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2016 SS PARIS HAUTE COUTURE !!! Schiaparelli !!!

 

 

 

 はい、それでは今日からは2016 SS PARIS HAUTE COUTURE COLLECTIONのリポートをして行きたいと思います!!!!

 


 安定して牛歩状態。。。。。出発まで一週間。。。。。あまりの先行き不透明さに笑いすら出ています~!!!!一週間後、ホントに私はPARISに居るのでしょうかぁ。。。。汗。。。

 

 

 なんとかそれまでに2016 SSのリポートを解決したいという事で、先に行われたMEN'S COLLECTIONをペンディングして、その後に行われたHAUTE COUTREのリポートから参りたいと思います。

 

 

 

 トップバッターは初めてお邪魔する事になった、Schiaparelli(スキャパレリ)のリポーから始めますよぉぉぉ。。。。。

 

 ヴァンドームにあるエクスクルーシブなサロンに足を入れると、、、そこは天井まで続く高い壁にビッシリと白いお皿が飾られていて、まるで食器棚!!!!カーペットには今季ドレスのプリントとしても登場する、『amuse-bouches(フィンガーフード、オードブル)』のモチーフが施されてなんとも楽しげです。。。。。中には日本のお寿司も発見出来ました!!!!

 

 

 今回のHAUTE COUTUREにおける私のアウトフィットはとにかくシックでございました。。。。寒い所が人生で6番目くらいに嫌いな私としては、冬のPARISは防寒が命です。段々歳を取って来ると何枚も重ねるのは面倒だとか、重いのは嫌だとか要求が増える訳で、今回はこの後にリポートするMEN'S COLLECTIONと同じアイテムを、アレンジ次第でまるで違う物として着るというのが一つのテーマになりました。。。。

 

 

 どんな感じで変身するかは。。。。。もう暫くお待ち下さいませ!!!!!

 

 

 カシミアのスワローテイルのジャケット、同じ素材のパンツ、クラッチバッグ/全て我が社のHAUTE COUTURE。シャツ/TOM FORDの頃のGUCCI、ボウタイ/UNITED ARROWS、シューズ/181(ウノ オット ウノ)、サングラス/3,1 Phillip Lim、ストールはバンコクに住む友人のデザイナーの作品です。

 

 

 

 

 以前、パリの装飾美術館を舞台に招待デザイナーとしてMonsuier Christian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ氏)がクリエイトしたプレゼンテーションのリポートをさせて頂きましたが随分昔の話なので、おさらいでブランドヒストリーをお話しておきましょうね。

 

 

 メゾンの創業者兼デザイナーのElsa Schiaparelli(エルザ・スキャッパレリ)は、1890年、イタリアのローマに生まれます。王立国立図書館の館長も務めた東洋語学者の父と、貴族の血を引く母親の間で育ち、従兄弟には考古学者で有名なジオバンニ・スキャパレリもいるという、教育や文化、芸術に囲まれた環境の中で幼少期を過します。

 

 1914年イギリスを遊学中にケルロル伯爵と結婚し、夫の仕事の関係でニューヨークへ移住します。一人娘を儲けますが、エルザはヨーロッパとはまるで違うアメリカの自由なムードに引かれ、次第に夫婦関係は冷め離婚する事に。。。。その後PARISに移住し、娘の養育費を稼ぐ為にファッション関係のバイヤーの仕事を始めます。そこで、彼女が友人の為に制作したドレスが、かの有名なベル・エ・ポックの帝王こと、ファッションデザイナーのポール・ポワレの目に止まります。

 

 彼の支援を得てファッションデザイナーとしてのキャリアをスタートしたエルザは1925年に店を開き、二年後には初のコレクションを発表、1930年には自身の名前を掲げたブティックをオープンします。

 

 縫製の経験は全く無かった彼女ですが、幼少期に培われた芸術的センスが花開き、トロンプルユやユーモアを込めたデザイン、度肝を抜くような斬新なスタイルが評判となり、アメリカの富裕層を中心に人気に火が付きます。

 

 中でも彼女を代表する、シュールリアリズムの画家サルバドール・ダリや、フランスの詩人でもあるジャン・コクトーらアーティスト達とのコラボレーションの作品は大ブームとなり、その後の彼女のスタイルを決定付けるものとなります。

 

 第二次世界大戦が勃発すると顧客の多かったアメリカに非難し、戦争の終った1945年に再度PARISに戻ってメゾンを再会しますが、時代は歴然と変化しています。クリスチャン・ディオール等の若いデザイナーの登場や、アメリカへの避難が『敵前逃亡』と見なされてメゾンの評判は落ち、1954年のコレクションを最後にメゾンを閉める事になります。。。

 

 1973年、私が2歳の時にPARISで永眠します。。。。。。

 

 

 しばらくの時間を経て、2006年イタリアのTOD'S(トッズ)グループの傘下となり、2012年からメゾンを再開。同年5月にはニューヨークのメトロポリタン美術館でエルザ・スキャパレリとプラダのアーカイブスを並列するユニークな展覧会『スキャパレリとプラダ、不可能な対話』を開催します。

 

 以降、毎回ゲストデザイナーによる趣向を変えたコレクションを行いますが、2013-14 FW PARIS HAUTE COUTUREに迎えられたのは、なんと、私も永遠に愛するMonsieur Christian Lacroix(クリスチャン・ラクロア氏)!!!!装飾美術館のエクスクルーシブなサロンを舞台に、素晴らしいコレクションを見せてくれまして、ホント、夢のようなひとときでございました。。。。

 

 

 現在ディレクターを務めるのは、PARIS HAUE COUTURE組合学校を優秀な成績で卒業し、ジバンシィやクリスチャン ラクロア、ヴァレンティノで経験を積んだBertrand Guyon(ベルトラン・ギィヨン)。。。2シーズン目となる今回のコレクション期待のコレクションでございます。

 

 今季、ベルトラン・ギィヨンによるスキャパレリは、コレクション初日の朝一番の時間に、ゲスト達を食事に招待するかの如く、ユニークなコンセプトを用意しました。

 

 『A Gala Dinner.....or the pleasure of tasting』。。。。。。かつてエルザ・スキャパレリが画家ダリの妻ガラや友人達を招いて、ディナーを行ったというエピソードにヒントを得て、楽しいテーブルセッティングの世界がラグジュアリーなウエアに落とし込まれます。

 

 シルエットはこの上なくロマンティックです。デイウエアはコンパクトなスクエアなシルエットが、ルーズフィット、ナローなテイラード、九部丈の袖が着心地の良さそうなシフトジャケットと、膝丈のタイトやプリーツのスカートで構成されます。ナイトは待ってましたと言わんばかりにガーリーでロマンティック。。。。小さく作ったトップスは、ハイウエアストから繋がるボリューミーなスカートへと妖精のようなアティチュードです。

 

 料理が盛られる前のお皿をイメージさせるような純白から、生クリームのようなオフホワイト、アイボリーなどホワイトのグラデーションをベースに、ペールラベンダー、スペアミント、シトラスなどグラニテのようなカラフルなカラーや、フランスパンのベージュ、焦がしバターのブラウン、そしてイカスミのようなブラックへと繋がって行きます。

 

 

 こちらが今回のファーストルックです。クリーンなトップスと上品なボリュームのフルレングのドレスに施されているのは、なんとも楽しげなダイニングの情景で、これから始まる楽しげなディナーを待ちわびるかのようです。

 

 ハチミツ色と赤のチェックの壁紙に飾られたお皿は、アイビーや花のモチーフが描かれ、ウエッジウッドの陶器のようなアイスブルーやシューガピンクで、ゴールドの装飾まで施してあります。赤いラインのテーブルクロスの上には、ワインのボトルやデキャンタ、キャンドルスタンドやシュガーポットまで配置され、その情景は驚く繊細に表現されています。

 

 

 こちら。。。。。。。なんと、ナッパレザーのパッチワーク。。。。なんです。。。。お皿のモチーフなんかは立体的でして、インターシャやアップリケを駆使してこの景色を描き出しているんですねぇ。。。。

 

 

 いやぁー。一発目からテンション上がる作品!!!!!これでこそ、Haute coutureでございますねぇぇぇ~。。。。。

 

 

 

 例えば、デイタイムのジャケットスタイルはこんな可愛らしいスタイルです。

 

 ホイップクリームのようなホワイトのウールのテイラードジャケットの上には、身頃の部分にはレモンやエンドウ豆のモチーフが、シュースリアリスティックに糸で刺繍され、スリーブの部分にはウェッジウッドの陶器のモチーフが細かいスパンコールで表現されています。スカートは影ひだが少ないシャープなプリーツを施し、ヘムにはテーブルクロスをイメージさせるラインを装飾しています。

 

 透け感のあるシルクのシャツの胸元に飾られているインパクトのあるブローチは『スキャパレリ アイリス』と名付けられた、アーティスティックなアイリスをモチーフにしたもので、ライラックやピンク、パープルのクリスタルで飾られていましたねぇ。。。

 

 

 『Homards à la parisienne(オマール ア ラ パリジェンヌ)』というタイトルのこちらのルックは、ロブスターをイメージさせる赤いシルクツイードを用いたジャケットがなんとも印象的ですねぇぇぇ。。。ストライプ状に織り方や糸を変え、美しいテクスチャーを生み出しています。

 

 丁度ポケットの位置に飾られているのは、リリースによると何と『terrines(テリーヌ)』。。。。レインボーカラーの小さなフラワーモチーフを飾り、可愛らしく刺繍で表現されています。。。。で・す・が・テリーヌの刺繍!!!!。。。。。このビックリすようなアイディアこそがスキャパレリですよねぇ。。。。。wwww

 

 胸元、ウエスト、ヘムに横方向のカッティングを入れ、ヘムには『ショッキング ピンク』のラインを1本配したミニマムなシフトドレスと、膝下ブーツを合わせ、60'Sのポップなムードに仕上げていましたねぇ。。。

 

 

 本来フルレングスのドレスというのはイブニングに着用する事が多いのですが、ここ数年、ファッションの世界ではドレスアップやドレスダウン等、オケージョンの垣根を飛び越えて自由に楽しむスタイルがトレンドの一つでもあります。

 

 Gジャンにフルレングスのスカートなんて新しいカジュアルスタルや、スニーカーでさえもパーティーでもOKになり、センス次第でより自分らしい自由なアウトフィットを楽しむファショニスタ達が増えていますねぇぇ。。。

 

 デイドレスの次に続くフルレングスのドレスはそんなカジュアルなムードが取り入れられ、ワンピースのように楽しめそうなアテイムが気になりましたね。

 

 こちらは前から見るとアシンメトリーにタックを取った、Tシャツのようなトップスと、フレアーが美しいスカートのように見えますが、バックスタイルは背中がバックリ開き、ボリュームたっぷりのスカートからトレーンまで引くという、前後がまるで違う表情のユニークなドレスです。

 

 ホワイトの滑らかなシルククレープにブルーのインクで描かれているのは、グリンピースやズッキーニ、アーティチョーク等野菜のモチーフで、ホワイトXブルーのカラーもフランスの伝統的なプリント、トワル・ド・ジョイ風に見せているのも、ニクい演出でしたねぇ。。。

 

 

 コレクションの中盤にはフランスパンをイメージさせる、ベージュやブラウンのルックがいくつか登場します。ラフィア等のナチュラルなマテリアルを使ったり、フランスのパン屋さんで、バッケットが売られる時の籠をイメージさせる編み込みの模様も見られ実にユニークでしたね。。。

 

 こちらはリコリス(真っ黒のグミのようなお菓子)シフォンのドレスの上に、手仕事を施したブラウントーンのジャケットをコーディネイトしたルックで、カットワークしたラフィアのベースに、キャラメルカラーの色でクロシェ編みで作ったリーフのようなモチーフを飾った華やかなアイテムです。

 

 刺繍の中に小さなクロワッサンのウッドのビーズも用いられていましたねぇ。。。www

 

 

 はい!スキャパレリと言えばロブスター、ロブスターと言えばスキャパレリです!!!と言い切ってしまいました。。。。彼女を物語る上で欠かせないのがサルバドール・ダリやジャン・コクトー等のアーティスト達とコラボレートした斬新なドレスです。

 

 好奇心旺盛で奇想天外。幼少の頃から文学や芸術のセンスに長けた若い女性デザイナーを、社交界の伯爵夫人やポール・ポワレすらもほっとかない訳には行かず、親交のあったと言われる芸術家は他にもマン・レイ、フランシス・ピカビア、マルセル・デュシャン、セシル・ビートンと当時の社交界を賑わせた華やかなメンツが並びます。

 

 特にダリとのコラボレーションは実に上手く行き、1937年の『VOGUE』でウォリス・シンプソンが着用した、ホワイトのスカートに真っ赤のロブスターがドローイングで描かれた作品はあまりにも有名で、その後スキャパレリのアイコンとしても人気が出ます。

 

 そんなメゾンの歴史を再解釈したようなこちら、波の中の渦をイメージさせるようなアラベスクのモチーフのシルクをベースに、ドレスのアウトラインをゴールドの繊細なレースで額縁のように飾っています。

 

 そして中央のオーバルのフレームに鎮座するのが、アイコンでもあるロブスター。。。立体的に刺繍が施されてインパクト大ですねぇ。。。。wwww オーバルのフォルムはお皿表現し、ちゃんとレモンまで添えてあるんです!!!!!はい、そうでした、今季はテーブルセッティングのお話でしたもんねぇ~。。。

 

 スカートはシーフドモチーフがプリントされたオーガンジーに、上からもう一枚オーシャンブルーのオーガンジーを重ねて繊細に仕上げています。

 

 このプリントを見ていると、PARISのピガールの、生牡蠣が上手いシーフード屋の店先を思い出して、お腹が鳴ってしまいます。。。。www

 

 

 アシンメトリーなデザインが美しいのこちらのドレスもスィートでございましょぉぉぉ???

 

 ラベンダーの透け感のあるロングカートの上にアシンメトリーなベビードールを一枚重ねたようなデザインですが、ジオメトリックに取り入れたフューシャピンクのアラベスクモチーフの部分は、19世紀のクラシカルなダマスク テーブルクロスを使用していてます。

 

 ヌードベージュの部分のヘンプのオーガンジーと組み合わせ、胸元にフラワーモチーフのモザイク刺繍で煌めきをプラスし、さらにスイートさに追い打ちをかけていましたねぇぇ。。。 

 

 

 今季楽しかったのが沢山のブローチが登場した事です。クリスタルやファブリックを用いたコスチュームジュエリーが中心で、ドレスの1ポイントにしたり、エンブロイダリーに重ねてより立体感を楽しんだり、背中に飾ったりとオリジナリティー溢れるスタイリングが注目でしたね。

 

 今季のテーマでもある食材のモチーフから、人参をオレンジとイエローのクリスタルで繊細に表現したり、シルバーに銅の塗料を乗せて緑化させたレタスの葉やラディッシュ、シルクシフォンやレザーを用いて細かく再現されたスティックに刺さったレモンとエビのフィンガーフード等、発売したら即完売級のチャーミングなアイテムが目白押しです。。。。はい、私も凄く欲しいです!!!!

 

 中でも一番の大好物がこちら。。。。。。チェリーでございます。。。。しかも乳首に付けてます。。。。。二粒のチェリーはクリスタルをパヴェで敷き詰めたものとエナメルで仕上げたもので、帽子に使われるストローのようなナチュラルなマテリアルをビスチェ型に形出ししたトップに、ライラックカラーの美しいスカートのシンプルなドレスに、赤いチェリーが映えます。

 

 アバンギャルドなヘアメイクにエロティックなドレス、そこにこのキャッチーなモチーフを取り入れる所がシュールで良いのです。。。多分私は、このエキセントリックな世界観が好きなんでしょうね。。。。原宿に売ってるような可愛いだけのチェリーのブローチには全く興味ないので。。。

 

 しかもこのルックのタイトルは『Quand nous chanterons le temps des cerises』。。。。『"さくらんぼの実のなる頃に”を唱う時』とでも訳しましょうかぁ。。。ほんとにシャレが効いていますねぇぇ。。。。

 

 

 コレクション後半に登場したのは透け感のあるカラフルなオーガンジーで、ボディーをラッピングしたようなイノセントなロングドレス達で、前半の緻密にディテールまで再現したアイテムと趣の違うプリミティブさが新鮮でしたね。

 

 ラストルックは最近色んなコレクションで引っ張りだこの、Anna Clevelandy嬢でございます。モスキーノやジャンポール・ゴルチエ等では、そのエキセントリック過ぎるウォーキングでゲスト達を湧かせていますが、こちらでは普通でした。。。。wwww でも、この方が着るとなんだかそれだけでシュール。。。。羨ましい。。。。。

 

 アスパラガスグリーンのシースルーのシルクを用い、脇からショルダーを通る緩やかにツイストようなディテールや、ボディーを斜めに走るドレープ、バックには無造作に留めたかのうようなボリュームが施された実に大らかなドレスです。

 

 この、未完成のような部分でフィックスしている所が見事な所で、伝統的なHaute coutureの服作りのノウハウを理解しているベルトランからこそ、敢えてそのルールを破りハッピーな実験を行える訳です。。。

 

 因みに、左の胸元に輝くブローチは『Nibbled Cluster(かじられたブドウ)』とアイテムで、実の部分をクリスタルのパヴェ、皮の部分をメタルのファブリックで表現していて、皮が剥けたり残っていたりと、細かくかじられた感を表現していましたよ。。。www

 

 

 

 

 

 

 

 さて、遅れに遅れている2016 PARIS HAUTE COUTUREの1回目、スキャパレリのリポートいかがでございましたか????

 

 

 30年代、40年代最も活躍したエルザ・スキャッパレリは華やかでアーティスティックなデザイナーで、実は現在一般的とも言われる『ショッキング ピンク』というカラーを生み出した人でもあります。

 

 同時代に活躍したココ・シャネルは、どちらかと言えばメンズライクなシックなファブリックを用い、ユーズフルなスタイルで有名ですが、エルザのウエストを強調するデザインや楽しげなムードに、一方的にライバル視していたという史実も残っている程です。

 

 

 自由奔放に生きて、楽しい事を貪欲に取り込み、常識なんかおかまいなし。。。。そんなハッピーなエルザの生き方は現代の女性にも見事にフィットしますし、ファッションがどんどん詰まらなくなって行く昨今、こういう独自のクリエションを行う唯一無二のメゾンは、もの凄く貴重に感じられてなりません。

 

 

 

 ポール・ポワレに見出され、ユベール・ド・ジバンシィやピーエル・カルダンを輩出させたスキャパレリは、まさにフランスが誇る正統的HAUTE COUTRE メゾン。。。。

 

 そんなスキャパレリのコレクションを見ていて、私は『最高級は最高にフレンドリーで、常に遊び心に溢れている』という持論を、また強く裏付けるような感覚を覚え、素晴らしくハッピーで爽快な気分にさせてくれたコレクションでございましたねぇぇぇ。。。

 

 

 

 

 2013-14 AW Schaparelli for Monsieur Christian Lacroixによるプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 

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H.P.FRANCE 2016 SS VOL,2 !!!

 

 

 

 はい。では今日はH.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)の二回目でございまして、ビジューやジュエリー等のブランドを御紹介して行きましょうね。

 

 

 まず、今回のプレンゼンテーションで一番の注目だったのが、人気のイタリアのジュエリーブランド、IOSSELLIANI(イオッセリアーニ)のファウンダー、Paolo Giacomelli (パオロ・ジャコメッリ(左))と Roberta Paolucci(ロベルタ・パオルッチ(右))の来日です。

 

 アッシュ・ペー・フランスでの取り扱いも長く、独自の世界観を表現し続けるジュエリーは業界関係者にもとても人気が高いので、この日の来日も大盛り上がり!!!!イタリア人らしいチャーミングで人懐っこい彼らの魅力に、皆様ノックアウトされておりましたねぇぇ。。。www

 

 

 かくして私もお二人のパシャリ!!!!『え?パリ良く来るの?ローマにおいでよ!』くらいの軽さ。。。。こういうイージー ゴーイングな感覚大好き!!!!

 

 

 

 実はこんな有名なブランドなのに、私のブログでリポートするのは初めてなので、少しブランドヒストリーを書いておきますね。

 

 1997年にパオロ・ジャコメッリとロベルタ・パオルッチにより、イタリア、ローマでスタートしたこのブランドは、ファッションナブルでシャープなアティチュードを得意とし、ジュエリーデザインにおいて、常に新素材へ飽くなき探求を続けて来たブランドです。ステンレス製のメッシュとシルバーの融合や、手彫りでクリスタルをカッティングしたりと新たなテクニックを開発し、これまでジュエリーの世界に多くの旋風を巻き起こして来ました。

 

 特にこのブランドを代表する『スタック リング』は爆発的なブームとなり、私も着用している女子を沢山見かけますねぇ。。。。

 

 素材や加工、テイストの違うリングをいくつも重ねる事でユニークな表情を生み出すこのリングは、一個だけで繊細に楽しむのもOKだし、7個も8個も重ねてもインパクト大でもOK。着ける人が自由にセレクト出来るという現代的な感覚が人気となり、イオッセリアーニと言えばこれ!という方も多いかと思います。

 

 最近ではイタリアの歴史や、伝統的なイタリアン ジュエリーのスタイルからインスパアされたクラシックなコレクションも充実し、ガラリと表情変えるシーズナブルコレクションと合わせて人気になっています。。。

 

 

 2016 SS シーズンにおいて、パオロとロベルタはソリッドでスタイリッシュでハンサムな女性像を追求しながらも、夏らしいカラフルな要素をプラスしています。

 

 まず注目なのはマルチカラーのクリスタル。。。一体種類使用しているの?ってくらいふんだんに使用したこちらのようなスタイルで、クラシカルなジェリーの要素を見事にコンテンポラリーに表現していますねぇぇぇ。。。。

 

 丁度彼らが来日したこの時期、アーティスティックなコスメティックでお馴染みのM・A・C(マック)とのコラボレーションで、彼らのジュエリーをスタイリングしたキャンペーン広告が話題になりましたねぇ。。。

 

 

 また今季は本来ゴールドやシルバーのメタル部分を、真っ黒のクロームで表現するという独創的なジュエリーや、クラシカルなデザインをまっ二つにしてアシンメトリーにする等、彼ららしいアーティスティックなスタイルによる、イタリアの伝統と歴史に対するリスペクトも伺えましたね。。。 

 

 

 こちらも私大好物のテクニックを取り入れたネックレスでございます。。。。

 

 メタルのフリンジを施したネックレスに、バーナーで焼き付けたように斜めにパッツリ別れるディテールが注目でございますが、、、、これ焼き付けではないんです。。。

 

 実は様々な薬品を付着させて拭き取るという作業を何度も繰り返していて、化学変化により表現なんですね。。。焼き付けると素材が劣化する事もあるので、着ける人の事をちゃんと考えた、実にユニークなアイディアのジュエリーです。

 

 こんなカッコイイジュエリーは、やはりブラックのタキシードスーツのインナーに合わせると完璧なのですが、シルエットがウエスタンのバンダナのようなので、今季のトレンドの70'Sテイストの、ライトなカラーのブリーチデニムなんかにコーディネイトしても素敵かと思われます!!!!

