場面緘黙症(かんもく)の幼稚園児 〜アメリカの幼稚園での記録〜

場面緘黙症(かんもく)の幼稚園児 〜アメリカの幼稚園での記録〜

場面緘黙症(Selective Mutism)を持つ年中(4歳)の男の子の記録です。アメリカの幼稚園に通っています。緘黙症について完全に無知だった私。場面緘黙症の兆候、診断、その後を綴っていきます。音楽と楽器が大好きな男の子です



場面緘黙症についてご存じですか?一般的に、家の中では普通にお話できるのに、学校や他の場所に行くと声が出てこない症状(障害)のことです。個人差があるため、学校や園で特定のお友達や先生とはお話できるけど大勢の前では声が出せなかったり、先生にだけは声が出せなかったり、その個人によってケースは様々なようです。これらの状態が長期にわたってあらわれた時に疑われます。「そのうち話せるようになる」「心配しすぎ」と見過ごされるケースが多数のようですが、辛く苦しんでいるのは場面緘黙症の子ども達です。

場面緘黙症(Selective Mutism)研究が比較的に進んでいると言われているアメリカでの情報をお届けできればと思います。

しかし、今の段階では、研究が進んでいるアメリカといえども、学校や園の先生方やその他の方の場面緘黙症に対する認識度は非常に低いと感じています。

葛藤、奮闘の日々をこちらでまとめていきます。


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昨日の次男のお稽古での出来事です。

場面緘黙症治療のためのセラピーの先生からアドバイスを頂いた通りに、家庭内での次男の様子をスマホ内に録画してそれを先生と一緒に三人で観る予定でした。

録画内容は、次男が手遊び歌を英語で替え歌として歌っている、楽しそうで、愉快で、ちょっとやんちゃそうで、それにとてもお喋りな次男の様子です。

撮影する時に次男にきちんと理由を説明してとりました。

次男も乗り気で、「いいよ!あしたみせてもいいよ!」とご機嫌。

私もついそれを信じこんで昨日のお稽古場に足を運んだわけですが・・・

やはりお稽古の学校に入った途端に緘黙スイッチが入りました汗

私とは聞こえるか聞こえないかの小声で話してくれるのですが、今日はぜったいに見せたらダメ!!!と。

でも、いいじゃない~と軽く答えると・・・

もうこの世の終わりのような表情で、ストレスを多大に受けたムードで頼んできました。

メインは楽器のお稽古ですので、それに集中させたいのが私の考えでもあるので、昨日は結局見せることなく終わりましたDASH!

ちなみに楽器のお稽古は・・・不思議なことに嫌がることなく、むしろ好んで取り組んでいる次男です。

日々の練習はたまに嫌になるときがあるのは当然なのですが、長男も(他の楽器ですが)していますので、続いているのでしょう。

ただ、昨日はレッスンの前に兄弟を連れて公園で遊びましたのでちょっと疲れてしまったようです。(途中で先生がお手本で弾いてくださったとき、いねむりをしてしまった次男ですぐぅぐぅ

それでも怒ることなく・・・先生は忍耐強くいてくださいました。

さて、録画ビデオですが、次は園の先生に見せないといけません。(セラピーの先生から指導されました)

もちろん本人が嫌がればいいですよ、と。(その際は先生にだけお見せする)

内容はどのようなものでも、とおっしゃいましたが、年中の次男は英語のフォニックスやリーディングというお勉強内容も入ってきましたので、それを家庭で行ってビデオにおさめて先生にその成果を見ていただく、ということもします。(これは先生にもお伝え済みです。)

そうしないと先生が評価できないということですので、やむを得ません。

これも次男は嫌がるのですが・・・特に園の先生にはぜったい見せたくない、と。

難しいですね。。

ただ、少しずつですが次男の中で変化があり、昨日はなんと、やっと(・・・)音楽のお歌の時間にみんなと一緒に歌えたそうです。

どの程度か・・・不明ですが、本人がそう言いました。(それまでは、ただ見てるだけ、と答えていました)

この月末にアメリカでは感謝祭という、いわゆる日本のお正月のような休暇がやってきます。

アメリカ人ほぼ全ての方がお休みをとって家族などと過ごします。

(それ以外の祝日はたいてい働いている多くのアメリカ人です)

そのとき、学校で文化祭のようなものがあり、各クラスがお歌をお披露目します。

(長男も、彼の楽器を持参して演奏するそうです。先生がやってね、と伝えたそうです)

だからその練習で次男達も今は猛特訓というところです。

ただ・・・

昨年度、はじめてのこの文化祭で次男はずっと突っ立っているだけでした。

一度も歌いませんでした。

隣のお友達が手をつないできたのでそれに応えて握り返して・・・という感じで終わりましたDASH!

