤされています。。。。

 

 ねぇ、ストーリーたっぷりのバッグでございましょう????こんなにクールでスタイリッシュなアプローチなのに、実に情熱的でございますねぇ~。。。。。

 

 滑らかなレザーを使用したアイテムはブラックやベージュ、ベビーピンクのラグジュアリーなカーフスキンを使用していて、右上のバンビのピースはポニースキンで、松屋銀座限定アイテムとなっています。

 

 

 シャープで都会的な『パロマ』とは対照的なこちらのエキゾティックなクラッチも素敵でしたねぇ~。。。

 

 こちら、『PILOTIN MAHARADJYA』というアイテムで、枕のようなフォルムの『PILLOW』とクリスチャン ルブタンの『TIN』をミックスした名前が付いています。

 

 使われているこのドラマティックなファブリックはインド製のアンティークの生地やリボンなんです。世界で最もお金持ちとも言われるマハラジャ達の正装に施される美しい刺繍やハイジュエリーで飾られたネックレスをイメージさせるような美しいデザインで、ディテールは生地次第という事から個体差もあるので、是非直接ショップに足を運んでご自身の目でお気に入りを見付けてみて下さいね。

 

 

 はい、折角なのでMEN'S COLLECTIONも少し御紹介しておきましょうね。

 

 クリスチャン ルブタンのメンズシューズは、他のシューズブランドからは逸脱した実に個性的なアートピースのような作品が人気ですね。一般的にWOMEN'Sよりもシックにデザインされる事が多いメンズ シューズですが、このブランドにおいては遊び心に溢れ、まるでロックスターのように煌びやかなピースもあり、ステージやエンターテイメントへのオマージュは、こちらにもしっかりと表現されています。

 

 まず、こちらは『GWALIORISSIMO』というローファータイプのシューズです。このメゾンらしい縦長のほっそりしたシルエットにはデニムをイメージさせるブルーグレーのスエードが使用され、飾られている様々なフォルムのスタッズやクリスタルの何ともハッピーな事!!!!部分的に刺繍もあしらい、まさに唯一無二のアイテムでございましたねぇ=。。。

 

 

 こちらのハイカットタイプのスニーカーもブリリアントでございましたねぇぇぇぇ~。

 

 その名も『Octopusspuss』というこちらは、やはり自然界からインスパイヤされたデザインで、海をイメージさせるマリンブルーとグリーンのスエードでボディーを仕上げ、サイドに施されたのはクリスタルで描かれたユーモラスなタコのモチーフです。パールの瞳を輝かせながら実にチャーミングに描かれたタコは、何処と無く葛飾北斎が描く浮世絵のようにも見えてエキゾティックでしたね。

 

 トップの部分にもグラデーションでクリスタルを飾ってて、ヒップホップスターなんかに好まれそうなストリートテイスト満載のスペシャルなアイテムでしたね。。。

 

 

 

 

 

 

 クリスチャン ルブタンのシューズが愛される理由の一つは、ステージという誰もが憧れ、一度は立ってみたいと思う非現実的な空間を彷彿させる、その華やかなクリエイションではないでしょうか。

 

 

 舞台の板の上は絶対的に特別な世界です。私も舞台に関わる事が大好きで、これまでも何度かお仕事させてもらいましたが、そこに立つ事が出来る人間と立てない人間、、、、スポットライトを浴びる人と、ライトが当たらなくても舞台の魔力に取り憑かれ、そこに関わらずには行きて行けない人間達で作り上げられる、甘美なる虚構の世界です。

 

 

 このメゾンの作品は、小さなシューズという一つピースからは、こんな装いで、こういう振る舞いをして欲しいと感じさせるしっかりとしたストーリーとキャラクター設定があります。まさに、舞台を作り上げて行く際には必要不可欠なシナリオのように、足を通す人の気持まで染めてしまうような強いストロークを感じますね。

 

 

 

 

 是非、この春夏の物語をシューズから初めてみるのはいかがでしょうか?なりたい自分に近づけるような魅惑的なシューズを最初に選び、そこからウエアをセレクトする。。。。理想の自分に少しでも近づけるようなシューズを履くと、行動や振る舞いは変化し、新しい自分の魅力さえも発見出来るかもしれません。

 

 

 たかが靴、されど靴。。。。。。一つのシューズがシンデレラのガラスの靴になるのも、便所のスリッパになるもの貴女次第。。。。。wwwww 理想の女性になる為にまず足元から演出してみるのも素敵な事だと思いますよぉぉぉ。。。。。。

 

 

 

 


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CARVEN 2016 SS !!!

 

 

 

 珍しく、連日UPにイイ気になっているDie-co★でございます。。。。宿題はてんこ盛りです。勢いのあるうちにドシドシUPして行きたいと思います www

 

 

 今日はCARVEN(カルヴェン)の2016 SSのリポートをお伝えして来ましょうね。カルヴェンと言えば、昨日のホカホカのお話でございますが、表参道のフラッグシップショップが3周年のアニバーサリーを迎えたという事で、骨董通りのIdolを会場に素敵なパーティーが行われました。

 

 会場にはUFOキャッチャーやプリクラ等のゲームも並び、パリのブランドのカルヴェンと東京のストリートカルチャーを融合させた楽しい夜でしたね。。。

 

 アーティスティック・ディレクターとしては初来日となる、Adrien Caillaudaud(アドリアン・カヨド))(左)とAlexis Martial(アレクシス・マーシャル)(右)のお二人に挟まれて、なんだか親戚の伯父さんのようなショットが撮れてしまいました。。。。

 

 一応、海をテーマにしたコレクションに合わせて船乗り風にして行ったんですが、何だか加山雄三。。。。いや、勝新太郎でしょ。。。汗。。。。

 

 

 

 若くてフレッシュなお二人さんは東京の強烈なファショニスタ達に囲まれてタジタジ気味(笑)、、、、。一瞬でしたが、フレンドリーで実に人柄の良い所が伺えて、こういうナイスボーイ達が誠実にコレクションをクリエイトしているだな~と嬉しくなりましたね。。。

 

 

 

 さて、そんな彼らがクリエイトするカルヴェンの2016 SS COLLECTION、今季のカルヴェン・ガールは忙しないパリの街を離れ、海へと向かっています。オープンカーの後ろに積んだトランクの中には一夏を過す為の完璧なワードローブがビッシリ、、、、。そのどれもが彼女自身が厳選したマストハブなアイテムばかりのようです。

 

 ホテルに着いてトランクを開けると、中身はまるで様々に表情を変える海の世界。。。。ネイビーやブルー、サックスのグラデーションには、もちろんフランスのアーティスト、イヴ・クラインのクラインブルーも必須です。

 

 モノトーンやベージュ、深い海の底のようなダークグリーンに、海辺に咲くハイビスカスのようなレッドやブーゲンビリア、ライラックはアクセントを描き、一夏の素敵な体験を予感させるパレットです。

 

 

 シルエットはフィットとルーズを自由自在に操ります。ワークウエアのディテールを取入れたゆったりしたジャケットに、マリンスポーツをイメージさせるスキニーなハイウエストのパンツ、カジュアルなサーフTシャツ等ユーテリティーに溢れながらも、パリジャンらしいHaute coutureのテクニックを感じさせる刺繍やドレープ使いは、フラットなサンダルやスニーカーを合わせて、アドベンチャーを楽しみます。

 

 海底の神秘をそのままプリントに落とし込んだり、煌めく泡のようなスタッズ、繊細なプリーツやレースは揺らめく波のようにエレガント、スポーツウエアの要素がプラスされたリトルドレスや、クチュールテイストで仕上げたスウェットシャツ等、シーンを越えてウエラブルに楽しめるワードローブが魅力的です。

 

 

 

 コレクションはまず、こんなアクティブなスタイルからスタートします。メンズライクなシャツはジャストサイズで仕立てられたトラッドなムードで、オープンカラーにカフス、ヨークの部分をホワイトのコットンで切り替えて爽やかな印象です。

 

 ボディーに使われているファブリックは実にユニークです。透け感のあるホワイトにブルーのマルチストライプを織りで表現し、斜めに走るパープルとホワイトのボンボンのようなデコレーションを施したフィルクーペで、レトロチックで可愛らしいですね。

 

 メッシュのように見える個性的な織りのファブリックで仕立てたショートパンツは、パイピングを施したカフスがシャツのカフスとお揃いで、バックルまで供布で包んだベルトもチャーミングでしたね。

 

 PCの画面等フラットな所で見ると一見シンプルにも見えてしますが、ディテールまで実に丁寧に作られていて、実物はその繊細な佇まいを感じさせるアイテムでしたね。。。

 

 

 こちらも一見クリーンなスウェットシャツとスカートの組み合わせですが、やはりディテールには拘りが感じられます。

 

 トップスのニットはベースに透明のナイロンの糸を使用し、その上に糸を渡すようにモチーフを描いたユニークなテクニックが使用されています。ベースが透ける為に裏側に通した赤い糸も覗き、想定外のユニークな模様を描き出しています。ネックやカフス、ショルダーにはまた別のピンクのリブを使用し、実に凝ってます。

 

 スカートもまた面白かったですねぇぇぇ。クレープのように立体感のある素材で仕立て、ヘムにチュールを仕込み丸いカットワークを施してます。着用するとチュールは殆ど目立たなくなってしまうので、モチーフがスカートの裾から宙に浮いている感じもユ個性的です。

 

 丸を繋げたようなレザーもベルトも実に可愛らしく、やっぱりスカートと同じホワイトにまとめてすっきりさせていましたね。

 

 

 紺碧の海に映えるメンズライクなパリッとしたストライプも爽やかでしたね。インサイドアウトのような楽しいテクニックを盛り込みながら60'Sのスタイルのシャツは、こちらのようにドレスにも落とし込まれています。

 

 見返しを表面にあいらったようなフロントの合わせやヘムに施したカフス、そこにピリッと赤いパイピングを施したりと細かいディテールも気になりますね。。。

 

 襟にも先ほど同じく丸いモチーフがスパンコールのエンブロイダリーで施されていて、しかもあえての同じカラー。。。。カジュアルに見えて様々なアトラクションを盛り込んだ、若い彼ららしい拘りが感じられましたね。

 

 

 左奥のドレスはスキューバダイビングのウエアからの発想で、光沢の美しいミカドで仕立てています。パイピングのディテールやフロントに施された丸いモチーフのアップリケ、あえてアウトドアテイストのストラップを、無造作なまでに施しているのもキュートでしたね。

 

 今季登場するパンツの中で印象的だったのは、こちらのようなタイトフィットの緩やかなベルボトムです。厚手のニットを使用した質感がウェットスーツのようでもあり、またかなりのハイウエスト。。。。今季、ハイウエストやウエストマークは重要なポイントとして様々に登場し、リラックスムードのルックをキリリと引き締めていましたね。

 

 トップスも可愛いでしょ????ジャケットとトップスのアンサンブルなんですが、マリンテイスト爆発でございます!!!!ボーダー状に織りのある厚手のニットを使い、ウエストから一本ラインをプラスしてパッキリと切り替え、夏らしい印象ですねぇぇぇぇ。。。。

 

 トップスの胸元にはアイレットでやはり丸いモチーフが飾られ、フロントジップの引き手も丸いシルバーメタルのパーツで、ちゃんと『CARVEN』というロゴも施してありましたよぉぉぉぉ。。。。

 

 

 今回、プリントも実にチャーミングで、深海の世界や海の中の世界をユーモラスに描いたこちらは可愛いかったですね。

 

 昨日のパーティーの招待状や会場のデコレーションにも登場する程今季象徴的に登場していて、描かれているのはイソギンチャクや不思議な海の生物達。。。波に揺られてユラユラと動く姿を、クラインブルーとホワイトでクリーンに表現しています。70'Sのサイケデリックなボタニカルなムードに見せているのも、技アリ!な感じですね。

 

 オープンカラーにフラップをあしらったトップスはシャツのデザインを取り入れ、カシュクールからのドレープやフレアー、フェミニンなスカートに移り変わるボトムと実に凝ったデザインで、ナチュラルカラーのサークルモチーフのベルトでマークする事でヒッピーなムードが一層強調されていましたね。

 

 実はこのプリントの中に、トロンプルユのようにイエローサブマリンさながらの潜水艦のモチーフが、所々に隠れているんです!よ~くご覧になると見付けられますよ。。。。。度々登場する円のモチーフは、その潜水艦の窓をイメージしているんですって!!!!

 

 

 最初速報で画像を見た時に、パリジェンヌのワードローブを提案し続けて来たカルヴェンで、この西海岸的なTシャツ???とちょっとビックリしたこちら。。。

 

 キャッチーなスローガンがプリントされているのは、ナイロンやルレックスの糸を使った拘りのニットで、Tシャツ風に軽やかに見せるのが、どうやら彼らの作戦のようです。他にホワイトにローズ色の文字のバージョンもあり、そちらはまるでレースのように美しい編み時の上にプリントしていましたね。

 

 コーディネイトしたスカートはまるでHaute coutureのようにアシンメトリーで複雑なカッティングを施したスカートです。深いスリットやウエストに施した小さなペプラムなどのディテールが波間を漂うくらげのようにヒラヒラとロマンティックで、可愛らしくセクシーでしたね。

 

 プリントのモチーフは海の中のランドスケープを抽象的に表現していて、こちらも今季の注目でございましたねぇ~。。。

 

 

 このファブリックも凄い素敵でしたねぇ。。。。

 

 極薄のメッシュの上に、ワカメのようなユラユラしたブラックのストライプと、パープルとブルーのウニの花を飾ったようなモチーフが表現され、実に細かいグリッターを敷き詰めてキラッキラでございました。

 

 全体のムードで何となく海の感じ?ってくらいとこも上品でさりげなく、他にモチーフを拡大して襟に飾ったりとアイテムを魅力的にしていたテクニックでしたね。

 

 

 コレクションの後半は少しだけフォーマルなムードを感じさせるミニドレスが登場し、女子度がグンと上がります。

 

 マダム・カルヴェンによるHaute coutureのメゾンとして創立したこのブランドのアイデンティティーが織り込まれながらも、そのスタンスはあくまでもリアルでアクティブです。

 

 こちらのドレスは二重構造になっていて、表にはチュールの上に半球の海の泡のようなスタッズを規則的に施した立体的な素材を使い、内側にはグレーのドレスを重ねたデザインです。ラグランスリーブの付け線やフロントの襟元だけがダブルに重なるディテール等にダイビングウエアのムードを取り入れていましたね。

 

 これだけ繊細でエレガントなファブリックをフロントジップでスポーティーに仕上げ、実にコンテンポラリーに仕上がっていましたね。

 

 

 やはりメゾンのDNAを象徴するテクニックとして登場した繊細なプリーツやフリルは、まるで都会の人魚の尾ひれのように軽やかでエレガントでしたよぉぉぉ。

 

 こちらのスカートにあしらわれているのは、個性的なテクニックであしらわれたフリルです。細かいプリーツをよせたフリルの下にフラットな布を一枚かませ、ボディーの動きに合わせてフリルが歪まないように配慮されています。ボディーの部分にもボーダー状に切り替えを入れステッチまで施し、あくまでもドレッシーにならないようにと気を付けた感じを受けましたね。

 

 インナーのトップスとフード付きのジャケットは張りのあるミカドで仕立て、ダイビングウエアからインスパイヤされた飛び出したような持ち出しのディテールがアクセントになっていましたね。

 

 

 展示会の会場ではこんなキャッチーなスニーカーを見付けました。グレーのメッシュ、モノトーンのブラッシングで描いたようなストライプ、レッドとブルーのスエードをあしらった、70'Sのスポーツ スタイルを感じさせるスニーカーでございましたね。

 

 インパクトがあり過ぎてちょっと。。。なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スタイリスト的な見解から申しますと、こういうマルチカラーのスニーカーはもの凄い合わせ易いんです!!!