 

 

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 続いてはオランダのブランドで、『素晴らしく美しい世界』という意味を持つ、GEM KINGDOM(ジェム キングダム)のコレクションを御紹介しましょうねぇぇ。

 

 Johanna Titselaar(ジョアンナ・ティッセラー)がクリエイションする、ヨーロッパの伝統やゴスのテイストを感じさせるジュエリーが得意のこのブランドは、今年25周年のアニバーサリーイヤーを迎えました。

 

 そこでブランドの総力と熱い思いを込めて登場したのがこちら!!!!!!え?プードル??????

 

 はい、実はジェム キングダム、ブランドの創業当時、プードルの首にジュエリーを飾ってプレゼンテーションした事があるそうで、彼らと、このブランドの事をずっと観て来たファン達にはお馴染みの大切なアイコンなんですねぇ。。。www

 

 ちなみにこちらのバロックテイストのメタルパーツで飾られたプードル君のネックレスは、マザーオブパールに彫刻で表現されています。

 

 

 コントラストが強くハードなイメージが強いジュエリーが多いジェム キングダムですが、こんなフェミニンなコレクションもございますよぉぉぉ。

 

 オランダの朝焼けや夕暮れの空を表現したようなこちらは、美しいピンクにマーブル模様が浮かび上がるマザー オブ パールをメタルパーツの中にセッティングし、その上に百合や紋章のようなデコレーションを施しています。

 

 チェーンの部分に使われているのは『オブシディアン』という天然石です。ブラックが中心のこのストーンの中で、恐らく『マホガニー オブシディアン』と呼ばれる茶の斑を取り込んだ美しいストーンが用いられていますねぇぇぇ。

 

 『オブシディアン』は古くから人間の暮らしに馴染みのあるストーンでございまして、古代ギリシア神話の中に登場する、オルフェウスが記したと言われる『宝石賛美書(リティカ)』の中には、『松脂にこの石と他の二つのものを混ぜて樋上に撒くと、未来を予言する力をもたらす』と記されています。

 

 その神秘と未来を見通す力があると信じられて来たそうですよぉぉぉ。。。

 

 色んな意味で、最近先行き不透明な皆様。。。。。。。是非、トライしてみてはいかがでございましょうかぁ?????wwww 

 

 

 GEM KINGDOMのサイトへはこちらからどうぞ。
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 こちらはフランスのNancy KochとNadia Kochの姉妹が手がける、個性的なブランドNACH(ナッシュ)です。いやぁー!!!もう、オモロい!!!大好きです!!!!

 

 フランス人の陶芸職人の父親とタイ人の母親の間に生まれた彼女達ですので、幼少から南国の自然豊かな環境で得た感動の思い出はSSシーズンに大ブレイクしますねぇ。。。そして今季のテーマも南国の動物達をテーマにカラフルな世界を見せてくれています。

 

 こちらは全てネックレスでございますが、彼女達のスタイルでもある陶器のパーツと、ゴールドのメタルを組合わせたコレクションです。左からキリン、フラミンゴ、ロブスター。。。。。はい、見りゃ解りますねぇ。。。。

 

 メタルパーツを間に入れる事で想定外のユニークな動きも生まれ、着用していても実に楽しいですねぇ。。。なによりそのキャッチーさが、確実にコミュニケーション ツールになりそうなアイテムです。

 

 はい、ロブスター好きの私ですので、右端のアイテムはゲットさせて頂きましたよ。。。。月末からのパリにはもちろん連れて行きます!!!何処かで登場する予定ですのでお楽しみに!!!!

 

 

 こちらは鳥をテーマにしたアクセサリーですね。カーフレザーをベースにしたクラッチ バッグには、左奥がオウム、手前がオオハシの陶器のパーツが施され、長い尾羽のようにセンターにあしらわれているフリンジもチャーミングです。

 

 右の手前のアイテム。。。。最近ますます注目を浴びてる、このブランドのステイショナリー シリーズからのホッチキスです。。。。ほんと、本気なのかシャレなのか良く解らないとこもサイコーです!!!

 

 因みにこちらはカバでも登場していて、お母さんカバがホッチキスで、少し小さい子供カバが、ホッチキスの針を外す為のリムーバーというセットも、かなり笑えて楽しかったですねぇ。。。

 

 

 NACHのサイトへはこちらからどうぞ。
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 続いてはイギリスのブランド、LARA BOHINC(ララ・ボヒンク)についてお話しましょうね。

 

 ドラマティックで大胆、コンテンポラリーアートのようなノーブルな作品を得意とする彼女の作品は、アクセサリーという小さなピースでさえ圧倒的な存在感を放ち、特にスタイリッシュな作品が魅力的です。

 

 大振りで大胆な作品が多い彼女の中でも、比較的デイリーでも楽しめるこちらは『Moon Mechanics Collection』というシリーズになります。月面着陸に失敗したロケットが崩壊し、その部品がクレーターの上に散乱している情景をインスピレーションにしています。

 

 散らばった六角形のネジやボルト風のゴールドのパーツが、月を彷彿させるパールを融合し、なんともスケースの大きな世界観を表現していましたねぇ。。。

 

 

 こちらはウォレットになりますが、実に美しいでしょぉぉぉ???パテントやレザーのベースの上に施されている、アールデコ調の透かし彫りのメタルパーツが特徴的で、フランスの庭園やお屋敷の門のようにも見えます。

 

 こちらのアイテム、『Metropolis(メトロポリス)』というタイトルがついています。。。。

 

 私が察するところ、1927年(なんと大正15年)に製作された、オーストリア人映画監督のFritz Lang(フリッツ ラング)による作品、あの伝説的作品『Metropolis(メトロポリス)』からインスパイヤされているように感じましたね。。。

 

 100年後の2026年のゴシック調の摩天楼が立ち並ぶディストピア(⇄ユートピア)を舞台に、権力階級者の若者が労働者階級の娘と出会って恋に落ち、社会の底辺や虚像の裏側を暴くというストーリー。。。。。『原点にして頂点』と評価のされる素晴らしい作品で、現代のSF映画の元祖と言われています。

 

 公開が1927年なので、当時最先端と言われたアール・デコスタイルと、アイディアを駆使して描き出したロボットや未来の姿、映画の中に描かれている一抹の不安さえ感じさせる、美しくも妖しい作品でしたねぇ。。。

 

 

 LARA BOHINCのサイトへはこちらからどうぞ。
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 続いてはロス在住のアーティスト、SONIA BOYAJIAN(ソニア・ボヤジアン)のジュエリーを御紹介しましょうね。

 

 あくまでもハンドメイドに拘ったピースは、アッシュペーフランスの中でも最もアーティスティックなコレクションの一つですねぇぇ。。。。

 

 今季は50'Sのラグジュアリーな良家の子女のジュエリーをテーマにしていて、彼女のサイトではクラシカルなフローラルモチーフの壁紙に飾られた、デコラティブな金色のフレーム、その中にシルエットで描かれた少女達のプロフィールに、新作のジェエリーが飾られているという、素敵なプレゼンテーションがご覧頂けます。

 

 こちらはティアドロップ型のパープルのクリスタルを、セラミックにゴールドで塗装したフレームに、彼女が得意とするゴールドフィンと呼ばれるワイヤーでセッティングした個性的なピースです。

 

 メタルパーツやチェーンのセレクトも、やはり彼女にしか表現出来ない世界観を貫いてて、ほんとに素晴らしいですねぇ~。。。。

 

 

 こちらはバールをあしらったアイテムです。人口パールがゴールドで、塗装したフレームの中で揺れるというアイディアのネックレスで、隣にあるピアスと並べると、そのインパクトのあるボリューム感がお解りになると思います。。。www

 

 他にもカラーストーンを多用したり、シャンデリアのようなモチーフのネックレス等、彼女のイマジネーションの中の、小さなレディー達がフェミニンに表現されていましたね。

 

 

 SONIA BOYAJIANのサイトへはこちらからどうぞ。
 SONIA BOYAJIANのInstagramへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 そして最後は、オーストラリアのデザイナー『FLORIAN(フロリアン)』を御紹介しましょうね。

 

 1967年生まれのFLORIAN LADSTAETTER(フローリアン・ラドゥシュテイター)は、
1992年、UNIVERSITY OF APPLIED ARTS VIENNA(ウィーン応用美術大学)を卒業 し、ミュンヘンで哲学を学ぶという異色の経歴を持ちます。

 

 『人が身につけてこそ本当のジュエリーである』というメソッドから表現されるスタイルは、ネックレスを中心とする実にアーティスティックな世界で、『I-D』や『VOGUE』等でもそのユニークな活動は取り上げられています。

 

 

 東京のドーバー ストリート マーケットでの個性的なエキシビジョンやフセイン・チャラヤンのアクセサリーを手がけたり、2008年にはPARISのセレクトショップ『コレット』のウィンドーディス プレイを飾る等、彼の動向が世界中で注目されています。

 

 今季のテーマはキリスト教の中でも重要なもモチーフ、美術や文学にも強く影響している『キリストの昇天』をイメージに、美しい作品を見せてくれているフロリアンですが、こちらの私が着用しているネックレスも実に楽しかったですね。

 

 モノトーンで仕上げられたスタイリッシュなアイテムですが、パーツには自身の姪っ子、甥っ子等沢山の知人達に好きな模様を描いてもらい、それをプリントしています。

 

 一見すると無秩序なアイテムに思えますが、届いた商品は全てパーツの種類も配置も完璧に同じもの。。。。彼ならではの何か底知れぬ哲学のような物が込められているのでしょうねぇ。。。

 

 え?????私????教祖様じゃないですよ!!!!!

 

 

 こちらはさらに由緒正しきヨーッロッパの教会にある、祭壇や懺悔室の装飾に用いられるようなデコラティブなパーツが取り入れられています。

 

 ウッドをを加工し、様々な塗料を施す事でこの独特なアンティークなムードに仕上げています。

 

 表現はアブストラクトでコンテンポラリーですが、彼には彼自身の明確な秩序があるらしく、テーマに合わせて忠実な素材選びも興味深いですねぇ。

 

 

 FLORIANのサイトへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 

 さて、二回に分けてお伝えして来たアッシュ・ペー・フランスの2016 SS COLLECTION、今日はビジューやジュエリーを中心にリポートしましたが、個性的なアイテムをよりイージーに取り入れられるのが素敵ですねぇぇぇ。。。。

 

 こちらで御紹介したアイテムは、コスチュームジュエリーを中心としていますので、プライスも天文学的ではございませんのでご安心下さいませ。。。。。www 人とは違う装いを楽しみたい方、また人とは違うプレゼントを贈りたい方にはピッタリだと思います。

 

 中には日本に1点しか無いアイテムもありますので、まさにスペシャル感を演出する事が出来ますよ。。。。。。。

 

 

 

 さて、ようやく2016 SS 東京でのリポートが終了しました。。。。。次回からは舞台をPARISに移して、今年の2月に見て来たPARIS HAUTE COUTUREのリポートをお送りしたいと思います。

 

 

 もう、10日を切ってます。。。。。次回のコレクションが始まるまでに間に合うのでしょうかぁ。。。。すっかりケツに火が付いた状態で暴走させて頂ければと思っていますので、引き続きお付き合い下さいませ!!!!!

 

 

 

 

 

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H.P.FRANCE 2016 SS VOL,1 !!!

 

 

 はい。パリコレまで10日を切りました。。。。。

 

 

 LONDONは既にスタートしたようでございます。。。。。もろもろ残務、宿題とあらゆる物事の進行が遅れている状態。。。。今まで一番恐ろしい事になっています。。。。

 

 

 私自身の参戦コスチュームのほうに、現在今全く手が付けれていない状況。。。。。遂に、今回は全裸で会場まで足を運ぶのでしょうかぁ。。。。。それは全力で避けたいと思っております。。。。。今からでもまだ間に合います。。。ご協力して頂けそうなプレスの皆様。。。。ご連絡、切実にお待ちしております。。。。トホホ。。。。

 

 

 

 

 さて、ずいぶんと引っ張って来た東京での2016 SSのリポートも今回と次回でやっと最終回でございます(バンザーイ!!!!)。最後は、いつもお世話になっております、世界中の素晴らしいジェエリーやアクセサリーを日本に紹介し続けている、H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)のリポートと参りましょうね。

 

 最終回と言いましたが、何せ死ぬ程取り扱いブランドが多いこちらでございますので、今日はバッグやハット、シューズ等のアクセサリーを中心に、次回はネックレスやリング等、ビジューやジュエリーというカテゴライズで二回に別けてお伝えして行きますね。

 

 

 まずはフランスをPARISのファッション激戦区、rue Saint-Honoré(サントノーレ通り)にブテックを構えるハットを中心とするアクセサリー メゾン、Jacques le Corre(ジャック・ル・コー)からお伝えして行きましょう。

 

 早速、こんな発電が出来ちゃいそうなキラキラのアイテムにトライさせて頂きました!!!!いくつになっても自分の価値観を日々崩壊させ、新しい感性を吸収して行くのが私の人生のモットーでございますよぉぉぉ!!!!

 

 何やらフューチャリスティックなこちらのキャップは、ベレーとハンチングが合体したような実に個性的なアイテムです。コットンやポリエステルを切り替えて表現したスピーディーなフォルムは、被る角度によって表情を変える、このメゾンらしいプレイフルなアイテムです。

 

 バッグは何だと思いますかぁ?????先日GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)のリポートで登場した巨大魚のピラルクーやパイソンのようにも見えますよね????こちらは実はカウ レザーなんです。。。。

 

 カウレザーにメタリック加工を施した上に、独特のカットでこのテクスチャーを表現しているので、お値段も使い心地も実にフレンドリー。。。他にゴールドやアンティークゴールドなんかもありましたねぇ。。。

 

 つうか、なんかおっさん、この時顔めっさ疲れてますねぇ。。。。なんかあったっけ???www

 

 

 今季、ジャック・ル・コーでは全体を通して南イタリアがテーマになっています。

 

 晴れ渡る爽快な青空や燦々と降り注ぐ太陽。リゾートで過す解放的で遊び心溢れるアイテムが数多く登場し、カラーパレットはピーチのようなピンクやレモンイエロー、カラフルなカクテルのようなブルーやグリーンのカラーブロックが新鮮です。

 

 ハットでは日差しを遮るのは必要不可欠な、広いブリムのカプリーヌやクロシェ、ストローや特殊素材を編み込んだタオル地のような涼しげな素材使いも印象的でしたねぇ。。。

 

 こちらはさながらリゾートのディナーやカクテルパーティー用のヘッドドレスでしょうかねぇ???ルレックスのファブリックで大胆なバラのモチーフが施されたアイテムで、カチューシャの土台の部分は先ほど私が持っていたバッグと同じ、特殊なカットを施したカウ レザーが使用されています。

 

 焼けた肌にこういう輝きだけを纏うようなスタイルも、夏らしくて素敵したねぇぇぇ。。。

 

 

 こちらはジャック・ル・コーを代表するバッグ、『リスボン』です。

 

 まるで世界の各地を旅し、その土地の文化にインスパイヤされるように、カラーや素材を様々に変化させて来たこちらの『リスボン』ちゃんですが、今季使われてるこちらの素材、、、、、、、皆様、何だと思いますか?????

 

 こちらもベースはカウ レザーなんですが、その上から光沢感のあるフィルムをプリントして、アーティスティックなテクスチャーを表現しています。近くで見ると色んなカラーが使われていて抽象絵画のようにも見えて、ブルーのほうはダメージ加工を施したデニムのようで、実に楽しかったですねぇぇぇ。。。

 

 

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 続いてはフランスのシューズブランド、MICHEL VIVIEN(ミシェル ヴィヴィアン)を御紹介しましょうね。

 

 私のブログでは初めて御紹介でございますので、ザザッとブランド ヒストリーをお伝えしておきましょうね。

 

 

 デザイナーのMICHEL VIVIEN(ミシェル ヴィヴィアン)は1962年フランス南東部のグルノーブルに生まれます。20歳の時にBeaux Arts(フランス国立高等美術学校)に入学する為にPARISで生活を始め、フランスのシューズブランドPucci Verdi(プッチ ヴェルディ)でスタイリストとして雇われ、シューズ作りのノウハウを学びます。

 

 1990年から1995年は現在J.M.Westn(ジェイ エム ウェストン)のクリエイティブ ディテクターを務めるMichel Perryの為にコレクションを製作し、その後、Alexander MacQueen(アレキサンダー・マックィーン)のGivenchy(ジバンシィ)や、John Galliano(ジョン・ガリアーノ)によるDior(ディオール)、Monsieur Eves Saint-Laurent(イヴ・サンローラン氏)による最後のショーにも参加し、90年代後半から2000年代のファションが最も美しく、社会的にも影響力のあった時代にプレステージで活躍します。

 

 また2006年~2010年まではAlber Elbaz(アルベール・エルバス)のシューズ・コレクションやLanvin(ランバン)のディレクションにも携わる等、名も実も兼ね備えた素晴らしいシューズデザイナーです。

 

 

 そんな実は影の大御所的存在のミシェル ヴィヴィアンの今シーズンは、3つのテーマ綴られています。まず一つ目のチャプターのこちらは『California Street(カリフォルニア ストリート)』です。。。。

 

 アメリカのヨセミテ国立公園やセコイヤ国定公園からインスパイヤされた、アクティブでワイルドなコレクションは、ヌバックレザーを中心にチョコレート ブラウンやコーンイエローのパレットに、デコラティブなスナップボタン等のディテールで遊び心を演出していましたねぇぇ。

 

 こちらは新しいデニム加工と言う、特殊な染色を施した高密度のスエードを使用したサンダルとブーツで、アティチュードはまるでウォッシュド加工したデニム。。。。でも、実際足を通すと驚く程柔らかいという素敵なアイテムです。

 

 カジュアルスタイルに遊び心とツイストを効かせ、エフォートレスなムードはクラシカルとは違うフェニミンさを愛する、都会的な女性がイメージです。。。。

 

 

 続いては『COLORADO CHIC(コロラド シック)』というテーマのコレクションです。こちらは自由気ままに世界中を旅する、自立していて、自分の感情に素直な女性をイメージしています。

 

 コロラドのむき出しの岩山や、緑溢れる大自然のランドスケープを一つの靴に落とし込んでいて、豊かな大地のブラウンのグラデーションや、森のグリーンやグレー、ダイナミックなデザインに、アンティークゴールドのメタルパーツがアクセントを付けています。

 

 こちらの二点のサンダルはさらに先住民のナバホ族のテイストをプラスしていましたねぇ。実に美しいウッドのチャンキーヒールに、左側は印象的なターコイズブルーのベロアのアッパー、右はブラックXブラウンのレザーのカットワークがトライバルなムードでしたねぇぇぇ。。。

 

 

 そして最後は彼女の本拠地でもある『Day and Night in Paris』というコレクションです。

 

 パリをイメージしたこのコレクションは、その中でもデイとナイトに分かれていて、手前のアイテムは『SPERANZA』という名前が付いたデイのアイテムです。ボルドーとパープルカラーのパイソン、そしてキャメルの美しいレザーが用いられ、上品なトウのデザインと、センシュアルなサイドのカッティングが素敵です。

 

 奥のブラックは『NILLA』というアイテムでブラックのパソンがなんともラグジュアリーなナイトのアイテムです。パリのエスプリを大切にし、タイムレスなシューズを求めるエレガントな女性がイメージになっているそうですよぉぉぉ。。。

 

 

 

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 同じシューズでも、こちらはイギリスのブランド、RUPERT SANDERSON(ルパート サンダーソン)でございます。

 

 このブランドのインスタグラムでは、度々イギリスのキャサリン王妃の御着用画像が登場していますが、あらゆる政治が絡み付く王妃のアウトフィットに組み込まれるのは実は至難の技だそうで、ルパート自身、キャサリン妃が王妃になる前から親交があり、そのエレガントな見た目と履き心地の快適さは、既にお墨付きだからこそ、ありえるそうなぁ。。。。

 

 にしても、、、、良く、お召しになっていらっしゃって、とってもお似合い。。。。

 

 今季、ルパートは夏の弾けるようなムードをコレクションに落とし込んでいます。曇りや雨の多いイギリスでは、夏の心地よい季節は一年の中で一番待ちわびるもの。。。ええ、この時期のヨーロッパ人は人が変わってしまったかのように、優しくて親切です。。。。www

 

 様々なスタイルで、太陽と眩しい季節を追いかける女性達の足元を飾るスペシャルなシューズはまさに『美人靴』のオンパレード。。。。早速こちらのレッドXブラックの艶やかなシューズから御紹介しましょうね。

 

 赤=太陽をイメージさせる情熱的なカラーを用い、素材はスエードで滑らかに足にフィットさせます。スエードって少しチープなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、複雑な足の形のどんな動きにも対応させるのに、柔らかいそのマテリアルは実は最適でございまして、複雑なカッティングのデザインでは頻繁に登場します。

 

 しかも変な光沢感がないので、履くと必要以上に主張しない美しい足元が演出出来ます。

 

 奥はお得意の流れるようなカッティングで足を覆ったストラップサンダルで、手前はレッドXブラックのサテンを使用した、センシュアルなミュールサンダルでございます。

 

 

 こちらもスエードを使用したアイテムですが、トレンドの70'Sのグルービーなムードを上品に取り入れたアイテムです。

 

 70'Sはスエードが大流行した時代ですので、今季取り入れているブランドが多いのですが、そんな中でもそのカッティングの美しさと上品さは、ご覧頂ければ一目瞭然!!!!