当時は、かんもくの「か」の字も知りませんでしたので、どうして次男は「きちんと」しないのか、と心の中で落胆したものです。

終了後、どうしてちゃんと歌わないの???となんども問い詰めたのを覚えています。

今では、それが場面緘黙症のためというのがわかったのですが、せっかくの晴れ舞台なのだから歌ってくれたら・・・と内心思わずにはいられません。でもきっと今年も歌わないで立っているだけでしょうDASH!

多くの親御さんがいらっしゃいますが、きっと「きちんとしていない子」と見られるのでしょう。

でも・・・次男にとりましたらそんな大舞台で立つだけでも精一杯なのです。


こちら

アメリカ人のママさんからこちらのサイト(abc news)の場面緘黙症に関するニュースを受け取りました。(こちらのサイトは埋め込みコードが規制されていましたので、サイトアドレスだけつけておきます)

彼女の息子さん(小3・白人アメリカ人さん)がこのアフリカ系アメリカ人少女のマヤという女の子と同じなのよ、ということでした。

この少女は、途中の箇所から中心人物として出てきますが、カンドウもあり、途中で失禁もしてしまいます。

(次男も昨年度、同じようなことがありました)

このニュースでは、博士の一週間集中プログラム(キャンプと呼ばれています)の効果を伝えています。

実は、この私のアメリカ人ママ友さんとその息子さんも同じキャンプを受けたようです。(場所と博士は違いますが)

ただ、金額がとても高く、そのアメリカ人ママさんも保険会社にどうにか払ってもらうためにかなり格闘した、と2通目のメールで伝えてくれました。

最終的に一部を保険会社が払ってくれたようですが、それでも大半を自分たちのお金で支払ったそうです。

我が家は・・・そのようなお金も出せないですので、情報だけ彼女から聞いておき、私たちには(高額すぎて)無理なプログラムだけど、もしチャンスがあればぜひ受けてみたい、と返信いたしました。

彼女も相当迷ったそうです。それに、旦那さんや家族からの批判もあったはずです・・・

というのも、彼女も、アメリカ人の彼女でさえ、場面緘黙症について誰の理解も得られなかった、と言っています。

難しいですよね・・・

国が違えど、研究が進んでいると言われているアメリカといえど、アメリカ人の方でさえ・・・

何度かそうしてメールを交わさせていただいていますが、私の方からは、こちらのサイトをシェアさせていただきました。

この動画の初めに出てくるマデリーンちゃん(5歳。白人の女の子。服装などからちょっとボーイッシュに見えますが、女の子ということです)



この少女は、前半部分で中心人物として出てきますが、今の私の次男は彼女そっくりです。

家では、もうやんちゃです。マデリーンちゃんも、普通の女の子ですよね。

それが・・・学校に行くと、言葉がありません。

ただ、次男は今年から数人のクラスメートとは話せるようになりましたが場所によって喋られる時とそうでない時があります。それがこのマデラインちゃんとの違いですが。

ちょっと背筋がぞっとするほど「似ている」と思った箇所は、マデリーンちゃんが言葉に出せず、黙り込んでしまったあの横顔です・・・(特に美容室で美容師さんが話しかけてくることに声で反応できない苦しみをかみ殺しているあの表情が・・・)

あの、目が鬱っぽくなる感じ、表情・・・全てがよく似ていて、やはり同じ症状がある方々は外見に現れるのか、と思ったのでした。

それも脳の働きによるのでしょうが。

また、マデリーンちゃんは始終ほぼニコニコしていますよね。

次男も、ずっとうつむいて鬱っぽい表情を始終しているわけではなく(私が知る限り)、目をギョロっとさせて意識をその人に向けることがあります。(ただ、これもマデラインちゃんと少し違い、次男はその人物の目は見ないように避ける傾向がありますが、手や他の箇所に視線を集中させます)

マデリーンちゃんも、担任の先生のインタビューにあるように、目をギョロっとさせて先生の目を注視することがよくあるから、シャイではないと先生はわかっている、と。また、27年間の教師生活の中でマデリーンちゃんのような子ははじめて、とも。

ちなみに目をギョロっとさせるという英単語は、goggle です。

次男も、クラスやお稽古のグループレッスンで楽しい時は、声こそ出しませんがずっとニコニコしてとても楽しそうです。

行動もひょうきんになることもあります。

だから・・・これが余計に誤解を招くことにもなるのですが。(表情もあるし、行動も普通のこと同じだから黙っているだけで本当は話せる、と次男の先生は言わんとしますので。)

木曜のことですが、一通のメールが届きました。

長文メールです。

送り主は・・・学校で一緒の長男より1学年下の男の子のママさん。

そのママさんはアメリカ人の方で、役員なども重役を引き受けるぐらい積極的に学校と関わっていらっしゃるとても素晴らしい方なのです。

そんな彼女ですので、そんなに私とは今まで接点が無く過ごしてきたわけですが、もうかれこれ5年ほどは同じ学校で顔を合わせていますので顔なじみというところでしょうか。

さて、その彼女からメールを頂いた時、「あ・・・やっぱり・・・」と密かに思ってしまいました。

ひとまず彼女からのメール内容についてだけ簡単に言いますと、


「我が子も場面緘黙症がひどくて本当に、本当に大変だったの!だから気持ちがわかるわよ!正しい治療でなおるからがんばって!私はいつでもここにいるから必ず頼りにして!」


