「ガブリエル…ホントは一緒にいた方がいいと思ってただろ…?」



「え?(汗)」

「その顔は図星さぁ(笑)」

「…なんで、そう思うんだよ…」

「だてに、お前らと付き合ってないさぁ♪」

「んだそれ(苦笑)」

「今回は、違う事がしたくなったんさ?」

「なんかさ…僕らの以心伝心って、ずっと前から変だと思ってたんだ…だから、さっきはふたてになら大丈夫かなとか思って、無理に意見を変えたんだ」

「ふぅん。そんで、なんか心境は変わったんさ?」

「…なんか…よくわかんないんだ…違和感があるっていうか…(汗)」

「やっぱ、無理に意見を変えるもんじゃないさぁ…お前の場合は、最善の考えを否定して、こっちに来たから、どっか不安なんだろぉ?」

「そうかもしれないな…悪かったな、僕のワガママに付き合わせて…」

「問題ないさぁ♪…わかってて来たんだからなぁ(笑)…てか、アレンの方向音痴、誰に聞いたんさぁ?ミカエルは知らなかったみたいだけど?」

「ん?…確か…リナリーからだったかな」

「なるほどなぁ…だから、初めっからアレンとトマをセットにしてたんさ…」

「まぁな」
実は、街中の捜索をする際、トマはアレンとっと言ったのはガブリエルだったのだ。しかし、それは方向音痴が理由だけではなかった。
「あと、アレンには特殊な目があるって聞いたんだ。だから、アイツと居れば安全だと思ったんだ」

「あぁ、アクマを見分ける事の出来る左目の事かぁ~。確かに、安全さぁ」

「方向音痴でも、左目があるから、アイツらを任せられる」

「アレンの事、信頼してるんさ?(笑)」

「え?…そう、なのかな…?」

「なんだよ、自覚ないんさぁ?(苦笑)」

「ん~(苦笑)」



そんな会話をしながら、進んでいくのであった。



『やっぱ、納得できねぇ。なんだよ、アイツらっ』



「そんなにむくれないでくださいよ、ミカエル…ふたりには、ふたりの考えがあるんですよ…たぶんですけど(苦笑)」

『こういうとこで、ガブリエルと意見が分かれるのも初めてだ』

「そうなんですか?」

『あぁ。いつもの事だから忘れてたけど、アイツと意見が食い違う事なんて、なかったんだ』

「そういえば、街中の捜索をバラバラでと言った時は、同意してましたね」

『だろ?…今日は、人数が多いからかなぁ…?』

「あの…突然で申し訳ないのですが…ガブリエルとミカエルも記憶がないと聞きました。それって、本当なんですか?」

『あぁ…ホントだよ…でも、別に戻らなくていいんだ』

「え?記憶を取り戻したいとは、思もわないんですか?(汗)」

『無い記憶なんて興味ない』

「そんな…興味ないなんて言わないでください…きっと、大切な思い出がありますよ」

『そんなの…わかんないだろ…』

「…確かに、辛い記憶もあるかもしれません…でも、すべてがそうとは限りませんよ?」

『そう、かもしれないけど…別に…生活に不自由してないんだから、いいんだよ』

「ガブリエルと同じ事を言うんですね(苦笑)」

『ごめん』

「謝る事じゃないですよ…でも、ふたりは本当に以心伝心していますね…今回は、どうしてなんでしょう?」

『もういいよ、その事は…他人なんだし、多少の違いがないと…(苦笑)』


そんな会話をしながら、進んでいくのであった。



「分かれ道ですね」


「どうやら他の分かれ道より、このふたつは大きいようでございます」

「どうするさ?」

「やはり、洞窟内は迷路のようですし、ここは一緒に行きましょう」

『そうだな。一緒に行くか』

「いや、やめておく」
そう言ったガブリエルは、ミカエルの立つ反対の道の前に行く。
「僕は反対へ行く。お前らは一緒に居ろ」

「そうさぁ~。ガブリエルとは俺が一緒に行くさ」

『はぁ!?なんだよそれ!僕らが一緒なら、お前らもだろっ!?』

「ペアで行動なら、問題ないさぁ~、その方が効率がいいからなぁ」

『…それもそうだけど…』

「危険性と効率を考えた結果さ。バラバラになんないだけいいだろぉ?」

『確かに…効率をあげるって言ったのは僕だけど…き、気をつけろよなっ!(汗)』

「わかってるさぁ」

「それより、そっちの方が心配だぜ」

「どうしてですか?」

「アレン…お前…かなりの方向音痴だろぉ?(汗)」

『えっ!?お前、方向音痴なのか!?(汗)』

「あはは…そうらしいです…(苦笑)」

『そうらしいって(汗)』

「いつもティムキャンピーが居ますから大丈夫ですよ」

「どうだか…」

「ひ、ひどいです、ガブリエル(泣)」

「では、私がウォーカー殿の方とご一緒いたしましょう」

「それなら安心さぁ~」

『てか、ラビ…お前は大丈夫なのか…?』

「大丈夫だって!街では、たまたまさぁ(汗)」

『ふぅ~ん』

「なんさ、その疑いの眼差しはっ!(汗)」

「ミカエル、僕が一緒だし、ラビのはアレンほどじゃねぇよ、たぶん」

『そうだな』

「ふたりしてひどいです(泣)」

「ふたりのタッグは最強さぁ~(苦笑)」

「道に迷う方が悪い」

『うん』

「すいません(汗)」

「と、とりあえず、出発さぁ(苦笑)」


こうして、ふたてに分かれて進んで行くのであった。