 

 左の二点はサイケデリックな波のようなフォルムをカッティングで表現したアイテムで、実に美しいプロポーションですねぇ。。。右はやはり太陽の色、赤を取り入れたバックルがキャッチーなアイテムです。

 

 右の二点に関してはヌードカラーのスエードを使用していますが、足を入れたときの事をイメージしてみて下さいませ。。。。。オレンジの流線形のラインや赤いバックルだけを足に飾ったように見える、技アリ!!!!のアイテムなんですよぉぉぉ。。。。

 

 

 こちらの開放的なムード満載のシューズ達。。。。編み上げたような光沢のあるディテールがお解りになるかと思います。

 

 これ、何だと思いますかぁ??????実はカットアウトを施したスエードに、メタリックの糸を一本ずつ手で巻き付けたという驚きのデクニックが使われているんです。。。つまり、お花の花心のように見えるベースのスエードの部分は、糸を巻いていないスエードがそのまま表に出ているという訳で、手作業で独創的なテクニックの為に、仕上げるのにかなりの時間がかかるそうです。。。

 

 一見すると刺繍のように見えますが実にさりげなくて、リゾートのムードも感じさせる手仕事の温もりに溢れたアイテムでございました!!!

 

 

 

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 続いてはアッシュ・ペー・フランスでもトップセールスを誇る、フランスのバッグブランド『JAMIN PUECH(ジャマン ピュエッシュ)』をご紹介しましょうね。

 

 昨今の丁寧な手仕事を施した個性的なバッグのトレンドも相まって、実に人気のフランスのブランドでございますが、これがベストセールスと言うのも、 アンチ コンサバの私からすると嬉しくなる話でございますwww。ひとえに長年、アッシュ・ペー・フランスが日本のファッションに、アーティスティックな作品を浸透させるように努力して来た結果だと思います。

 

 早速、こんなビビッドなアイテムに大興奮!!!!!こちら、カメレオンちゃんです。。。ビジューのエンブロイダリーで仕上げたバージョンと、ナチュラルなコットンの糸で編み上げたタイプと2バージョン。。。。ですが、残念な事に迷っている間に完売しちゃったそうです。。。。しかも、こういうアイテムから売れて行くという素敵な現実!!!!

 

 この日のプレゼンテーションには今季のジャマン ピュエッシュのテーマを意識した楽しい切り絵がいくつか飾られていました。

 

 これはフランスの切り絵作家『MARIANNE GUELY』によるもので、彼女はDior(ディオール)やCartier(カルエィエ)、Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)等名だたるラグジュアリーブランドの空間デザインも手がけた才能溢れるアーティストです。たまたまパリのジャマン ピュエッシュのアトリエの側に彼女のアトリエがある為に今回のコラボになったそうですよぉぉぉ。。。。

 

 つまり、ご近所さん繋がりって事ざんす!!!!

 

 

 先ほどのMARIANNE GUELYの切り絵からもお解りのように、今季のジャマン ピュエッシュは『幻想的なお花畑』をテーマにクリエイションを行いました。

 

 そう聞くと、花に包まれたロマンティックなムードのようにも感じますが、そこは極めてアバンギャルド。。。。多肉植物やシダ植物等個性的でオリジナリティ溢れる植物を中心に、その独創的なフォルムや溢れ出す生命力、活き活きとした細かい葉脈にまで好奇心の目を向けています。

 

 こちらはナチュラルカラーのナッパレザーを大胆に取り入れたバッグです。フラットなクラッチには実に個性的なフラワーモチーフが施されていて、葉脈まで細かく再現されているのがお解りになりますか???こちら葉の中にワイヤーが仕込んであるので、DIY感覚で好きなフォルムで楽しむ事が出来るんです。。。

 

 また、その横の植木鉢。。。。。これも、パーティーバッグです。プレーンな鉢には何やら多肉植物のようなデコレーションが施され、パカッ!と開くデザインです。

 

 お得意の濃厚な刺繍を用いずに、このブランドの遊び心やユーモアを落とし込んだスタイリッシュなアイテムでしたねぇ。。。。

 

 もちろん、大好物で~~~~す!!!!!!!!!

 

 

 でも、やっぱりごりんごりんのエンブロイダリーのアイテムも見とうございますよねぇ????皆様。。。。。

 

 んな訳でこちらはそんなアイテムです。丸みを帯びたフォルムはこのブランドらしい大らかな刺繍で埋め尽くされ、使われているフラワーモチーフやビジュー等も衝動的なまでの大胆さを感じさせるアイテムですねぇ。。。

 

 右のネイビーとフューシャの二点は50'Sにファッション誌を飾ったマダム達のスイミングキャップをイメージしてるそうです。あの、往年のハイウッド映画とかに出て来る、ゴムの花とかで飾られたキャッチーなスイミングキャップなんですねぇ。。。

 

 

 はい、ちょっと被ってみようかと思いました。。。。。が、頭がデカくて無理でした。。。。。。トホホ。。。。

 

 

 

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 今日はアッシュ・ペー・フランスのシューズやバッグ、ハット等のブランドを中心にお伝えしましたが、アーティスティックな作品達の中に、気になるアイテムはございましたか???

 

 

 ここ最近のトレンドとして、ウエアはシンプルにまとめアクセサリーで遊ぶという傾向がありますね。クラッチやミニバッグのトレンドが定着したおかげか、どれだけ中身に収納出来るとかの実用的かというお話は一旦置いといて、アクセサリー感覚で楽しめるアイテムが注目されています。

 

 

 小さなアイテムだからこそ冒険しやすいアクサリーは、かなりのハイプライスや個性的なアイテムから完売し、そういう部分で個性を表現したり、アウトフィットを楽しんでいるファショニスタが多いようですね???コレクションのストリートスナップでも『これ、バッグ???』なんてアイテムを持っている若いファショニスタ達の姿を良く見かけて楽しいですねぇぇ。。。。

 

 

 

 

 確実に個性的なアウトフィットを楽しめる、アートとしても楽しめるファッショナブルなアクセサリーが揃ったアッシュー・ペー・フランスの2016 SS。。。。。今からでもまだ間に合います!!!!自分らしい夏の装いを楽しむ為に、一つ取り入れてみてはいかがですか????

 

 

 

 

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THOM BROWNE.NEW YORK 2016 SS !!!

 

 

 はい。まずは掲載誌情報でございます!!!!

 

 

 現在発売中の『ELLE TAIWAN 6月号』にて、台湾でブランディングのお仕事をする親友のSeven YCH(セブン ユウ)氏と供に、同誌のwebで連載させて頂いているコラム『T.T.Lounge』が紹介されました!!!

 

 

 中国語でございますが、多分台湾とかインターナショナルマガジンを扱う書店でしたか入手出来ませんが、チャンスがありましたらチェックして下さいませ!!!ちなみP115。。。。ミランダ・カーの前のページでごいますwwww

 

 

 ELLE TAIWAN.comでの私達のコラム『T.T.Lounge』はこちらからどうぞ。

 

 Seven YCH(セブン・ユウ)氏のfacebookへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 はい。それでは今日はTHOM BROWNE.NEW YORK(トム ブラウン ニューヨーク)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 

 こちらも先日のSergio Rossi(セルジオ ロッシ)と同じく日本ではsteady study(ステディ スタディ)が取り扱っていて、東京でのプレゼンテーションの為に本国からコレクション ピースが沢山届いてましたねぇ。。。

 

 

 こちらのボディーが来ているのがそうですが、チェスターコートやジャケットのフロントに施されている鯉のモチーフがお解りになりますか????細かい模様を全て手仕事で丁寧に表現していて、どんだけ時間がかかった事か。。。。。。軽く気絶級でしたねぇ。。。。

 

 私が抱えいるバッグはランウェイでも登場した熱帯魚のモチーフのバッグです。これまでトム ブラウン ニューヨークのコレクションでは、クジラや象、馬やカメ、ロブスターにカニ等様々な動物達が登場しています。最初はモチーフやプリントの中でさりげなく存在感を放っていましたが、お葬式をテーマにした2015-16AW PARIS MEN'S COLLECTIONくらいからバッグ等のアクセサリーとしてフィーチャーされ、そのキュートなルックスが人気となっています。

 

 最近では毎シーズンキャラを変えて登場しているので、恐らくコレクターズ アイテムではないでしょうかねぇ。。。。今季は熱帯魚ちゃんで夏を満喫しておくなまし!!!!

 

 

 んで、私が着用しているハット。。。。今回も大炸裂のスティーブン・ジョーンズ大先生の作品でございます。。。。

 

 この状況で私が被ると、、、、、え?寅さん????フーテンですかぁぁぁ???どんなにエキサイティッグな事態になっているかは、この後御紹介しますのでお楽しみに。。。。。

 

 

 

 WOMEN'S COLLECTIONは本拠地でもあるNEW YORKを舞台に、さながら『トム ブラウン劇場』ばりの独創的な世界が発表され、そのローケーションや演出も含め、彼のオリジナリティ溢れるイマジネーションの世界が濃厚に繰り広げられています。

 

 今回のインテリアも度肝を抜きましたよぉぉぉ。。。

 

 会場の真ん中にはアメリカ中西部の懐かしい学校をイメージさせる木造の校舎が登場し、天井から垂れ下がるのは草の生い茂る校庭。。。。観客達は会場に入った途端、天地が逆になっているかのような不思議な感覚に襲われます。天井にぽっかり空いた穴からはカラフルなライトが、ミステリアスに誰も居ない校舎を照らし出すという独創的なムード。。。。。

 

 いつもように、もの凄いスロースピードでゆっくりと歩くモデル達は、なんともオリジナリティー溢れるスクールガールの風貌でございます。

 

 

 2016 SS COLLECTIONにおいてその強烈な個性を発揮するクリエイター、トム・ブラウンは、『ユニフォーム』というオーセンティンクなスタイルをベースに、東洋と西洋の融合を試みます。

 

 ベースになっているのはテイラード ブレザーとプリーツスカートにシャツという極めてクラシカルな、皆様良くご存知のいわゆる『制服』のスタイルですが、前回の2016 SS MEN'S COLLECTIONから引き継ぐ、日本の着物からインスパイアされた様々なパターンが華麗に施されています。

 

 アイテムはお得意のクラシカルなスタイルで構成されています。ジャケットは3ボタンのリトルボーイジャケット、サックジャケット、ダブルブレストティッドサックジャケットの3パターンで、コーディネイトされるプリーツスカートもミニ、膝丈、ふくらはぎ丈の3パターン。。。さらにチェスターコートやオーバーコート、ケープ等もプラスされ、長めのシャツのヘムがジャケットやスカートの下から覗くというユニークなコーディネイトが印象的です。

 

 

 まずはこちらのファーストルックから御紹介しましょうねぇ。。。。こちらは七部袖のリトルボーイジャケットにミニ丈のプリーツスカート、そしてスカートの下からはシャツの裾が覗いているというスタイリングになります。

 

 グレーのピンストライプをベースにグレンチェックやハウンドトゥースチェックを使用し、描かれているのはアブストラクトに解釈された、おそらく薔薇のモチーフではないでしょうかぁ???

 

 薔薇は日本では『古今集』の中で詠まれている歴史のある花ですが、着物の文様としてはあまり登場しない柄です。大正時代に着物の概念が一度崩壊した時に西洋的な要素として取り入れら始め現在ではとても一般的になりましたが、個人的には『変わった柄』という印象が抜けませんねぇぇ、、、。西洋ではもちろん愛の象徴として古くから生地の柄や装飾の要素に沢山登場していますけどねぇ。

 

 個性的なハットとそこから高く伸びた三つ編みヘアーに、芸者のようなメイク。ソックにブローグシューズを合わせて、スクールバックまで。。。。。

 

 和洋折衷のトム ブラウン ニューヨークのスクールガールはこんな独創的なスタイルでございますよぉぉぉ。。。

 

 

 前回の2016 SS MEN'S COLLECTIONで登場したのと同様に、実際は染めによって模様を出す着物の文様を、細かい生地のパーツを手作業で縫い合わせて行くインターシャのテクニックによってウエアは飾られています。

 

 WOMEN'S COLLECTIONだからでしょうか、より可愛らしいモチーフやチャッチーなテイストが感じられ、この度肝を抜くテクニックも進化しているようにも見えて楽しかったですねぇ。

 

 こちらは夏の着物をからインスパイアされたようで、流水紋や桔梗、菊をイメージさせるモチーフがあしらわれていますねぇ。。。

 

 が、やはりアメリカのブランドだからでしょうか、桔梗がどうも、星条旗の星に見えてしまって、微笑ましかったですねぇ。。。www

 

 

 ギンガムチェックやストライプのシアサッカー等のファブリックは、夏らしい軽やかさをコレクションにプラスし、重厚なムードが強かったMEN'S COLLECTIONとはまた違った印象を受けました。

 

 こちらはジャケットに鶴のモチーフをインターシャで表現したアイテムになります。モチーフの中にはツイードやあらかじめ和風の柄に織ったオリジナルの素材等も取り入れて、より奥行きのあるディテールに仕上げていましたねぇ。。。

 

 

 京都の『はんなり』としたムードを感じさせるようなこんなパステルトーンで構成されたピースは、女らしく華やかな印象を受けましたねぇぇぇ。。。。

 

 こちらではウールだけではなく、コットンやシルク、リネンやシェニール糸のジャカード、ダブルガーゼ等素材もバリエーションもさらに増え、この独創的な世界をさらに繊細に表現していましたねぇ。

 

 左はコットンXシルクのシアサッカーをベース、オックスフォードを取り入れながらアブストラクトな花を表現したジャケットで、右はさらにその中にゴム引き糸を使用したオックスフォード等を混ぜて、光沢をプラスしたチェスターコートになります。

 

 こちら実は同じルックでございまして、ジャケットの上にコートを着ているのですが、ランウェイでは裾にモチーフを施した膝丈のプリーツスカート着用していました。

 

 皆様良くご存知のように着物は本来帯を締めるものですので、ウエスト辺りの柄を省くことが多いのですが、その柄の配置自体に興味を持ってデザインされたようで、外国の方ってそういう部分にも興味を持つんだなぁーと、ちょっと楽しかったですねぇ。。。

 

 

 こちらは、もはや着物というテーマからは逸脱してしまったかのような、ジオメトリックなストライプのディテールが印象的でございますねぇ~。。。

 

 ジャケットはパステルカラーのシルクやコットン、リネンの生地をボーダー状にローエッジで繋ぎ合わせ、さらに布端を解いてフリンジにしてファーのようなテクスチャーを生み出していましたね。プリーツスカートも一つ一つのパーツの素材を変えて短冊のような印象で、裾からはみ出すシャツのヘムには、ジャケットの中心を斜めに走るラインと呼応するかのように、反対方向から斜めのラインがあしらわれています。

 

 右の胸元や肩、左のスリーブの部分に花のモチーフの和風のインターシャがさりげなくあしらわれているも、他のルックと違う印象を受けます。

 

 スティーブン・ジョーンズとのコラボレーションによるハットは、ハイクラウン、ミディアムクラウン、ショートクラウンと、それより小さい 1940年代のスタイルの4つの 型のボーターハットが用意され、なによりそこから飛び出した二本の三つ編みと、そこに施されたトリコロールのリボンと実にエキセントリックでしたねぇ。。。

 

 

 はい、SSシーズンでございますがファーです。。。。。。しかもトム・ブラウンが大好きなミンクでございます。。。。

 

 ホワイトのレザーのケープの上にストライプを施した抽象的なモチーフと、花や笹の柄をインターシャであしらっら大胆なケープのルックでございます。インナーのジャケットやスカートにはコットンやシルク、光沢のある素材で同じパターンを描いていましたね。

 

 インターシャとは元々毛皮に用いられるテクニックです。毛足があり、土台のレザーがしっかりしているこの素材はこのテクニックに適していて、イタリアの世界最高峰のファーブランドFNEDI(フェンディ)では、壮絶なまでの芸術的テクニックの作品を見る事が出来ます。

 

 まぁ、当然と言っちゃ当然。。。。。でも、ミンク。。。。。バカンスに涼しい所へ行かれる方にはオススメします。。。wwww

 

 

 こちらはまるで日本の留袖のようにブラックをベースにしたルックでございます。

 

 よ~く目をこらして見て頂けると扇子を持った芸者の姿が解りますか?簪付け過ぎのヘアスタイルやフリルのような帯の結び、イヴニングドレスのようにトレーンを引く裾等突っ込みたくなる要素満載ですが、これだけ芸者をセンターに大胆に配した着物はなかなかお目にかかれませんねぇぇ。。。

 

 今回、スーツのアイテムでトップとボトムスや、インナーとアウターのパターンが揃っているアイテムを多く見ました。お仕立てで着物に友禅等の柄を入れる場合、始めまっさらの白生地をその人の着物に合わせて仕立て、それを着て柄の配置を決め、もう一度解いて生地にしてそこから一つ一つ柄を染めて行きます。

 

 こういう丁寧な手仕事にによって、着物独特の縫い目を越えて柄が揃うという繊細さが表現される訳で、今回のコレクションでは彼自身が感じた、こういう作業の行程にすら好奇心と尊敬を抱いたような作品が見られて、日本人として嬉しくなる部分が多々ありましたねぇ。。。

 

 

 三つ編みヘアーを逆立てた生徒達は校舎の回りを一周すると、それぞれ自分の席に着席して行きます。最後の生徒が着席すると、ラストルックに教師と思えるルックが何やら神妙な面持ち。。。

 

 パステルカラーの胸元に真っ黒の月をあしらった教師は、アストラカンのインターシャのチェスターコート、ジャケットと5段のプリーツスカートは和風のモチーフの上に、さらにスパンコールまで飾っています。花のモチーフで飾った下駄風のシューズや、ヴェールで飾ったカウボーイハットを被り、十字架の眼帯まであしらって、なんとも厳かなムードです。

 

 教師が教室の入り口に立つと、それまでおしゃべりをしていた生徒達は一斉に起立します。ここで音楽が止まり、靴音が高らかに鳴らして教室の真ん中を抜けて教壇の横に立ちます。沈黙の中女教師が突然持っていたクラッチバッグを床に投げつけると、、、、トム・ブラウン氏登場してショーは終了。。。。。。うーん、シュール過ぎる!!!!!!

 

 なんとも濃厚なトム・ブラウン劇場。。。。今回はこんな風に幕を下ろしましたとさ!!!!

