「あれ?ラビはガブリエルと一緒ですか?」



『どうせ、道の要り組が原因だろ?…僕んとこにも、一回来たぜ…コイツ』

「うっ(汗)」

「ラビ…お前…意外と方向音痴なのか?(汗)」

「そ、そんな事ないさぁ!ほら、行くさっ!(汗)」

そんなこんなで、アレンが見つけた洞窟の中へと進んでいく。
その移動中…

「それにしても、アレンは悪運強いさぁ(笑)」

「悪運ですか!?(汗)」

「悪運以外のなんだよ?」

『脆くなった床が抜けて、偶然、洞窟を見つけるなんてな』

「しかも、ファインダーでも見つけられなかったものさ」

「うぅ…なんでだろ?…誉められてる気がしません(汗)」

「まぁ、新しいもん見つけたんだ、自信持ってこうぜ」

「…はい…」

『それにしても、細い道がいくつもあるなぁ』

「確かになぁ」

「もしかすると、迷路みたいに、要り組んでるかもしれないさぁ」

「とりあえず、大きい道を進んでいくのがいいと思いますよ」

「だな」

『てか、ここの近くに遺跡があったよな?…そこと、どっかが繋がってるかもな…』

「たぶん遺跡にも、隠し通路があるさ」

「だから、見つけられなかったのかもな」

「アクマが居るかもしれませんし、慎重に進みましょう」



こうして、新たに発見された洞窟を進んでいくメンバー。

この先に何があるのだろうか。



「これが、資料にあった遺跡か」


幸せの鳥が飛んでいるのを見たという証言を聞き、古い遺跡の前まで来ていたガブリエル。

確かに、隠れるには絶好の場所だな

そんな事を思いながら、中を探していく。

遺跡の中を、ある程度行った時…

…コロン

石の転がる音が響いた。しかし、すぐに、静かになる。

「・・・・?」

何か後ろに誰か居るな…しかも、危なくない感じの奴が…知ってる奴かな?

そう思って、普通に振り返った。

「…あ?ラビ…何してんだ?」

「うわっ、お前、少しは警戒しろよ(汗)アクマだったらどうするさぁ~」

「大丈夫だぞ。だって、さっきは危険な感じがしなかったから、何もしなかったんだ」

「はぁ?俺、気配消してたつもりだったんだけど(汗)」

「ん?そうだったのか?」

「(おいおい、コイツ、大丈夫なのか?(汗))」

「でも、アクマだったら、あんな安心出来るオーラは出ないって」

「安心出来るオーラさ?」

「おう。隠そうとしても、出る奴は出てるんだぜ?リナリーが代表的だな(微笑)」

「なるほどなぁ…じゃあ…俺も出てるって事さぁ?」

「まぁな。お前は隠そうとしてるのが裏目に出て、僕には感じまくってるぜ」

「それで、普通に振り返ったんさ?」

「そうだぜ(笑)」

そんな会話をしているところに、通信が入る。ゴーレムがパタパタと目の前を飛び始めた。

「ラビですか?」

「おう、アレン、どうしたんさぁ?何か見つけたんさ?」

「はい。今から言うところに来てください…資料にはない洞窟を見つけました…」

アレンの告げた場所は、今居る所からあまり離れて居なかった。そこへ向かう最中。

「てか、お前、なんでここに居んだよ?」

「あぁ~、なんか要り組んでて、回り回って来たみたいさ(汗)」

「バラバラになった意味ねぇ」

「あはは…(苦笑)」

てか、コイツ…わざとじゃねぇ?と思うのは僕だけか…?

そうラビは何だかんだと言って、よくちょっかいを出してきた。ガブリエルを弟が出来たみたいだと言っていた事もある。そのせいで、ブックマンに怒られる事もたびたびあったほどだ。


移動中…

「(なんかよくわかんねぇけど…大丈夫みたいさぁ…ちょっと安心したさ)」

そう思うラビであった。



「ライルさんなら、昼間、この辺りで見ましたよ」



そんな話を聞いたミカエルは、あまり人気(ひとけ)のない通りを探していた。

大きい街でにぎやかだと思ってたけど…こうゆうとこもあるんだな…あっ、トマの資料にもあったか(苦笑)

そんな事を思いながら、空き家を一件、一件、覗いて行く。
『何件あんだよ(汗)』
そうぼやいて居ると、何件目かの空き家で、ある事に気づく。

これは…鳥の…羽?

そう、羽が落ちていた。それを目で追っていく。その先には…
『な、なんだこれっ!(汗)』
無数多彩の羽が散らばっていた。

ここでも鳥を殺してたってのかよ(汗)

そう考えていると、後ろに何かの気配がする。相手は気配を消すように近づいて来た為、回し蹴りをくり出した。だが、当たる寸前で、ある事に気づく。

赤毛!?(汗)

「わっ!(汗)ビックリしたさぁ~」

『おまっ!ラビ!!何してやがる!?(怒)』

「いやぁ~、ちょっと驚かしてやろうかと思ってさ(汗)」

『はぁ!?お前だってわからなかったら、蹴り飛ばしてるとこだったぞ!!』

「そ、それは確かに、蹴られずにすんで助かったさぁ…お前、テコンドーできるもんな…(汗)」

『わかってんだからやるなよな』

「あはは…(汗)」

『まったく…てか、それより、これだよ…』

「うわっ、なんさぁ、これ(汗)」

『たぶん、街の人に発見されてない鳥の死骸だ』

「とりあえず、例の幸せの鳥はいないみたいさぁ」

『あぁ』
しゃがみこんで確認しているラビを見て、ある事を思い出す。
『てかさ…お前、なんでここに居んだ…?違う方向に行ったよな?(汗)』

「あぁ~、確かに行ったさぁ(汗)なんか意外と要り組んでて、回り回って、ここまで来ちゃったみたいさぁ(苦笑)」

『バラバラになった意味ねぇじゃん』

「あはは…(苦笑)」

コイツ…わざとじゃないかと思うのは僕だけか…?(汗)

そう、ラビは何かにつけて、心配だなんだと言って、ちょっかいを出してくる。ミカエルを妹が出来たみたいだと言っていた事もあった。そのせいで、ブックマンに怒られる事もあるほどに。

「んじゃ、そろそろ捜索を再開するさぁ~♪…えっと、俺は向こう探すから、お前は向こうさ。…なんかあれば呼べよぉ~」

『わかってるって』


こうしてラビと別れる。

「(ん~、一先ずは、前の傷が影響を出すなんて事は、なさそうさぁ…ちょっと安心したさ…)」
そう思うラビだった。

彼は鳥とライルを探している内に、今度はガブリエルを発見。またしてもイタズラを仕掛けるのであった。

…こりない奴…。