という、本当に有難いものでした。

その彼女の息子さんは、実は長男とずっと園でも一緒でした。(長男と次男が通う園・学校は、学年混合クラスですので、園では3-6歳までが共に同じクラスで学びます。ちなみに小学校は、1-3年生、4-6年生、7-9年生がそれぞれ同じクラスで学びます)

そのため、彼女の息子さんK君については私もよく知っていました。

印象として、いつも泣いていて、無口で、鬱っぽい表情しか・・・残念ながらないのです。

それほど強い症状だったのですが、どちらかといえば 社会不安障害 の方が勝っているような気がします。

しかし、それに付随して場面緘黙とカンドウが多発(!)していたということですので、そこまでひどかったとは後から知って・・・本当に胸が痛くなりました。

カンドウは、英語ではしばしば frozen 硬直するという言葉で表されます。もちろん専門用語ではないでしょうが、場面緘黙と関わる一般の方々(ママさんなど)はフローズンというのをよく使うようです。

その緘黙とカンドウのため、K君は動け無くなったり、言葉が出なかったりして、もう何度も学校から呼び出されてその度にママさんがK君に寄り添って園内で支えていたそうです。

これはこれは・・・うちの次男よりも大変そうです・・・

結果的に、5歳の年長になる前に診断を受け、場面緘黙症と伝えられたそうです。

それもあり、K君は学年をひとつ落として進級しています。(アメリカでは、親の判断で、学年をひとつ遅らせたりすることができます。逆に、聡明な生徒さんは飛び級することもありますがそれは先生の判断でされます)

また、すぐさまカウンセラーをつけて対処したらしいのですが、それがキャンプと呼ばれる、1週間集中で朝から夕方までずっと一緒にカウンセラーや他の場面緘黙のお友達と過ごすキャンプなのです。

お値段は・・・30万ほどするそうです。保険はききません。

博士である先生のもとにカウンセラーがついて、治療をするそうです。

(*私たちの次男のカウンセラーは保険グループに加入されていますので、私たちは保険のおかげで定額で治療をうけられます)

そのママさん曰く、「すばらしいのよ!!!すごいのよ!!!」とのこと。

改善されて、今ではすっかり馴染んだ学校生活だそうですが、ただやはりたまに緘黙が生じる時がある、と。


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先週木曜、長男が所属する学校のチェスクラブのお迎えに学校まで次男を一緒につれて行きました。

偶然、長男はそのK君と対戦練習していました。チェスの。

笑顔、会話。。。

普通の光景なのでしょうが、とてもキラキラして見えました。

「ハイ⚪︎⚪︎(次男の名)!」

と、K君が次男に声をかけてくれましたが・・・

なぜか緘黙スイッチが入ってしまった様子の次男で何も言えませんでした。

そうしたら長男が次男の口を無理やり(・・・!)手で動かして、「ハイ、K!!!」と長男が口真似をしました。

次男もクスッと笑いました。


「大丈夫だよ、⚪︎⚪︎。言わなくてもわかるよ」


It's Ok, ⚪︎⚪︎. I can tell.

と、K君。

元場面緘黙症だったK君。

彼の言葉に私も少し救われる思いがしました。




こちらの場面緘黙症に関する日本のサイトで情報を知ったのですが。

すべての訳は(させていただこうと思えばさせていただけるのですが)要約だけ少し触れさせていただきます。



・不安障害により、ある特定の場所などではまったく話せなくなる子供たちがいる。(セレクティブ・ミューティズム、場面緘黙症)
・1000人のうち1人が場面緘黙症
・抗鬱剤などの薬をとることもあるが、場面緘黙症児のみのグループセッションをして改善する子供たちもいる(スティーブン・カーツ博士によるセッション)
・アントリーティド(受診しないで放置しておくこと)の状態では危険な状況の追いやることにもなる
専門家による早期介入が一望ましい
声を出さないでいることは危険な状況でもある。例えば、病気や怪我などで確実に訴えなくては生命に危機が生じるときにも、訴えられない子供たちもいるので、気をつけなければいけない。
・ある少女の場合、年長になったときに先生やまわりが気づいた:先生が声かけをしても返事をしない、声を出さない、など
・その少女がインタビューに答えるには、怖いと思う人に話しかけるのは(返事)とても怖い。だから声が出ない




本を読んだり、いろいろ調べられている方にとってみれば、同じことの繰り返しのような内容ですが、まったく知らない方に知っていただくにはメディア、しかもテレビは一番有効ですので、とてもありがたいな、と思いました。