 

 

 古今東西が交差するユニークなスクールガール達の足元を飾る今回のシューズはブローグ、スペクテイターシューズ、サドルシューズ、ローファー、ブーツ等、トム・ブラウンが得意とするクラシカルなスタイルをアレンジした物が多く、こちらのようにウエアに合わせたパステルのアイテムは特に可愛かったですね。

 

 切り替えのジオメトリックなムードやブローグのディテール等を駆使し、マスキュリンなフラットがトレンドな今シーズン、いろんなスタイルで個性を発揮しそうなアイテムでした。

 

 ここでまたいくつかニューワードが登場したので、解説しておきましょうね。スペクテイターシューズとサドルシューズについてです。

 

 スペクテイターシューズは1920年代、社交場の一つでもあったスポーツ観戦で男性達が履いたものがルーツです。『spectator』とは観客を意味し、オックスフォードがベースのスタイルで白と黒の2トーン、もしくは茶と黒が一般的です。女性用はこのスタイルを小さく模した物を示します。

 

 サドルシューズは甲のレースアップの部分が馬の『saddle』のようになったシューズの事を指し、19世紀後半のイギリスで誕生しました。当初は現在のようにコンビではなく一種類の皮で作られるのが一般的だったそうで、後にアメリカに渡った時に二色使いが注目され、ボーリングやスポーツの際のシューズ、ダンスや学生靴として広まり、カジュアルな革靴のイメージとなったそうです。

 

 因みに今回登場したシューズ、ソールには全て日本の下駄スタイルになっていて,

ちゃんと和洋折衷でございます。。。。wwww

 

 

 バッグは最初に御紹介したアイテムのような熱帯魚のモチーフが可愛かったですね。キーケースを施したマチ付きのサッチェルタイプや、こちらのようなフラットなパテント等が注目で、MEN'S COLLECTIONからスタートしたこのブランドらしく甘過ぎないデザインなので、男子にも宜しいかと思われます。

 

 因みに女教師がショーの最後に床に投げつけるのもこちらでございます。。。。。

 

 また今回はサラ・ジェーン・ワイドが手がけた個性的なジェエリーもランウェイを華やかにしています。十字架をモチーフにしていてチェーンネックレスやフープイヤリングで登場し、エキセントリックな世界をヒートアップさせていましたねぇ。。。

 

 

 

 

 

 2016 SS MEN'S COLLECTIONで描かれた、麦畑に案山子姿のモデル達、白砂の中に畳のランウェイ、茶室と芸者をあしらったノスタルジックな日本の情景は、今回のWOMNE'S COLLECTIONでその舞台をアメリカ西部の懐かしい教室に移し、より進化したテクニックと軽やかなカラーやファブリックで綴られたアンサーソングを奏でました。

 

 

 いつも感じる事ですが、私はこの乱暴なまでの好奇心と独自の表現で、異文化さえも自分の世界にしてしまう彼のスタントにもの凄い強いパワーを感じますねぇぇ。。。。

 

 これまで見た中で一番強烈だったPARISで見た2012-13 AWのパンクをテーマにしたエキセントリックなコレクションに始まり、マキシム・ド・パリを舞台に映画『キャバレー』のような退廃的な世界を描いたり、またPARISの軍事学校を舞台に、赤いリップを引いたモデル達の映画『愛の嵐』のような濃厚なミリタリーの世界を表現したり。。。。森の中の動物や銀河のロボットなど様々な非現実的なテーマや、世界各国の異文化さえも貪欲取り込み、アメリカ人的な快楽主義でファッションに置き換えてしまう所は感動に値します。。。

 

 

 そして、今回さらに感じた事ですが、これこそが世界平和のような気がします。情報化社会の中で世界は狭くなり、違う国の違う文化の人達と簡単にコミュニケーションが取れる時代になりましたが、民族の対立やテロ等、お互いの理解不足や思い込みから現在も無意味な大量の血が流れています。

 

 

 私は、異文化は絶対に他国の人間には理解出来ないと思っています。何処までフランスのファッションを勉強しても私は白人ではありませんので、最後の遺伝子レベルの感覚は恐らく死ぬまで理解出来ないと思いますし、どれだけその国の事を愛し勉強しても到底無理な事のように思えます。。。。

 

 

 大切な事は自分のフィールドに置き換える事。そこでリスペクトの気持や好奇心を自分のスタイルで表現する事ではないでしょうか???混ざり合った文化はさらにハイブリッドに、多義的に発展し、見た事もないような美しく新しい文化を生み出します。そいしてまた、それを皆でシェアし合う事で感動を分かち合う。。。。そうやって行けば人々は自分と違う事を楽しみ、バリエーション豊かな感性が生まれ、意見の違う物同士がお互いを認め賑やかに討論する幸せな世界が誕生するのではないかと思えてなりません。。。。。

 

 

 トム・ブラウンのコレクションのその絶大なる大らかさと無邪気さを見ていると、いつもそんな気分にさせられます。。。。特にPARISで感動を味わった後で、もの凄い権力を使って全く違う一人一人を画一化して、そこから外れる物を排除し、人と違う事を全否定しようとするこの国の国家や政治、団体や企業の動きを考えると、帰りの飛行機に乗りたくなくなる気持は、このブログを読んで下さっている方々にはお察し頂けるかと思います。。。。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Sergio Rossi 2016 SS !!!

 

 

 それでは今日はイタリアが誇るラグジュアリーシューズブランド、Sergio Rossi(セルジオ ロッシ)の2016 SSのリポートをして参りましょうね。

 

 

 こちらはいつもお世話になってるアタッシュ・ド・プレス、steady study(スティディ スタディ)で取り扱っているブランドでございまして、そこで行われましたプレゼンテーションで早速試着!!!!もちろん、MEN'S COLLECTIONのアイテムですのでご安心を。。。。。

 

 今季のMEN'Sではフォーマルとカジュアルの垣根を飛び越えたユニークなアイテムが出揃いまして、その中でもこちらの『JENSEN』というローファーは実にエレガントなアイテムでしたねぇ~。。。なんとも言えないアッシュグレーのスエードに、カーフレザーのトウのディテールで異素材ミックスを楽しんでいます。アクセントになったフリンジも素敵です。

 

 軽やかなアティチュードに見せているのはライトカラーのクレープソールでございまして、クレープソールというのはゴム底のこと。。。。しかも石油系の物では無く、天然のゴムの樹から採取して使用した物の事を指します。

 

 天然素材故のバツグンのクッション性が素晴らしく、フォーマルに見えますがスニーカーのような履き心地が素敵でしたねぇ。。。

 

 

 是非、真夏には素足に履いて頂きたい、そんなアイテムでございましたよ。。。

 

 

 まずはWOMEN'S COLLECTIONのリポートをして行きましょうね。

 

 

 今季、コレクション&デザイン ディレクターのAngelo Ruggeri(アンジェロ・ルジェリ)は、先シーズンに引き続きイタリア人のソーシャライツであり女優のBianca Brandolini d’Adda(ビアンカ・ブランドリーニ)をミューズとして、夏の物語を彩る美しいコレクションを見せてくれました。

 

 まず気になるのがこちらのブーツサンダルに使われているようなナチュラルカラーのマテリアルです。今までゴージャスでやセンシュアルなアティチュードがお得意だったこのブランドですが、ファッションのトレンドの70'Sのボヘミアンなスタイルを意識してか、今季はその攻撃性は少し爪を隠しているようですねぇぇ。。。

 

 さりげなく楽しめるようなストレスフリーなアイテムが沢山登場していて、肌馴染みが良く、ウエアのコーディネイトに左右されないような美しいヌードカラーは実に印象的で、他にタバコやタン カラー、ブラウン等ナチュラルなカラーも注目でしたね。

 

 カラーがナチュラルな分、セルジオ ロッシのアトリエの卓越したクラフツマン シップは繊細なテクニックで存分に発揮されます。丁寧な刺繍や編み込み、パーフォレーションと素晴らしいテクニックが施されたシューズ達は、ベーシックなカラーでも圧倒的な存在感を放つ程魅惑的でしたねぇ。。。

 

 

 こちらは『FARRAH』と名付けられた実にドラマティックなグラディエイター風のサンダルで、ほとんど素足と思う程ヌーディーなアイテムです。。。。はい、もちろん大好物です!!!!

 

 全体に大小様々なスエード製のオーバルモチーフで足を覆う作りになっていて、これは一つ一つ職人達がハンドステッチで仕上げたもの。。。。。甲の部分の3つのオーバルだけアクセントとしてゴールドのメタルパーツがあしらわれています。

 

 フロントの部分はモチーフの間を縫うようにレースアップが施されているので足にピタットフィットさせる事が可能ですし、バックはストッキングのシームのような、縦に伸びたパーツにファスナーが施されているので着脱も快適です。

 

 いやぁ。。。。セルジオ ロッシはこういうの作らせるとまさに天下一品の仕事をしますよねぇ。。。

 

 

 

 ちなみに名前の『FARRAH』は元祖チャーリーズ・エンジェルで大活躍したアメリカの女優、モデルのFarrah Fawcett(ファラ・フォーセット)のイメージではなかろうかと。。。。。

 

 70年代のポップカルチャーの象徴、セックスシンボルとしてそのヘアスタイルと共に愛された彼女ですが、セクシーなイメージの割には実はビキニ姿のグラビアは一枚しかないとか。。。。生後28日で消化器系の大手術をしたときの傷をかなり気にしていて、肌を出す事にかなりナーバスだったそうです。。。

 

 初めてヌードを披露したのは1995年の『プレイ ボーイ』で48歳の時。。。これは世界中で爆発的ヒットとなり、90年代のベストセールスをたたき出したそうです。

 

 晩年は長年の恋人で俳優のライアン・オニールとの間に生まれたレイモンドとライアンの麻薬所持容疑でのトラブルや自身も薬物依存の疑いをかけられ、癌も煩う事に。。。。永眠は2009年6月29日でマイケル・ジャクソンの亡くなった日と同日で、葬儀はロサンゼルスの教会で近親者のみで行われたそうです。。。。

 

 

 はい、失礼しました。。。。のっけから関係ない話でしたね。好きな事はついつい無心で、大量に書いてしまいます。。。。。

 

 こちらのアイテムもボヘミアンなムードで素敵でしたね。。。左奥のサンダルと手前のブーティーは『DAHALIA』というコレクションのアイテムで、どちらもタンカラーのスエードをベースに使用し、木目調のヒールや糸やブレードを駆使した美しい刺繍が見事です。

 

 ブーティーはフロントにさらにウエスタンなムード満載なグラフィカルな刺繍が施され、サイドにはレーザーカットでパーフォレーションを施したパーツを差し込み、涼しげな印象でしたねぇ。。。

 

 右奥のブーツは『SCARLETT』というアイテムで、先に御紹介したグラディエーターブーツのようなスエードで仕上げたヌーディーなアイテムで、ブーツと言えども軽やかな印象でしたね。上品なアーモンドトウと洗練されたチャンキーヒールがトレンド感満載で、コーディネイトしやすそうなアイテムでした。

 

 

 こちらはアンジェロとビアンカが互いに夏の気分にインスパイヤされ、自由気ままにスケッチをしたような楽しいアテイムでございましたねぇぇぇ。。。。

 

 太陽の光が強くなる、夏のハイシーズンに用意されたワードローブは実にオプティカルでカラフル。。。。これまでこのブランドに感じられたピリッと張りつめた緊張感のあるアティチュードは解き放たれ、初めて心を開いてくれたくれたようなフレンドリーな印象が漂いましたねぇ。。

 

 こちらのコレクションは『CANCUN』というコレクションです。メキシコ南東部のカリブ海沿岸、ユカタン半島の先端のリゾート都市『カンクン』の事です。世界中にある地上の楽園の一つとしても唱われるこの地の心地よさと、マヤ文明をルーツとするカラフルなエキゾティックなムードをブレンドした楽しいアイテムに仕上がっていましたね。

 

 全てベースにシルクXコットンを使用し、色鮮やかな9本の太番手の糸を使用し特殊ミシンで刺繍したモチーフは、トロピカルな花々のアラベスクの中にパラダイスバードや虎の姿なども見付けられて見ていてもワクワクします。

 

 左はアンクルストラップでしっかり固定する安定感のあるウェッジソールで真ん中はクラッチ。こちらはクロージャーのサイドに飾られたストーンもゴージャスで、チェーンも付いているのでポシェットとしも使えます。

 

 右は少しマスキュリンなレースアップです。ソールにオーガニックなストローを使用しているので、カジュアルにも楽しめる逸品でございましたよぉぉぉ。。。。

 

 

 もう、今すぐにでも美しいビーチに逃亡したくなってしまうような開放的なアイテムが続きます。。。。。。え?俺だけ????そんな事は無いですよねぇぇ。。。。。。。。

 

 ポルトガル語で『御機嫌よう!』とか『また会いましょう!』なんて挨拶の意味を持つ『BOAVISTA』というこちらのコレクションは、ゴートレザーのブレードをアトリエの職人の皆様が一つ一つ手作業で編み上げて作り上げたアッパーと、バックルまで編み上げていて何ともリュクスなムードですね。

 

 これ、皆で製作してて、、、、絶対、楽しかった筈。。。。。。。。。

 

 レインボーカラーは今季のLOVE&PEACEのムードを盛り上げてくれて、右は11.0cmのスティレッチヒールのサンダルで、左はフラットです。同じモチーフもヒールの高さが変わるとこんなにイメージが変わる所も楽しく、選ぶ方も自由にセレクト出来て嬉しいですねぇぇ。。

 

 

 『ATLANTIQUES』というこちらのサンダルは、まるでヴィンテージのウェッジサンダルのようなオーガニックで楽しいムードで、つくづく『これがセルジオ ロッシのアイテムだよねぇぇぇ???』と確認してしまう程、その表情をフレッシュにしています。

 

 トップスはゴートレザーのジオメトリックな編み込みのトップスと、そこから繋がるダークブラウンのカーフレザーのストラップで、フロントに配されたレースアップもアクセントになっていますねぇ。。。

 

 フロントから見えると結構シック、でもバックから見える遊び心漂うソールと女性の二面性を楽しく表現したアイテムでございました。。。

 

 

 ポップなジョイに溢れたデイタイムのシューズに対して、ナイトシーンのシューズはミニマムなムードの今回、ナチュラルカラーのレザーやオーガニックなマテリアルを取り入れていますが、その表現にはストイックさが感じられて素晴らしかったですねぇ。

 

 こちらはシューズには『SAINT TROPEZ』という名前でございまして、フランス南部コトダジュールの有名なリゾートの地名でもあります。やはりナイトシーンにはヨーロッパ由来のエレガンスの要素が必要不可欠なのかもしれませんねぇぇ。。www

 

 ナチュラルなテクスチャーのロープを足の上で美しい形に配し、ゴールドのメタルパールで固定したこちらは、フレキシブルばロープの動きが足にピタッとフィットし、アンクルストラップはラムレザーなのでホールド感もしっかりしています。

 

 

 

 私、以前、セルジオ ロッシが発表したロープでボンデージしたようなSMチックなブーツとボディーアクセサリーを見てから、すっかりこのブランドにフォーリン・ラブし続けていますねぇ。。。。。古来ヨーロッパの歴史の中においても靴には何かしらセンシュアルなムードが漂うもの。。。そういう事を全て理解した上で、女子が公然と自分の性を謳歌出来るアイテムを生み出しているのは実に素晴らしい事でもあります。。。。

 

 

 トップしか移ってませんが真ん中のは『KIM』という人気アイテムのチェーンバッグで、前から見ると横長の裾広がりの台形型がエレガントなフォルムでございます。肩から下げると身体の横にぴったりとハマるサイズ感も素敵ですよぉぉぉ。。。。。

 

 

 

 

 さて、続いてはMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。圧倒的なWOMEN'Sシューズのインパクトが強いセルジオ ロッシでございますが、実はMEN'Sも素晴らしゅございまして、かなりエッジの効いた個性的なアイテムが豊富ですねぇ。。。

 

 私も一つヘアカーフにカムフラージュのパターンを施したレースアップシューズを持っていますが、カジュアルなカムフラージュをフォーマルな場所でも履いて行けるエレガントな作りになっていて実に重宝しています。

 

 

 今季のフォーマルとカジュアルの垣根を越える楽しさはMEN'S COLLECTIONではさらにエスカレートして落とし込まれ、WOMEN'Sでも登場している70'Sの開放的な楽しさは、男らしく少しギミックにアレンジされています。

 

 絶妙なグレーや温かみのあるタバコカラーのスエードや、壮快なまでにアクセントを付けたモノトーンまで実に楽しく、コンサバティブな男子のライフスタイルに足元から改革を起こそうという意欲的なコレクションでございましたねぇぇぇ。。。

 

 

 こちらの『CHEYENNE』というローファー、、、、。素晴らしいでしょ???カーフスエードボディーの上に、細くジオメトリックにカットしたレザーを乗せ、ホワイトの太番手糸でステッチを施したアイテムです。

 

 このデコレーションには『NEW ORLEANS(ニューオリンズ)』という名前が付いていてましたね。コレクションには70'Sテイストからのカウボーイカルチャーの要素も見られ、アメリカ南部の心の古郷とも言える開拓当時のプリミティブさや、オールドジャズの賑やかムードも加わり素敵でございました。

 

 

 WOMEN'S COLLCTIONのアイキャッチーな部分とは違い、男子に向けて解る人には解るという拘りのクラフツマンシップが素晴らしく、今季の少し丸みを帯びたシルエットの上で驚きのテクニックは静かに炸裂しています。。。

 

 こちら、リザードか何かのエキゾティックレザーに見えますよね????ノン、ノン、ノン。。。。。はい、不正解!!!!!実はバッファローに洗いをかけてマットにして、その上から格子状の切り込みを入れてこの質感を作り出しているんです。。。。御陰で人工的な斑が生まれしかもマット。。。。フロントにあしらわれたタッセルもボディーにホールを開けて細いレザーのロープで固定し、メタルパーツを一切使わないというユニークな仕上げです。

 

 これが今季のセルジオ ロッシの一番の醍醐味の一つ、エレガンドにカジュアル スタイルを楽しむのでございます。。。。

 

 

 こちらはまたガラリとムードの違う、ストリートテイスト満載の『DAKOTA』というコレクションのサンダルになります。

 

 このコレクション、絶妙なアイボリーのシボ感のあるカーフレザーに、ブラックのアクセントを加えたコントラストのあるデザインでして、より若い世代の方々も楽しめそうなスピーディー感のあるコレクションでした。

 

 トウとヒールはオープンになっていますが、足を通すとハイカットスニーカーを履いているように足首までしっかりホールドするデザインでしたね。。。是非、パンツの裾をいつも以上にロールアップして、シューズの全貌を明らかにして楽しんで頂きたいですねぇ。。。。

 

 

 

 

 

 センシュアルなナチュラルカラーや、開放的なトロピカルなカラフルさで表現されたWOMEN'S COLLECTIONと、シーンに捕われる事なく、自分のスタイルを追求出来そうなMEN'S COLLECTION。。。。。ヨーロッパの人々が待ちわびる太陽に包まれたスペシャルな季節を楽しむ為の、最高のアイテムが出揃ったセルジオ ロッシの2016 SSでしたね。。。

 

 

 例えばですが、こういう華やかなシューズを見た時、『どうやって履くの?』とか『何を着れば良いの?』なんていう質問をされる事が良くあります。『あまりにラグジュアリーなシューズは見るのは綺麗だけど、、、。』なんて思ってらっしゃる方も多いかと思います。

 

 が、靴は履くものです。見る物ではありません。。。。こちらで御紹介しているセルジオ ロッシのようなブランドは世界最高峰のシューズブランドでございますので、デザインに合わせてその履き心地が考えられているのは当然の事で、そうでなければ一流ブランドとしてやって行ける訳がありません。

 

 駅ビルやチープなショップで衝動買いした、重いだけのプラットとは訳が違いますので、合皮で作られた細いアンクルストラップで足首が痛くなるなんて事は皆無です。

 

 

 

 

 そして、コーディネイトする際は靴を主役にコーディネイトを考えてみてはいかがしょう。。。どうもスタイリッシュじゃない方って、顔の廻りにいろいろ持って来たがるんですよねぇぇ。。。襟元に過剰な装飾や大振りのネックレス等を合わせると、それに負けまいとメイクもどんどんエスカレートし、まるで祭の船のように飾り立てた母親(By ロシア文学)のようになってしまいがち。。。

 

 顔から遠い場所にアクセントを持って来て、顔からそこまでの間はシンプルにまとめるなんてスタイリングをすると、抜け感が生まれ魅力的になります。そして例えばシューズと同じカラーをネイルやメイクに一箇所だけあしらう。。。これで十分です。

 

 例えば赤いヒールにシンプルなリトルブラックドレス。。。。これに赤いリップだけでもう十分。。。。これではつまらいという方は、さらにメイクはシンプルにしてネイルに赤を取り入てみる、またはあえて反対色のグリーンのネイルにしたり、アクセントカラーのイエローのネイルなんかにすると、さらに遊び心が生まれます。。。

 

 今回登場したヌードカラーのシューズには同じのトーンのグレーのネイルや、グレーに少しだけブルーやグリーンを混ぜたようなカラーを施すのもオシャレですねぇ。。。

 

 

 

 ねぇ?トータルで考えるとファッションってもの凄く楽しいでしょ????www真剣に捕らえ過ぎたり、頭を抱える事ではないんです。ワクワクしないとファッションやってる意味がありませんから。。。

 

 

 

 そんな今年の夏のアウトフィットのイメージの最初になりそうな、セルジオ ロッシの2016 SS。。。。。。是非、足元から成りたい自分の姿をイメージしてみてはいかがですかぁ?????

 

 

 

 

 

 

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EMPOLIO ARMANI 2016 SS !!!

 

 

 はい、前回のGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)に続き、今日は若い世代をターゲットにしたEMPOLIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 

 やはり銀座のアルマニーニタワーを使ってプレゼンテーションが行われましたが、こちらはMEN'S COLLECTIONのプレゼンテーションの模様でございます。『フュージョン』をテーマにしたグレーやブルーに彩られた、クールでアーバンなエンポリオ アルマーニの2016 SSのスタイルをまるっとご覧頂けるかと思います。。。

 

 

 私はこの日、コレクションのフィナーレに登場したブラックのタキシードジャケットに袖を通させて頂きましたが、、、、、何だか良く解りませんでした!!!!すんまそーん!!!!

