一昨日(8/3)

愛妻さんの

新盆の法要を

営んだ。


お盆まではまだ時間があるが

お寺さんの都合

ご参列いただく方のご都合などを考慮し

この日になった。


お寺さんの本堂にて御経をあげていただき

敷地内のお墓に手を合わせた。


愛妻さんの命日は

昨年11月12日。


もう

8ヶ月を過ぎた。


寂しい

苦しい

悲しい日々が流れた。


毎日

仏壇に向かい

話しかける。


返事がないのを分かっていても

また

今日も

話しかける。


愛妻さん

お盆には

早く帰っておいでよ。


いっぱい

しようね。




やがて2か月になるが
謎は解けていない。
 
玄関の鍵
自宅内での紛失(行方不明)事件。
 
 
不思議でたまらない。
納得が行かない。
 
どこを
どう探してみても
見つからない玄関の鍵
                           (画像は新しい鍵束)
5月13日朝。
出社しようとして
鍵の束ロストが発覚。
 
いまだに
不思議でたまらない。
 
家の中にある筈なのに
どこをどう探しても
見つからない
 
鍵の束…
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別に、
ボケているわけでも
ボケ始めている訳でもありません(と思います)が…
 
 
 
玄関のカギは
鍵屋さんに来ていただいて
シリンダ交換して頂きました。
(銀色の部分2か所)
 
スペアキィーは
愛妻さんの遺品がありますが、
「念のため』に
「交換」しました。
 
 
それにしても
どこへ行ってしまったのか…。

目を覚ます。

だいたい

05時00分の

目覚ましが鳴る前だ。

 

起き上がる時には

ベッドも整える。

 

シーツ代わりの

タオルケットに空気を通し

シワを取り

 

夏掛け布団も何度か空気を通し

足元に畳む。

 

寝室のカーテンを開け

窓を開けて空気を入れ替える。

 

パンツと肌着を着替えて

靴下も一緒に洗濯ネットに入れて

その他の洗濯物も併せて投入

 

『おまかせ』ボタンを押す。

 

もちろん

洗濯機の要求に合わせて

洗剤と柔軟剤も

投入する。

 

39分後には

洗濯が終わる、と

表示される。

 

さ、

朝ごはんの準備だ。

 

今朝のメニューは

  • ごはん(自作の冷凍ご飯をチン)
  • 味噌汁(ワカメと油げ)←毎朝自作、合わせみそを使い出汁もパックで煮出す。
  • 野菜(葉物←カット済みの買ってきた野菜サラダ一袋)+ドレッシング
  • お新香(飽きないよう3~4種類小皿に準備している)
  • アジの開きの焼き物(魚焼き器でタイマー焼き)

ごはんとお味噌汁は

仏壇の愛妻さんにも

お供えと

ご挨拶を忘れない。

 

このころには

あちこちから「お呼び」が かかる。

 

洗濯機が「終了したよ~」と、ピーピービー、

電子レンジが「ごはんが出来たよ~」と、チン、

魚焼き機が「焼けたよ~」と、チン

と、まあ忙しい。

 

そして、やっと朝ごはん

 

食事中に

洗濯機から「早く取り出して~」とばかりに

催促のピーピー音

 

・・・とまあ、

ほぼ、流れ作業。

 

時は

05時45分前後

 

06時00には食事を終えて

食器類を台所の「洗い桶」に戻して置かないと

出勤時間に気に合わなくなる。

 

この後

タイミングを見計らって

  • 食器類を洗う(食洗器は使わない←かえって時間がかかる)
  • 魚焼き器洗いと乾燥
  • 台所の拭き掃除
  • ゴミ処理
  • 歯磨き
  • 整髪
  • 身支度
  • トイレ

と、順不同で熟さなければ

出勤にたどり着けない

 

長い話になったけど

05時00分起床~06時45分までの

2時間弱の出来ごと。

 

 

 

愛妻さんが星になって

7か月半が過ぎた。

 

一人暮らしの生活に

少しずつ慣れてきた

 

が、

家事では

手抜きも多い。

 

愛妻さん程

きちんとは出来ないことが多い。

手が届かず

自分としても

歯がゆいことも多い。

 

その歯がゆさにも

ま、いいか、と

ハードルを下げて

慣れて来たと言う事なのだろう。

 

でも、

信念がある。

 

愛妻さんの時と比べて

『汚くなったねぇ、、、散らかってるねぇ』とだけは

誰にも言われたくない。

 

いつ、だれが来ても

そうは言われない自信はある。

 

 

 

 

 

 

 

ボートでの釣りの話。
 
少しずつ
再開している。
 
気分転換には
ちょうどいい。
 
しかし
あれだけ好調だったタイラバでの真鯛狙い。
最近は
遊漁船でも
かなり不調続き。
 
そこで
新しいターゲットと釣り方を
模索していた。
 
6月1日(土曜日)
大アジ(最近、東京湾では40cm以上をギガアジと呼ぶ)狙いで
試し釣をやってみた。
 
程なく結果が出た。
 
釣り始めて3時間ちょいで
このほかに、中アジ4尾
+
ゲスト
ウマヅラハギ
 
コマセなど
エサは一切使わない。
 
とある地方では
当たり前の釣り方。
 
でも
私には
仕掛けの取扱いなど
分からないことだらけ。
さらに研究と練習が必要だ。

 