 

 このスニーカーで言うとレッドのウエアを着るとブルーが刺し色になり、ブルーのウエアを着るとレッドが刺し色になります。んで、グレーを着るとレッドもブルーもアクセントカラーになるという優れもの。。。。1トーンでウエアをまとめてもスタイリシュに見えてしまうんですねぇ~。

 

 次にマルチカラーにトライする際には、ご自身のワードローブの中に多い色同士を組み合わせたアイテムなんかを探すと、すぐにウエアラブルに楽しめる事間違いなしです!!!

 

 

 こちらも、海のランドスケープを抽象的に解釈したプリントを使用したシューズとバッグで、モノトーンにオレンジの刺し色が効いた、個性的なプリントが使用されています。スニーカーはスリッポンタイプで、ホワイトのソールとブラックのレザーのアクセントでスッキリ仕上げています。

 

 バッグは前回登場した『Mercer』で、フラップに飾られたダブルのメタルパーツは今季の丸いモチーフともリンクし、いくつものキーリングやスナップフックで飾られたチャーミングなアイテムでしたね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 2回目のランウェイ コレクションとなる2016 SS、全体の女性像や世界感を強く表現していたこれまでのクリエイションに比べると、若いアドリアンとアレクシスはもっとギミックで、もっと繊細なクリエイションが得意なようで、『魅力的な服を作り上げる』という事にその意識を集中させているようです。

 

 

 結果、仕上がったのは実に繊細なアイテム達。。。。。クオリティーはこれまでよりグンとアガった印象を受け、様々なアイディアやテクニックを細かく取入れた多様性のあるワードローブが、自分のスタイルは自分で決めるとというはっきりとした意志のある、現代のわがままな女子達に支持されているのかもしれません。。。

 

 

 

 さぁ、気の早い話ですが、2016-17 AWも先頃PARISで既に発表されています。次のカルヴェン ウーマンはなんとカトマンズに旅に出たようです。ヒマラヤの頂きを目指すトレッキングの途中で出会った想いでの品を持ち帰り、その感動的で特別な体験に酔いしれています。

 

 フォーキーなムートンや温もりのあるニットはグラフィカルに解釈され、アシンメトリーのデザインはさらにドラマティックに進化しています。ミステリアスな神秘主義的なプリントもコレクションにアクセントを付け、実に楽しいコレクションでございましたねぇ。。。

 

 

 

 気になる方はstyle.com等でチェックしてみて下さいませ!!!!!!

 

 

 

 

 

 CARVEN 2015-16 AW  Prêt-à-Porter COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。
 CARVEN MAN 2016 SS COLLECTIONのPARISでのリポートはこちらからどうぞ。
 

 

 

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DRIES VAN NOTEN 2016 SS !!!

 

 

 

 

 はい。それでは今日は私が大好きなブランドの一つ、DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)のリポートをお伝えします。

 

 

 

 

 まずは。。。。。。岸和田のだんじり祭りでも、博多の山笠でもありませんから。。。。

 

 

 私、思春期の頃、別にヤンキーだった訳でもなく、読書と音楽とアートに溢れたエレガントな毎日を過していたのですが、こういう装いをしますとと潜在意識の中の何かが凄い勢いで開花するんですよねぇ。。。もともと、悪人顔ですからかねぇ。。。あっ、ヤンキーの友達は一杯いました。パシリにしていました。。。。。wwww

 

 

 そんな、柄の悪そうな私が着ておりますが、2016 SS MEN'S COLLECTIONのラストルックに登場したなんともエレガントなガウンでございます。

 

 既に御紹介させて頂いておりますが、2016 SS MEN'S COLLECTIONではマリリン・モンローやエルヴィス・プレスリー、画家のサルバドール・ダリやクチュリエのスキャパレリ等様々なアイコニックなモチーフを、シュールリアリスティックに落とし込むというユニークなコレクションが話題になりました。アイテムは驚く程キャッチー。。。でも、それがドリス・ヴァン・ノッテンの類い稀ないセンスで、クールでスタイリッシュに表現されています。

 

 

 喉から手が出る程欲しかったこのピース。。。。。マリリンのキュートなスマイルのプリントが満載でございます。。。。一応私のライフスタイルを考えて断念しました。。。。。が、他のピース、、、、、、買っちゃってます。。。。。汗。。。。

 

 

 DRIES VAN NOTEN 2016 SS Men's collectionのPARISでのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 2016 SS WOMEN'S COLLECTIONの為に天才ドリス・ヴァン・ノッテンは、夜空を華やかに飾る夏の花火のような、強い日差しに反射する生命力に溢れたビビットな花々のような、そしてそんな夏の季節に燃え上がるラブ・アフェアーのようにショッキングでエレクトリックなコレクションを見せてくれました。

 

 

 プレスリリースに書かれたキーワードは、華やかな煌めき、自由で奔放な描写、衝動的、快活さ、鋭い洞察力、陶酔、歓喜、遊び心、大胆さ、多情、洗練されていながらもありのままの姿、生き生きと描かれる強調されたリアリティ、、、、、、、“思慮深い目”。

 

 

 私なりに解釈させて頂きますと、その女性像は大人でありながら少女のような純粋さを持ち、冷静ですが時には驚く程大胆。常識的でありながら非常識を楽しみ、一つの価値観に捕われないで自由に人生のアドベンチャーを楽しめる人。。。。振り幅の広いコントラストの強い要素を自身の中に抱えながらもきちんとコントロール出来て、自然と周囲の目をさらってしまう、魅力的な人。。。。。。。

 

 

 エレクトリックなフューシャやパープル、ターコイズ等強烈な印象のカラーパレットのおかげか、このブランドが表現して来た、しとやかで凛としたイメージの中に、今季はアグレッシブな強さと衝動的なムードが強く映し出されています。

 

 コレクションを構成するアイテムはいつもにも増して実にユニークです。メンズライクなアイテムとしては、オーバーシルエットのテイラードからワイドなトラウザー、ボーイフレンドから借りて来たようなシャツやバミューダパンツまで登場します。

 

 相反する要素として登場うるのはこの上なくフェミニンなアイテム。レイヤーして露にされたブラジャーや繊細なチュチュ、haute coutureのボールガウンやアシンメトリーのデザイン等を、絶妙なバランスで融合させる事で、実にフレッシュなアティチュードを描き出します。

 

 

 言って見ればアンダーグランドでありながらアップタウン。もの凄い上品なのにほのかに香る危険で粗野なムード。。。。。いやぁ~、、、やっぱりゾクゾクしてしまいますねぇ。。。。

 

 

 まず、ファーストルックに登場するのはこちらでございます。ワイドなシルエットで仕立てられたグレーのグレンチェックのウールのジャケットはメンズライクで、大きく広がるピークドのラペルがダイナミックな印象です。そこに施されたのはスパーコールで刺繍されたシダのようなローズマリーのようなデザインされたリーフのモチーフ。本来マッチする筈が無い相反する要素をコントラストを楽しむように、しかも実に上品にブレンドしていますね。

 

 インナーのドレスは今季幾つか登場するブラジャーのディテールをスパンコールのエンブロイダリーで表現したホワイトのドレスです。ハイウエストで切り替えゆったりしたフェミニンなシルエットのアイテムで、コートのインナーとしてコーディネイトしフロントから覗く縦のラインを強調します。。。。

 

 

 このルックの醍醐味は、やはり殿方と食事等に行きまして、レストランで彼にコートを脱がしてもらう瞬間じゃないでしょうかぁ???マニッシュなパケッージからフェミニンなスタイルが登場する。。。。。う~ン、実にロマンティック!!!!なんて思ってしまうのは私だけでは無い筈。。。。

 

 

 今季のコレクションを盛り上げる要素としてとても重要なファブリックが、膨れ織りのテクニックを取入れたフロッケやジャカードです。コントラスト強く表現されていてる素材は、エレクトリックカラーのモチーフをベースカラーやかすんだ色彩の上に重ねる事で、モチーフそのものが浮き出したように配色でも配慮されています。

 

 しかも、その多くが2色だけを使用し、実にダイナミックなイメージでございます。

 

 こちらのメンズライクなチェスターコートですが、渦巻きのような、鳥の翼のようなモチーフが飾られているのがお解りになると思います。。。。こちら、実はモホーク ヘアーからインスパイヤされているそうです。。。。モヒカン。。。。。はい、私、もう10年以上のこのヘアスタイルです。。。。。何だかとても嬉しい!!!!

 

 

 ここで間違いを修正しておきましょう。皆様お使いになっている『モヒカン刈り』。。。これはパンクロックの時代にイギリスから入って来た言葉で、実際にアメリカンインディアンにモヒカン族という部族があるそうですが、これとの関連は薄いそうです。

 

 似ていますが、同じネイティブインディアンの中にモホーク族という部族がいて、彼らは弓を使う為に邪魔になる頭の横の毛を剃っていたそうで、こういう由来からこのヘアスタイルが生まれたのは所以は世界にいくつかあるそうです。

 

 イギリス英語→日本人の間違ったカタカナの大惨事ですね。。。私も今後気を付けて『Mohawk』と言うようにします!!!!

 

 

 ヴィヴィットなコレクションの中に、クールでシックなアイテムを忍ばせるのがドリス ヴァン ノッテンのお得意のスタイルで、コレクションで見ていると時にハッ!としてしまいますし、実際に着易いという事でショップでも人気が集まる事が多いようです。

 

 メンズライクなオーバーシルエットのダブルのピークドラペルのジャケットとワイドパンツは、グレートーンのクラシカルなウィンドーペーンで仕立てられています。カチッとした印象のアイテムですが、パンツのバックにはこんなピンクのオーガンジーのスケスケのトレーンが!!!!

 

 これ、セットアップで着用して、ワイルドなムードなのになんかスカートがヒラヒラしてる!ってのも実にオシャレですよねぇ。。。。

 

 ちなみにコレクションではトップスとボトムそれぞれ別のルックでコーディネイトしていて、想定外のスタイリングが実に楽しかったですよ!!!!

 

 

 まるで不協和を奏でるように、インパクトのあるアイテム同士を大胆にコーディネイトするのが今季の醍醐味の一つでございまして、まさにカラーやモチーフをぶつけるようにスタイリングされた、こちらのルックも素晴らしゅうございましたねぇ。。。

 

 ジオメトリックに描かれている今季のモチーフは、先ほどのモヒークヘアーや揺らめく炎やフラッシュ等、刺激的な印象です。しかもこんな大胆な配色。。。。普通成立する訳がありません。

 

 例えばニットの中の僅かなグレーやパンツのゴールドの少しトーンを落とした感じ、シューズやバッグの落ち着いたターコイズ等、シックなカラーをプラスする事で全体のバランスを取るのは流石です。

 

 こちらに登場するアイテムだけではなく、全てのアイテムで自由にミックスしても何だかクールに見えちゃうのが、やはりこのブランドの素晴らしさではないでしょうか。。。

 

 例えばここにブラックのジャケットを一つプラスすると。。。。グッとシックで、ハンサムなコーディネイトが生まれますよ!!!!

 

 

 一見バラの花と枝のように見えるこのモチーフ、よ~くご覧になると、、、、。いばらのツルや有刺鉄線をぐるぐると丸めたようなモチーフで、花の姿に見せているのもユニークですね。。。

 

 こういうフェミニンなコートドレスで、光沢のあるファブリックに落とし込むとHaute coutueのようにエレガントですが、近くによーく寄ってみると、かなりロックな印象。。。。

 

 一つのルックの中にもアクセントの強い要素が、意外性を持って表現されていましたね。。。

 

 

 こちらのドレスのデコレーションのように、象徴的な草花やモヒークヘアーのモチーフは、時にシンメトリーに配されてエンブレムのような表情を持ち、新たなストーリーを感じさせているのもユニークでしたね。

 

 こちらのドレスでございますが、そのまま視線をググっと下に向けて頂けると、スカートにあしらったラッフル。。。。。実に素敵でございましょう???

 

 ドリス・ヴァン・ノッテンはこういう生地扱いも実に素晴らしく、これまでもフリルを使った美しい作品を沢山発表して来ましたが、今回のこのアシンメトリーなフリル。。。。アーティスティックでありながらノンシャランとしてムードには、ほんと、脱帽ですね。。。。

 

 こういう生地扱いのテクニックは、クリエイターの手の感覚に任されます。ボディーの上で布と対話している時にほぼ偶発的に生まれるもので、殆どが本能。。。。衝動的な要素を数多く含んだ今回のコレクションにはピッタリのアイテムでございましたねぇ~。。。。

 

 

 一番最初の私のヤンキー画像でご一緒させて頂いていたルックもそうですが、今季のコレクションにはアクセサリーのように印象的にブラジャーが登場します。

 

 ヴィクトリア シークレットのように貧乳でもありえないくらいリフトアップする下品なデザインではなく、1930年代初頭に登場した初期のブラジャーのうおうな極シンプルな布ではぎ合わせた円形のフォルムが、ブラジャーというより何か新しいアイテムのように見えてなりませんでした。

 

 その下にはタトゥーのように、今季のジオメトリックなパターンを施したネットのトップスをコーディネイトする事でより洗練され、ユニークなアテチュードを生み出していましたね。ちなみこちらのピースはビジューがビッシリと刺繍されています。

 

 また、このルックに関しては、フレアーの入ったマニッシュなチェスターコートや、プリントを施したワイドパンツと合わせる事で、ジェンダーレスなムードで楽しんでいるのも素晴らしく、もう、大好物!!!!!