 

 ノータイのホワイトのシャツやカットソー等をコーディネイトした軽やかなフォーマルスタイルはリンクのオフィシャルサイト私のFacebookに足を運んでチェックしてみて下さいね。。。。

 

 

 

 

 では、まずWOMEN'S COLLECTIONからリポートして行きましょうね。

 

 

 今季、Mr ジョルジオ・アルマーニは『Summer Breeze(夏の風)』という爽やかなテーマを用意しました。Breezeはそよ風とか微風という表現のほうが宜しいでしょうかねぇ。。。

 

 まず印象的なのはそのカラー。。。。淡いピーチやオレンジ、シナモンブラウンというカラーリングは、心地よいそよ風が駆け抜けて行く真夏のサンセットのような雰囲気です。前回ご紹介したGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマニーニ)に続き、こちらもなにやらロマッティックな気分でございまして、フェミニンでしたねぇぇぇ。。。。

 

 そよ風というくらいでございますので、シルエットやフォルムも実に軽やかです。コートやロングジャケットは新たな進化を見せ、直線的なシルエットやカッティングで、重くなりがちなアイテムを出来る限りミニマムな印象に仕上げています。

 

 反対にショート丈のジャケットやブルゾンには遊び心が溢れています。プリーツやカットワークを駆使した動きのあるデザインや、ドッキングしたようなディテール、ボタンやポケット等実用的な要素をよりポップなデザインとして解釈したアイテムもユニークです。

 

 ボトムに関しては若いジェネレーションをターゲットにしているこのブランドですので、そもそもレングスは短めなのですが、膝上10cm~15cmの上品なミニ丈に始まり、膝下やフルレングスでも透け感のある軽さが印象的です。パンツはかなり短めのマイクロショーツからボリューミーなタックを駆使した膝下。ロング丈でもヘムはクロップドにして足首のセンシュアルなムードを演出していました。

 

 爽やかなプロポーションを飾るデコレーションも今季はロマンティックな香りが漂います。ヒート加工を用いたフラワーモチーフや花びらのようなスカラップ、さりげない表現で登場するコサージュやリボンのディテール等これまであまり見られなかったフェミニンさが新鮮です。またお得意のジオメトリックなカッティングやリボンを直線的に重ねたようなディテール、ボーダーはニットの編み地やキルティングで登場し、明確なフレッシュさをプラスしていましたねぇぇぇ。。。

 

 

 まず今回の『Summer Breez』の物語は明け方の情景からスタートしているようですねぇぇぇ。。。。夜明け前のしんと静まり返った海から吹く穏やかな風を表現したような、爽やかなグレーのルックからコレクションはスタートします。

 

 ピークドラペルが美しいこちらのチェスターコートは何よりその直線的なカッティングがシャープな印象です。程よいオーバーシルエットで余計なファンデーションを入れずに仕立ててあるのでとてもモダンな印象で、明るいグレーのウールにフリンジで表現されたペーズリーのモチーフがリズムを生み出しています。パンツはオーセッティックなヘンリボーンを使用していますが、上品なボリューム感が美しいドレープを生み出していましたね。

 

 インナーにコーディネイトしたのはこれから登る朝日をイメージさえるような、ペールピンクのカットソーです。これ、実は顔のモチーフ。。。ジオメトリックにあしらっていますがアルマーニらしい高級なユーモアが伺え、メタル使いのアクセサリーもモダンなアクセントになっていましたねぇぇぇ。。。

 

 

 コレクションはグレーから軽やかにブラックを取り入れたスタイルへ変化し、その後今季の重要なカラーの一つ、シナモンブラウンのシーンへと移ります。夏の日焼けした肌で着ると最強!なムードのこの色は、砂浜やアフリカのサハラから吹いて来るような乾いた風をイメージさせます。

 

 こちらはシナモンブラウン1トーンでまとめたルックですが、ドレスに使われているのは、これぞアルマーニ流の小花柄という感じの千鳥格子等で表現した幾何学的なフラワーモチーフで、素材はコットンXレーヨンです。

 

 注目なのがウエスト部分に施されているディテール。。。。右脇からプリーツがあしらわれ、フロントでは花びらのように広がってドレープになるというテクニックでございますねぇぇぇ。。。今季様々に姿を変えて登場しているフラワーモチーフをこういう表現で見せてくれるなんて!!!!モダンですねぇぇぇ~。。。。

 

 襟のようなスクエアのネックレスやオープントウのブーティーも同系色でまとめ、籠バッグのように見えるカーフスキンをメッシュに編み上げたバッグだけブラックというコーディネイトもオシャレでした。

 

 

 日本のピンク大好き女子の皆様方からは嬉しい悲鳴が聞こえそうなこちらのルックも、やはりエンポリオ アルマーニではこれまで見られなかったようなスイートなスタイルで新鮮でございましたねぇ。。。

 

 ですが、只のスイートではございませんのでご安心を。。。。。。フワフワとしたテクスチャーが個性的な淡いピーチのこちらのコートは、チュールの上にヒート加工で小さな円にカットされたディテールがストライプ状に施されていて超軽量の素材です。円のパーツをクシュッと集めて縫い付ける事で花びらのような効果を出し、近くで見るとかなりアーティスティックな仕上がりでしたねぇ。。。

 

 インナーには同じカラーのクロップドシャツとショートパンツを合わせてシャープにまとめ、こういう細かい部分でも只可愛いだけではなく、きちんと意志のある女性像を演出している所が大好物でございました!!!!

 

 

 ねぇ?可愛いだけじゃないってのがお解り頂けたかと思います。

 

 こちらもまたなんとも開放的で楽しいルックでございます。トップスのブラは丁寧にカットされたピーチやオレンジのレザーやスエードを重ねて飾ったアイテムで、今季のコレクションの中では比較的具象的に花を表現しています。

 

 甘いトップスにはピリリと辛口なボトムを合わせるのがエンポリオ アルマーニらしい所でございますので、ワイドなベルトに大きめのタック、シャープなシガレットパンツをクロップド丈でコーディネイトします。

 

 これはビーチリゾートでバーやクラブなんかに遊びに行く時は宜しいんじゃないでしょうかねぇ???かなり、大胆なアイテムですので、着て行く場所は厳密にセレクトしてからにしましょうねぇぇぇ。。。

 

 

 今回ドレスやトップス等に見られたMrマルマーニが得意とする結んだようなディテールは、アシンメトリーで遊び心溢れるデザインや、風を感じさせるふんわりとしたムードに仕上げれていて美しゅうございましたね。こちらのドレスの胸元に施されているのがそうですが、何処と無く漂うインド等のエスニックなムードや華やかさを見事に表現していました。

 

 ちりめんのようなテクスチャーのファブリックにフラワーモチーフが施されたドレスですが、このモチーフ、、、えらい『フラットやなぁ~。。。』と思われる方もいらっしゃるかも知れません。これはかなり薄く鞣したレザーでモチーフを作り、なんてヒート加工による圧着で固定しているんです。イメージ的にはドレスにペタペタシールを貼ったような感じですかねぇ???

 

 ヒート加工を使う事で縫う事による余計なストレスや、糸の重さが加わらないので軽やかに仕上げられ、見た目にも実にスッキリとしていましたよぉぉぉ。

 

 

 コレクション後半はドラマティックなドレスが華やかに登場します。ドレスと言えどもそこはエンポリオ アルマーニ。。。。ワンピース感覚でイージーに楽しめるデザインや、アイテムによってはミニのベースにオーガンジーを後ろだけ長くあしらったりとデイリーコンシャスなスタイルでございます。

 

 こちらのドレスはサロペットのようなフロントのデザインがユニークです。サッセットのような鮮やかなオレンジのナイロン オーガンジーを使用し、直線的なカッティングのビスチエには、太いブラックのグロングランのリボンが大胆に施されています。スカートのフロントの部分には立体的なプリーツを取り、ミニマムなデザインの中に女らしいアクセントを作っています。

 

 こちらオーガンジーと言えどもナイロンですので軽くて自由に行動出来ますし、ポケットが付いているのもスポーティーでとても今の気分でしたねぇ。。。

 

 

 シューズは今回ウエアに合わせて軽やかなアイテムが注目でございましたが、ウエアがいつも以上にフェミンなのであえてのスポーティーなアイテムが個人的には気になりましたね。

 

 手前のホワイトのサンダルはここ数年トレンドでもある、いわゆる健康サンダルのような機能的な要素を取り入れたアイテムで、丸みを帯びたトップスとそこに施されたホールがジオメトリックでしたね。ボディーにはカーフスキンを使用しソールはラバーと軽く、ストラップも付いているので安心な感じでしたね。

 

 その奥の二点はハイブリッドなブティースニーカーです。ボディーのベースには清涼感のあるナイロンのメッシュを使用し、足の周囲を取り囲むようにナッパレザーとスエードでフラワーモチーフが飾られています。トップ全体を包むようなレースアップもユニークですし、この画像では解り辛いのですがヒールの後ろにはエンポリオ アルマーニのアイコンでもあるイーグルまで施してあるんです。。。

 

 スタイリッシュなのに履いてて楽なのがアルマーニのシューズの一番の良い所。。。。。是非、ショップにて足を通してみてはいかがですか???

 

 

 

 

 

 続いてはMEN'S COLLECTIONのリポートをして参りましょう。

 

 今季こちらでテーマになっているのは『FUSION(フュージョン)』です。直訳すると『統合』、『融解』、『溶解』等を意味しますが、皆様良くご存知なのは音楽のジャンルではないでしょうかぁ???

 

 音楽におけるフュージョンとは、60年代からのジャズをベースにロックのビートやラテンやR&Bの要素、シンセサイザー等の電子音楽等をフューズ(融合)させた音楽の事を呼びます。1966年アメリカのトラッペッター"Cannonball"Adderley(キャノンボール・アダレイ)がジャズとソウルを融合させた『Mercy, Mercy, Mercy(マーシー・マーシー・マーシー)』を発表したのを切っ掛けに、かの有名なトラッペッターMiles Davis(マイルス・ディヴィス)、Tony Williams(トニー・ウィリアムス)がジャズにエレクトリック・ギターの演奏を取り入れ、エレクトリック・ジャズ、クロス・オーバーと呼ばれるスタイルを作ります。そしてその後もジャズ・ピアニストのHerbie Hancock(ハービー・ハンコック)等へとその影響は続いて行きます。

 

 特にShakatak(シャカタク)等は有名で、日本人グループではカシオペアやT-SQUARE等現役で頑張っているグループも居ます。。。。エレクトーン等を昔なされていた方はお馴染みなんではないでしょうかねぇぇぇ???

 

 

 様々なジャンルの違う音楽の要素がスタイリッシュに融合するフュージョンのように、違う文化が混じり合い、異なる世界同士が巡り会って行く今シーズン、、、、静かに『西』と『東』が混じり合い、ノスタルジーやエキゾティシズムを超越した明確な『混成』の世界がコンテンポラリーに表現されます。

 

 

 シルエットはリラックスムードが中心です。ジャケットはナローシルエットにナチュラルなショルダー、腰骨が隠れるくらいの丈で正方形のシルエットを作り出しています。コーディネイトされるパンツは腰骨に近い所までプリーツを外側に寄せたパンツが特徴で、ワイドなシルエットをクロップド丈で軽やかに楽しんでいたものが多かったですねぇ。。。

 

 カラーパレットは基本となるブルー、グレー、グリーンをベースに、トープ、グレージュ、サンドなどがナチュラルな風合いをプラスし、スペシャルなブルー/グリーン(マートル(ギンバイカ)グリーン)もアクセントとなり、デザインや色彩でもフュージョンを楽しんでいます。

 

 

 こちらまるでテクニカルファブリックを使用しているように見えるでしょう????でも、実はレザーなんです。。。ラムスキーのナパレザーを極限まで薄くトリートメントして、シルクチュールを重ねる事でウィンドブレーカーのような実用的な素材に見せているという優れもの。。。。もちろん、着心地も最高でございます。

 

 インナーのシャツには今季沢山登場している優しい肌触りのウォッシュドシルクを使用していてこちらは羽二重。。。ジャケットと同じ光沢のワイドなクロップドパンツをコーディネイトしていましたね。。。

 

 バッグは全体にパンチングを施す事で軽量化したナッパレザーを使用したメッセンジャーバッグで、スニーカーはアッパーがクラシカルなブロ-グシューズにスポーティーなディテールを施したようなユニークなアイテム。。。

 

 クリーンなコーディネイトの中にも、至る所にフュージョンの気分が注入されたルックでございましたねぇ。。。

 

 

 WOMEN'Sのファーストルックにも登場したペイズリーは、メンズコレクションではさらにフィーチャーされ様々な手法によってウエアに落とし込まれます。本来FWシーズンに重厚に扱われる事の多いこのモチーフを、SSシーズン対応として軽やかに仕上げています。

 

 デジタルプリントやジャカード、ヨーロッパの伝統的な凹版印刷や彫刻に使われるエングレーピングの技術をハイブリッドなレーザーで施したテクニックは、アウターやコート等にタトゥーのような細密な表面効果をプラスしています。

 

 こちらはそのペーズリーを中心にしたコーディネイトです。ジャケットは近くで見ると細かいピクセルで描いたようなデジタルなムードのペーズリーモチーフを施したファブリックで仕立て、インナーのリネンのシャツはペーズリー本来の有機的な要素をデジタルプリントで施しています。

 

 タイプの違うペーズリーをフュージョンさせたトップスに対して、ボトムスはシックなワイドパンツを合わせ、あえてのアクセサリーはブラック。。。。さりげないコーディネートの中にきちんとコントラストを付ける当たりは、、、、。ほんと流石ですねぇぇ。。。。

 

 

 こちらは今季を代表するセットアップスタイルの一つです。

 

 高めの位置にポケットやダブルブレストのボタンを施し、足長効果を出したジャケットと、サイド目にあしらったタックから斜めにセンタープリーツを入れたパンツは、画像で見ると同じファブリックに見えますよね???いえいえそれが違うんです。

 

 ジャケットはリネン、パンツはウールXシルクにストレッチを加えたもの、、、。同じカラーですが上下で着ているとそれぞれの皺の入り方がまるで違い、時間の経過でユニークな表情が生まれるという楽しいアイディアが詰まっています。。。

 

 こういう繊細さ。。。。。ほんと、痺れますねぇ。。。。。。。

 

 

 今季のウエアを締めくくるシューズは、オーセンティックな物からスニーカーやサボまで実に多彩で、サンダル等はかかとをオープンにしてストラップをあしらった軽快なアイテムが注目でした。

 

 こちらはウエアでフィーチャーされているペーズリーがシューズにまで落とし込まれたアイテムで、左は美しいウルトラマリンのパテントレザーにパンチングでモチーフが施されたオックスフォードで、右ベルベットのサンダルのアッパーに大胆に一個モチーフでございましたよぉぉぉぉ。。。

 

 

 

 

 

 『Summer Breeze』をテーマにした、優しさや女らしさを軽やかなアイテムでコンテンポラリーに表現したWOMEN'S COLLECTIONと、『フュージョン』をキーワードにデザインや素材、カラーやモチーフまで多様に融合させたMEN'S COLLECTION、、、、、。皆様気になるアイテムはございましたか????

 

 

 前回御紹介したジョルジオ アルマーニと同様にリラックスしたアティチュードや軽やかさ、上品なボリューム等は安定の美しさでしたねぇぇ。。。アルマーニの素晴らしい所の一つは、特徴的なファブリックのクリエイションに対して一切妥協しない所です。毎シーズン大量の新しいファブリックが開発され、その研究の様子はまるで科学者のようなストイックさです。

 

 出来上がった素材を最も美しく仕立てるデザインはいかにと頭を悩ませながらクリエトされた作品は、余計な自己主張はなく実にさりげないもの。。。。。最高の料理人が最高の食材にほんの少しだけ手を加えるという奥ゆかしさに通じる部分も感じます。

 

 これがアルマーニのスタイルを定義付けている一つのようですねぇぇぇ。。。最高の素材、そして袖を通す人のアイデンティティーを最高に発揮する為のクリエイション。デザインややった感を主張する為に本来の素材の良さを台無しにしてしまうクリエイターも多い中、この日本の匠にも通じる静かで穏やかな姿勢は、デビュー以来決してブレない一番のこのブランドの醍醐味なのかもしれません。。。。。

 

 

 

 とは言っても、人間わがまま。。。。消費者は常に気まぐれでございます。。。。なので、また違うムードの漂うエンポリオ アルマーニ。。。。今季のカラフルでスタイリッシュなウエアで、軽やかにSSシーズンを楽しんでみてはいかがですか?????

 

 

 

 

 

 

 2015-16 AW EMPORIO ARMANI 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 2016 SS GIORGIO ARMANI 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。


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GIORGIO ARMANI 2016 SS !!!

 

 

 はい。6月に入って最初の週末でございましたが皆様如何お過しになられましたか?

 

 

 東京のファッションシーンにおいては、ようやく怒濤のスケジュールだった2016-17 AWの展示会が落ち着いて参りましたが、間髪入れずに2017 SS MEN'S COLLECTIONサーキットが6/10のロンドンからスタートします。全日程参加されるジャーナリストの皆様はもう来週出発なんですねぇ。。。。

 

 私は相変わらずPARISからスタートなので、今頃慌てて今回の装いを製作しておりまます。と言うか、全然、まだまだ作業にも取りかかっておりません。。。今回は少しインパクトの強いアイテムを取り入れようと思っているので、いつも以上にバランスが重要。。。。キワキワを狙っております。。。。。www

 

 出来上がった最後の最後にコーディネイトして『これ、ありえねぇ===!!!』なんて恐ろしい事も予測なれるので、今からきちんと準備しておかなければならないのですが。。。。。

 

 出発2週間前にして既にテンパり状態。。。。。。。。こういう時、決定的な天変地異でも起こらないかと変な妄想をしてしまう、不謹慎野郎でございます。。。。。トホホ。。。。

 

 

 いけません、いけません!!!!もっとポジティブに行かなければ!!!!!

 

 

 では、今日はイタリアを代表するブランド、GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)の2016 SSのリポートをお伝えしましょうね。いつものように銀座のアルマーニ タワーの素敵なサロンでプレゼンテーションが行われましたが、まずはこちらの美しいグレーのコートに袖を通させて頂きましたよ。

 

 コンテンポラリーに解釈されたトレンチでございますが、解る方には解ると思いますが使用されているのは驚く程上質なスエードでございます。。。。ラグジュアリーなテクスチャーを最大限に生かしたライナーなしの軽やかな仕上げで、皮膚のような柔らかい感触はまるで何処かの危篤な方に抱擁されているかのような、少しセンシュアルな気分になってしまいました!!!!公共の場で!!!!またまた不謹慎!!!

 

 まさに、今季のMEN'S COLLECITONのテーマ『軽やかなマスキュリン』を体現するかのようなピースでございまして、こんなに素敵なアイテムなのにランウェイではモデルが肩に引っ掛けるだけという粋なスタイリングで登場していましたねぇぇぇ。。。。

 

 

 では、まずはWOMEN'S COLLECTIONからリポートして参りましょうねぇ。。。

 

 ミラノの帝王ジョルジオ・アルマーニは、今回実にロマンティックなテーマを用意しました。。。。。。。それは『Fil rouge -赤い糸-』。。。。。。。

 

 はい、『貴方と私は赤い糸で結ばれていたのねぇ。。。。』の赤い糸です。今時殺し文句に使うと以外とクラシカルなので効果があるかもしれませんが。。。。wwww

 

 

 はい、少し気になりましたので、学研少年の私、今回もググってみましたよ。こちらの物語は実は東洋が由来でして、古くは『古事記』や『日本書紀』まで遡ります。

 

 その昔、イクタマヨリヒメという娘が未婚のまま妊娠してしまいます。両親が問いつめると毎夜見知らぬ男が通いつめていたとか。。。。両親は策を練り、娘の寝床の回りに赤土を敷き、男が来たら赤い糸を通した針を着物の裾に刺しておくように命じます。

 

 翌朝になってその赤い糸を辿って行くと、遥か遠くの三輪山の神々が住む杜まで続いていて、その男は大物主(オオモノヌシ)大神だったそうな。。。。三輪山のこの逸話から『赤い糸』の伝説は生まれ、後世になって小指に『契り』の意味が加わり、結婚すべき二人の小指は赤い糸で結ばれているという物語が定着したそうです。

 

 

 

 現在では世界的に知られるお話になりましたが、その運命やロマンティックなムードはコレクションの中に登場する様々な『赤』で表現されます。ジャガードに織り込んだりプリントにしたり、赤い糸のエンブロイダリーやビジューやスパンコール。様々なテクニックで表現されながら、スカーレット、ブライトレッドからクリムソンやヴァーガンディーまでと、その陰影すらも表現するかのようなグラデショーンが魅力的です。

 

 シルエットはこれまでになく軽やかです。レングスの短くなったスカートにコンパクトなトップス、コートやジャケット、パンツですらドレスのように仕立てられ、エアリアルで初恋のようなフレッシュさが漂います。ハイブリッドなファブリックと丁寧な手仕事が混ざり合い、甘い、甘い化学変化が次々とランウェイを飾ります。。。。。

 

 

 ねぇ、、、普段ソリッドでクールなアルマーニにしては、何だかハッピーでロマンティック。。。。。でも、その表現はあくまでもコンテンポラリーでごいますので、ご安心を。。。。。wwww

 

 

 まずはこちらの『赤』がテキスタイルの中に織り込まれたコートから解説して行きましょう。日本の『矢絣』にも見えるエキゾティックなこちらは、ジャカードでございましてブルーやホワイトのトリコロールカラーでリズム生み出しています。さらにキルティングをかけた立体的なテクスチャーが特徴で、デイウエアとしてもカジュアル目のフォーマルでも対応出来そうなユーズフルなアイテムでしたね。

 

 インナーには光沢のあるファブリックで作り上げた、ヌーディーなショート丈のジャンプスーツをコーディネイトしていて、タックや裾に張りを持たせたディテールが歩くとユニークなフォルムを描き出していましたね。

 

 

 クールな中にもさりげなくロマンティック。。。。。Mr アルマーニ流の『赤い糸』の物語はこんな軽やかなルックからスタートします。。。。。


 

 今季、数多くの新しい手仕事のテクニックに溢れましたが、そのスタイルは実に独創的なので、デイでもナイトでもオケージョンを上手にセレクトするといろんな楽しみ方が出来そうで新鮮でしたね。

 

 オーセンティックなスタイルだと、見た目でフォーマル過ぎたりカジュアル過ぎたりするのですが、手間をかけてコンテンポラリーに解釈されたディテールは、より自由なアウトフィットを楽しみたいと願う、現代のファショニスタ達のニーズにマッチしているようです。

 

 こちらもリゾート地でのデイタイムのショッピングにも、プールサイドのカクテルパーティーにも着れそうなユーズフルなロングドレスでごいまして、何処と無く漂う70'SのLOVE&PEACEなムードもトレンド感満載です。

 

 コーラルピンクにオレンジのピンストライプが施された光沢のある生地に、ビスチェの部分はアブストラクトなモチーフをホワイトやレッドの極小のビーズ、クリアーなブルーのスパンコールで表現し、スカートの部分はストライプ状に刺繍をして足長効果も絶大です。

 

 同じモチーフがプリントされたクラッチとシューズを合わせ、アクセサリーも一切なし!という潔さが素敵でしたね。。。

 

 

 今回の軽やかさや透け感の要素はドレスだけではなく、ジャケットやパンツにも登場しています。オーガンジーを二枚重ねにしたり、インナーにレギンスのようなアイテムとコーディネイトして生み出す張りとシースルーの世界は実に幻想的で、ルック全体をヴェールで覆ったようにも見えミステリアスなムードでございましたね。

 

 今回登場したこちらの透け感のあるガーゼは、アルマーニ社の総力をかけて開発された新素材でございまして、立体的なストライプが独特のテクスチャーを生み出すユニークなテクニカルファブリックです。どこか日本の紗のような印象も受けましたねぇぇ。。。

 

 仕立てられたのは何ともマスキュリンなアルマーニらしいスーツ。深めのVゾーンのテイラードとキモノスリーブで持ち出したまろやかなショルダー、程よいゆとりのボディラインのジャケットと少し短めの丈のワイドパンツのコーディネイトです。

 

 タッセルが飾られたスカーフ風のネックレスとクラッチ等のアクセサリーにのみ、アクセントで赤を取り入れたクールなルックで、現在発売中の『美ST 7月号』では松雪泰子嬢に華麗に着こなして頂いています!!!!