ちなみにこのようなグループセッションは、この博士の案だそうですが、次男のカウンセラー先生もにたようなことをされるそうです。(場面緘黙症児のみあつめて、遊んだりするそうです。みんな同じようなのですよ、と先生。)

昨日、次男(と長男)のお稽古がありました。

兄弟で違う楽器を習っていますが、時間差で同じ音楽学校内でレッスンを取っています。

学校・園にお迎え後、図書館で少し時間をつぶし、長男をスポーツのお稽古場所に降ろします。その後、次男の楽器のお稽古へ。(次男の楽器お稽古が終われば、すぐに長男をスポーツのお稽古場へお迎えに行き、そのまま再び音楽学校に戻って長男のレッスンがありますDASH!

さて、そのお稽古なのですが、昨日やっと次男のお稽古の先生に次男の症状をきちんとお伝えしました。

もちろんんそれまでに先生は薄々気づかれていたのでしょうが、私からも先生からも何もそれについては言及しませんでした。

私の中では、カウンセラーの先生の初診後にすぐ園の先生とお稽古の先生にきちんとお伝えしようという考えでしたので、昨日やっとお稽古の先生にお伝えできたのでした。


「あ、、、そうですか、、、(ちょっと悲しい雰囲気になり)そしたら私が何かヘルプできることはありますか?なんでも協力しますよ」


とても優しい先生ですので、それまでに悟っていらっしゃったというのはあるのでしょうが、やはり診断が下りたということをお伝えするとちょっと悲しそうでした。

また、セラピーも同時に始めたということで、程度を重く見てくださるようになったようで、もう「言ってごらん?」というような声かけはしないようにしますね、と。

とてもありがたかったです。

昨日は、先生のペットの犬(ジューシーちゃん、5歳)が同伴していましたわんわん

とてもおとなしい・・・年齢もちょっと上になってきたからかな?と先生がおっしゃいましたが、とてもなんとも言えない可愛さでした。

先生の奥様(先生と同じ楽器の専門家さんです)はセラピードッグのようにしているよ、とのことで、生徒さんのレッスンに一緒に連れて行くことが多いようです。

ただ昨日は、その奥様が遠方に演奏に行かれたため、旦那様である先生が引き取った、と。

次男はもう嬉しく嬉しくて、、、でも声が出ないので、なぜなぜして、そばに座って・・・そして次男が楽器を弾くときにはジューシーちゃんも横にちょこんと座って一緒に聴いてくれていました。

それで落ち着いたのでしょうか・・・

昨日のレッスンは少し違った、とても質の良い感じのレッスンになりましたブーケ2

緊張が解けるのでしょうね。

もちろん、いつも通り声は一度も出ませんでしたが、少しずつ先生をまともに見ることができるようになってきました。

ちなみに・・・この楽器のレッスンでも、レッスンが始まる前にまず床に何か落ちていないか探す次男です。

昨日は、小さい鉛筆1本と落ち葉が一枚。

あ、、、、!取らないと!!!!

というちょっと強迫的な感情にとりつかれたように一目散に取りにいき、先生に手渡していた次男ですしっぽフリフリ

先生は、本当にお優しくて、はいはい・・・まただね・・・どうぞ取りに行ってね・・・ありがとう、ありがとう、とパンダ

もうすぐこの先生と出会って一年が経とうとしています。

きっと・・・次男が高3になるまでお世話になるはずです。(先生が他州などにお引越しされなければ・・・)

先生との交流がどのように発展するのか、とても興味深く思います。(学校の先生というのは長くて数年ですので、それを考えるとお稽古の先生の方がもっと深く交流することになります・・・)

チェロ


実は先週、次男の園で個人懇談がありました。

初セラピーの数日前でしたので、あまり私から「余計」なことを伝えて先生とのコミュニケーションをさらに悪化させないように注意しました。

(*次男の先生は、未だに場面緘黙症について無知のようで、しかも心の底からは私が伝えることを信じてくださっていない様子なのです)

ひとまず個人面談では、先生が私に伝えてくださることを懸命に聞き、次男の園での様子をなんとかイメージするようにしました。



《場面緘黙症が疑われる園での様子》

1、朝の登園時、様々な先生が「声かけ」をしてくださるが、まったく返事をしないし、無視をする。⇨(先生の私への注告)「他人から声をかけられて返答しないというのは良いマナーではないし、その人の心を傷つけます」次男にもそう伝えるそうです。

私はそれを聞いてとても辛くなりましたが、ひとまずグッとこらえて、セラピーの先生から直々に電話で園の先生に直接説明していただくのを待つことにしました。(ただ、次男の先生は悪い先生というのではなく、本当にまったくの無知なのです。こちらから何度か場面緘黙症に関することを提示していますが、御本人が自ら研究されることはどうやら無い様子です)


