「これが、資料にあった遺跡か」


幸せの鳥が飛んでいるのを見たという証言を聞き、古い遺跡の前まで来ていたガブリエル。

確かに、隠れるには絶好の場所だな

そんな事を思いながら、中を探していく。

遺跡の中を、ある程度行った時…

…コロン

石の転がる音が響いた。しかし、すぐに、静かになる。

「・・・・?」

何か後ろに誰か居るな…しかも、危なくない感じの奴が…知ってる奴かな?

そう思って、普通に振り返った。

「…あ?ラビ…何してんだ?」

「うわっ、お前、少しは警戒しろよ(汗)アクマだったらどうするさぁ~」

「大丈夫だぞ。だって、さっきは危険な感じがしなかったから、何もしなかったんだ」

「はぁ?俺、気配消してたつもりだったんだけど(汗)」

「ん?そうだったのか?」

「(おいおい、コイツ、大丈夫なのか?(汗))」

「でも、アクマだったら、あんな安心出来るオーラは出ないって」

「安心出来るオーラさ?」

「おう。隠そうとしても、出る奴は出てるんだぜ?リナリーが代表的だな(微笑)」

「なるほどなぁ…じゃあ…俺も出てるって事さぁ?」

「まぁな。お前は隠そうとしてるのが裏目に出て、僕には感じまくってるぜ」

「それで、普通に振り返ったんさ?」

「そうだぜ(笑)」

そんな会話をしているところに、通信が入る。ゴーレムがパタパタと目の前を飛び始めた。

「ラビですか?」

「おう、アレン、どうしたんさぁ?何か見つけたんさ?」

「はい。今から言うところに来てください…資料にはない洞窟を見つけました…」

アレンの告げた場所は、今居る所からあまり離れて居なかった。そこへ向かう最中。

「てか、お前、なんでここに居んだよ?」

「あぁ~、なんか要り組んでて、回り回って来たみたいさ(汗)」

「バラバラになった意味ねぇ」

「あはは…(苦笑)」

てか、コイツ…わざとじゃねぇ?と思うのは僕だけか…?

そうラビは何だかんだと言って、よくちょっかいを出してきた。ガブリエルを弟が出来たみたいだと言っていた事もある。そのせいで、ブックマンに怒られる事もたびたびあったほどだ。


移動中…

「(なんかよくわかんねぇけど…大丈夫みたいさぁ…ちょっと安心したさ)」

そう思うラビであった。