 

 美輪明宏大先生も仰っていましたが、『ジャンヌ・ダルクにしても天草四郎にしても、混沌とした時代に光を見出すのは常にユニセックスなキャラクター。』なんだそうですよぉぉぉぉぉ。。。。www 

 

 

 はい。。。。フリフリ好きの私からすると、今回のコレクションの中でもかなり気になったのがこちらの彫刻のようにラッフルを施したピースです。

 

 幅やギャザーの分量を巧みに操り、まるで絵筆で無造作に描いたようなグラフィカルなラッフルはドラマティックでしたね。ネイビーやブラック等シックなカラーをベースに、ビビットなオペラやヌードカラー等やはりプリントと同じく、二色のみのカラーでミニマルに表現しているのもオシャレでしたねぇぇぇ。。。。

 

 本来ロマンティックなラッフルをこれだけアーティスティックに取入れているので、大人女子にはピッタリだと思います!!!ちょーオススメ!!!!

 

 

 こちらの実にイノセントなドレスも、インパクトのあるアイテム同士をコーディネイトする事で、ドリスヴァンノッテンらしい多義的なスタイルへと変貌を遂げます。

 

 ドレスは脇の部分にダーツを少しだけ取ったトランスペアレントのボディーに、まるで裏地のような軽やかな素材でラッフルを飾り、ローエッジの端や上から押さえつけたような皺のディテールが、ヴィンテージのネグリジェのようなムードを感じさせます。

 

 インナーにはヌードカラーの上にバイオレットでアブストラクトなモチーフを描き、琥珀のような丸いストーンのネックレスと、モヒークモチーフを刺繍したプラットホームで、上品でエキセントリックなスタイリングを楽しんでいましたね。。。

 

 

 個人的に、私、今回一番好きなルックがこちらでございます。。。。

 

 デザインされた草花のパターンのブラックのジャカードのコートをベースに、本来ドレスの内側にファウンデーションとして施されるチュールを、あえて表に出したアイディアの作品でございます。

 

 スリーブにはそのままカットアウトしたようなローエッジのディテールを生かし、ウエストは供布のサッシュでボウを結んでいます。マニッシュなトップスからは想定外のフェミニンなスカートの部分には、ブラックのチュールの上にネイビーのしわ加工したチュールを飾っていますが、これ、部分的にジオメトリックにカットしたピースを縫い付けていて、チュールで模様を描くという実に面白いテクニックでしたね。。。

 

 内側にはさらにグレーのチュールを忍ばせ、シックなアイテムとは対照的にピンクXオレンジのタトゥーのようなタイツとそれに繋がるサンダル、立てた襟の内側から覗くターコイズカラーのジュエルストーンのネックレスと、細かい所まできっちりしたスタイリング。。。。

 

 サイコーでございます!!!!スタイリストとしても、服を作るという立場からしても、実に素晴らしい完璧なルックでしたね。。。

 

 

 コントラストの強いプリントやカラーをぶつけて、プロポーション全体でオプアートのような装いを楽しむ今回、特に注目だったのが、ボディーにピッタリと貼り付くインナーやタイツ、そしてこちらのグローブのような、着用するとタトゥーのように見えるアイテム達です。。。

 

 元々グローブは大好物なんですが、こんなユニークなピースは初めてでございます。。。。 

 

 ダークカラーのビッグシルエットのコートにグローブだけカラフルにしたり、ロングドレスのヘムから少しだけ足を覗かせ、シューズまでモチーフを続ける等、今季のかなり上級者レベルのスタイリングには必要不可欠なアイテムでしたね。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、いつもその演出でも、盛り上げてくれるドリス ヴァン ノッテンですが、今回はストロークの強いコレクションに合わせて、美しくそして力強い弦楽四重奏の生ライブが用意されました。

 

 洗練、ありのまま、多情、、、、、多義的な要素を孕んだドラマティックなサウンドトラックはブリュッセルを拠点に活動している、ルーマニア人Alexander Balanescuによって1987年に結成された弦楽四重奏団『BALANESCU』によるものです。

 

 荒廃した倉庫のようなスペースの中央で、恰幅の良い大人の男女がブラックのコスチュームを纏い奏でる音楽はなんとも叙情的で、コレクションの持つ複雑で濃厚な世界観をより強調していたかのように感じられましたね。

 

 

 

 オフィシャルサイトにはムービーもありますので、是非ご覧下さい!!!!フィナーレの美しさと言ったら。。。。。もう。。。。。貴女。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 今年1月、オペラ座の舞台を会場に行われた、ミリタリーテイストに溢れた2016-17 AW MEN'S COLLECTION、その後3月に発表されたブラックのアイラインにフィンガーウェーブのデカダンスなWOMEN'S COLLECTION、この二つのコレクションを挟んでいるのは、昨年11月に起こったパリ同時多発テロと、今年3月に起こったベルギーでの同時多発テロです。

 

 

 今日御紹介した2016 SSは昨年の9月、世界が暗雲立ちこめる坂道を下りかけている頃、パリでの同時多発テロの準備が水面下で準備されている頃発表されたコレクションで、過ぎ去ってみると、悲惨極まりない世界の大惨事とこのブランドのクリエイションに何らかのメッセージのような物があるようように思えてならないのは私だけではないはずです。。。。

 

 表面的にはまだ幸せだった昨年の9月、カラフルでビビットなこの2016 SSのコレクションの中にも、多義的でワールドワイド、あらゆる要素を全て受け入れ、自分のアイデンティティーを持ち、自分の足でしっかりと歩いて行く。。。。私には、そんな世界平和を願う女性像が表現されていたように思えてなりませんねぇ。。。

 

 

 

 3月の同時多発テロはドリス ヴァン ノッテンの本拠地で起こりました。ドリス・ヴァン・ノッテンはベルギー生まれで、ベルギー王立芸術アカデミーを卒業し最初のショップをオープンさせたのもアントワープ。。。。。クリエイション、そして彼自身の生活のベースで起こった今回の惨事を、彼自身どのように捉えているのか実に興味深いですねぇ。。。

 

 

 コレクションは半年以上も前から準備されているもので、直前の事件が作品に左右される事はありません。ただ、セレクトされる音楽や演出等比較的流動的な部分には色濃く反映するもので、ファッションの世界のクリエイター達は政治家じゃないので多くの事は語りませんが、そこには心を打つようなメッセージが込められているのがパリコレの素晴らしさです。

 

 

 次の6月、もちろん、何があろうと私はパリ行きの飛行機に乗る予定です。。。。ドリス ヴァン ノッテンというブランドがどんなメッセージを世界に発信するのか、、、、、、、真摯に受け止めたいと思っています。。。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 DRIES VAN NOTEN 2015-16 AW Women's collectionの東京でのリポートはこちらからどうぞ。

 

 DRIES VAN NOTEN 2016 SS Men's collectionのPARISでのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 

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FENDI RESORT 2016 !!!

 

 

 

 さてさて、三寒四温で日々少しずつ暖かくなり、寂しいですが桜もそろそろ終わりの時期ですが、生命が芽吹くこの時期は意味もなくハッピーな気分になりますね~。。。

 

 年度の変わり目でお忙しい方も多いかと思われますが、出来るだけこの素敵な春の陽気を実際に肌で感じるようにして下さいね。

 

 冬の間眠っていた動植物達に目覚めの時を告げるこの時期の太陽は、一年で一番強いパワーを持っています。現代人の情緒不安定他様々な精神疾患の大きな原因の一つは、日光を浴びなくなった事とも言われているくらいでございますので、是非、オススメします。

 

 

 特に朝一番、ないしは午前中のよりパワーの強い時間の日光浴をオススメします。

 

 

 そして、シミの一つや二つなんて気にしない事、、、、。70億の人間が暮らすこの地球において貴女の顔のシミなんてどーでも良い事。。。。ハナクソでございます。。。。それより、心から生き生きと前向きな毎日を送った方がずっと幸せだと私は信じています。。。。

 

 

 

 

 では、今日はFNEDIの2016 RESOTのリポートをお伝えしましょうね。シーズン的に少し前のコレクションになりますが、現在店舗展開のあるアイテムもございますので、UPさせて頂きますね。もし、ショップに足を運んで完売してたら。。。。。。ごめんあそばせ。。。。

 

 まず私が斜めがけしておりますバッグは、このブランドの中でも特別なコレクション、全て手作業のみで作り上げる人気の『セレリア』からの新作『LEI 706(レイ 706)』です。

 

 新しいボストン型にフェンディのDNAでもある伝統と革新を見事に融合させたアイテムで、1925年創業当時から大切に受け継がれて来た伝統的な馬具製造のテクニックを取入れながらも、スクエアなフォルムとコンテンポラリーなアティチュードが実にモダンですね。

 

 CUOIO ROMA(クオイオ ローマ)という最高級のカーフレザーを使う事で、しっかりとしたフォルムなのに驚く程滑らかな肌触りを実現させ、こやって付属のショルダーストラップで着用した時、腕の内側の繊細な部分に触れた時の感触が嬉しくなるほど上質です。

 

 こちらはアスファルトグレーでございますが、他にミルクベージュやオリーブ。メタリックシルバーやリュクスなパイソンのアイテム等もございましたねぇ~。。。。

 

 

 うん、私ぐらいのガタイでしたらボディバッグみたいにスポーティーに楽しめそうですね====。。。

 

 

 

 

 銀座に巨大なブティックをOPENさせ、4/17まで開催の世界に誇る日本のフラワーアーティスト、東信氏とのコラボにより『FENDI FLOWER SHOP by東信』というショップインショップも話題になっているフェンディでございますが、2016 RESORTは少し早い春の到来を楽しむようにポップで軽やかなコレクションとなりました。

 

 Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)とSilvia Venturini Fendi(シルヴィア・フェンディ)は今季のテーマに『心地よい攻撃性』というキーワードを掲げ、フェミニンでありながらもシャープなコレクションを発表しました。

 

 コレクションはいくつかの魅力的な要素が登場します。まず、様々に姿を変えて展開される『ストレリチア』の花。。。。これまで胡蝶蘭が多く登場していましたが、今季はこのジオメトリックな花が象徴的に登場します。

 

 ポップでカラフルなパレットの上にシルクプリント、スパンコールの刺繍やジャカード、レザーのパッチワークやファーのインレイ等、グラフィカルなフォルムをオプティカルアートのようにアーティスティックに取入れています。

 

 さらに軽やかなカジュアルなムードを盛り上げるのは様々なデニム達。。。。クールに登場するフレンドリーなファブリックは、デニムはもちろんの事、デニムのような特別な加工を施したレーヨンXコットンや、デニムカラーのシアリングやファーをあしらった精密なディテールとフェンディらしいハイブリッドなテクニックが伺えましたね。

 

 

 まず今季を象徴するようなこちらのヴィヴィットなドレス達から御紹介して行きましょう。ポップで軽やかでございましょう????。シルクキャディにジオメトリックに描かれているのはストレリチアでございます。。。自然本来のフォルムが実にグラフィカルな為、こうやってデザインを加えるとその魅力を最大限に発揮しますね。

 

 左は2ピースのようにドッキングされた膝下丈で、右はガーリーなミニスカートのドレスです。シャツのデザインをベースにしていますが、直線的なタックやパイピングで今季のストロークの強い女性像を表現していましたね。。。

 

 

 だって、『フェンディと言えばファー、ファーと言えばフェンディー』でございますので、シーズンに関係なくファーのアイテムは登場します。

 

 今季はこちらのシアリングのムートンを使用したアイテムが気になりましたね。かなり短くカットしたファーは軽やかな印象で、ウォッシュドしたようなデニムカラーが新鮮です。さらにその上にオレンジの糸でダブル ステッチを施し、デニムのムードを表現しているのも楽しいですね。

 

 さらに、このファー、、、、、ベースのレザーの部分に細かいパンチングが施してあるんです。。。。。こうする事で清涼感がプラスされ、少しでも快適に着用出来るように考えられているのも素晴らしいですねぇ~。。。

 

 トレンチコートのデザインなので、デニムの上に羽織ってセットアップのスタイリングも素敵ですし、一枚でコートドレスとして楽しむのもマダム風でエレガントですねぇ。。。

 

 

 こちらもデニムを使用したかのようなセットアップでございますが。。。。。

 

 織りに見える部分は実はレザーをイントレチャート(編み込み)にしてこの独特のテクスチャーを表現したラグジュアリーなファブリックなのでございます。。。。やはりデニムステッチがアイテムにスポーティーなムードをプラスしています。

 

 グラフィカルに切り替えた、ホワイトのポケットや赤い襟やブレードは上質なラムレザーを使用し、スカートはハイウエストでAラインです。

 

 セットアップして着ると1967年に制作されたJacques Demy(ジャック・ドゥミ)監督、Catherine Deneuve(カトリーヌ・ドヌーブ)主演のミュージカル映画、Les Demoiselles de Rochefort(ロシュフォールの恋人達)の登場人物のように、キュートでユニークなピースでしたね。

 

 

 今季のカラーパレットはクールなモノトーンから、グリーン、デニムのブルー、ナチュラルなブラウンをベースに、イエローやエッド、オレンジが楽しいアクセントを描ています。

 

 こちらは今回の全てのカラーを取入れたようなグラフィカルのラムレザーのライダースジャケットです。お得意のインレイ(はめ込み)加工でロシア構成主義絵画のように描かれているのは、よ~く見るとFENDIのロゴ。どこに何の文字が描かれているかを探すのもゲームのように楽しいアイテムです。

 

 ロシア構成主義はそれまでの貴族階級の人々が好んだ豪華絢爛な芸術に対し、Vladimir Tatlin(ウラジミール・タリトン)が鉄や木片で作品を制作しレリーフを制作し、それを『構成』と呼んだ事からこう呼ばれるようになります。

 

 鉄やガラスといった工業的素材を使用した立体的作品や、抽象的な要素を多く取り込んだ作品が多く、新しい時代へ向けたフィーチャリスティックな表現として彫刻や建築、写真やデザインなど幅広いジャンルに拡大して行きます。

 

 1920年後半、スターリンが指導者となり社会主義芸芸術が押し付けられるまで発展を続け、ロシアで消滅したこの芸術運動はイタリアの画家で、ブランドとも縁の深いジョルジュ・デ・キリコの形而上絵画や、オランダの画家、ピート・モンドリアンのミニマリズム、ウクライナ生まれでパリで活躍した女優画家、ソニア・ドローネの大らかな抽象主義の作品の中など、後の偉大な芸術家達に影響を及ぼした芸術運動です。

 

 

 シューズでは今回、こちらのスリッポンタイプのスニーカーが実に可愛かったです!!!!