2、朝の出欠確認の際、次男は声を出さないで、手をあげるだけ。⇨次男の隣に座る子供が時々それを皆の前で指摘し、次男は園庭では声を出しているのにどうしてここで話さないのか?と皆の前で赤裸々に言うそうです。その際は先生は、次男はたまにお話できなくなるので、と説明するそうです。しかし、必ずその後に次男に、「声に出さないとだめですよ。小声でもいいからね。」と付け加えるそうです。

私は、これに関しても、以前から先生には、「disorder(疾患、症状)があるので、声を出そうと思っても出せなくなるのです」と伝えています。しかし、先生の見解はこうなのです。「⚪︎⚪︎はお友達とは声を出してお話できています。だから、必ず先生たちにもお話できるようになります。小声でもいいから話しなさい、と懸命に伝えています」と。しかし決して強要するようなことはない、とおっしゃりますが、4歳児の緘黙の児童にとりましたら、それは強要の何物でも無いのです・・・。この点についても、改めて慎重にお話させて頂く予定ですが、カウンセラー&セラピーの先生にもお伝え頂く予定です。


3、フォーマルな場(皆の前に立って話したり、先生を囲んで皆とお話会をしたりなど)になると全く話しません。⇨その際、先生は何もおっしゃらず、次男のその緘黙を指摘することも無いそうです。一応、先生の中でも、次男は話さ無い子という認識はあるようです。

しかし、次男の場合は厄介なことに、今年に入ってから特定のお友達とは気軽にお話ができるようになっていることです。それがために、先生は場面緘黙症というような事をなかなか信じてくれません。


4、先生に用事がある際は、先生の手を引っ張ったり、袖を引っ張ったりして、それから指差しで色々訴えるようです。⇨その際も先生は理解しようと努力はされるようですが、理解できないと先生もストレスがたまるようで、その都度、「小声でもいいから言ってごらん?声に出さ無いとわから無いですよ」というような事をつたえるそうです。

ただし、先生曰く、意地悪なようには決して言ってませんから・・・とのことです。でもそれが次男にとっては多大なストレスなのです。それが結局、直接原因で登園拒否になったというのが私の見解なのですが・・・。もちろん様々な要因が絡んでいるのは事実です。



《その他の先生からの報告》

5、クラスの中で、間違った行動をとっている子供、悪いことをしている子供、困っている子供、泣いている子・・・などを発見してはすぐさま(!)先生に報告に行くようです。といっても、もちろん声にださず、先生の手を握って訴えたり、指差しをしたりするだけです。それでも先生はとてもそれが嬉しいらしく、「⚪︎⚪︎は私のリトル・ポリースマンなのですよ!」と誇らしげにニコニコ語ってくださいました。次男は昔から、悪いことをしたり、先生がダメというようなことは決してしません。(長男はおフザケくんですので、また違いましたが、苦笑)それは良いことでもあると思いました。

⇨セラピーの先生に後ほどお聞きすると、これは rule follower という用語にあてはまるようで、緘黙の児童や、自閉症、アスペルガーなどの症状をお持ちの方に多いそうです。つまり、規則に徹底的に従う、というちょっと強迫観念的な症状です。でも・・・次男の場合は、園内ではそれが良い方に働いているようで、今はまだ安心です。ただ、これが極度に強くなると、生活に差し支え出ることもありますよ、と。


6、次男は、クラス内で紛失したどんな物も必ず見つけてくれる、と先生がおっしゃっていました。これについても先生はとても嬉しいようで、とても立派なヘルパーなのですよ!と。

⇨これは、きっと次男が持ちたい一つの「コミュニケーション」ではないか、と私は考えます。先生とはお話でき無いけど、次男本人もこのクラスの一員であという存在確認のような、それを誇示するための行いでは無いか、と考えます。これは、次男のお稽古のグループレッスンや個人レッスンでも同じことが毎回あるからです。取るに足らない、小さいシールや埃、ホッチキスの芯など、小さな小さなものを床上で見つけては先生に誇らしげに持っていきます。それも一種のコミュニケーションととらえています。嬉しいことに、園の先生も、お稽古の先生もそれを拒否することは決してなく、「ありがとう」と次男に伝えて、感謝しているというのを示してくれるようです。そうすると次男も自信につながるようです。


7、絵本を皆の前で読む際、興味の無い絵本だと途中から目の視線を下にし、横にいる親しいお友達とお話したりすることがある、と。


8、アメリカでは音読みに非常に重きを置いています。年長から本格的な勉強がはじまりますので、年中の今は準備期間です。そのため、先生も次男に色々と発音や音読を教える用意をしているそうなのですが、次男はまったく声を出さないので、アセス(評価)できない、と伝えられました。したがって、これからその内容を園内で勉強する際は、私がクラスに赴いて、先生と次男の橋になるようなお手伝いをしてください、と伝えられました。これに関しては、先生も御理解がありとても感謝しています。もしアセスできないと、進級できないこともあります、と。当然です・・・


