『やっぱ、納得できねぇ。なんだよ、アイツらっ』



「そんなにむくれないでくださいよ、ミカエル…ふたりには、ふたりの考えがあるんですよ…たぶんですけど(苦笑)」

『こういうとこで、ガブリエルと意見が分かれるのも初めてだ』

「そうなんですか?」

『あぁ。いつもの事だから忘れてたけど、アイツと意見が食い違う事なんて、なかったんだ』

「そういえば、街中の捜索をバラバラでと言った時は、同意してましたね」

『だろ?…今日は、人数が多いからかなぁ…?』

「あの…突然で申し訳ないのですが…ガブリエルとミカエルも記憶がないと聞きました。それって、本当なんですか?」

『あぁ…ホントだよ…でも、別に戻らなくていいんだ』

「え?記憶を取り戻したいとは、思もわないんですか?(汗)」

『無い記憶なんて興味ない』

「そんな…興味ないなんて言わないでください…きっと、大切な思い出がありますよ」

『そんなの…わかんないだろ…』

「…確かに、辛い記憶もあるかもしれません…でも、すべてがそうとは限りませんよ?」

『そう、かもしれないけど…別に…生活に不自由してないんだから、いいんだよ』

「ガブリエルと同じ事を言うんですね(苦笑)」

『ごめん』

「謝る事じゃないですよ…でも、ふたりは本当に以心伝心していますね…今回は、どうしてなんでしょう?」

『もういいよ、その事は…他人なんだし、多少の違いがないと…(苦笑)』


そんな会話をしながら、進んでいくのであった。