 

 ただ今絶賛大人気中のフェンディのキャラクター『バッグ バグズ』でございますが、三角形のメンチ切ったような目が特徴的な愛すべきモチーフは、バッグやアクセサリー等で皆様目にする事が多いかと思われます。

 

 こちらのシューズのモチーフはそのアイコニックな目のモチーフをさらに複雑にデザインし、オプティカル且つトライバルなムードも感じさせるアイテムに仕上げていましたね。

 

 カラーも他にブルーXピンクのバージョンもありそちらもキャッチーでしたね。。。こちらのサイズ43。。。。。ノルウェーとか行かないと無いでしょうかぁ。。。。。

 

 

 コンスポリタンなシンガポールやドヴァイの海岸線に並ぶ、美しい現代建築の壁面を飾る個性的な窓のように見えるこちらのモチーフも、よ~くご覧になるとストレリチアの花なのがお解りになる事でしょう。

 

 ブラックとゴールドのビーズやスパンコールで飾られ、かなりアブストラクトに表現されていて、これならフラワーモチーフが苦手な方でもトライ出来そうですね。

 

 コットンのスウットシャツ型のデザインに、ブラックのカフスと今季の特徴でもあるホワイトのパイピングをあしらいスポーティーなアイテムでしたね。

 

 

 またまた、『デニムに見せといてデニムじゃない』シリーズのアイテムでございまして、美しいウォッシュド風のムラ染めを施したレーヨンXコットンを使用しています。

 

 印象的なのはヘリンボーン風のキルティングでございまして、本来デニムはツイルと呼ばれる綾織り、斜紋織りと呼ばれる組織で構成されています。近くでよ~く見ると斜めの織地がご覧になれると思います。

 

 一方ヘリンボーンはその名の通りニシンの骨のように見える事から名前が付いたもので、日本では杉綾、綾杉等と呼ばれるまた別の組織によって構成されていて、このグラフィカルなキルティングを施したのも、解る人には『デニムじゃないんですよぉ~。』と訴えているように見えて実に愉快でしたね。

 

 パイピングを施したダナミックなフードと、コクーンを描くようなシルエット、ホワイトのポケットにはラム レザーを使用しています。

 

 

 では、ではお待ちかねのバッグのお話をして行きましょうね。

 

 まず、今季注目なのが、シャープで都会的なフォルムが人気のバッグ、『3JOURトロワジュール)』のプチが登場した事です。名付けて『PETITE 3JOUR(プチ・トラワジュール)』でございます。。。。

 

 昨今のプチサイズのバッグのトレンドの中心的存在のフェンディは、これまでもブランドの数々のシグネチャーバッグをプチサイズで展開し、遊び心溢れるアイテムとして進化させて来ましたが、いよいよこの子まで。。。。

 

 手のひらの中で表現されるグラフィカルな人気のトラペーズのシルエットは、コバに施したボディーとアクセントを生むマルチカラーのディテールがユニークです。大きな開口や、フロントを飾る二つメタルパーツまで実に精巧に再現されているのも可愛らしいですね。また長めのショルダストラップも付いてますのでポシェットとしてアクティブに楽しむ事も出来ます。

 

 

 ふと、このバッグが最初に登場した時の事を思い出しましたね。。。かなりのビッグサイズに、ポニースキンに牛柄をプリントしたのバージョンを、華奢なケイト・モスがカジュアル トートのようにガバッ!と持っていたのがマニッシュで素敵でしたね。。。

 

 それがここまで小さくなるとは!!!!恐るべきフェンディの進化でございます!!!!

 

 

 今回『BAGUETTE(バゲット)』はウエアでも取り上げられていたデニムで登場していましたよ。

 

 これまでもデニムを使用したバゲットはいくつか登場して来ましたが、私個人的にこの横長のフォルムとデニムという素材はもの凄く相性が良いと思いますね。。。毎回、確実にカワイイのです!!!

 

 今回はウォッシュ加工をした軽めのカラーのデニムをボディーに使用し、特徴的なフラップとボディをトリミングするようにカラフルなスタッズが施されています。このスタッズ、キャンディーみたいでもの凄くキュートでした。。。

 

 他にウエアでもスウェットシャツのフロントをこのポップなスタッズで飾ったアイテム等もありましたので、気になった方はお揃いでいかがでしょうか???

 

 

 コンテンポラリーでエレガントなムードのこちらのプリントは『グラニット』という名前が付いていて、御影石の表面をイメージしているそうです。メンズコレクションのメインテーマとなっていたこのモチーフを、レディース用にブラッシュピンクやペールブルーのフェミニンなカラーで表現しています。

 

 さて御影石というワードが登場したので少しググってみましたら、面白い話がいくつかヒットしました!!!カーリングの競技で滑らせるストーンがございますが、あれは御影石なんだそうなんです。公式競技に使用されるのは全てスコットランド、アルサクレッグ島で取れる石のみを使用するそうで、強い粘りと滑り易さが最適なんだそうです。

 

 まぁ、どーでも良い事ですけどね。。。。。。。。wwww

 

 

 はい。そしてこちらは人気の『バッグ バグズ』達をあしらった『マイクロ バゲット』ちゃん達でございます。先ほど御紹介したバゲットのマイクロバージョンでございます。

 

 思えばバッグ バグズは最初バッグに付けるチャームとして登場し、やがてバッグのデザインとして取入れられ、ウエアやシューズ等幅広く展開されて来ました。

 

 このアイテムはそんなバッグ バグズ本来のチャームとしての要素も大切にしているので、他のバッグのチャームとしても楽しめる大きさですし、パーティーの際はそれだけ取り外して持って行くなんて気の効いた事が出来ます。

 

 一緒に飾られているコントラストカラーのモコモコのピースはシアリングを用いたアイテムで、アクセントのある配色が可愛らしかったですね。

 

 

 

 

 まさに『ストレリチア』の花のようなコレクション。。。。。荘厳で優美でありながら、ダイナミックで個性的。モチーフやその配色を取入れながらも実は全体の佇まい自体がストレリチアの花のように、優美で凛として、そして実にドラマティック。。。。。そんな風に感じられたFENDI 2016 RESORTでございましたね。

 

 

 

 

 では、最後にこのストレリチアについて学研君しておきましょうね。

 

 

 芭蕉科の植物で原産地はアフリカで5種類程分布しています。日本では『極楽鳥花』という名称でお馴染みで、英語でもbird of paradise(バード(オブ)パラダイス)とも呼ばれるそうで、名前の由来はニューギニア等に生息する美しい羽根を持つ風鳥(フウチョウ)の別名でもあります。

 

 なぜ、風鳥の別名がこれになったかと言うと、最初西洋の人は風鳥の剥製を見たからだそうで、それには内蔵や肉、足もありませんでした。彼らは『内蔵が無いのは餌を食べないからだ。』とか『足が無いのは地上に降りないからだ。』という推測を立て、この名前になったそうです。今から500年以上の昔の事ですので、強いキリスト教の概念でこういう憶測をしたヨーロッパの人々は、やがてこの鳥を『天からの遣い』として信じたそうです。

 

 ストレリチアという学名の由来はイギリス国王ジョージ三世の妃のSophia Charlotte of Mecklenburg-Strelitz(ソフィア・シャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツ 1744-1818)に由来しています。

 

 かつてドイツ北部に存在したメクレンブルク=シュトレーリッツという公国からイギリスへお輿入れした彼女は9男6女の母となり、夫の愛人問題で苦労する事もなく家庭は円満だったそうです。成長した子供達はやがて多くの不品行を行い、夫婦の悩みの種は尽きず、そのせいで精神病を煩ったジョージ三世と共にロンドンを出てウィンザー城で静かに晩年を過したそうです。

 

 彼女、芸術にも多大な貢献をしていて、かのバッハの息子の一人、ヨハン・クリスティアン・バッハやモーツァルトの後継者や、ウェッジウッドの陶磁器を愛し、『クイーンズ・ウエア』の称号を与え、文化や産業の発展に貢献しました。

 

 ロンドンのKew Gardens(キュー・ガーデン)の建設にも多大な協力した程植物好きで有名だったそうで、そんな事からこの名前が付いたのでしょうね。

 

 

 ちなみに12月16日の誕生花で、花言葉は『万能』だそうです。。。。

 

 

 

 


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Roberto Cavalli 2016 SS !!!

 

 

 

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 んで、この画像。。。。自分自身一体何処へ行きたいのか、最近先行き不透明でございますが。。。

 

 

 

 

 

 今日はRoberto Cavalli(ロベルト カヴァリ)の2016 SSのリポートをお送りして行きましょう。

 

 このブランドのトピックスと言えば、前回御紹介したEmilio Pucci(エミリオ プッチ)のクリエイティブ ディレクターを8年間務めたPeter Dundas(ピーター・デュンダス)が、今季よりこのブランドを手がける事になった事です。

 

 これまでMr ロベルト・カヴァリがずっと手がけて来たこのブランド、今や数少なくなったブランドネームを背負う大物デザイナーの退陣と共に、エミリオ プッチをあれだけ盛り上げたピーターがどんなコレクションを見せて来るのか実に楽しみでございます。

 

 

 でもね。。。。どうしても着てみたかったのです。。。。このスカートは今季のコレクションで印象的に登場したHaute coutureのようなゴージャスなピースです。一体このインパクトのあるアイテムがどんな風に登場するのか。。。。解説して参りますよぉぉぉ。。。。

 

 でも、以外と似合う????昔取った杵柄ですかねぇぇぇ。。。。wwww

 

 

 今回のロベルト カヴァリのクリエイティブ ディレクター就任に関してピーター・デュンタスはこんなコメントを発表しています。

 

 『私にとってこれはまるで帰郷する様な感じです。ロベルト カヴァリの素晴らしい世界観を進化させることはとても光栄なことであり、唯一無二のブランドの可能性とポテンシャルに非常にエキサイティングしています。 私はクリエイティブディレクターとして任務を始めるのを楽しみにしています。』

 

 実はピーター、2002年から2005年までの3年間、このブランドのチーフ デザイナーとして、ロベルト・カヴァリ氏と夫人でクリエイティブ ディレクターのエヴァ・カヴァリ氏の右腕として活動していたんですねぇぇぇ。

 

 まさに古郷への帰郷。。。。ロベルト・カヴァリ氏からしても手をかけて育てた息子が、外の世界で大きく成長し、一人前になって戻って来るなんて、なんとも嬉しい事でございましょうね。。。実にイタリアのブランドらしいアットホームなストーリー。。。。

 

 

 

 ピーターは今回のコレクションにおいて、『進化、再考、変化』というキーワードを掲げています。ロベルト カヴァリというブランドを熟知し、他のブランドのディレクターとして培った様々なノウハウをフィードバックした今回のコレクションは、ブランドの基本の要素ーその本質ーに回帰し、アイデンティを蘇らせ、現代という時代を強い自己主張で生きるブリリアントなカヴァリ ウーマンを定義しています。

 

 まず、コレクション全体に漂うムードはカラフルでスポーティー、そして軽やかなフレッシュさに溢れています。どんなにラグジュアリーなブランドのアイテムであろうと、自分のスタイルで楽しむ最先端のファショニスタに向けて、ウエアラブルで自由にコーディネイトを楽しめるピースが充実していましたね。

 

 デイウエアはフレンドリーなアイテムがリュクスに進化して登場します。手の込んだエンブロイダリーやフリンジを飾ったデニム、カットワークを施したスウェット、開放的なタイダイのプリントやメゾンで大人気のアニマルモチーフも、カラフルなオプティカルアートのようです。

 

 ナイトウエアはグッとシックです。モノトーンやヌードカラーを駆使し、トランスペラレントや素肌に直接刺繍を飾るようなセンシュアルなテクニック、アシンメトリーなディテールやHaute coutureの要素等、オフィシャルなパーティーからそのままクラブまで遊びに行けそうなスタイルが、現代の女性達のライフスタイルにピッタリです。

 

 

 

 そしてこちらがファーストルックです。ぐんとフレッシュになったムードがお解りになりますか???

 

 ジャケットはオーバーシルエットのライダースジャケットのスリーブをカットオフしたようなデザインで、ウォッシュ加工でオペラピンクとホワイトの絶妙なメランジェを作り出したアイテムです。

 

 インナーにコーディネイトしているのは、まるでアフリカの少数民族のボディーアートのようなジオメトリックなパターンを配したボディースーツで、かなり深めのネックのラインでビッタビタのボトムス。。。メタルパーツの付いたベルトをぐるぐる巻いて、フロントの少しだけ覗く部分を演出していましたね。。。

 

 ビッタビタのジャンプスーツとオーバーシルエットのジャケット。。。コントラストの強いプロポーションが、ピーター・デュンタスによる新生ロヴェルト カヴァリに一気にフレッシュな風を吹き込みます!!!!

 

 

 はい、もう。。。。。堪りません。。。。。。。。。んで、思わず着ちゃったスカートの別バージョンがこちら。。。。素晴らしいでしょぉぉぉぉ!!!!!!!

 

 今回、まるで舞踏会で纏うグランソワレにあしらわれるような、華やかなヴォラン(フリル)を施したオーバースカートやディテールが、コレクションをドラマティックに盛り上げていましたね。面白かったのはそのどれもがフロントはかなりのマイクロミニで、こちらのようなオーバースカートのアイテムは、インナーに別のスカートを合わせて、ドレスのトレーンだけを履くようなユニークなアイテムに仕上がっていました。

 

 シルクタフタをタイダイ染めでこの幻想的なムードを表現していて、タイダイは多くのアイテムに登場していましたね。。。。こうやって風を孕むと、自分専用のバックペーパーみたいでしょぉぉぉ。。。。wwww

 

 何よりユニークなのが、コーディネイトしているのが同じカラーのTシャツとブラックレザーのマイクロミ。これには驚きですねぇ。。。。

 

 カジュアル目のパーティーならこのスタイルは素晴らしいんじゃないでしょうかぁ。。。コンテポラリーなスポーツテイストと、ラグジュアリーなクチュールのムードを取入れた、まさに新生エミリオプッチを象徴するようなルックですねぇ。。。

 

 

 ロベルト カヴァリの代名詞とも言える、絵画を彷彿させる緻密なグラフィカルプリントはもちろん健在でございますので、ファンの皆様ご安心を。。。。。

 

 今季はこちらの『Night Grden』というプリントが注目でしたね。夜の庭園に咲き乱れるバラやオーキッド、チェーンで繋がれたガーデンの門の鍵穴や夜にうごめくスネークがあしらわれたゴージャスなムードで、ロックテイストも感じられてサイコーです。

 

 こちらはウエストをしっかりマークしてくれるかなり広幅のエラスティックを施し、スポーツテイストのジップブルゾンに仕上げていましたね。コレクションではこのアグレッシブなジャケットに、ブラッシュピンクのダイダイ染めのフリルのトレーンを引く、フェニミンなミニドレスとコーディネイトしていて素敵でしたね。。。

 

 

 人気のアニマルモチーフとして登場するのがライオンの顔をモチーフにしたこちらの『ビッグ・キャット・プリント』です。よ~くご覧になると、ランオンの顔が織りの中にギッシリ。。。。富士サファリパーク状態です。。。。もう、、、近過ぎちゃってどうしよう。。。。www

 

 ルレックスを織り込み、重厚なテクスチャーに仕上げたこのジャカードはスクエアなフォルムが印象的なスーツに落とし込まれます。大きめのショルダーやクロップドのパンツの丈がとてもモダンで、こういうファブリックで仕立てると少しレトロチックなムードに仕上がっているのも楽しいですね。襟やポケットのたまぶちをベルベットで仕立てているのもマスキュリンにまとめていますしたね。

 

 また他のアニマルとして伝説上の動物ペガサスも登場していましたね。自由の象徴として取入れられ、今季の重要なモチーフとして扱われていました。ジャカードや、片方だけのインパクトのあるイヤリングの中等繰り返し登場しましす。

 

 

 時間と手間をかけたブランドが得意とするラグジュアリーなエンブロイダリーは、今回デイウエアの中にも沢山登場していたのが注目でした。

 

 こちらはファーストルックと同じ流れを組むオーバーシルエットのジャケットでございますが、数種類のジャカードをパッチワークでメランジェさせて、カムフラージュのような抽象的なパターンを描いています。パターン同士をかけ剥ぎのように合わせてルレックスの糸でかがりってスワロフスキーまで飾り、何より動くとドラマティックに揺れるゴージャスなメタルパーツやビジューのフリンジが素晴らしい!!!!