9、先生がクラスのみんなに質問をしたさい、次男が自ら挙手をしたそうです。でも、先生がいざ次男をあてると・・・声が出ず何も言わなかった、とのことでした。


10、行動がとにかく素早い。

⇨これはもしかしたら、場面緘黙症特有のものなのかもしれないですが、自分自身に注目が行くことを恐れる傾向がある場面緘黙ですので、その緊張から行動などが少し慌てた様子の素早い行動になっているのでは、と考えます。ただ、お勉強系の作業などもとても素早く、一人でささっと終えてしまうようです。



主な点が以上の10点でした。

他にも、音楽とスペイン語の時間が週2回ずつあるのですが、そこでも発言はまずないそうです。また、お歌を歌う際はまったく参加しないで見ているだけ、と。ただ、面白いのが、スペイン語の時間は、スペイン語のお歌の時は歌わないで傍観しているだけですが、言葉の練習など、単語を一つ一つ皆で言って練習する際はいうそうです。小さい声で。でも当然一人で答えたりはしないようです。

たった今、アメリカにある場面緘黙症に関するサイト(こちら)で無料で利用できます、ウェッビナーというセミナーをネット上で受講しました。

時間は30分でした。

内容は、以下です。


CHALLENGES IN RAISING A CHILD WITH SELECTIVE MUTISM

THE QUAD: EATING, SLEEPING, TOILETING AND DIFFICULT BEHAVIORS


「場面緘黙症児への育児に関する課題、4点:食事、睡眠、排泄、そして問題行動」




についてでした。

これは、毎回内容が違い、非常に非常に勉強になります。

もちろん英語のみですので、これを是非とも日本語に翻訳を・・・と思うのですが、パワーポイントのページも同時にPDFで送付してくださいますので、これを片手にしようと思えばできるはずです。(・・・が、時間が確かにかかりますし、著作の権利につきましても勉強不足でございます)

そのため、かいつまんでこちらで少しずつ訳を・・・と考えています。是非シェアさせていただきたいです。

またこの今回の分については改めてアップ予定です。

内容としては、本などで読んだことがある点ばかりですが、改めてこのようにまとめてくださると、本当にわかりやすく、ためになります。


色々たくさんの方が訪問くださるようになりました。

同じ悩みの方とシェアさせていただくのが目的ではじめましたが、その他にも教育関係の方や医療関係の方に少しでも読んでいただければ、と願うようにもなりました。

ところで、私も色々と緘黙関係の様々なブログを拝読しますが、なぜか記事に「いいね」ができません・・・。何度も正しいパスワードを入れてもできませんので、ひとまずこちらで報告させていただきますあせる

昨日、初日のセラピーがありましたクローバー

日曜なのですが、遠方からの患者さんのために先生は可能な限り診てくださるようで、ひとまず日曜1時で予約をさせていただいたのです。(また、激しい登園拒否がはじまって途方に暮れている、とお伝えすると早期発見早期治療ということで、早めの受診をおすすめくださいました)

セラピーには、旦那も一緒に行って欲しいと願っていたので、家族全員4人で行くことになりました。(旦那、私、長男、そして次男)

事前に、私と先生で、少しずつメールでやり取りをさせていただいていたのですが、カウンセリングのB先生の御配慮で、セラピードッグも連れてきてくださるということを聞いていました。

それを次男に伝えていたので、もう嬉しくて嬉しくてたまらない次男でした。

大型の白いむくむくの犬なのですが、セラピー犬として合格し、かれこれ5年ほど働いている優秀なセラピードッグのようです。

吠えることなく、リラックスしてのんびりとしていましたわんわん

もちろん・・・吠えないのが良い犬というわけではありませんが、一応トレーニングされていますので、とても落ち着いたセラピードッグでした。

カウンセリングのオフィスに入る際、一瞬躊躇した次男なのですが、チューイ(セラピードッグの名前です)に会えるよ、と伝えると嬉しくて、もじもじしながら入りました。

そうして、先生がチューイと迎えてくださいました。


"Hello, Mr.B! Nice to meet you! My name is.....!!!"