 

 

 アルマーニというブランドに、アダルトでシックな印象しかお持ちで無い方は少々驚かれるかもしれないこちらのドレス。。。。なんともハッピーでございましょう???

 

 エレガントなスリップドレスのデザインですが、ベースにはクリアーの大量のスパンコールを刺繍し、丸い赤いディテールは一度半球型のパーツに細かいビーズで刺繍を施し、それをさらにドレスに刺繍するという手の込んだテクニックが使用されています。

 

 コレクションではこちらに、女優風のかなり大きなレッドXホワイトのカプリーヌの合わせ、艶やかな印象でしたね。。。。

 

 

 ファブリックで軽やかさや優しさを表現していますが、シルエットは実にシックでエレガントな今回、、、、、、Mrアルマーニの絶妙な匙加減で、フワフワと男の言う事をそのまま聞くような意志の無い女性ではなく、しっかりとした主張を持つ力強いフェミニティが表現されています。

 

 こちらは今回のコレクションの中でもキーアイテムでございまして、鮮やかなスカーレットのシルクジョーゼット製のドレスです。一見すると風に揺れるケシの花のようにも見えますが実にかなり抽象的な表現がされていて、ぼかしやパレットナイフで削ったようなアグレッシブなディテールが印象的です。

 

 今季の特徴でもあるジャストウエストでトップとボトムをパッツリ別けたデザインと、シャツのようなトップスにカフスとカフスボタンのディテール、穏やかなストレートラインのスカートは、まさに違いの解る大人の女子にのみ着こなせそうなドレスでしたねぇ。。。。

 

 

 後半には自社のhaute couture 部門 GIORGIO ARMANI PRIVÉ(ジョルジオ アルマーニ プリヴェ)を彷彿とさせる美しい刺繍による手仕事のグランソワレが数点登場して華やかなフィナーレを飾ります。

 

 ですが、こちらのコレクションではあくまでもデイリースタイルを提案しているので軽やかなムードに仕上げられ、モダンなスタイルに解釈されているのも素晴らしかったですね。

 

 今季のテーマでもある『赤』をスカートの裾からチラリと覗くオーガンジーのフリルでのみ表現したこちらのドレス。。。。いやぁ、、、何ともニクい演出ですねぇぇ。。。

 

 ビスチェ部分は光沢のあるテクニカルファブリックのリボンを、横方向に大量に這わせ縫い付けたようなデコレーションが特徴的で、スカートには格子模様を織りで表現した張りのあるメッシュを使用しています。

 

 そして、アシンメトリーに飾られるのはリボンにクリスタルやビジューを通してフープの状に刺繍した立体的な表面効果で、これが動くと優しい雨のように見えて、なんともロマンティックでございましたねぇ。。。。

 

 

 アクセサリーもやはり『赤』が目立ちましたね。もちろん赤一色のアイテムもございますし、エンブロイダリーでネイビーとメランジェさせたものや、赤をアクセントに使ったジャカードのファブリック等、着る人の好きな分量でトレンドカラーを楽しめるホスピタリティーも嬉しい所でしたねぇ。。。

 

 こちらはアクセントに『赤』を使用したシューズとバッグです。パテントのクラッチはフラップにノットのデコレーションが施してあり、表面がレッド、裏がブラックの帯留めを結んだように仕上げてあるのも芸が細かいです。

 

 シューズは今季ランウェイでも沢山登場していたTストラップのデザインで、こちらはアッパーの部分に赤いメッシュを使用した涼しげなアイテムでしたね。。。

 

 他にトランスペアレントにクリスタルを飾った、ヌーディーなシューズも注目でしたねぇ。。。。

 

 

 

 

 続いてMEN'S COLLECTIONをお伝えしましょうね。今回プレスリリースにはこんな意欲的な言葉が記されていました。

 

『私に質量(素材)をくれたまえ。そうすれば、そこから世界を作ってみせよう』

                     Immanuel Kant(イマヌエル・カント)

 

 ドイツ出身の現代の西洋哲学の礎を築いた偉人の言葉を取り上げ、新しいコレクションへの穏やかな情熱が綴られています。

 

 

 テーマは『マスキュリン軽さ』。。。。。タイトルにあるようにハイブリッドな驚くべき軽量の素材を駆使したアイテムを中心に、リラックスしたエレガントなスタイルがランウェイを飾ります。

 

 思えばMr アルマーニはいち早くクラシカルなジャケットから過剰なまでのファンデーションや芯、裏地まで取り除き、アンコンスタラクティッド(非構築)を最初に提唱したデザイナーです。本来人間の身体が持つ、スラリと伸びた美しい背骨や肩を天然のハンガーと考え、技術を駆使したハイブリッドなファブリックと、mm単位まで許さない厳格なカッティングにより、多くの男性達が縛られていた気心地の悪いジャケットから、身体ばかりか心まで解放させた人です。

 

 その原点に立ち戻った今回、アトリエとの長い絆は上質な数多くのテイラードを生み出します。中でもファブリックは最重要。。。。。ウォッシュド シルクの優しい質感や英国調のクラシカルなチェックのウール、ハイブリッドなテクニカルファブリック等そのどれもに『軽さ』という今回のキーワドが如実に落とし込まれます。

 

 

 

 コレクションはこちらのように上質なリラックスムード漂うルックからスタートします。目にも着心地良さそうなジャケットはレーヨンXコットンのタオル地を使用していて、水着の上に素肌でも羽織れちゃいそうなアイテムに仕上がっていましたね。

 

 ルックを少しフォーマルに見せているのはチェックのウールを使用したワイドパンツで、インナーに合わせた着物の合わせのようなフロントのジレがスタイリッシュでしたねぇぇぇ。。。。

 

 全く新しい手法で表現される『ザ・アルマーニ・スタイル』。。。。。静かに穏やかにコレクションがスタートします。。。。

 

 

 今季のカラーパレットは飾り気のないダスティーブルーやメローグレイ、ニュアンスのあるヌードカラーのグラデーション等が注目です。モーブやラベンダーのエッセンスや優しいボトル グリーン、コレクションの後半には晴れわたった青空のような壮快なサックスも登場し素敵でしたね。

 

 こちらのパンツは今季注目のアイテムで現代の自転車社会を意識したかのような、ユーズブルなクロップドパンツです。かなりワイドなわたりと裾に施されたゴムのシャーリングが特徴で、自分の好きな場所で固定して履けるという裾上げいらずのパンツです。また、自転車に乗る時は裾を上げめに、オフィスのデスクに座ったら少し長めにとTPOでもアレンジ出来る優秀なパンツです。

 

 トップスのパーカはかなりカジュアルに仕立ててありますが上質で軽やかなレザーを使用していて、フロントに施されたカッティングやフードの内側に施したバイカラーに只ならぬ拘りを感じましたね。。。

 

 

 先ほどのクロップドパンツをジャケットスタイルで楽しんだのが、こちらのルックでございます。

 

 ジャケットに使用されているのはカムフラージュのような、水面に浮く油のようにも見えるアブストラクトなジャカードでございまして、爽やかな肌触りと驚くべき軽さが夏に快適なアイテムです。インナーにはストライプのシャツを爽やかに合わせ、やはりネイビーのクロップドパンツがキーになっていますね。

 

 今季、1cmにも満たない細いレザーを編み上げて作ったこのストラップ付きのサンダルも注目でしたねぇ。大人の男としてビーサンのようなトングスタイルは街ではちょっと。。。と思われる方には最適なアイテムで、かかとはオープンなので清涼感もバツグン!!!ストラップも付いてますのでいざとなったら全速力で逃げれますのでご安心を。。。。www

 

 

 はい、こちらプレゼンテーションで気になったエキゾティック スキンのレースアップのシューズでございますが、一体何のレザーだと思いますか????

 

 正解は。。。。。。。ピラルクーでございます。。。。『はい、ナンデスか~?』って感じの方もいらっしゃるかと思いますので少し説明をしておきましょうね。

 

 Pirarucu(ピラルクー)とは南米のアマゾン流域の沼等流れの穏やかな所に生息する巨大魚です。アロワナ科アロワナ属の魚でございますのでアロアナの親戚くらいにイメージして頂けると解るかと思います。成魚になると体長は3m以上、中には5~6mになるものもいて世界最大の淡水魚の一つで、進化においてもほぼ一億年程形を変えていない事から『生きた化石』とも呼ばれます。

 

 成魚になると身体の後ろ半分が赤見を帯びて来ます。名前の由来は現地のインディオのトゥピ語で魚を意味する『Pira』と、原住民が化粧等に使う為に採取する赤い色素を持つ植物『Urucu』を掛け合わせた言葉だそうです。先日RED VALENTINOの時にお話したミュールの話に似ていますねぇ。。。www

 

 

 大きな鱗と毛羽のような突起のあるワイルドなテクスチャーは近年アクサリーにも登場していますねぇ。。。しかし、とても希少価値の高い素材でございますので、もし見付けたら、よ~くご覧になってみて下さいね。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 ジョルジオ・アルマーニは唯一無二な個性的なスタイルを武器に、ファションの世界で長い間尊敬されて続けています。変わらぬ一貫性と変化を恐れない冒険心。さりげなくて知的で凛としていて、孤独を恐れない潔い立ち振る舞いが素晴らしいですねぇぇぇ。。。。

 

 自身の最大の魅力を客観視しながら、今ファッションの世界に溢れている実像の無い暴力的なまでのアグレッシブなスタイルと対極にある穏やかで、本当の意味での『心の豊かさ』を感じさせる新たなスタイルを追求しているように思えた今シーズン。。。。Mrアルマーニの果てる事の無いイマジネーションの可能性を強く感じた今回でしたね。。。

 

 

 個人的に気になったのはWOMEN'S COLLECTIONでテーマになっていた『赤い糸』から繋がるロマッティックなフィーリング。。。。。これはこれまでのアルマーニではあまり登場しなかった実に人間らしい『愛』を感じさせてくれるテーマで、前回2015-16 AWのMEN'S COLLECIONのテーマの『ロマンス』と並んで、彼自身の身の周りでなにか素敵なトキメキが起こっているのではないかと、野次馬根性を発揮しない訳にはいきません。。。www

 

 

 クリエイターの中にはその時々の心の動きを如実に作品投影する人も少なくないです。コレクションは時折鮮やかに変化し、見ている私達も、また袖を通す時にもデザイナーから溢れる『愛』をシェアする事が出来て心躍る瞬間でもあります。

 

 

 人として生まれて来たからには人生を通し探し求めて行くのは『愛』です。地球上にはいろいろな愛の形が存在する中、この東洋由来の『赤い糸』という実にデリケートで運命的な物語をテーマにコレクションをクリエイトしたMr ジョルジオ・アルマーニの2016 SS。。。。不足がちの方々には是非オススメしとうございます。。。。

 

 

 

 そして、頼んでねぇよ!って言われそうですが、もし、Mrアルマーニ氏が今ハッピーでしたら。。。。。。。日本からお祝い申し上げまーす!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

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JIMMY CHOO 2016 SS !!!

 

 

 はい。6月に入りましたね。6月というと。。。。。。。。早速無事に誕生日を迎える事が出来ました。。。。45歳になりまして、ますますいろいろ無理の効かない年齢になって参りました!!!!

 

 

 やはり誕生日ともなりますと、普段悪態ばかり付いている私もなんだか神妙なアティチュードでございまして、一年に一日くらいはこれまで育ててくれて、いつも支えてくれている家族、付き合ってくれているアシスタントやお仕事させてもらっている友人とも呼べる仲間達、近くの友達や遠くの友達まで沢山の人々の中で生かされているんだなぁ~としみじみ感じますね。。。。

 

 

 

 いつもお世話になっている皆様、めでたく45歳の誕生日を迎える事が出来ました!!!有り難うございます!!!!!!!!

 

 

 

 でも、誕生日だけ!!!!!!翌日から毒吐きまくってま~~~す!!!!!

 

 

 

 では、今日はJIMMY CHOO(ジミー チュウ)の2016 SSのリポートをお伝えしましょうね。まずMEN'S COLLECTIONのプレゼンテーションにお邪魔した際にこんなスペシャルなスニーカーを試着させて頂きましたよ。

 

 スニーカーでありながら、丁寧に仕上げたフォルムがラグジュアリーなございますが、まずはその真っ白なお姿がなんとも爽やかでございます。。。

 

 アッパーに使われているのは、ホワイトのウーブン カーフ レザーとマットなカーフ レザーを細いリボン状にして、小さなホールまで施して細かく編み込んだマテリアル。。。。近くで見るとその繊細な編み込みが寄せ木細工や、日本の伝統工芸の巧みの技のようにも見えましたね。

 

 ソールは超軽量素材を使用した立体的なデザインで、レースアップのサイドに施された三角形のメタルパーツと共に、全体のムードはまるでSF映画に登場する未来のヒーローが履くシューズのように仕上げているのもユニークでしたね。。。

 

 ロゴ入りスケートボードまで抱えさせて頂いて、、、、何やら上機嫌でございますねぇ。。。。。はい、実際にスケボーに乗った事は45年間生きて来て、一度もありません。。。。。。。

 

 

 ではまずWOMEN'S COLLCTIONからリポートして参りましょうね。

 

 今回、サンドラはプレスリリースの中で今季のコレクションについてこんな風に語っています。

 

 『太陽の陽射し、アウトドア、そしてリチャード・マイヤーやフランク・ゲーリーといった建築家による 壮大な彫刻的建築が、この春夏コレクションにおける私の起点となったわ。アップビートな雰囲気を醸し出しながらも、職人技が光るヴィンテージな要素と、力強くグラフィカルに構築された建築的なディテールを融合したような、新しさと古さを並列させた、モダンで驚くような何かを作りたかったの。』

 

 

 2016 SS、ジミー チュウ ウーマンの物語の舞台はアメリカ西海岸、カリフォルニアです。。。。。19世紀半ば突如として起こったゴールドラッシュにより爆発的に大きくなり、現在はエンターテイメントの中心地でもあるロサンゼルスを中心とする農業、航空宇宙産業、石油産業、情報産業等で知られるメガロポリスにインスパイヤされ、オプティミスティックでハッピーなコレクションが揃いました。

 

 かつてこの地を訪れたサンドラはその圧倒的な空の色に心躍らせます。海岸線を流れる爽やかな風や揺れる椰子の木々、咲き乱れる花々のカラフルな要素は今季のコレクションにプレイフルで楽しいムードを注ぎ込みます。

 

 

 また、開放的なリゾートのムードにピリリとスパイスを効かせるのはリチャード・マイヤーやフランク・ゲーリーという現代建築家の建築物。鮮やかなブルーに生える壮大でモダンな建築の数々はサンドラの心を捕らえ、シューズ自体のフォルムやヒールのデザイン、そしてディテールやスピリットに至るまで様々にインプットされています。

 

 Richard Meier(リチャード・マイヤー)はアメリカ、ニュージャージー州生まれの建築家で、アトランタのハイ美術館やバルセロナの現代美術館、日本では2012年に晴海タワーの設計を行っているのも有名で、その簡潔なまでのモダニズムのスタイルと彼が好んで外観に使用する『白』のカラーが有名な建築家です。

 

 昨年秋、六本木ミッドタウンにて展覧会が行われ、東京でも話題になったFrank Owen Gehry(フランク・ゲーリー)はカナダトロント出身の建築家です。ティファニーのジュエリーデザイナーも務める彼ですが最近ではFacebookニューヨーク本社の設計で話題ですね。2014年にPARISのブローニュの森にオープンした『ルイ・ヴィトン財団美術館』は、森と庭園に囲まれた船やヨットのイメージを3600枚のガラスを使用して表現した素晴らしい建築で、既に長蛇の列が出来る程の人気のスポットです。

 

 

 

 椰子の葉のカットワークのデコレーションやオーガニックなコルやウッドのソール、カラフルな花のようなPVCやメタリックレザーと、オプティミスティックなムードが氾濫した今回のコレクション、早速こちらから御紹介して行きましょうね。

 

 手前にある『KISSY』は現代彫刻のようなフォルムが実に印象的です。一見するとプラットフォームにも見ますが、床からえぐったようなカットとヒールの先、、、、実にアーティスティックなシルエットですねぇぇぇ。。。構築的なソールに対してトップはセンシュアルな作りで、メタリックレザーにパイソンのディテールを施したロープを、さらりと結んだだけのような危うさが素晴らしいですねぇ。。。

 

 後ろのショルダーバッグは『LOCKETT』シリーズの中でも人気の『LOCKETT PETITE』でございます。エンブレムような5角形のプッシュロックのクロージャーがポイントのこちらは、右のパイソンで椰子の葉のカットワークを施したアイテムや左のデニム風のレザーでも登場して、コレクションにカリフォルニアの風を吹き込んでいましたねぇ。。。

 

 

 西海岸の開放的な風と、ソリッドな現代建築を融合したようなサンダルは今季の目玉でございまして、何処と無く漂うレトロチックなアティチュードも、トレンドの70'Sのテイストのウエアにも見事にマッチしそうですね。

 

 右は『TRIX』というサンダルで、ウーブンナッパレザーとスエードを手作業で丁寧に編み込んでブレードを作って、足を優しく覆うようにトップスを飾り、同じ配色のソールと『バナナ ヒール』と呼ばれるブーメンランのように少し湾曲したヒールを施した実にユニークなサンダルです。。。

 

 左は『HENNI』というサンダルでございまして、ハターカップ(ハチミツ色)、マリブ(ターコイズブルー)、コーラルピンクの3色のスエードを使った計5つのパーツによるストラップに、ロープを通す事でトップを作り出しています。ソールとヒールにはグラフィカルなストライプを施し、ヒールの部分には今回沢山登場する椰子の木のフォルムまであしらっていて、素敵なアイテムでございましたねぇ。。。

 

 

  もう、こちらも素敵でしょぉぉぉぉ。。。。ほんとこういうフェミニンでクラシカルなスタイルに、さりげなくオリジナリティー溢れるアイディアを取り入れるのはサンドラの得意技の一つですねぇ。。。

 

 『LUC』というこちらのシューズは美しいアーモンド型のトウに、踵をしっかりとホールドするバッグと、そこから繋がるアンクルストラップが美しく、華奢なヒールも実にエレガントですね。キッズレザーを使用した柔らかなボディー部分に、トップやアンクルのサイドに施されたパースペックスのシアーな部分は実にセクシーです。

 

 ホワイトの方はピンク、ですが、3箇所ある部分を微妙にトーンを変えて施してあります。ブラックのほうはクリアーとブルーとオレンジ。。。ベースがモノトーンとベーシックなのにこのアクセントカラーが何ともセンシュアルでございまして、足の形もとても美しく見えるように考えられたアイテムでした。

 

 

  相変わらずバッグはミニ、もしくはマイクロと小さいバッグのトレンドが続いておりまして、身体の小さなアジア系の女子を中心に世界的にブームになっておりますねぇぇぇ~。。。そんな中今回登場したのが、先ほどご紹介した『LOCKETT PETITE』よりさらにスモールサイズのこちらの手前の二つ『LOCKETT MINAUDIERE』でございます。

 

 パテントのハードケースで作られたこちらは、さらにコンパクトで可愛らしくアクセサリー感覚で楽しめるアイテムで、ミニマムなアウトフィットもどんなウエアにもマッチしそうなユーズフルなアイテムです。モノトーンカラーに生えるゴールドのプッシュアップクロージャーや、メタルのストラップもアクセントになっていて、ジミー チュウらしいクールでスタイリッシュなアイテムでしたね。

 

 後ろにあるのは同じモノトーンノバッグの『SIERRA』。逆に少し大きめのファッショナブルなクラッチとして楽しめるアイテムでございまして、ジオメトリックなキルティングのフラップがクールなアイテムでございます。そして、フロントに飾られたチェーンのデコレーションによるブランドのロゴ。。。これ、面白かったですねぇぇぇぇ~。もちろんストラップも付いているので、ショルダーとしても楽しめますよ。

 


 毎回、ジミー チュウのプレゼンテーションでは私の主観でグッと来たシューズに、勝手に『美人靴』という称号を差し上げているのですが、いろいろと迷ってしましたが、、、、、、、。こちら、今回の授賞作品でございます。wwww

 

 『TAMIKA』というこちらのシューズ。。。個人的にもの凄く好きです。。。。。

 