 

 このテクニックはウォッシュ加工で、カラーに違いを出したデニムだけのバージョンのジャケットや、スキニーパンツ等でも登場してましたよ。

 

 

 スポーティーな風が漂う今季は、Tシャツやスウェットシャツ等すぐにでもデイリーで楽しめそうな嬉しいアイテムが豊富で、こちらのプルオーバーはラグジュアリーなスエードが使用された、ハイブリッドなアイテムです。

 

 メゾンのアイコンのアニマルモチーフをカットワークで表現し軽やかに楽しめ、コレクションでは私が着用していたシルクタフタのブリンブリンのスカートを、ノンシャランとコーディネイトしていたのも素敵でしたね。

 

 今季のコレクション全体に言える事ですが、プロポーションにおいてもダイナミックなコントラストが追求されています。Tシャツにトレーンドレス、オーバーシルエットのジャケットにハイウエストのレギンスパンツと、これまでの常識を覆す意外性に溢れるアイディアでまとめらています。

 

 是非、SSシーズンはこの周囲を驚かせるようなコントラストのあるスタイリングにトライして頂きたいですね。。。。。

 

 

 さて、私の専門分野、ナイトウエアのシーンにもなりますと、アトリエの卓越したテクニックにピーターの大胆な遊び心がプラスされた濃厚なピースが登場し、、、、、もう、大好物でございます。。。

 

 今季、デイウエアにも、ディテールとして多くの丸いバックルが登場していましたが、これはそのパーツとドレープを巧みに組み合わせて仕上げた、このブランドらしいボディーラインの美しさを極限まで表現したドレスです。

 

 左の胸元と右のウエストの部分にいくつもの大きさの違うパーツを配し、それらをドレープをよせた『ビッグ・キャット・プリント』のシルクシフォンで繋ぐ事でこのアグレッシブなデザインを生み出しています。ボディの上のメタルパーツやドレープが縦横無尽に横切り、ギリギリまで計算された肌の分量が実に素晴らしいドレスです。。。。

 

 多分、恭子さんとか美香さん的な感じで、巻き髪でブリンブリンに着るとそういう事にもなると思いますが、私的には、是非このモデルちゃんのように少しパンキッシュに、ブラックのブーティーなんかとノンシャランと着こなして頂きたいですねぇ。。。

 

 

 どんどん行きますよぉぉぉぉ~。。。嗚呼~、、、堪らんです!!!!

 

 こちらはハイネック、ほっそりしたスリーブ、ビッタビタのボディコンシャスのシルエットのミニマムなドレスを、モノトーンのプリントとヌードカラーのシルクシフォンで、ドレープをよせながらラッピングしてしまったドレスです。折り重なるようにシフォンを配し、あえてほつれたようにクリスタイルのエンブロイダリーやフリンジを豪華に飾っています。

 

 そして肩にあしらわれたダイナミックなヴォラン。。。。ベルベットのよう質感のこちらはなんとレザーでございます!!!!柔らかさを出す為に今回レザーはウォッシュド加工が施され、繊細なボディーとコントラストを描くように大胆に飾られ、ほんと見事でしたねぇ。。。

 

 

 今回のカラーパレットは自然界からインスパイヤされています。強い日差しによって褪せたようなテラコッタや、甘くスパイシーなリモンチェッロのイエロー、ウォッシュドされたエーゲ海のターコイズや、ゼラニウムのような鮮やかなフィーシピンクと、強烈でインパクトのあるパレットですが、実に目に優しい印象を受けましたね。

 

 こちらのドレスには、アメジストの原石のカットした部分をそのままプリントしたような、ロマンティックなシルクシフォンを使用しています。ボヘミアンテイストのゆったりとしシルエットのロングドレスには、ラフカットした供布やレースを混ぜたフリルを飾り、アイレットのアクセントも効いています。

 

 ぼんやりしがちなこのボヘミアンドレスも、ピーターの手にかかるとこんなにもグラマラス。。。。センシュアルなムードも楽しめるヒッピードレスでしたね。。。

 

 ちなみに余談ですが、アメジストは『愛の守護石』『真実の愛を守り ぬく石』とも言われているそうですよぉぉぉぉ。。。。。

 

 

 はい!そしてラストルックがこちらでございます!!!!

 

 ミニマムなボディコンシャスのドレスのボディーに使われているのは、ブラッシュオレンジのレースです。細かいドレープをビッシリとよせて砂時計の美しいシルエットを生み出し、フロントはトランスペアレントとサテンリボンのレースアップのデザインで、なんともセンシュアルなムードです。

 

 そして、ドレスのアウトラインを飾るようなドラマティックなフリルが見事!!!!!こういうフリルのディテールがは80'SのHaute coutureで頻繁に登場したテクニックですが、フリルの端をローエッジにする事でフレッシュな印象に仕上げていましたね。

 

 このディテール、ブラックバージョンで、オフショルダーのアイテムでも登場していましたよ。。。。

 

 

 

 

 

 

 開放的で陽気、セクシーで強い女性像というイタリアの美意識を極限まで追求しながら、ワールドワイドなウエアラブルなテイストや現代的なスポーツの要素、手の込んだエンブロイダリーやHaute coutureのテクニック等、様々な要素が盛り込まれた新生ロベルト カヴァリ。。。。

 

 溢れんばかりのアイディアにピーターの気合いが感じられながらも、実にフラットでノンシャランとしたアティチュードに、早速『次は何を見せてくれるのかしら?』と期待せずにはいられ無かった一回目のコレクションでしたね。。。

 

 

 ボディーコンシャスとオーバーシルエット、柔らかいシフォンとハードなメタルパーツやレザー、バロックとミニマム、昼と夜、カラフルとモノトーンとあらゆる部分でコントラストを楽しんだコレクションは、やがてその境界線自体があいまいになり、着る人が自分のスタイルで、TPOに合わせて装いを楽しめるように、余白を残しているのもさすがです。

 

 

 

 

 コレクションを通して私が感じたのは、このメゾンが追求して来たコントラストの強い女性像です。。。。。つまりメリハリ。。。。。最近、このメリハリのない女性達が街には溢れていますね。体型的なメリハリはもちろんの事、アウトフィットも『これが私のスタイル!』と言い訳し、スタイルの違うアイテムには絶対に袖を通さない、楽な方向に逃げる方々が増えたような気がします。

 

 同じ服装で何処にでも出掛けちゃうという事は、何処に行っても同じ体験、同じ感動しか味わえないという事、、、、きっとそんな人のライフスタイルはもの凄くメリハリが無く、退屈な事でしょうねぇ。。。言わせて頂きますが、そんなんじゃ貴女が探している『本当の私』とか『私らしさ』は見つからないじゃないかしら????

 

 

 

 何度もこのブログで書いてますが、女として生まれたからには『女王』にも『娼婦』にもなれるからこそ楽しいもの。。。。。せっかく気候も宜しくなって来ましたのでみてはいかがでしょう。。。

 

 まずは毎日の装いからメリハリを付けて、いつもとムードの違うアイテムを取入れたり、普段着ない色をプラスしたり。。。。。きっと毎日にメリハリが生まれ、いつもと違う体験が出来るのではないでしょうかぁ????

 

 

 

 

 新しい季節、新しい貴女を、貴女の力で見付けてみて下さいねぇぇぇぇ。。。。

 

 

 

 

 

 

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EMILIO PUCCI 2016 SS !!!

 

 

 さて4月に突入しましたね。年度の変わるこの時期、皆様お忙しく過されていますか?

 

 日本古来の陰暦では卯月(うづき)と言いますが、これには様々な諸説がございます。卯の花(宇津木)が咲く頃なので卯の花月と呼ばれていたのが転じてこう呼ばれるようになったとか。。。おからの事を卯の花と呼ぶのはこの花に似ているからで、おからの『から』は豆腐を絞ったかすで『空っぽ』という意味から来ているそうなので、卯の花と読んだほうが、やはり情緒がありますね。

 

 他に『う』は『産』や『生』とも言われ一年の循環の最初を意味したり、稲を植える時期から『植月』、また十二支の中の四番目が『卯』という事でこの名前が付いたとか。。。。

 

 

 心機一転、環境が変わる皆様も多いでしょうが、何も変わらない方々も気持だけはスイッチする事は出来ますよぉぉぉ。普段の生活の中で何か新しい事を初めてみるとか、新しいアイテムを買ってみるとか、この節を大切にする習慣を楽しんでみてはいかがでしょうか。。。。

 

 残酷に漠然と流れて行く一生の時間の中に、折々に合わせてピリオドを儲け、立ち止まったり、振り返ったり、そして新たに前を向いてた立ち上がるためのちょっとした時間を与えられている私達はとても幸福だと、いつも感じています。。。。。

 

 

 

 

 

 はい。では、今日はイタリアのブランド、EMILIO PUCCI(エミリオ プッチ)のリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 こちらは、東京のプレゼンテーションにお邪魔したときの写真でございますが、私が抱えているのはレモンイエローのカーフスキンが用いられたバケツ型のバッグです。ボディをくり抜いたハンドルの部分に施された、リニューアルしたモノグラムがなんとも大胆で、切りっぱなしのディテールに縁にコントラストカラーを施したコンテンポラリーなアイテムです。

 

 女性が持つと紙袋をガサッと抱えたような楽しさがあり、長居ショルダーストラップも付いているので、荷物が重くなった時も安心です。

 

 

 私が持つと。。。。。。米俵????10kgくらいの????

 

 

 

 既に皆様ご存知とは思いますが、今季のエミリオ プッチの一番のトピックスと言えば、これまでクリエイティブ ディレクターを努めていたPeter Dundas(ピーター・デュンダス)から、Massimo Giorgetti(マッシモ・ジョルジェッティ)にバトンが渡った事でございましょう。。。

 

 

 現在39歳のイケメン、Massimo Giorgetti(マッシモ・ジョルジェッティ)は1977年、イタリアのリミニに生まれます。高校時代に会計士の資格を取り、イタリアのリッチョーネにある有名ブティックやインターナショナルブランドを取り扱うショールーム等で仕事をします。

 

 会計士というバックグランドを生かし、クリエイションだけではなくコンサルタントとしても仕事をしていた為、彼が生み出すものにはしっかしとりたビジネスによる裏付け組み込まれ、2004年にデザイナーとしてのキャリアをスタートし、2009年に自身がディレクターを務める『MSGM』を立ち上げます。

 

 DJでもある彼らしく、インディーズミュージックやコンテンポラリーアート等の様々なカルチャーの要素を取入れたこのブランドは、世界中の若くエッジィな人々に支持され、着る人の趣向によって様々にウエアラブルに楽しめるスタイルと共に人気となり、"Who's on next"という最も期待されるデザイナーの一人にも選ばれています。

 

 

 イタリアで今最も注目されているデザイナーの一人と言っても過言ではないでしょう。。。。

 

 

 まずは、就任1回目のスペシャルなコレクションからリポートして行きましょうね。

 

 こちらは『THE PILOT EPISODE』というタイトルのカプセルコレクションとして発表されまして、エミリオ プッチの伝統とラグジュアリーを漂わせながらも、マッシモの確固とした揺るぎない才能を感じさせる楽しいコレクションです。

 

 新しい物語のスタートは実に躍動的でスピード感に溢れています。フレッシュなイメージはフェレンツェにある伝統的なパラッツォから飛び出しストリートへ向かいます。歴史と芸術に溢れるこの街にやって来た世界中のツーリスト達が溢れるシニューリア広場や、彼らがその瞳をキラキラと輝かせて素晴らしい文化に触れた驚き、低い建物から覗く広大な広い空、鳥達が歌い、花が咲き乱れる美しいフィレンツェという街へのリスペクトが落とし込まれています。

 

 コレクションは伝統と斬新さを融合させたようなこんなチャーミングなルックからスタートします。シルクキャディを使用したドレスに用いられているプリントは、絵筆とマチエールを重ねる絵の具をポップに描いた『Pennelli』というプリントです。

 

 デフォルメしたようなパープルのカフスがモダンさを感じさせ、クリーンなフロントのアプローチとは対照的に背中はオープンになり、そこに生地を捻ったディテールが施されているという実に個性的なアイテムです。

 

 抱えているバッグは先に私が抱えていたのと同じアイテムです。普通の女子が持つとこのくらいのサイズ感で可愛いらしいですねぇ。

 

 シューズも素敵でしたよ。カーフスキンのスリッポンタイプのシューズは、新しいエンブレムをフロントに飾り、メタリックカラーのシルバーとホワイトのコンビがクラシカル且つモダンな印象で、いろいろな配色で登場していましたね。。。

 

 

 さぁ、お解りになりますか????オプティカルでアーティスティック。。。。こんなチャーミングなルックからクリエイティブ ディレクター、マッシモ・ジョルジェッティよりエミリオ プッチの新たな第一章がスタートします。。。。

 

 

 こちら、今回新作となるモチーフで、その名も『Turisti』です。皆様、よ~くご覧下さい~~~~~。。。。。。壮大なドゥーモやサン・ジョヴァンニ洗礼堂、メディチ家礼拝堂(私、一番好きな場所です!)等、フィレンツェに溢れるあらゆるルネサンスの偉大なる文化に触れ、感動している旅行者達の姿がユーモラスに描かれていのがお解りになりますか???

 

 ジオメトリックなモチーフや草花はこれまで数多く登場して来たこのブランドですが、ここまでキャラクター色が強いプリントは珍しく新鮮でしたね。バックパックを背負い写真を撮るのに熱狂している人や、セルフィーで自分を撮影する人々の姿まで描かれ、まさに今、現在のフィレンツェの姿が描かれていて実に楽しかったですねぇ。。。

 

 手前はシルクツイルにプリントで施されたショートスリーブのトップスで、ジオメトリックなボーダーの縁取りが実にユニークです。またこのトップスにグレーのトラディショナルなトラウザーをコーディネイトしているのもユニークで、レトロXモダンのブレンド具合が絶妙ですね。

 

 後ろはブラッシュピンクのシルクオーガンザガーゼになんとブラックの刺繍やカットワーク、一部プリントを使用した複雑なテクニックでこの楽しいパターンを施したアイテムです。淡いピンクのカラーとフロントはラウンド、バックはVになったネックが実にフェミニンで、これは実に可愛らしいアイテムでしたね。。。

 

 

 新しくブラッシュアップしたエミリオプッチを代表するイットバッグになりそうな、こちらも実にモダンでございましょう????