アメリカでは、社交の始まりは、必ず大きな声で、ハキハキと相手に伝えて、目をまっすぐみて、まばたきせず・・・

その通りに私はとっさにしたのですが・・・

先生は、とても静かにお返事してくださいました。

後で気づいたのですが、カウンセリングですから、しかも場面緘黙症の4歳児ということで先生は細心の注意を払われていたようです。


・大きな声を出さない

・目を凝視しない

・場面緘黙症児を話題の中心にしない

・怖がらせない


そんなことも露知らず、大きな声をだしてしまった私です。

でも、もちろん先生は専門家ですから、大丈夫ですよ、知らずに当然ですよ、とニコニコしてくださいました。

先生曰く、場面緘黙症児を診て20年ほど経つようですが、初回の診療では、以上の点を押さえて、場面緘黙症の子供たちに注目がいかないように敢えてして、安心させてあげるようです。二回目以降からは先生と一緒にゲームをしたりするのですが、段階を経てします、と。

だから次男は、とても安心していました。

それにセラピードッグのおかげで、落ち着いたようです。

普通の状況なら、新しい場所にいくと、大きな声で大人から声をかけられます。


「元気???名前は???何歳???お返事できる???」


アメリカ人ですから、アイコンタクトはマナーとして大切でもありますので、目を見つめようとします。

どれもこれも場面緘黙症の子供たちや大人にとっては辛いものです。

それを先生は当然100も承知ですから、初回では全くそのようなことなしに、淡々と場面緘黙についての説明をしてくださいました。

今回の初診で、良かった点は、まず第一に旦那に場面緘黙についての情報が最低限入ったということです。

もちろん私から散々話していますが、常に疑っていたのです。

場面緘黙症というのはわかったけど、だからと言って次男のケースと100%一致するわけではないではないか、と。

だから、すぐ話せるようになるよ、と。

でも、心の半分は不安だ、というのも言っていました。

それでやっと専門家に話を聞いていただけ、旦那が次男の症状を伝えると、先生はその度になんだかビンゴゲームでビンゴ!した時のように、ドキドキしながらニコニコしていました。


「そうそう!全くその通りです!場面緘黙の子供たちに共通することばかりですよ、おとうさん!」


そう言って、もう悩んだり、悩もうとしなかったりしなくてもいいですよ、と。

場面緘黙ということが分かったのですから、あとはそれに対処していくだけです、と。

私は、本を読んだり、ネットで色々と情報を探していましたので、次男のケースと他の場面緘黙のケースの違いや同じ面をいくつか知っていましたが、さらにいくつかの点は昨日の専門家にお聞きしてからわかったこともあり、腑に落ちることが何度もありました。


一つのことにこだわる


というのも、場面緘黙の子供たちには多く見られるようです。(もちろんそうではないケースもあります)

ですから、アスペルガーともまた違う、と。

また、場面緘黙症の児童は、適正な治療が施されれば、平均以上の学力がある(結果を出せる)という報告があります、と。

もしくはそれ以上の、とても優秀の子供たちも多い、と。(アメリカでの研究)

しかも、特にリーディング(読解)に関しては、場面緘黙症児は優れているようで、これは特に意識したほうがよい、と伝えてくださいました。

というのも、次男は4歳ですので、もうスラスラ読める子たちもいる年齢です。

残念ながら次男は、数字ばかりすきで算数のほうに傾倒しているので、アルファベットは大文字小文字かけても、スラスラ読むレベルには至っていません。(フォニックスを使った短文を読む程度。また、サイトワーズと言って、単語を丸ごと覚えることもしていますので、最低限のサイトワーズは知っている程度で、いわゆる年齢的に平均ぐらいだと思います)

これについては、私も今日から意識して取り組むようにしてみます。

先生曰く、これはとても重要で、なぜかといえば、学校で先生が指導するリーディングやフォニックス(単語の発音)では一切声が出ない場面緘黙症の児童にとったら苦痛以外何モノでもなく、むしろ遠ざかる傾向にある、と。

その分を家でしっかりしないと、いけない、と。

そして、これが一番重要で、その家庭学習でのリーディングしている姿をアイフォンなどビデオで撮影して、それを学校の先生に次男と一緒に見てもらうのだそうです。

それをどうしても次男が拒否すれば、しなくてもいいそうで、その際は先生にだけこそっと見ていただくようにするのだそうです。

そうすることで、先生もアセスメント(評価)がリーディングに関してできます。

実は、場面緘黙症児を持つ先生が一番困るのが、この発言やリーディングに関する評価ができないという点なのだそうです。

ですから、家庭学習をしっかりして、それをビデオにおさめるのは重要なのだそうです。

ということで、来週の2回目のセラピーのためにセラピーの専門家から宿題が出されました。

次男が普段の姿でお話しているところをムービーにとって、それを次回のセラピーでみんなと一緒にみる、ということです。

その他にも宿題があり、日常生活のことで、場面緘黙があるがために難しいことなどを10段階であらわして、それをセラピーの先生に提出するということです。

それを少しずつこれから時間をかけて克服していく、という具合です。

次男の場合は、完全な場面緘黙とまた違い、特定の友人とはお話ができたり、クラスの中でもその友人とは大きな声でもお話ができます。

しかし先生には全くお話できず、アシスタントの先生にも当然お話できません。

また、朝の出席の際も声が出ないみたいで手をあげるだけみたいです。

さらに、朝の会や終わりの会、またみんなで一緒に学ぶ際には先生を中心に円状に地面にすわるのですが、その際もまったく声がでないようです。

何人ものクラスメートが、公衆の面前で、次男が喋らないことを咎めたり、疑問視して次男を注目させることが度々あるようです。

学校とは違いますが、お稽古も週に2回通っていますが、そこでは完全な緘黙の次男です。もうかれこれ1年になります。

そのお稽古の集団クラスでは当然先生にも他の生徒にも話ができません。声が出ません。でも、雰囲気には慣れてきたようで、顔の表情が出てきました。声を出さずに笑うこともできるようになりました。