 一見するとジオメトリックでアバンギャルドなシューズのようにも見えますが、人人体工学的な観点からの足のを包み込むようなパターンが素晴らしく、足の甲やくるぶしにもピタッとハマるデザインでございます。しかもパターンのちょっとした隙間にベージュのスエードを差し込んでいるので、履くとその部分が肌と同化してさらにアーティスティックなシューズを履いているように見えます。

 

 しかもこのベーシックなカラーで仕上げているのも、相当技あり!!!!ビジネス等でもネイビーのスーツにシューズだけこれ!なんて相当個性的ですし、さり気ないセクシーさもフォローしてくれそうですねぇぇぇ。。。

 

 

 フラットやスニーカーブーム依然として続いておりますが、やはりウエアの70'Sのトレンドの影響からか、リラックスしたスタイルにマッチするようなオーガニックなエスパドリーユが沢山のブランドから沢山登場していますね。。。。

 

 ジミー チュウで見付けたエスパドリーユはこちらでございます。『DREYA』というアイテムでございまして、お土産風のチープなアティチュードになりがちなこのイージーなアイテムに、スタイリッシュなアイディアを取り入れてタウンユースとしても違和感のない素敵なアイテムに仕上げています。

 

 左はラテホワイトカラーの爽やかなアイテムで、シアー感のあるファブリックにロープ状の曲線的なエンブロイダリーをあしらったバージョンです。右は同じくシースルーのマテリアルにブラックのスエードで格子状のモチーフを施し、さりげなく星のモチーフを鏤めているという優れもの。。。。

 

 どちらもベースの部分に透け感があるので涼しくてエフォートレスなムード。。。。もちろん、エスパドリーユと言えども足を通すと実に美しいフォルムに見せてくれるのは流石でしたねぇ。。。

 

 

 

 続いてはMEN'S COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。

 

 こちらではサンドラこんなコメントを残しています。

 

 『現代の男性 -私が普段目にする男性-は、所作にとらわれない男性だわ。彼らは、トラッドなスタイルのルールを熟知しているけど、決してそれらに縛られない、現代的なジェントルマンなの。 フォーマルとインフォーマル、サルトリアルとスポーツ、テクニカルとポピュラー、これらの間にある境界線はなくなりつつあるわ。今日、着るものを選ぶ時に挙げる唯一のルールは、その目的とあなたの本当のパーソナリティーを表現することに合っているかということだけ。』

 

 

 ここ数年MEN'S FASHIONにおいて、それまで良しとされて来た価値感がめまぐるしく変化したように思えます。より快適でウエアラブルを求めるスタイルからか、清涼感溢れる素材のシャツやストレッチのスーツ、スーツの上に重いウールのチェスターコードではなく、ダウンコートを羽織って出勤するなんて方々が随分と増えましたよねぇ。

 

 スポーツウエア由来のコンフォートなスタイルは、『カジュアル』というこれまでオフィシャルの場所では制限されていたコードを解放させる事にもなります。例えばスニーカーは当然、デザインによってはスウェットパンツでビジネスなんてのもOKになったりと、男性自身も人の目や体裁ばかりを気にするだけではなく、自分自身からもコンフォートな物を探そうという意志が強く感じられますね。

 

 そんな自分の意志を大切に、快適さを追求するスピリットを忘れないジミー チュウ マン達は、今季既成概念や古い因習をスケートボードでタラップを乗り越えるように軽々と突破します。

 

 オケージョンに合わせたスニーカーはアッパーとソールを自由に入れ替えたり、メタリックレザーやポップなプリントまで自由な発想で異素材ミックスを楽しみます。ドレスシューズは逆に驚く程華やか。。。タッセルやハイブリッドなテクニカルファブリックを自由に取り入れ、晴れの席をよりブリリアントに楽しみます。

 

 

 

 まず、今季の一番注目なのがオーセンティックなクラシックシューズにラバーのソールを施したアイテムです。こちらの『ROSS』はアッパーに伝統的なモンクストラップのデザインとブローグのディテールを取り入れていますが、ソールはヴァルカナイズド・ソール(加硫釜製法)という実にハイブリッドなシューズです。

 

 モンクストラップとはアッパーにレースアップを使用しないで、バックルで固定するスタイルのシューズの事です。15世紀まで遡る古い歴史を持つシューズで、当時ヨーロッパアルプスに住んでいた修道士達が履いていたサンダルをルーツとしています。名前は英語で修道士を意味する『Monk』に由来しています。

 

 ブローグについては。。。。ご自身でグーグルして下さい。。。。。

 

 

 んでもって、クラシカルなアッパーとハイブリッドなソールをドッキングしているのですが、この種のデザインって何処か違和感のあるアイテムが多いのですが、流石のジミー チュウ、、、、サラリとやってのけちゃってます。。。

 

 手前のバケッタレザーを使用した、今季のフィーチャーカラー『マリブ』のアイテムは軽やかなムードでございまして、奥のブラックはビジネスに取り入ても全く問題のないスノッブなアイテムに仕上がっていましたねぇ。。。。

 

 

 今シーズンのMEN'S COLLECTIONはロンドンにある広大な体育館の中にスケートボードのコートをしつらえ、プロのボーダーやMTBのアスリート達が観客の前でそのテクニックを披露するというエキサイティングな演出で行いました。もちろん、シューズは全てジミー チュウのスニーカーをメインとした新作でございます。。。

 

 ハードなスポーツにも対応出来るコンフォートなシューズを見せてくれた今回、もちろんスニーカーはバリエーション豊富に登場しています。私も良く愛用しているこちらのハイカットスニーカーは実に快適で、スタイリッシュなムードがいろんなタイプのウエアとマッチしやすいのですが、必要以上に主張し過ぎないこのブランドのDNAを履く度に感じさせてくれます。

 

 こちらはハイカットスニーカーの『BELGARAVIA』です。真ん中手間は絶妙なクラウド グレーのスエードに、ホワイトでドリッピングしたようなスポットを描いたアーティスティックなマテリアルが特徴で、カラーリングの上品さとデコレーションのアグレッシブさがバランスの良いアイテムです。履いているとアスファルトの道路とも同化して見えるので軽やかな印象でしたね。。。

 

 右の奥は千鳥格子柄のレザーを使用していますが、パネルによってモチーフのゲージを変化させているので、さりげなく楽しいリズムが生まれるアイテムです。ソールの部分には今季のカラーマリブを使用したひび割れ風のパターンを施し、個性的なアイテムに仕上げてましたね。。。

 

 あっ、スケボーは売ってませんので!!!!!お気を付けあそばせ!!!!!

 

 

 『えっ?これがジミー チュウ ?』と思っちゃうようなポップなこちら、私、今季ゲットさせて頂きました!!!!月末からのPARIS出張に同行予定でございます!!!

 

 『BOYD』というこちらのスニーカーは全体にウェットスーツに用いられるようなハイブリッドな素材を使用していて、ステッチのようなユニークなモチーフやカラーブロックは、全て一体型のボディーにプリントで描き出したというユニークなアイテムです。

 

 ソールも技アリで、つま先が少し上に向くようなフォルムになっているので、実は長時間履いても疲れにくい効果と無重力のような快適な履き心地のシューズです。

 

 いやぁ。。。。こんなインパクト大なシューズをゲットしまいましたからねぇ。。。。ほんと、何着るかかなり迷っております。。。。。。トホホ。。。。

 

 

 スポーツやストリートのアクティブなムードに溢れた今シーズン、やはりバッグもバッグパック等活動的なアイテムが注目です。

 

 こちらの『FIZROY』は背中に背負うとまるで折り紙で折ったようなユニークな表情を見せてくれます。幾何学的なフラップの真ん中にしっかりしたジップが施してあるので開閉も楽で、中身が良く見えて取り出し易いのも嬉しい所です。

 

 ホワイトのレザーで仕上げ、外側にはジップ付きのアウトポケット、またショルダーストラップや底の部分にはブランドのアイコンでもあるスタースタッズや、さりげなくジミー チュウのロゴも!!!

 

 やはり何だかSFムービーのヒーローのような未来的なムードもワクワクしましたねぇぇ。。。

 

 

 

 

 

 

 ジミー チュウと言えば先日クリエイティブ・ディレクターのSandra Choi(サンドラ・チョイ)が来日し、南麻布の安藤忠雄設計によるスペシャルなスペース『遊庵』にて素敵な20周年のパーティーを行った事が話題にもなりましたね。そのゴージャスなパーティーの様子や華やかなセレブリティー達を見ていると、ブランドを勢いを肌で感じましたね。。。

 

 

 

 私思うんですけど、シューズってネックレスやイヤリングとは違って、ある程度の距離置いて見るアイテムですよねぇぇぇ。。。。買う時はもの凄く近くでディテールまで見て決めますが、試着の段階から少し距離を置き、実際に履いて人から『素敵!』と褒めてもらう時は見下ろす角度で見るものです。

 

 人は靴だけではなく足全体のイメージで評価を下します。どんなに素敵なシューズを履いていていも、『どんなディテールが使われているの?』なんて寄ってみる人はマニアのみで、特に女子は足全体のイメージや履いている人に似合っているかという基準で靴を見る事が多いようです。

 

 これから夏になり露出が多くなるシーズンですよね?素敵な靴を買うって事は素敵な足を手に入れる事でもあります。トレーニングやお手入れを怠る事無く美しい脚で履かないと、靴にも申し訳ないし高い投資をした甲斐もありません。良くオシャレは靴からと言いますが、汚い靴を履いている人に大した人間はいませんし、プロの目線から言わせて頂きますと『この靴を選ぶんだ、、、、。』という部分から大体その人の人となりがイメージ出来てしまいます。

 

 

 全てはバランス。。。。。まず、欲しいアイテムが自分の足にマッチするのか、そして手に入れる場合はちゃんと鍛錬して美しい脚になります!という契約を自分の心でしっかりと結ぶ事。。。。。

 

 

 向上しながら美しいシューズライフを送って頂きたいと心から願いますねぇ。。。。。

 

 

 

 

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LOEWE 2016 SS !!!

 

 

 それでは今日はLOEWE(ロエベ)の2016 SS COLLECTIONのリポートをして行きたいと思います。

 

 

 Jonathan Anderson(ジョナサン・アンダーソン)が手がけて3シーズン目を迎える今シーズンですが、その人気はもはや不動。。。。コレクションが発表されるや否やジャーナリストやファッション関係者はもちろんの事、ファッションが大好きな世界中の若い人々投稿するポストでSNSがジャックされる状況を見ていると、やはりその勢いを肌で感じますね。。。。

 

 

 今季、天才ジョナサン・アンダーソンはアイデンティーを持つロエベウーマンの確固たる発展性を引き続きながらも、SSシーズンにマッチした軽やかなワードローブを用意しました。

 

 

 思えば彼の最初の2015 SS コレクションはロエベが誇る最高の素材やテクニックとジョナサンの才能が初めて結ばれた時で、最高級のレザーをふんだんに、ピュアに使用したオーガニックなコレクションでしたね。。。その次のシーズンは実験的な『サイエンス』をテーマにしたハイブリッドなコレクションでございました。

 

 今季言うなればそれらどちらもの要素が融合された『自然とテクノロジーのフュージョン』が重要なキーワードになっています。贅沢でナチュラルなレザーはもちろんの事、これまでファッションにあまり取入れられる事の無かった素材ですら、ユニークに且つフラットに取入れられています。

 

 

 シルエットはstraight-forward(まっすぐ伸びる)。縦長のフォルムのキャンバスに施されるのは、こちらのファーストルックのように手仕事の温もりとハイブリッドの融合を感じさせる要素です。

 

 トップスはしっかりと立体的なゲージが印象的なブラックのニットにオーバルの部分のみチュールをあしらったジャンパーです。それにはコーディネイトするのはトランスペアレントのトラウザー。。。。いやぁー実に個性的なコーディネイトですねぇ。。。。

 

 そして今回一際注目だったこのゴールドのアクセサリー。。。フィッシュ モチーフのネックレスやイグサのモチーフのブレスレットをブリリアントにコーディネイトして、また一歩未来のファッションへとさらに前進するロエベの2016 SS COLLECTIONがスタートします。。。

 

 

 ナチュラルな要素の一つとして今回登場していたのが、こちらの空高く舞い上がるグースの群れのプリントです。先ほど登場したゴールドのアクセサリーといい、こちらのプリントといい、都市から離れて自然に包まれた環境を楽しんでいるようなリラックスした気分ですね。

 

 こちらは透け感のあるポリエステルにプリントした物ですが、シルクにスカーフのようにプリントして後ろ見頃にあしらったブラウスや、コットンのショートジャケットに刺繍であしらったりと幾つかのテクニックで登場していましたね。

 

 そしてまたもやコーディネイトするのはこちらのトランスペアレントのトラウザー。。。。いやぁ。。。。攻めてます!!!!!

 

 

 コレクションが発表されるや否やいち早く話題を集めていた、まるでフェスティバルのデコレーションに使われるようなガーランドをあしらった、こちらのアンサンブルも実に楽しかったですね。

 

 ストレートフォーワードのシルエットにアーティステックにシルバーのタッセルをあしらい、動くと乱反射してまるでミラーボールを纏っているようです。実にフューチャリスティックなディテールですが着用すると全体のバランスとモチーフを飾るポイントを厳密に計算しているので実にエレガントで素敵でしたよ。。。

 

 今季、このように直接的に輝きを身につけるような要素は様々なテクニックで登場していました。砕いたミラーを縫い付けたり、大きなスナップボタンをデコレーションとして規則的に並べたり、またブランドが誇る最高級のレザーにはシルバーのエンボスでクロコダイルのモチーフを施したりと、目から鱗のテクニックが感動的でしたね。。。

 

 

 今季、ジョナサンがフィーチャーした要素の一つに植物学者でもあるKarl Blossfeld(カール・ブロスフェルト)の作品がございました。

 

 Karl Blossfeld(カール・ブロスフェルト)は1865年生まれのドイツ人です。1910年代、急速に進む都市化や戦争へ向かっていく不穏な世界情勢から、ヨーロッパの芸術は個人の内面や真相心理を追求する主観的とも呼べるスタイルが大流行します。カール・ブロスフェルトはそれのアンチテーゼとして生まれた『New Objectivity(新即物主義)』を代表する写真家で、新即物主義は社会の中に存在する人間の存在の無名性や匿名性に注目し、冷徹なまでの目線で、即物的に表現するというスタイルの芸術運動です。

 

 1925年のドイツ南部のマンハイム美術館でスタートし、人間のアイデンティティーを無視したその過酷な様式は『悪魔的シューリアリズム』とも呼ばれ音楽にも波及しますが、後のナチスの登場で頽廃芸術とされ迫害を受ける事になります。

 

 人間を肉片の一部のように扱いより、匿名的にサディスティックに対象を描く他の作家達に比べて、カール・ブロスフェルトの目線は植物へ向けて注がれ冷酷というより冷静な目線が特徴です。様々な植物にクローズアップした写真は新たな魅力や美しさを引き出した作品で、植物学的な価値だけではなく現代アートとしても高く評価をされています。

 

 ジョナサンは今回彼のこの静かでありながら的確な目線を作品の中に投影しています。植物の茎やつぼみを接写したモノクームの高解像度画像をベースにしたダイレクト プリントはコットンのTシャツやパンツに表現されたり、こちらのドレスのように円柱型のスリーブレスドレスにもプリントされています。

 

 はい、、、、、もちろん素材はもちろんロエベが誇る最高級の滑らかなナパ!!!!美しいキャメルカラーのレザーの上にリアルなイグサがダイレクト プリントされていましたよ!!!

 

 

 こちらはオーガニックなムードのリネンのヘンプに、テクノロジーのフレーバーをあしらったルックになります。

 

 ナチュラルカラーのロングドレスはアシンメトリーな襟元と左身頃にズラした前立てが特徴で、バッグに使われるような個性的なメタルパーツが縦のラインを強調しています。。。。。ほんと、ネックの開きから覗く鎖骨の美しい事!!!!

 

 コーディネイトしているパンツはやはりアシンメトリーなデザインで、左身頃に施したラップしたディテールとスナップボタンのデコレーションが個性的でしたね。

 

 クリアーなバッグやアクセサリーを飾って、『自然とテクノロジーのフュージョン』というテーマが実にスタイリッシュに表現されていましたねぇ。。。

 

 

 

 

 注目のバッグも最先端なフューチャリスティックなデザインのアイテムと、温かみのあるナチュラルなスタイルとまるで逆のベクトルを表現した物から、そのどちらもを一つバッグの中で融合させたものまで実にバリーエーション豊かで楽しかったですねぇ。。。

 

 プレゼンテーションの会場ではこんなさらに進化を遂げた『パズル バッグ』を見付けましたよ。光沢のあるミラーレザーのディテールやヒートシルード加工、細かい切り替えやステッチの楽しさ。。。。

 

 元々ユニークなシルエットのこのバックの楽しさをさらにクローズアップし、斬新なアイディアを中和するかのようなシャーベットカラーも魅力的でしたね。。。ラバーやチェーンベルト等ハイブリットなムードや透明感を感じさせるディテールが取入れられたアイテムなんかもございましたね。。

 

 また既に人気沸騰中のこのバッグは今季ランウェイでミニサイズが登場し、6色のカーフタイプはコレクション終了後、いち早く一部のストアでローンチされて話題になりましたね。。。。。

 

 私の友人も『欲しい!』と言ってショッピングに立ち会いましたが、いつもは即決の私も、どの色にするかでかなり迷いましたねぇぇぇぇ。。。。そのくらい、どのカラーも素敵でしたね。。。

 

 

 

 こちらはナチュラルなアティチュードのアイテムでございますが、ハイブリッドなテクニックを取入れる事で独特の個性を発揮しています。

 

 『ストリップ バッグ』というタイトルの付いたショルダーバッグですが、上質なリファインド カーフを使用し、細長い一片のパーツを縫い合わせる事で簡潔でダイナミックなアティチュードを生み出しています。口の部分でその一片のパーツの一つが切り離される事で想定外の楽しい動きや機能性すら生み出していましたね。

 

 またキルティングのアウトルックが楽しい『バルセロナ バッグ』やフレキシブルに楽しめる『ハンモック バッグ』等、気になるアイテム目白押しでございましたよぉぉぉぉ!!!!

 

 

 

 続いてはこちらも大人気のMEN'S COLLECTIONをリポートして行きましょうね。

 

 こちらのテーマは『日本への旅』でございます。2015年4月、ジョナサン・アンダーソンはコレクションでもコラボレートしたイギリス人のテキスタイルアーティストJohn Alllen(ジョン・アレン)氏と来日し、表参道のブティックで盛大なパーティーを行いました。

 

 恐らく滞在の途中でジョナサンが触れた、未来都市東京の景色やビビットな広告のビジュアル、夜の華やかなネオン等にインスパイアされたかのように、ユース・スピリットやイマジネーションを随所に盛り込んだ、独特の日本のアニメキャラクターや仮想世界がスタイリッシュにコレクションに昇華されます。

 

 コレクションは実にカラフルでこの上もない楽しさに満ちあふれています。細く長いシルエットは角張ったスクエアなシルエットをベースに、束縛から解放された新しいファンタジーの要素で飾られます。パジャマスーツやニットウエアで展開されるユーテイリティー溢れるスポーツのテイスト、日本のマンガやキャラクターはそのままプリントとして独特な個性を発揮しアウターやアクセサリーにまで登場します。

 

 マテリアルも実に変化に富んで若い冒険者達を新しいエリアへ誘います。ブランドが誇るレザーは紙のように薄く鞣され、今まで以上の軽やかさで表現され、ポップなカラーやロケットや宇宙のデコレーションが施されます。ジョナサンが大好きなオーガニックなリネンはベロアと組合わされたり、またナパのアビエータージャケットのライナーとして取り入れられ快適な肌触りを生み出したり、シルクやコットン、様々なテクニカルファブリック、トランペアレントのナイロン等異素材を自由に組み合わせて想定外のレイヤーを楽しんでいましたね。。。。

 

 

 ファーストルックに登場するのはなんとも楽しげなこちらのルックでございます。日本のマンガをイメージさせるレッドXホワイトのプリントが施されたファブリックを使って仕立てられたパジャマスーツは、尖ったカフス、襟やポケットにブラックのパイピングを施してエッジを際立たせたジャケットと、ヘムの部分にスリットを入れてドラマティックなディテールが特徴です。

 

 同じプリントを施した『パズルバッグ』やTクロスボディーバッグ、日本のアニメのヒーローの変身ベルトをイメージさせるようなフューチャリスティックなデコレーションを施したポーチとアクセサリーまで完璧にコーディネイトしています。。。。

 

 まさに『変身完了!!!』って感じのアグレッシブさでございますねぇ。。。。www

 

 

 こちらのカットソーもスピーディーな東京の街のムードとスポーツテイストが感じられる楽しいアイテムでございます。

 

 プリントのモチーフはロエベのレーシングチームです。カラフルなスポーツカーのにレーシングウエアやヘルメットを付けたレーサー達のコックピットの姿が描かれていますが、ウエアや車の中にロエベのエンブレムやロゴがさりげなく配されているのがなんともユニークでしたね。。。

 

 

 こちらもポップなカルチャーをスタイリッシュに表現したアイテムでございましたよ。

 

 カジュアルなデニムのジャケットとワイドなパンツですが、素材は淡いブルーのデニムとヒッコリーが使用され、アクセントになっている赤いステッチや、ヒートシールド加工のメタリックなワッペンが実に個性的です。

 

 ヒッコリーに付いて少し説明しますと別名(Comb Strip=コーム ストライプ)と呼び、櫛の歯で引いたような細いストライプを先染めで織り上げた織布で、デニムの一種です。

 

 元々伐採職人の作業服用に誕生したもので、名前の由来はクルミ科の植物のヒッコリーです。木材としてはウォールナットとも呼ばれ固い材質で、年輪を重ねるとこの生地のストライプと同じくくらい細く美しい年輪が現れます。