 

 まずアイコニックなエンブレムは今回リニューアルされたもので、ミミリオ プッチの紋章にフィレンツェの紋章である百合のモチーフ(Florentine lily)を掛け合わせて生まれたものです。ジオメトリックな切り替えが印象的に用いられていたウエアのムードはサイドに印象的なモノトーンのラインに施され、ファッションと同じ感覚のアクセサリーを持つスタイルが素晴らしいですね。

 

 ボディには滑らかなカーフスキンが使われたラグジュアリーな肌触りで、トップハンドル付きのサッチェルバッグですが、取り外し可能なショルダーストラップを付いていてウエラブルでございましたね。。。。

 

 

 

 さてここからは『Episode 1』と題された最初のランウェイコレクション、2016 SSのお話をして行きたいと思います。パイロット エピソードでその才能を垣間見せたマッシモ・ジョルジェッティの本虜発揮でございます。。。。

 

 彼が選んだのは『海』をキーワードにした様々なスートリー。。。。例えば魔法にかかり、足を手に入れたマーメイドがしばしの間楽しむ都会でのホリデー。身体を覆った鱗はキラキラと輝くスパンコールに姿を変え、水中で軽やかに揺れる鰭や尻尾は、大胆なスリットや斜めのカッティングで自由自在な動きを見せます。もちろん、世界を周遊する船乗り達とのラブロマンスも登場するハッピーエンド。。。。

 

 

 リラックスした世界観を反映して大半がプルオーバーやドレスが占め、アウターとしてはオーバーシルエットのブルゾンやガウンのように軽やかなコートが少しだけ登場し、ジャケットは姿を消しています。

 

 注目すべきはプレーンなシルエットのアイテムをキャンバスにした、オートクチュールのようなテクニックとアイディアに満ち溢れてた美しいディテールの数々。。。。水面を走る風のようなプリーツには、キラキラと輝く泡のようなスパンコールがコーディネイトされたり、スケールで無造作に線を引いたように切り替えたカッティングやパインピングはジオメトリックな楽しさです。エンジェルフィッシュや楽しい貝のディテールはエンブロイダリーやカットワークとなり、軽やかにボディの上を踊ります。

 

 

 もう、、、、、。なんて、ロマンティック!!!!!大好物ざんす!!!!!

 

 

 今回は一点一点がアートピースのように丁寧にクリエイトされていて、コメントが長くなる恐れがあるので、とっとと解説して行きましょうね。

 

 まずファーストルックはこんなコンテンポラリー!!!!トップスのニットはレーヨン混の滑らかな肌触りで、幾つかの模様のパーツをボディーの上に乗せて美しいフォルムを探り、半ば偶発的なまでに大胆なフォルムに仕上がった所でフィックスしたような、アトリエでの作業をイメージさせるユニークなピースです。

 

 それはまるで、着るオプティカルアート!!!!

 

 スカートはマーメイドの鱗のようなキラキラのスパンコールが飾られたアイテムで、動くと深めのスリットが楽しく遊びます。ヴァーガンディーのスパンコールにはオーロラが施され、濡れたような質感とレインボーの輝きがプラスされスタイリッシュですね。。。

 

 まさに都会のマーメイド。。。。そんな、誰もが知ってる懐かしいおとぎ話をコンテンポラリーに解釈した、伝統と革新を融合させたマッシモ・ジョルジェッティによる新生エミリオ プッチのコレクションは、こんなロマンティックなルックから華やかに幕を開けます。。。

 

 

 流れるようなプリーツのディテールも今回は注目のテクニックです。シャープな縦に流れるグラフィックは、こちらのようにアートピースのような刺繍のジレやドレスの流動的なムードとコーディネイトして対比させているのもユニークでしたね。

 

 トップスとワイドパンツのセットアップですが、今回のプリーツは畳んだ状態で上から染色し、着たときにボディの上でフィットする事によって内側の部分がイレギュラーに覗くという楽しいテクニックが用いられ、こちらはホワイトの上にブラッシュピンクをプリントしていましたね。

 

 そして。。。。コーディネイトされたジレの美しい事と言ったら。。。。。まるで、キュビズムのルーツを組む、フランスのアーティスト、Fernand Léger(フェルナン・レジェ)の作品に登場するような、自由で太い輪郭がカットワークで表現されています。モチーフの中にはプッチの貝殻のプリント『Gabbiani』も使われ、まさにアクセサリー感覚で楽しめそうなアイテムですね。

 

 しなやかなブラウンのカーフレザーを使用したボストンバッグも、サイドにジメトリックな折り紙の構造を取り入れ実に楽しく、ルック全体でフレッシュなムードを楽しんでいて素敵でしたね。。。

 

 

 こちら、、、、。一体何が勃発しているのか皆様ご理解出来るかしら????

 

 薄いブラックのチュールを二枚で仕立て、その間にカラフルなオーストリッチのフェザーを閉じ込めたという驚きのテクニックの代物。。。。天然素材ならではの迫力のある質感と、混ざり合うカラフルなカラーはまるで印象派の絵画のようですねぇ。。。

 

 こちら、このエキサイティングな状態できちんと糸で固定されていますので、着ているうちに羽根が全部下に落ちて乳が丸見えって事にはなりませんのでご安心下さい。

 

 ヘムにはエミリオ プッチのサインを刺繍したブレードを施し実にアイコニックで、こういうブランドを物語るようなエンブレムやコードを多用しているのも、SNS世代へ向けたキャッチーな演出でしたね。

 

 インナーには先に登場したプリーツのプレーンなドレスをコーディネイトしていましたよ。。。。

 

 

 こちらのようなスポーティーなルックの中にも、ブランドが誇るハイブリッドなテクニックが盛り込まれていましたね。。。

 

 羽織っているブラックのボンバージャケットはシルクオーガンジーに新しいエンブレムのモチーフのカットワークを施し、襟元やカフス、ヘムの部分には美しいハシゴレースを飾った実にリュクスなアイテムです。インナーのトップスはエミリオ プッチのサインをシースルーのブラックチュールにボーダー状に配したアイテムで、ジャケットのフロントから縦に覗く素肌さえもデザインの一部に取入れています。

 

 プリーツのスカートはマーメイドの尻尾のように楽しく遊ぶカッティングのヘムがユニークで、さざ波のような繊細なディテールはヒートカットによって施されています。

 

 ねぇ、一見すると実にリアルクローズでございますが、いやいや全然。。。。。こういうノンシャランとしたアティチュードの中に、素晴らしいテクニックを取入れるマッシモのセンスはさすがですね。、、、常に顧客が何を望んでいるかを良く理解しているからこそ、こういうルックが生まれるんだなぁ~と感心しましたね。。。

 

 

 まるでカラフルなスカーフをバサっとボディーの上に乗せて、そのまま縫い付けたかのようなドラマティックなこちらのドレスも素敵でしたね。。。

 

 今季、沢山登場している羽ばたく鳥のモチーフの『Gabbiani』とヒオウギ貝を花のように並べた『Conchiligie』のモチーフを複雑に繋げて作り出した斜めのデザインが美しく、要所に施されたノット(結び目)のディテールやヒラヒラと揺れるディテールなど実にエレガントですね。。。

 

 まるでルネサンスの画家、サンドロ・ボッティチェッチが描いた『ヴィーナスの誕生』に描かれている花の女神フローラのようです。。。。ねぇ、ヴィーナスは全裸ですもの。。。。wwww

 

 おそろいの『Gabbiani』のモチーフをカーフレザーにプリントしたバッグ『Blasone』は、太いピンクのメタリックチェーンがキャッチーで、フロントにはシルバーメタル製のモノグラムが飾られていますよぉぉぉ。。。

 

 

 こちらは今回ランウェイに登場したトレンチコートで、ナイトガウンのように軽やかなツイルで仕立てられています。

 

 使われているプリントは『Burdines』というプリントで、今回マッシモがアーカイブスの中からピックアップしたそうです。カラフルに描かれたモチーフは魚やウニなんですが、よ~く見るとかなりスペーシーなムード。。。エッチングのように細いブラックの線で書き込まれていて、寸分のズレもないところはさすがでございますねぇ~。。。

 

 まるで宇宙を彷徨う人口衛星のような解釈で描かれた海の生物はユーモラスで、こちらのプリントを使用したアイテム全てにスペシャルな『ARCHIVIO』と書かれたコバルトブルーのタグが施されています。またタグにはフェレンツェのプッチ本社の住所やエミニリオのサインも施され、コレクターズアイテムになる事は間違いなし。。。

 

 今後この『ARCHIVIO』のコレクションが続いていったらイイなぁ~なんて思いましたね。。。。

 

 

 はい。コレクションの後半にはクライマックスを飾るような、ドラマティックな作品が沢山登場します。物語の最後はサンゴや貝殻、波やヒトデと共に現代の海のプリンス、水平の姿も加わります。

 

 様々なモチーフは刺繍やカットワークで表現されたり、プリントのアイテムには泡のように鏤めたパールがスタッズであしらわれ既成概念を裏切ります。ロープと一緒に描かれた水平の姿は筋骨隆々に自慢のタトゥーを誇示し、20世紀初頭のフランスのアーティスト、Jean Cocteau(ジャン・コクトー)が描いたユーモラスで少しエロティックなタッチを彷彿させます。

 

 こちらはその中でもキールックとなるドレスで、フィッシュネットのような独自の技術で作られたネットの上に、船乗りとマーメイドのラブストリーを描いた『Sirene & Marina』プリントのモチーフを刺繍で施しています。

 

 全体を流れるようなロープのモチーフにエンジェルフィッシュやクマノミ、タコやカメ等実に楽しく描かれていて、胸元の一番目立つ部分にはキスをする水平とマーメイド。。。。

 

 なんともロマッティックでございまして、まさに人魚姫の気分を味わえそうなピースでしたね。。。

 

 

 新しく就任したマッシモにとって、これまで当たり前のように扱われて来たこのメゾンの様々なアイコンはとても新鮮に写ったようで、新しくアレンジを効かせたエンブレムやこちらのプリントの中に刻まれているエミリオ プッチのサインはまるで模様の一つのようにキャッチーに取入れられていましたね。。。

 

 先に御紹介した、チュールにこのサインを刺繍したトップスと同じように、素肌の上に文字が浮かび上がるアイディアが楽しく、こちらのサンダルも足を通すと足の甲にオレンジのリップでサインをしたような楽しいアイディアのシューズです。

 

 他に新しいエンブレムをカットワークで飾ったレザーサンダルや、トロピカルなムードのカラフルなプリント『Grasshopper』を用いたエスパドリーユ等、フラット全開のシューズ コレクションでございましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、さて、さて、新しいクリエイティブ ディレクターMassimo Giorgetti(マッシモ・ジョルジェッティ)が手がけた新生エミリオ プッチのコレクションでございましたが、皆様如何でしたか?

 

 

 私正直最初に速報で見た時に『あれ?』と思ってしまったんですね。。。前クリエイティブ ディレクターのピーター デュンダス(Peter Dundas)が作り出した、実にイタリア的なブリッとした女性像が無くなってしまい、何処もかしこもコンテンポラリーなっちゃうのかなぁ。。。。なんて少し寂しい気持でしたが、展示会で身近で作品を見て、これまで以上に手をかけて制作された作品の素晴らしさにため息が出ましたね。。。

 

 ここまでSNSが生活の中心になってしまった昨今、ファッションビジネスもモバイルの小さな画面の中でどれだけキャッチーに写るかという事がとても重要な要素となり、実際そこでどのインフルエンサーが何と言ったかなんて事が、少なからずビジネスに影響しているのも事実。。。。

 

 そういう若くキャッチーな感性を取入れながらも、歴史と伝統に培われた世界最高峰のラグジュアリーブランドとしての、パーフェクトなクオリティーとのバランスが見事で、このアイテムにこのテクニックを取入れるの?という想定外の驚きはまさにマッシモの揺るぎない才能なんだろうなぁ~と感心しましたね。。。

 

 

 

 

 気になる方は、是非ショップに直接足を運んで、作品に手を触れてみて下さい。ハイエンドなアイテムをさりげなくデイリーに落とし込むというトレンドのスタイルながらも、その表現方法は他のどのブランドにも見付ける事の出来ないオリジナリティー溢れるスタイルです。。。

 

 

 

 

 貴女の既成概念を甘美に裏切ってくれる素敵なアイテムに溢れていますよぉぉぉぉ。。。。。

 

 

 

 

 

 

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JOHNLAWRENCESULLIVAN 2016 SS !!!

 

 

 はい。相変わらずの超鈍行運転中でございますねぇ。。。この年度末、いろいろとバタバタしております。んで、私事でございますがお仕事報告をさせて頂きますね。

 

 

 親しくして頂いているSTUDIO CAST主催の金子礼二郎氏の舞台の為に、こんな三人姉妹のドレスを制作させて頂きました。全てブラックのシフォンやベルベット、ジャカード、レース等40種類くらいの素材を複雑にパッチワークして仕上げてみました。

 

 ダンスでかなりの運動量なのでボディの部分はニットをベースに使い、スカートはあえて薄く柔らかいジョーゼットと、固く張りのあるグログラン等アクセントを付けて縫い合わせヘムもイレギュラー。こうすると回った時に予測不能な面白い動きを見せてくれます。

 

 

 3人姉妹だからって、別にチェーホフではございませんので。。。。。www

 

 

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 さて今日から舞台を東京に移してリポートして行きたいと思いますよ。

 

 東京は世界の中でも実に特異で魅力的なメガロポリスの一つです。ファッションのみならず、世界中で最も最先端のアイテムや情報等が揃うこの街に住んでいれば、世界中のブランドのエキシビジョンを体験する事が出来るのも嬉しいところです。

 

 東京からの一回目はmade in Japanのブランド、JOHNLAWRENCESULLIVAN(ジョンローレンスサリヴァン)のリポートからお伝えして行きましょうね。海外のマーケットに合わせ、かなり早い時期にエキシビジョンを行うブランドでございまして、いつも私がパリコレから戻って気分的にも落ち着いた頃に、落ち着いてのんびりと見学させて頂いていますね。。。。なんとな~く、こういうアイテムが次のシーズンのストリートを飾るんだなぁ~なんてイメージしながら。。。。。

 

 

 んで、取りあえずは着るでしょ!って事でこんなインパクト大なコートに袖を通させて頂きました!!!