 
この釣り方と「仕掛け」
もう少し
自分の物になったら
後日、投稿予定
 
 
 
海鳥で
「ミズナギドリ」という鳥がいる。
鳩位の大きさで
とても警戒心が薄い。
 
もちろん野鳥だが
釣りをしている私たちのボートに
飛び乗って来てエサをねだったり
差し出した手からエサ(コマセ等)を食べたりする。
 
愛妻さんが大好きだった海鳥。
ミズナギドリ
 
時折、釣りしていて 出会うと
愛妻さんは
何かしらの食料を渡したりして遊んでいた。
ミズナギドリ…。
 
 
本題「不思議な現象が…」に
話を戻す。
 
5月26日(日)
夜明けとともに
ボートで一人釣りに出た。
 
ポイントは
東京湾のど真ん中付近。
 
昨年
12月29日(49日の日)
愛妻さんのお骨の一部(破片)散骨した
ポイントに重なる。
 
釣りを始めようとしたところ
5~60mくらい離れたところに
一羽の海鳥が…。

どんどんこちらにやって来て…。
 
私はボートのエンジンを止めた。
 
さらに
近づく海鳥。

愛妻さんが大好きだった
あの
ミズナギドリ。
 
もう
手が届かんばかりに近づいて
差し出した私の手に近寄ってきた。

鳥肌が立った。
 
愛妻さんが
姿形を変えて
ミズナギドリになって
私に会いに来てくれたのか…。
 
ミズナギドリは
エサもないのに
差し出した私の指先を
突っついた。
 
私は思わず
愛妻さんの呼び名
『ノンちゃん!!!』
何度も
声をかけていた。
 
1分
2分
いや、もっと長い時間
傍から離れなかった。
 
何度も何度も
振り返り
ミズナギドリは
ゆっくりと
ゆっくりと
後ずさるように
離れていった。
 
愛妻さんが他界して
もう
半年を過ぎた。
 
いまだに
仏壇の前で
涙を流すこともある。
 
午前9時には釣りをやめて
自宅に向かっていた。
 
この事をいち早く
仏壇の愛妻さんに報告しようと
帰路を急いだ。
4月28日は
私の誕生日。

毎年、
この日には平日でも
愛妻さんと共に
釣りに出ている。


2019.04.28
愛妻さんと一緒に「釣り」

 
2024.04.28
愛妻さんは…

 
居ない…えー


 

11/10~11日

愛妻さんの「命がけの入浴」が終わると

まるで潮が引くように

愛妻さんにかかわる人たちが

帰っていった。

 

愛妻さんはずっと

眠った(眠らされた)まま。

 

発熱のせいで

赤ら顔。

酸素マスクが

邪魔っぽいらしく、時折ずらしてしまう。

 

もう、丸二日以上

眠ったまま。

 

水も、食事も

一切摂ってない。

 

大丈夫なのだろうか。

 

11月11日

殆ど、私も

愛妻さんに付きっ切り。

おむつ交換や、

坐薬挿入…

 

自分(私)の食事

炊事、洗濯、掃除

に明け暮れ

あっという間に

夜が更けた。

 

 

そして

翌朝…

 

↓クリックして頂くと

↓11月12日の事を書いた記事にリンクします。

 

11月10日

13時00分

 

愛妻さんは

あれからずっと

眠ったまま。

 

今日は

愛妻さんが入浴ができる日

 

11月7日(自分一人で入浴)以来

3日ぶりのお風呂。

 

常に

愛妻さんに話しかけながら

5名掛かり。

慣れた手つきで

手際が良い。

 

愛妻さんは

昨夜から眠り続けているが

気持ちよさそう。

 

「良かったねぇ、愛妻さん・・・」

 


 

 

『…お家に…帰りたい…』

 

これが

愛妻さんの

最期の言葉。

 

 

11月9日

22時過ぎ

 

クスリの効果が切れたのか

『トイレに行きたい』と

ベッドから降りようとする愛妻さん、

 

とても歩ける状態ではない。

大慌てで

介抱しながらトイレへ誘導。

 

何とか

間に合った…。

 

ベッドに戻る直前

ベランダのガラス戸に掴り立ちしながら

 

…焦点の合わない目つきで

ベランダを見つめる。

 

そして

私の耳元に口を近づけ

 

確かに

吐息で

呟いた。

 

『…お家に…帰りたい…』

 

えっ?

・・・

 

ここ、

愛妻さんのお家だよ。

 

言いかけて

止めた。

 

強い

医療麻薬と

強い痛み止めの坐薬とで

意識朦朧としているに

違いない。

 

しかも

熱発している。

37.9度

 

ベッドへ戻らせ

横になるのを介助。

 

彼女は

再び

深い眠りについた。

 

 まさか

まさか

これが

愛妻さんの

最期の言葉になるとは😢