 

 1927年 H.D.Lee社が開発し『ヒッコリー・ストライプ・デニム』として発売したのが最初で、この細かいストライプの為に汚れが目立たず、伐採職人達の作業服として人気を得たそうです。。。

 

 

 今季のアクティブなコレクションに合わせて登場したシューズの中で特に注目だったのがスニーカーでございます。

 

 少し丸みを帯びたキュートなフォルムが印象的で、トップの独創的な切り替えがアイテムをよりオリジナリティー溢れる物にしていましたね。左はポップなマルチカラーのアイテムで真ん中はメタリックなシルバー1トーン。右は端はナチュラルなテイストのエスパドリーユでブラックとレッドのコントラストが素敵ですね。

 

 一番左のマルチカラーのアイテムは、私今季ゲットさせて頂いたのですが画像ではキャッチーなムードですよね???ですが、実物はもの凄くラグジュアリーな印象なんです。上質なレザーと丁寧な仕事が素晴らしく、本物が醸し出す絶対的な存在が気に入っています。

 

 ウエアをシンプルにしてシューズだけアクセントにするコーディネイトなんかだと、大人男子が履いても違和感のない素敵なアイテムでございましたね。。。

 

 

 日本のマンガのモチーフの『ギャラクシィ』というプリントは、今季アクセサリーにも実に楽しく登場していて先ほど御紹介したスニーカーにも落とし込まれていましたね。。。。

 

 こちらは今季登場した『T CROSS BOY BAG』というアイテムでございまして、アウトステッチで全体なスクエアなフォルムを強調し、ボディーを横切るストラップがアクセントになったアイテムです。男子が着用しても違和感のないポシェットとして楽しめるユーズフルなアイテムでございましたねぇぇ。。。。右はクラッチになります。

 

 またこの『T CROSS BOY BAG』はリネンの織り目のようなテクスチャーを施した上質なカーフレザーのバージョンもあり、そちらはシックに楽しめるアイテムになっていましたよ。。。

 

 

 

 

 

 自然とテクノロジーのフュージョンを唱ったWOMEN'S COLLECTIONと、ジャパニーズ スペース ファンタジーに彩られたMEN'S COLLECTION、現代と未来を繋ぐ最先端のクリエイションを表現出来る数少ないクリエイター、ジョナサン・アンダーソンならではの唯一無二のデザインと、ロエベのアトリエの熟練されたクラフツマンシップにより実現したコレクション。。。。今季も私達のありふれた日常にスパイスになりそうなアーティスティックな作品に心が躍ります。

 

 

 さて、既に発表されている2016-17AW COLLECTIONでござますが、これまで発表されて来たモダニストの定義をさらにハイブリッドに再構築したドラマティックでシックなWOMEN'Sと、太古の地球を思わせるプリミティブでゆったりとした安らぎに満ちあふれたMEN'S COLLECITON。。。。。オフィシャルのWEBサイトでは先行発売も既にスタートしていますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。

 

 

 また、今回御紹介したアイテムでございますが、人気沸騰中のロエベでございますので、既に完売している物もございます。。。。。是非、ショップへ足を運んでご自身の目で触れてみて下さいね。本物が奏でる圧倒的な説得力を体験出来ると思いますよ。。。。

 

 

 

 

 LOEWE 2015-16 AW COLLECTIONの東京でのリポートはこちらからどうぞ。

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FENDI 2016 SS !!!

 
 
 はい。まずは掲載誌情報からお伝えしますね。
 
 
 現在発売中の『otona MUSE(オトナミューズ) 7月号』、P42『美女とハイブランド』の企画で女優の松雪泰子嬢にChloé(クロエ)のPre Fallのアイテムを4ページに渡り着用して頂きました!!!!
 
 セルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュッスの芸術監督や、衣裳デザイナーを務めたレオン・バクストが描いたバレエのイラストにヒントを得た今回、バレリーナのステージ衣裳をイメージさせる繊細なレースやチュールのドレスと、レッスンやリハーサルに向かうスポーティーなアイテムで綴ったコレクションはサイコーでございます!!!
 
 現在発売中でございますので、是非本誌をチェックしてみて下さいませ!!!
 
 
 otona MUSEのサイトへはこちらからどうぞ。
 
 
 
 今日はFENDI(フェンディ)の2016 SS COLLCTIONのリポートをお伝えしましょうね。
 

 まずプレゼンテーションで私が袖を通させて頂いたジャケットは、MEN'S COLLECTIONのアイテムでございまして100%ヴァージンウールを使用したクールな逸品でございます。生地には杢目調のパターンが施されていて、これプリントではなく織りによるもの。。。。。何処と無くシャンタンのようにも見える絣のようなテクスチャーが実にユニークで、今季重要な要素にもなっている日本の『わび・さび』のムードも感じさせるアイテムです。

 

 

 同じく私が持っているのはフェンディにお詳しい方ならお解りかもしれません。。。。はい、こちらブランドのアイコンバッグの一つ『Peekaboo(ピーカブー)』なんです。名前は『MEN'S Peekaboo(メンズ ピーカブー)』!!!!!ってそのままやねん!!!

 

 シボ感のある『ローマン レザー』と呼ばれる最高級のカーフを全体に使用し、丁寧な手仕事で作り上げるフェンディの『セレリア』コレクションのように見えるステッチは、なんとメタルのビューグルビーズのような特別なパーツを、一つ一つ留め付けて作り上げた驚きのアイテムでございます。

 

 片面をフック、もう片面はジップになっているので、オンとオフどちらにもユーズフルに対応出来るように仕上げてあります。

 

 どこまでもフェミニンな印象が強いピーカブーを、ここまでソリッドに再解釈してメンズにしてしてしまうなんて!!!!!

 

 流石でございました。。。。。

 

 
 では、まず WOMEN'Sからリポートして行きましょうね。。。
 
 今季、プレスリリースの中でkarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)はこんな言葉を記しています。
 
 『モダンなコレクション。柔らかなウェーブで、新しいボリューム感を追求しました。』
 
 カール・ラガーフェルドとシルヴィア・フェンディは今季のテーマに『FLOWER LAND(フラワーランド)』という花で包まれたハッピーな楽園を出現させました。一般的にフラワーと言うと優しくてエレガントなイメージが多いのですが、フェンディではより実験的でモダンな花々が咲き乱れ、フェミニンでありながらも子供過ぎず、ブランドが追求して来た、強いアイデンティティーを持つ女性像が感じられます。
 
 まず今季のプロポーションは実に個性的です。モダンなフォルムに緻密に計算されたオリジナリティ溢れるシルエットは、プリーツ加工やスモッキング、かがり縫い等のHaute coutureのように高度なテクニックによるフェニミンなボリュームが特徴的です。また対照的にレースアップのテクニックを駆使したボマージャケットやユーズフルなデニム、ミニドレスに施されたパイソンやレザーのシャープでグラフィカルなカッティングの作品はマスキュリンさを表現し、ブランドのDNAでもある『デュアリズム(二面性)』を強く感じさせます。
 
 カラーパレットも実に対照的です。レッドやブルー、コーラルピンクといった鮮やかなパレットとブラックやミリタリーグリーン、ナチュラルなダークなカラーは対極的なまでに美しいコントラストを描き、ピュアなホワイトがそのどちらもを軽やかに行き来しています。
 
 
 イタリアの老舗ブランド『フェンディ』による、実に『フェンディらしい』アイディアが詰まったコレクション。。。。。ファーストルックはショートカットのEdie Campbellが着こなす、こんな鮮やかなレッドのルックからスタートします。
 
 中世の騎士をイメージさせるようなシルエットは襟やヨーク、ウエストベルトやカフスにスモッキングやタッキングのテクニックを駆使し、身頃やスリーブにはプリーツで分量を出したブラウス、同じくヘムにスモッキングを施しボリューを出したブルマーとのセットアップです。
 
 Haute coutureメゾンもこぞって用いるスモッキンでございますが、今回プレゼンテーションで見せてもらった作品には何種類ものテクニックを投入したものが多く、中にはこれまで拝見した事のない新しいテクニックも登場していて、フェンディが追求する革新性を感じてしまいましたねぇ。。。。
 
 フラワーランドに咲き乱れる最初の花は真っ赤な花びらを風に揺らす、さながらポピーって感じでございましょうかねぇぇぇ。。。
 
 
 続いてコレクションに登場するのはニュアンスのあるブルーのルックです。
 
 ジオメトリックなパターンならお墨付きのフェンディらしいこちらのプリントは、透け感のあるシフォンの上に円や四角形、三日月のモチーフを重ねて作り出したプリントでございます。
 
 フロントの縦のラインを強調する部分ですが、一見すると別のパターンを使用しているようにもみえますが、なんと同じプリントに規則的にプリーツを施す事で表現しているんです!!!!スカートのヘムは自然にプリーツが流れるので、センターのパターンがドレスの中から浮き上がるような不思議な美しさがありましたね。。。
 
 キモノスリーブのショルダーから繋がる袖はパフスリーブにまとめてボリュームを楽しみ、脇から後ろ見頃のウエストの部分をオープンにする事で肌を覗かせ、退屈にならないように緻密に計算されていましたねぇ。。。
 
 
 今回登場した新しいディテールの中で、こちらの進化したレースアップのテクニックは素晴らしかったですね。
 
 あえて近い距離で大きめのアイレットを施し、そこにさらに太めで立体的なリボンを通す事で、一見するとレースアップに見えないオリジナリティー溢れる表情を生み出していました。
 
 こちらはポケットの周囲にこのテクニックを用いたドレスでございまして、他にこのテクニックは生地の上に施したアイレットにレザーのテープを通したり、パイソンやリザード、フェンディらしいミンクにまで取り入れたアイテムもございましたね。。。。
 
 嬉しい事に、今季新作のバッグ『DOTCOM(ドットコム)』等でも登場していましたよ!!!!!
 
 
 ここ数シーズン、WOMEN'S、MEN'Sのどちらもに登場しているデニムでございますが、RESORTに登場したウォッシュ加工のグラデーションで表現したカラーとは対照的に、今季は一切洗いをかけていないロウ デニムが印象的でしたね。
 
 こちらはショート丈のジップブルゾンと、ハイウエストの裾にシャーリングを施したハレムパンツのセットアップです。
 
 広めのシャーリングやブラウンのデニムステッチが効果的に取り入れられ、パンツのフロントに施されたU字のステッチは乗馬のウエアのディテールをイメージさせ、ポイントにもなっていて素敵でございましたよぉぉぉぉ。。。。。
 
 
 はい。こちらのホワイトのドレス!!!可愛いですね=====!!!!
 
 今季の個性的なボリュームを見事にコンパクトに表現したミニドレスでございまして、シルクシフォンの透け感のあるボディーはウエストまではボディーにぴったりとしたビスチエでスカートでふんわりと風に揺れるシルエットです。
 
 施されているフラワーモチーフは、今季アクセサリーにも登場しているレザーと大きめのスタッズを使って表現したエンブロイダリーで、スイートとコンテンポラリーのどちらものムードを兼ね備えています。胸元やヘムのカフスはレザーを手仕事で編み込んだもので、実にフェンディらしい手の込んだアイテムに仕上がっています。。。。
 
 こちら、現在発売中の『美ST 7月号』で松雪泰子嬢に清らかにお召しになって頂いております。是非、本誌のほうでチェックしてみて下さいませ!!!
 
 
 はい、はい、はい、今季のテーマ『フラワーランド』を体現するように、アクセサリーでは花満開。。。。。可愛らしい世界観が全開でございましたよぉぉぉ。
 
 ジグサグのマーガレットのようなモチーフと、5枚葉のバラのようなモチーフにコテをあてて立体感を出し、様々なカラーのレザーやスタッズ、中にはファーまで投入してそのバリエーションは天文学的に多種多彩。。。。
 
 まず、右上の私が抱えているのは『DOTCOM(ドットコム)』。今季の新作のバッグでございまして、ボクシー型のスポーティーなフォルムがモダンなアイテムです。
 
 こちら実にフェンディらしいユニークな仕掛けがございまして、バッグに収まるサイズのクラッチが内蔵されております。内側にクラッチを入れて表に施されている引っかけ穴にクラッチの金具をはめると、内側のクラッチの色が覗くというユニークな仕掛けになっています。あえてその穴(=ドット)を楽しむように外側のバッグとクラッチはアクセントカラーになっていて実にユニーク。。。。早速、今回の『フラワーランド』バージョンがやはり注目でしたねぇ。。。
 
  私がかけているサングラスは『EYESHINE』というモデルで、フォックス型をメタルフレームであしらい、フューチャリスティックに表現したアイテムでございます。
 
 右下はブーティーサンダルのフロントにファーをあしらったもので、左上はベルト。
 
 その下は『バゲット』でございます。パイソンをストライプにカットして作ったリュクスなボディーで、これ、反対側にもボディーが付いているというダブルタイプのアイテムなんですねぇ~。。。その下は『ピーカブー』。。。アクセサリーのように持てる小さなサイズなんですが、『フラワーランド』仕様で実に華やかでしたねぇ。。。
 
 
 はい。こちらもすっかり定着した感のあるカール先生がキャラクターになった『Karlito(カリート)』でございます。『モンスター』や『バッグ バグズ』等シンプルで簡潔なフォルムでアイコニックなキャラクターを作り出すのは、フェンディの得意技でございまして、このプレイフルなキャラクターをファッションに取り入れるというトレンドは、フェンディから始まったような物でございますね。。。
 
 先日お邪魔した台湾の高級デパートでは、イケメン男子がホワイトTにブラックパンツというシンプルなスタイルで先生のバッグパックを持ってるのを見かけまして、なんともスタイリッシュでしたね。。。
 
 
 フェンディのキャラクターのコレクションは、この後御紹介しますMEN'S COLLECTIONではランウェイにも発表していますが、SNSの画像だけで見るとキャッチーでな部分しかフィーチャーされていないのが残念でございます。。。。
 
 実物はどこぞのテーマパークで1000円程度でお土産で買って来れるようなアイテムとは天と地の差。。。。だって、毛皮やレザーを長年扱って来た訳で、キャラクターを発表する前に世界に誇るファーやレザーブランドという事を忘れないで下さいませ。。。。長い歴史に裏付けられた上質な仕事に触れると、恐らくビックリする事でしょう。。。。
 
 P/S SNSには本質の半分もUPされておりません。なので、目次くらいの感覚で見るのをオススメします。是非、イメージを膨らませて貴方の貧乏臭い感覚だけでご覧にならないに。。。特にファッションに関しては。。。。。
 
 
 是非、実際にショップに足を運んでノーブルに着飾ったこの子達をご覧下さいませ。
 
 
 
 では、続いてMEN'S COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。
 
 WOMEN'S COLLECTIONにおいてフェンディのアトリエは常に『デュアリズム(二面性)』をというDNAを大切にクリエイションを行っていますが、今季はMEN'S COLLECTIONにおいてもこのメゾッドに重きを置いて新作が発表されていましたねぇぇ。
 
 『相反するもの融合と衝突』。。。。。と、少し男らしいアグレッシブなテーマを掲げたコレクションは、ユーモアたっぷりのシニカルな要素と品格、クラシカルなテイストとハイブリッドな実験的精神、礼儀正しさの中に明確に表現されるセクシャリティー等、まるで楽しい謎掛けでもするかの如く、次々と相反するテーマが落とし込まれています。
 
 シルエットは現代の遊び心が解る男子達に合わせたアンコストラクティッド(非構築的)です。ユーズフルなTシャツやポロシャツ、パンツ等一般的なアイテムは作り込み過ぎないシルエットを完成させる為に、絶妙なボリュームとバランス感覚でコントロールされてます。
 
 ブルー、グレー、ブラック、泥やレンガ色等のシックなパレットが上質な官能美を描きながらも、マテリアルには様々な革新性が追求されています。シックなトーンのグラデーションは日本の着物のぼかしにも通じる『わび・さび』の要素を感じさせたり、ゴム浸透のシェーディング加工を施したパイソン、ルレックスを多用した光沢のある素材はまるでロボットのようなフューチャリスティックなムードでございます。。。
 
 
 
 では、まず私が袖を通させて頂いたアイテムから御紹介して行きましょうね。今季はこちらのモンスター君が大活躍でございます。バッグやスニーカー、ファーやレザーであしらわれて登場し、その個性を発揮しています。また今回度々登場している『グラナイト(御影石)』のモチーフもフィーチャーされていて、どちらもポップな解釈が楽しかったですね。
 
 私が着ているパーカはグレーのスウェットをベースに、まずはフロントにモンスターの目、そして左身頃には拡大されたグラナイトのパターンがまるでカムフラージュのようにカラフルに描かれています。
 
 持っているバッグパックはグラナイトモチーフをプリントしたナイロンをベースに、モンスターの目やおでこの稲妻等のデコレーションが施され、裏側はメッシュを使用しているのでこれからの季節も嬉しいアイテムです。
 
 モンスター君のこのおでこの稲妻モチーフ。。。。。個人的には私が10年以上しているモヒカンと被ってしまいます。。。。しかもこの目つきの悪さ。。。。。。どうも、他人事には思えません!!!!!
 
 
 今季印象的に登場しているグラデーションはアイテムによって多種多彩でございまして、一つ一つのアイテムごとに違うテクニックが施されアトリエの実験的な精神を強く感じますね。
 
 こちらはデニムのロングコートに撥水性の高いウレタンコーティングでこの独特のテクスチャーを作り出しています。アンコンストラクティッドなシルエットに必要最低限のポケットやカッティングのディテールを施し、ミニマムにする事でテクニックの力強さを強調するアイテムになっています。
 
 インナーには、吸水性を高めるコットンと光沢感を出す為のポリアミドの混紡素材で仕立てたフェンディーカラーのイエローのプルオーバー、そしてやはりブランドの重要なカラーのブラックのショートパンツと合わせ、ノンシャランと着こなしちゃう所がオシャレでございましたねぇ。。。
 
 
 もう、、、、、、、ねぇ、、、、、、流石ですよねぇ。。。。。。。。。。。。
 
 
 はい、パイソンでございます。。。。実に美しい斑模様と大振りのゲージ、、、、。これだけ上質なパイソンに、なんとグラデーションでブルーのペインティングを施してしまうなんて!!!!グラデーションのペイントでぼやけてしまわないように、袖口やヘムにネイビーのラムレザーをピシッ!とあしらっている所も良く考えられています。
 
 ですが、ブラックのニットとペールグレーのミニマムなパンツ。。。。シューズはグラナイトプリントのスニーカーを合わせ、これがフェンディ流のミニマムXラグジュアリーの表現なんですねぇぇぇぇ。。
 フェンディではマテリアルがリュクスになればなるほど、その遊び心も加速度的に盛り上がります。ラグジュアリーとは何ぞやという事やラグジュアリーな物を欲しがる人々のニーズを良く理解し、そしてそれを確実にビジネスに繋げる自信があるからこそ成立するこのデザイン。。。
 
 もう、、、、、大好物!!!!!
 
 
 そしてこちらがウエアに登場した『バッグ バグズ』や『モンスター』君達でございます。こうゆう表現になるんですねぇ。。。。いやぁ、面白い!!!
 
 20世紀初頭のバウハウスやキュビズム絵画のようにも見えるパターンの中に、これまで登場したすべてのモンスター達が全員集合したジャケットは、コレクターズアイテムとしても貴重な逸品でございますが、驚くべきはそのテクニック。。。。
 
 ラムレザー、ディアレザー、カースレザーにスネークとフェンディが誇る最高級のレザーを駆使してパターンを描き出し、さらにモンスター達のジオメトリックで楽しいムードをシルバーやブラックの大小様々なスタッズで表現したという、気の遠くなるような行程によって生まれた作品です。
 
 それをこんなカジュアルなショートパンツとスニーカーにコーディネイトしちゃうんですよねぇ。。。。
 
 また、このモンスター大集合のパターンは、コレクションではシアリングのムートンを駆使して、全てインレイで作り上げた美しいジャケットも登場していましたよ。
 
 
 
 
 

 メゾンの最も大切な『デュアリズム(二面性)』をというDNAをまた新たな表現で見せてくれた今回、、、、、『フラワーランド』を舞台にフェミニンとマスキュリン、柔らかさとハードさ、ハイブリッドなボリュームと伝統的な手仕事で完成させたWOMEN'S COLLCTIONと、さりげない男らしさを表現したMEN'S COLLECTIONでは、ナチュラル由来の要素と人工的な科学技術、ドレスアップとドレスダウン、完璧さと不完全さという相反する要素が絶妙なバランスで融合していましたね。

 

 

 この二面性というメソッドの中には『伝統と革新』という創業以来の精神が込められています。これまでフェンディは常にこのテーマを掲げ新作を発表し続けて来ましたが、伝統をそのまま受け継ぐ訳でもなく、ただ最新を追いかけるだけでもない独自のスタイルを生み出した事によって、ファッション界において唯一無二の存在となって来ました。

 

 顧客は前衛的でアヴァンギャルドなアイテムがお好きな方や、落ち着いた定番的なコレクションがお好きな方と様々です。フェンディという一つのブランドを通して、その両極端なまでの『デュアリズム』をそれぞれに愛するファンが居るのも事実でしょうし、気分によって変わる人間らしい趣向の部分にまでコンシャスしたアイテム達は、シーズンによってテンション高めか低めかと、着る人がセレクト出来る自由すら与えてくれているようです。

 

 

 

 

 毎回発表される、『こんなに?』と言っちゃうくらいのアクセサリーのバリエーションを見ていると、この幅の広いラインナップを安定して供給する事にこそ、ブランドが追求する『デュアリズム=多様性』の精神が強く現れているように、私には思えてなりませんねぇぇぇ。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 
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