 

 独特の光沢が魅力的なコートにはウルトラスエードというポリエステルベースのストレッチの生地が使用されています。鮮やかなオレンジの上に透明の箔でコーティングが施してあります。エナメルのような質感がありながらも実にクリアーで上品な印象で、ラバーのようなテクスチャーと着ているうちにひび割れた独特の表情が生まれて来るのもユニークでしたね。

 

 ロング&リーンなミニマムなシルエット、シングル仕立てでライナーのパイピングのブラックを効かせてスタイリッシュでしたねぇ~。。。

 

 

 デザイナーの柳川荒士氏は時代を席巻した音楽やカルチャー、その時代のストリートにコンシャスして作品をクリエイトする事が多いのですが、今回彼が注目したのは70年代後半から80年代前半にかけて生まれたCold Wave, Dark Wave, No Wave, New Waveというポストパンクと呼ばれる音楽やカルチャーに注目しているようです。

 

 ポストパンクは70’s中旬に起こったパンクの後に登場するムーブメントで、ストロークが強く情熱的なパンクに対して少し冷静でクール、、、、。シンセサイザー等が登場により、未来をフィチャーした電子音楽を駆使した現代的なサウンドが特徴の一つです。

 

 Cold WaveとはドイツのKraftwerk(クラフトワーク=ドイツ語で発電所)を始めとする、南ベルギー等のヨーロッパで起こったミュージックムーブメントで、他にセックス・ピストルズの元追っかけ、スージー・スーがヴォーカルを務める、Siouxsie & the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)もカテゴリー的にはここになります。

 

 Dark Waveは後にゴシックカルチャーのきっかけになった、暗黒スタイルのヴィジュアルのルーツとなるカルチャーで、『ゴシック』の名前のルーツは1982年にスティーブ・キートンが執筆した『The face of Punk Gothique』からだそうです。

 

 No WaveはN.Y.で起きたパフォーマンスやアート、映画や映像等から影響を受けたパンクロックのサブカルチャーを中心としたムーブメントで、DNAのArto Lindsay(アート・リンゼイ)などが代表選手でございまして、New Waveはそのカオスの時代にそれぞれのアーティスト達が新たな試みを独自のスタイルで駆使し、後に日本でも大ブレイクするデュラン・デュラン等が活躍したニュー・ロマンティックという時代の先駆けとなります。

 

 

 私、このあたりの音楽には疎めなのですが、この解説合ってますか????詳しい方御指導お願いします。。。。。wwww

 

 

 

 ポストパンクの中のヴィジュアル的でミニマムなムードは今季、コンテンポラリーな細く長いアイラインのシルエットで表現されます。ボディのシルエットはデフォルメされたかのように引き延ばされ、通常よりかなり長めの袖丈も特徴です。シャープなラペルやフロントのディテールが目立ち、エレガントとモダンがマッチし実にユニークです。

 

 ファブリックも面白かったでしたね。先ほど御紹介したコーティングを施したラバーのようなストレッチや、グラフィカルに解釈されたニット、特殊な加工を施したジャージーやデニム等、表情豊かな素材が個性的なシルエットのアイテムに落とし込まれています。

 

 

 まずこちらは今季印象的に使われていた『SURRENDER』のロゴを施したTシャツのアイテムです。SURRENDERとは(強制的に)受け渡す、引き渡す、放棄する、身を任せる等の意味があり、この時代の歌の歌詞に度々登場する言葉です。あえてシンプルなブロック体で施す事でモダンな仕上がりになっています。

 

 実は、私、こちらのプリントのスウェットシャツを購入させて頂き、早速この中途半端なお天気の中ヘビロテさせて頂いています。少し英語に詳しい方やこの当時のカルチャーに精通している人が見ると、思わずニヤッ!とするらしいですよ。。。私の場合、降伏するとか、自首するとか、溺れるでしょうかねぇ。。。。www

 

 

 インナーにコーディネイトしたハイネックやタック入りのレザーのハイウエストパンツ等をグレー1トーンにまとめてすっきりさせ、スタイリッシュにまとめていましたねぇ~。。。

 

 

 恐らく私より少し先輩の、クラフトワークや初期のYMOなんかに熱狂した方々にとってはドキドキするようなシーズンになった今回ですが、そこにモダンな解釈がプラスされているのが個性的でしたね。

 

 ビッグシルエットながらもすっきりとしたアイラインが印象的なこちらのコートは、ラグジュアリーなシルクリネンのスラブオーガンジーが使用されています。これは縦糸にシルク、横糸に麻を打ち込んだ素材で、オーガンジーならではの透けた時に麻のスラブが浮き上がるというユニークな素材です。

 

 こういう研究室の白衣のようなデザイン、、、、、、。流行りましたね。。。。www

 

 

 鮮やかなレッドのコートに対して、インナーやパンツは全てブラックでコントラストの強いコーディネイトで80'S初頭のムードを楽しんでいて、インナーのカットソーには当時のアーティスト達の気分を象徴したジオメトリックなパターンが施されています。

 

 また、この画像ではお解り辛いですがモチーフの下には『INCURSION』という文字がプリントされています。侵入、侵略という意味で、やはりこの当時の歌の歌詞の中に印象的に登場していたそうで、カットソーというユーズフルなアイテムに落とし込んでいましたね。

 

 

 こちらは今季のアイラインのシルエットをスリーブで強調したユニークなジャケットです。オーバーシルエット気味のボディーに施されたのは、通常よりかなり長めの手が隠れてしまうくらいのスリーブで、さらにアクセントを付け袖だけ素材を切り替えています。

 

 身頃はウールですが、SSシーズン向けの軽い織りに仕上げてあるので清涼感はバツグンで、袖には透明のコーティングを施したウルトラスエードを使用しています。マットなウールとグロッシーなコーティング素材の光沢のコントラストもユニークでしたね。

 

 

 こちらは上の袖を切り替えたジャケットのシルエットを一つのファブリックに落とし込んだもので、大人でも着れそうなムードでシックに仕上げられていましたね。特殊な織りで麻に似せたコットンオックスを使用していて、やはり涼しげなテクスチャーでしたね。

 

 私、身長の割に比較的手長いほうですが、それでも今季のスリーブの長い感じはお解りになると思います。

 

 そして、、、、すいません、、、、、こちらのジャケット、商品化されません!!!!

 

 コーディネイトしているバッグは、以前から人気のサッチェルスタイルのバッグをアップデートしたアイテムで、リネンでボディを仕上げ、そこにハーネスのような、メタルパーツとスタッズのレザーのディテールを飾ったアイテムです。

 

 上品な中にフェティッシュなムードが漂い、素敵でしたねぇ~。。。。

 

 

 70's後半から80'sのUKのストリートをイメージさせるようなこちらのスーツもクールでしたね。

 

 ジャケットはご覧の通りかなり長めのスリーブで、ボディのオーバーシルエットに長めのスリーブを施す事で、着易いのにほっそりとしたシルエットを効果的に演出しています。インナーのタートルニットはさらにスリーブが長めです。

 

 よく御自身のサイズに付いて『ウエストがいくつだから。。。』とか仰る方がいますが、サイズはあくまでも数字、実際の見え方のほうが重要です。ウエストが太いならバストやヒップをサイズアップして砂時計のシルエットを作れば良い訳ですから、数字に捕われない事をオススメしますね。

 

 どんなに痩せててもコントラストのない体型だと魅力的に見えませんし、その為には常に鏡で自分の姿を確認してどの状態がベストかを把握しておく事ですね。バストより飛び出たポッコリお腹や、ドラえもんのような体型の方については。。。。まず、痩せましょうね。。。。。

 

 スーツに使用しているツイードはコットンXリネンです。綿ブークレー糸と麻素材を織りまぜ独特のテクスチャーを生み出した素材で、清涼感バツグンのサマーツイードなのでSSシーズンでもクールなアティチュードを楽しめますよ。

 

 

 今季また楽しいプロポーションの提案として、ビッグシルエットとタイトフィットをコントラストを付けて楽しむというスタイルも登場していましたね。

 

 こちらはオリジナルのデニムを使用していて、横糸にスペック染めという特殊なムラ染めを施した糸を打ち込んだ素材で、普通のデニムとは少し違った様子でしたね。

 

 Gジャンはかなり大きめのスリーブが特徴で、袖をドロップさせる事でボディーもビッグシルエットに仕上げています。そこにコーディネイトするのが細身のストレートのデニムパンツ。。。。股上を少し深めにして、セットアップでコーディネイトする事で80'Sのムードを見事に表現していましたね。

 

 

 お得意のレザーアイテムも今季はこんなにもビビットでございますよぉぉぉぉ。。。。

 

 滑らかなラムレザーを使用していますが、トップスはワイルドなデザインのライダースを極限までミニマムに再解釈したデザインが特徴で、エレガントな襟やラペル、主張し過ぎないスタッズやジップのシルバーが実にクールです。

 

 これに合わせるのが既に登場しているレザーのハイウエスト、タック入りというかなりキワキワなパンツでこちらもラムレザーを使用しています。小さい頃、近所のやんちゃな兄貴達がこんなスタイルでブイブイ言わしているのを目にしていたので、個人的にはかなり抵抗がありますが、若い人達にはとても新鮮なんでしょうねぇ。。。。このパンツじゃないと、この80'sなムードは絶対に表現出来ませんものねぇ~。。。。

 

 

 今回のコレクションでは光沢を楽しんだアイテムが沢山登場していましたね。昨今のナチュラル素材ブームの中でこういうテクニカルなファブリックは実に新鮮で、肌触りもちゃんと考えてある所が素晴らしかったですね。

 

 やはり縦長のビッグシルエットのトレンチコートに使用されているのはマットラミネート加工を施したジャージー素材です。ラバーのような少しフェティッシュな表面のテクスチャーに対して、内側の肌に触れる部分はコットンのジャージーなので、サラッとしています。

 

 大変申し訳ないのですが、このトレンチはコレクションサンプルのみとなり商品化はないそうです。。。。WOMEN'Sのスカート等他のアイテムでも登場していますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。

 

 

 今回インスパイヤされている音楽の時代の特徴として、パンツをハイウエストで履くというスタイルが一般的でございましたが、これはヒッピーカルチャーに大流行したローライズに対抗するように登場して当時トレンドになりました。

 

 そのハイウエスト感をさらに盛り上げてくれるサスペンダーも登場していましたね。ショルダーの部分に太めのレザーを使いメタルパーツで繋げ、エラスティックのバンドを太さを変えてあしらっています。

 

 これは、かなりフェティッシュで大好物!!!赤いシャツに細いブラックタイ、そこにこのサスペンダーなんてあしらうともの凄いNew Waveぽく楽しめますし、個人的には素肌にこれでフレディ・マーキュリーのようなコーディネイトを楽しみたいですねぇ。。。ボトムスはもちろんピタピタのタイツ???? www

 

 

 1カラーのパキッとしたアイテム同士を組み合わせ、スタイリングでグラフィカルに楽しむスタイルが多かった今回ですが、プリントではこちらのアブストラクトなモチーフが登場していましたね。

 

 こちら、マーブル(大理石)をイメージしていて、カラフルな配色がポップなムードに仕上がっていました。こういうインパクト大なシューズは、是非ブラックのビッグシルエットのジャケットと少しクロップドしたパンツ、インナーのホワイトシャツは一番上までボタンを留めて潔く着こなして欲しいものです。

 

 間違っても色盲検査用のサンプルじゃないですから。。。。でも、それはそれでシュールかも。。。。wwww

 

 

 

 

 

 

 パンクから新しい音楽へ移り行く混沌とした70‘s後半から80’初頭の音楽やサブカルチャーのムードを、現代的に再解釈した今回のジョンローレンスサリヴァン。。。私達の世代から少し先輩方の、オンタイムでこの時代を経験された皆様には堪らないコレクションだったんじゃないでしょうかぁ。。。。

 

 

 この当時のグラフィカルでジオメトリックな要素を、昨今のトレンドでもあるコントポラリーなムードと上手に融合させ、実にスタイリッシュに纏まっていて、一点一点のアイテムは素材やディテール、シルエット等において全てかなりマニアックに拘ってクリエイトされていたのも、いつもながらに笑みがこぼれてしまいましたね。。。

 

 

 この絶妙な不思議感。。。。。人と違っている事が絶対的な美徳だった時代のアヴァンギャルドなムードを取入れて、そろそろ桜が開花しそうな東京の街を闊歩してみてはいかがですか?????wwww

 

 

 

 

 

 

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sacai 2016 SS !!!

 

 はい。今日は世界中で人気沸騰中、日本が誇るsacai(サカイ)の2016 SS COLLECTIONのリポートをしたいと思います。

 

 

 これまでプレゼンテーション形式で新作を発表していたサカイですが、今回から実質的にショー形式となりました。プレゼンテーションだと時間の幅に余裕があるので、少しのんびり動くジャーナリスト連中ですが、事前にショー形式という情報が出ていたので、この前にKENZOのショーが行われた遠方のParis Event Centerから、なんだかもの凄い勢いで、急かされてメトロで移動しました。。。www 

 

 

 バタバタと動きながらも、夏の午前中の爽やかな日差しが街の緑を美しく輝かせ、実に美しかったのを覚えていますねぇ。。。

 

 

 

 会場はLes Hallesの商品取引所。1854年に建設されたこの建物はガラス張りのクーポラとその廻りを囲む壁画が実に美しい歴史的建造物です。アール・ヌーヴォー様式の巨大な壁画はそれぞれの大陸や、商品を取引するという目的に合わせた世界の市の情景が描かれ、中には日本と思えるシーンも描かれています。。。。もちろん、なんだか完璧に間違っております。。。。wwww

 

 丸いホールを囲むように設置されたシートに全てのゲストが腰を下ろすと、世界中が待ちわびるのサカイの2016 SS コレクションがスタートします。

 

 

 美しく開放的な空間の中に響き出したのは、N.Yの伝説的クラブ『Pridise Garage(パラダイスガレージ)』のD.J Larry Levan(ラリー・レヴァン)のミックスによるサウンド。。。。。いや~っっ!個人的にもアゲアゲな中コレクションはスタートしました。

 

 はい。90年代、死ぬ程クラブ通いをし、一節にはクラブに住んでる説まで出ていた私。。。。教祖です。。。。。嬉しくてたまりませんでしたね。。。。wwww

 

 

 

 様々な音楽をミックスしまるで違う曲のように演出したり、二枚の違うレコードを同時にプレイしライブでサンプリングして行く、クラブDJの奇跡的なまでに興奮する瞬間。。。。。今季のサカイにはそんなナイトクラビングのグルーブを感じさせるようなエモーションとアクティブなムードが漂います。

 

 テーマは『Hybrid Mash Up』。。。。。それぞれのアイテムが持つクラシカルな要素や時代背景、素材やパターン、スタイル等全ての要素を一度解体し、新たに自由なアイディアで、制作過程でハイブリッドに表現をする。。。。本来機能的な理由で生まれたデザインはデコレーションとして再解釈されたり、新たなファブリックに落とし込まれたり、さらにそれらを自由なスピリットでスタイリングする事で、予期せぬ美しさを見出して行きます。