だから、状況としては次男のケースは決して難しすぎるわけではないけれども、場面緘黙という症状にドンピシャであてはまるわけですから、慎重にいきましょう、と。(1年生になって新しい学校にうつったりすると、学校でも完全な緘黙になってしまうケースもあるので、とのことでした)

1年でお話できるようになる子もいれば、かなりの長期戦になることもあります、と。

マラソンにたとえてお話くださいました。

だから決して、一喜一憂しない、と。

仮にお話できるようになったとしても、波が生じて、またお話できなくなったり、することもある、と。

だから、慎重に、長期戦を覚悟してくださいね、と。
タイトルのごとくですが、昨日、次男は園でお漏らしをしてしまいました。

まだ4歳ですので、どのお子さんにも起こり得ることなので、特筆するような内容ではないのでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、次男は場面緘黙症という症状に悩まされていますので、そのためにお漏らしをしてしまったのです。(ちなみに、次男のオムツがとれたのは2歳でした。)

園内では、お漏らしもせず過ごせます。

毎日1回はおトイレに行くようです。

次男の園では、BoyとGirの2種類の木札が教室内の置かれているのですが、トイレに行く際はその札を取って先生に渡します。そうしてやっとトイレに行けます。

つまり、お友達と同時に行くことは原則的に許されてい無いということです。(もちろんやむを得無い場合は許されているようです)

緘黙の症状がある次男にとってはこれはとても助かるシステムで、声を出さずにすむので、トイレに行くのも問題がありません。(ただ、満3歳児のクラスや、年少の始めの頃はトイレに行くのも嫌がり、何度かお漏らしをしていました)

緘黙の生徒さんではなくても、恥ずかしがったり、新しい環境にまだ馴染め無い生徒さんたち、さらにはアメリカに移住してきたばかりの子供たちというのもいらっしゃいます。(例えば駐在さんのお子様など)

そういう子供達も、トイレに行きたい、と先生にお話しずらいもので、この札システムはとても有効みたいです。

さて、その次男ですが、園内では問題なくトイレに行けますのでお漏らしもしなかったのですが、昨日は園のあと、お迎えの時に起こりました。

次男の園では、保護者がドライブスルーで子供達をピックアップします。

校舎の前に生徒を並ばせて、一人ずつ先生がそれぞれの保護者の車に乗せていきます。

システムとしてはドライブスルー式ですので、ベルトコンベアに乗せるように、流れ作業でしていきます。

ただ、次男の園は小さい学校ですので、そのドライブスルーで使う道も小さく、しかも子供を乗せてチャイルドシートに乗せるまで時間がかかる方が多いのです。

そうすると、園の校舎前で整列させられたまま20分なんてことばかりです。

昨日のお漏らしはその時の起こりました。

先生に当然、「トイレに行きたい」と言えませんのでずっと我慢の子。

最終的にお漏らしですが。。。

I need to use the bathroom.

トイレに行きたいです。

というカードももたせているのですが、そのようなのを見せる間もなく、先生方もお忙しいので、気が引けたのでしょう。

お迎え時間前にトイレに行って置いたらよかったのに、と思うのですが、4歳児にはまだその辺の時間の計算は難しいでしょう。

でも、次男には、お昼の園内でも必ず1回はトイレに行きなさい、と言いました。そうしたらそのようなことが避けられるかもしれ無いからです。

ちなみに英語では、お漏らしやウンチを包んでしまうような事態を、accident(アクシデント)と言います。

アメリカでは日本と違い、そのようなお漏らしをしても「決して」先生方はその汚物を手に触れることはありません。自分たちでさせられます。もし子供本人ができないようであれば、保護者が呼び出されます。

アメリカでは、先生というのは「お世話がかり」ではなく、「指導者」なのです。

ですから、そのようなお世話全般のことには極力関わりません。

一方、デイケアと呼ばれる託児所や保育所は、「お世話」をすることがメインですから、当然そのような汚物関係は先生やスタッフがされます。

アメリカの園はその辺の線をピシッと引いていらっしゃいます。

そういうこともあり、しつけというのは厳しいのです。

社会人の一員として指導を意識されています。

そのため、場面緘黙症の次男のような子供達は、マナーがなっていない、というレッテルを貼られがちです・・・

話がそれてしまいましたが、記録として昨日の出来事をまとめておきました。