 

 

 まずファブリックにおけるハイブリッドはクラシカルな様々なチェック。グレンチェックはストレッチに、バッファローチェックやブラックウォッチは軽やかなメッシュ素材に、マドラス、ギンガム、ブロックチェックは織りの時点で融合され一つのパターンとして表現されています。

 

 DJプレイ中に一際印象的に使われるディーヴァのヴォーカルのように、アイコニックなディテールも今季はマッシュアップされてウエアに落とし込まれています。40'Sのミリタリーウエアに見られる風防用のフラップや、フォーマルなドレススタイルからインスパイアされたフリル、様々なマテリアルを使用したハワイアンのレイをイメージさせるネックピース等、インパクトの強いアイテムが目立ち、複雑にリミックスする事で新しいサウンドを奏でています。

 

 

 

 いつもよりグルービーでアクティブなムードを感じるコレクション。。。ファーストルックはこんなキャッチーなレッドのチェックのルックが登場しました。

 

 光沢のある大胆なバッファローチェックのメッシュ素材を使用したこちら、トップスはMA-1の内側にブラックジャケットをコーディネイトしたようなディテールが施され、ジップやテープ、キルティングの持ち出し等ミリタリーテイストのディテールに、クラシックなジャケットがプラスされています。

 

 パンツはタック入りのリラックスムードのバミューダですが、セットアップする事によってトータル感と、さりげなくポライトなムードに仕上げていますね。

 

 複雑なレイヤースタイルも注目です。ギンガムチェックのネックピースは襟とヘムを演出し、V字ガゼットのボーダーのカットソーの上に、ウィメンズでも登場していた花や鳥、リーフのモチーフをシルエットで描いたポップなパターンのシャツを重ね、フロントの縦に覗く少しのスペースに緻密なアクセントを付けてオリジナリティー溢れるスタイルに仕上げてるのは流石でしたね。。。

 

 

 こちらがギンガムやマドラス、ブロックチェックを全部一つにしてしまったというユニークなファブリックでございます。

 

 この生地、アイテムによって柄の入り方が異なるという楽しさがあり、気になる方は早めにショップへ足を運んでそれぞれ見比べながらチェックしてみて下さい。

 

 パンツはアロハシャツのようなピースフルなムードのシダの葉のプリントのポエステルを使用していて、このテキスタイルのアイテムにはパイピングのディテールがあしらわれ、パジャマのようなアイテムに仕上げてあったのも、スタイリングがより楽しくなりそうでしたね。

 

 

 グレンチェックという、オーセンティックなファブリックは今回ストレッチに落とし込まれ、クラシカルと実用性というマッシュアップを楽しんでいます。

 

 フリルのディテールを施した風防のディテールのジャケットは、ボタンをズラして付ける事でより個性的な表情を生み出し、ジョギングパンツの膝には実用性も兼ねたスラッシュをあしらい、相変わらず芸が細かいですね。

 

 

 今回登場したシューズは柏崎亮さんがデザイナーを務める日本のシューズブランド『Hender Scheme(エンダー スキーマー)』との協同制作によりブーツとサンダルの2スタイルをリリースしています。

 

 『Gender Scheme』という言葉の一番最初の文字をアルベット上で一つ越えてHにする事で、『性差を越える』という意味を持つこのブランドは、全てのデザインにおいてユニセックスのデザインで発表するという実にユニークなコンセプトでクリエイションを行う注目のブランドです。

 

 今回のアイテムは表革に植物タンニンの鞣しによるカウとゴートを使用し、パーツごとに細かく切り替え立体感を表現しています。また素材ごとに経年変化が異なる為、時間の経過と共にパーツ毎の特徴が顕著に現れ、長く履き込む程自分だけのオリジナルになるというユニークなアイディアも取り入れられた代物でございます。。。。

 

 個人的にはメンズシューズでここまで肌の色にドンピシャなヌードベージュのアイテムって中々無いので、男子も足長効果でよろしいかと思われます!!!!

 

 

 今回、コレクションのBGMで使われていたラリー・レヴァンのミックスによるBGMは、70'Sから80'SにN.Yで一代ブームを巻き起こした『Paradise Garage(パラダイス・ガラージ)』という伝説のクラブをルーツとするサウンドで、そのクラブのグラフィックも今回のウエアにグルービーなムードをプラスしていましたね。

 

 こちらはグラフィックを胸元に刺繍したスタジアムジャンパーです。一見するとオーセンティックなアイテムに見えますが、そこはサカイがやる事。。。。一筋縄では行きません。ダークグリーンのコットンをベースに、ネイビーのポケットやスリーブのサイドラインをアクセントにしています。このラインなんですがレザーによって表現されているんですが、フリルになっているんです。。。。カワイイ!!!!

 

 太めのリブのギャザーもデザインポイントとなって、実にチャーミングなアイテムに仕上がっていましたね。。。

 

 

 ミリタリーのコートにもディテールにアクセントを付け、このブランドらしいオリジナリティー溢れるアイテムに昇華させています。

 

 張りのあるカーキのコットンで仕立てたコートは一枚で軽やかに仕上げ、見返しにグレーの別布を使用したり、ドローストリングや裏地のパイングのディテール、上目に付けたエッジィなポケットなど拘りのディテールが注目です。

 

 トレンチコートのフロント部分をドッキングさせたようなディテールを施し、レイヤーしたようなユニークなアティチュードがサカイらしいですねぇぇぇ。

 

 フリンジをあしらったグレーのプルオーバーは、ニットのフードの部分にカラフルなトライバルモチーフを使用し、さらにチェックのハイネックをインナーにプラスする事で奥行きのある襟元を作り出していましたねぇ~。。。

 

 

 こちらのジャケットも楽しかったですね。

 

 ユーテリティー要素満載のコットンのボディーには、前身頃にガッツリと4つのポケットが施され、ドローストリングのディテールもあしらわれています。その上に襟からショールダー部分にレザーのラグランスリーブのコートを、レインドロップのようにカットしたユニークなディテールが施されています。

 

 パッキリとしたバイカラー、しかもベージュとブルーというカラーリングもスタイリッシュで、他にワインレッドのボディにグレーのレザーのディテールを施したバージョンもありましたよ。

 

 

 MEN'S COLLECTIONでも沢山チャーミングなストール スタイルを発表して来たサカイでございますが、今季もまた可愛らしくて、ブリッ子男子達には溜まらないアイテムなんじゃないでしょうか?www

 

 オーセンティックなホワイトxネイビーのボーダーのプルオーバーに、同じファブリックのビッグストールのアンサンブルですが、ちょっとユニークなのがトップスの胸元からスリーブにかけて、横一列でビーズとフリンジのデコレーションが施されこのスタイルでストールを巻くと、まるでストールにフリンジが施されているようなトロンプルイユになります。

 

 ストールの端にはさらに長いフリンジのデコレーションや刺繍があしらわれ、ストールを取ってもデコレーションだけ残るというアイディアは、小ネタとしても使えそうですねぇ。www

 

 

 こちらもチョ=====可愛い!!!しかもSSシーズンにもこのボリューム感!!!!

 

 ダークグレーのストライプの、レッドやイエローのビビットカラーのボーダーを重ねたコットン・リネンで仕立てられたケープは、ヘムにフリンジをあしらいトライバルなムードです。そこにドッキングしたのはミリタリーウエアのフロント。ウエストのベルトやポケットのディテールを残したまま、ドッキングさせているのも実にクールで、これはホントカワイイですねぇ~。。。。。。

 

 こういう慣れ親しんだ要素をプラスしながら、誰も見た事の無い独創的なアイテムをクリエイトする才能は、現在世界中でコレクションを行っているブランドの中でベストだと思いますね。サカイが生み出したこの世界観に世界中のクリエターが刺激され、今やトレンドのメインストリームになっているのは皆様衆知の事と思われますぅぅぅ。。。

 

 

 先ほど刺繍で登場した『Paradise Garage(パラダイス・ガラージ)』のグラフィックは、こんなTシャツのモチーフとなっても登場していましたね。襟元のレイで良く見えにくいですが、黒人のクィアーでマッチョな兄貴(姉貴)の二の腕にロゴが配された、80'Sにクラブ遊びをしていた人達にはお馴染みのグラフィックでございます。

 

 『Paradise Garage(パラダイス・ガラージ)』はクラブキッズにとっては、またその後のミュージックシーンに多大なる影響を及ぼした伝説的なクラブです。70年代の終わりにニューヨークのマンハッタン、Kings Streetに出現したクラブで、元々ガラージだった事からこの名前が付いています。

 

 当時社会的にも差別されていた黒人やゲイを中心に人気となり、やがてはニューヨーク中のエッジィな人々が集まる話題のエリアとして注目されるようになりますが、世界的DJ ラリー・レヴァンを輩出した事でも有名ですね。

 

 80年代と言えばHIVの感染が拡大し、社会がゲイというカテゴリーにあらゆる意味で注目した時代です。長年差別を受け続けて来たアメリカのゲイ達はこのムーブメントと共に『我々はいつの時代も人口の10%である。』というスローガンを掲げ社会に自分達の権利を主張し、才能溢れるゲイ達があらゆるジャンルで花を咲かせ、『ゲイ=スタイリッシュな人々』というイメージを拡大させファッションやアート等に深く影響しました。

 

 パラダイス・ガラージのメインDJだったラリー・レヴァンは音楽というジャンルにおいて世界中から注目されます。まろやかで美しい『Garage(ガラージ)』というスタイルの彼のプレイは全てのゲストを踊らせる程の力強さで、パラダイス・ガラージはラリー監修による素晴らしいサウンドシステムにより、どれだけ大音量であっても隣の人と話が出来る程クリアーな音質だったそうで、拘りのライティングと供にウィークエンドの大人の遊園地として大ブームとなりました。

 

 私も、一度だけラリーのプレイを聞きに行った事がありますが、クラブに入るや否やキャッシャーで既に身体が止まらない感じでしたね。。。もちろん、ラリーのプレイは当時大人気でしたので、来日ともなると窒息しそうな程クラブ内は満員になり、ダンスフロアーまで行けない状態でしたが、階段の踊り場とかでも踊らされる程素晴らしいプレイで、『こんなに素晴らしいDJがいるんだ。。。』と感動させてくれたのを覚えていますね。

 

 

 今回、このパラダイス・ガラージのモチーフのアイテムはコラボレートによるコレクションでございまして、サカイの新しいスピリットによってグルービーでハッピーだった当時のイメージが再解釈されています。Tシャツやスエット、ミリタリージャケット等計5点で展開され、その売り上げの一部は、アメリカにおける最初のHIVとAIDSへの支援団体であり、ロゴのオーナーでもあるGay Men’s Health Crisis(GMHC)に寄付されるそうです。

 

 

 ニットウエアにおいても様々なマッシュアップを見付ける事が出来ます。こちらはイギリスの伝統的なモチーフ、アーガイルを球心編みで崩しモダに解釈したアイテムです。ワインやグリーンのシックなカラーがSSシーズンの装いに個性を発揮しています。

 

 球心編みは襟ぐりに向かって放射状に広がって行く編み方で、顔をフォーカスしたパターンが着る人をクローズアップする効果があります。マンガで言う効果線のようなものです。また、肩幅の広い広い人や厳つく見える人が着ると、少しマイルドで優しい印象になります。

 

 他にニットではペルーの伝統的な柄のジャガード織りを使い、ケーブルや畝編み(リブ)等などいくつもの編み地を組み合わせたパッチワークのアイテム等手の込んだアイテムが気になりましたね。。。。

 

 

 風防用のフラップのディテールが様々に解釈されて登場した今回、トレンチコートやライダース、ミリタリー等おなじみのアイテムのアイコニックなディテールが、テイラードやブルゾン等にドッキングされ新たな楽しさを生み出していましたが、中でも個人的に一番気になったのはこちらでございます。。。。

 

 コットンの二つボタンのテイラードジャケットのフロントには、ドレスシャツ等に用いられるフリルのモチーフが施され、実にエレガントなアイテムとして登場していましたね。。。。

 

 はい、、、、、私、フリフリ、、、、大好物でございます!!!!!

 

 この種のフェミニンなアイテムをMEN'S WEARに取入れると摩訶不思議な事になる事が多いのですが、実にスタリッシュにまとめているのが素晴らしく、お揃いのコットン・カルゼのショーツと合わせてセットアップで楽しんでいるのもクールです。

 

 インナーのプリントのシャツやレイのネックアクセサリー、ブーツまでモノトーンでまとめているのも素敵で、ストリートにエレガントをプラスした完成度の高いルックでしたね。。。

 

 

 あまりにも気になっていたので、後日行われた展示会で早速試着して来ました。

 

 こちらはホワイトのジャケットに、アイボリーでフリルのディティールを施したフラップをあしらったもので、こうやって着ちゃうとサラリと楽しめるのはさすがサカイですね。

 

 フリルのディテールは他にシャツに飾られたりしてましたが、コットンのバリっとしたメンズライクな生地で展開しているので、洗濯したまま、皺を楽しんでラフに着るくらいも男らしくて素敵でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『日常の上に成り立つデザイン』というのはこのブランドの設立以来のアイデンティティーでもありますが、2015-16 AW WOMEN'S COLLECTIONくらいからその表現が少し変化して来たように感じますね。

 

 

 サカイが提案し続けて来た、毎日の生活で気負わずにユーズフルに楽しめながらも、気の効いたディテールや拘りのテクニック等をさりげなく盛り込んだスタイルは、今やトレンドの中心となり、多くのデザイナーが自身のコレクションでこのスタイルを発表するようになってしまいました。。。。『あれ、サカイの。。。。。。?』と思うようなアイテムが沢山登場するようになった今、私にはこのブランドは新たな方向に向かって進んでいるように思えてなりません。

 

 

 感情的で心から着る人をワクワクさせる服。。。。。これだけシンプルでユーズフルなアイテムで市場が溢れると、その中のエッジィな人々には他と同じ装いはしたくないという意志が強く芽生えます。リアルクローズから一歩ステップアップしたした人々は自己責任において自分を満たしてくれるアイテムを探します。ファッションに敏感な人々を触発する個性的でアグレッシブな表現が随所に鏤められた今回のコレクションには、ファッションにおいて絶対的に必要不可欠な喜びや楽しさ、そして夢が溢れているようで、嬉しく感じましたね。。。

 

 

 

 

 今季フィーチャーされていた『パラダイス・ガラージ』のグラフィックは、そのハッピーでキラキラした瞬間をより象徴的に表現するモチーフとして実に効果的で、ラリー・レヴァンのサウンドに踊り狂った私からすると、最高のタイミングで次のレコードをミックスして来る、あの独特の高揚感を感じさせるようで、嬉しくて堪らないコレクションでしたねぇ。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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