国内女子ツアーは第2戦が開幕戦の2週間後ということで、今週はいきなりのオープンウィークです。ワクワク感がありません。間が抜けた感じですね。

最近の日本列島は毎年のように異常気象となっており、特に夏の暑さがゴルフにとっては大敵です。暑い中での試合が数試合続くこともあり、選手の体調管理も大変ですし、ギャラリーの健康も心配になるレベルです。死者が出たという話はあまり聞きませんが、救急車で運ばれたギャラリーも大勢いるのではないかと思います。

 

そんな中で3月にオープンウィークが出来てしまったのですが、真夏の試合をこの時期に移すという話がないのはスポンサー企業やテレビ局の都合と考えるのが自然でしょう。

 

本来であれば開幕戦を迎えてツアーは盛り上がります。ここから毎週のように試合があり、ゴルフがメディアに取り上げられ選手の露出が増えていくのですが、今シーズンに関しては盛り上がりに欠くどころか、逆に盛り下がっているのではないかと思います。

 

3選手の不倫騒動が重く圧し掛かっていることがその原因の1つです。その3人が20代前半の若手選手、男性キャディの妻も選手というのがドロドロ感を醸し出しています。今週に第2戦が開催されていればゴルフファンの注目は試合に集まるのですが、運悪く国内ツアーだけでなくアメリカツアーも今週の試合が無いために不倫の話題しかないのが現実です。

 

JLPGAは調査をすると発表しましたが、報道を見る限り真剣に捉えているようには感じません。「不倫くらいあるでしょう・・・、私たちの時代もあったわよ・・・。」と思っている協会幹部もいるのではないでしょうか。

選手はJLPGAの会員です。倫理上相応しくない行動や言動に対して一定の処分ができる筈ですが、不倫というプライベートの問題にどこまで踏み込めるのかは難しいですね。

選手資格の停止や剥奪は無理でしょうから、ほとぼりが冷めるまでの期間欠場してもらうというのが落とし所でしょうか。ただ、選手が応じるかどうかはわかりませんね。

選手をどうするかだけでなく、JLPGAの組織を見直すことも必要でしょう。

国内ツアーは開幕したばかりですが第2戦が3月21日からです。待ちに待った開幕なのに、1試合を終えてすぐにいきなりオープンウィークというのは盛り上がりを欠いてしまいます。従来は第2戦が高知県で開催されていましたが、スポンサーの都合なのか7月に宮城県で開催されることになります。第2戦として開催できなかったのでしょうか・・・。

 

開幕戦はアメリカツアー参戦の岩井千怜さんが優勝しましたが、今シーズンの国内ツアーのレベルが疑問視されていたことを裏付けるような結果になってしまいました。JLPGAとしては頭の痛い優勝シーンだったのではないでしょうか。

 

今シーズンの年間女王候補筆頭の小祝さんは予選落ちしましたが、2年前も予選落ちしていましたので想定内なのでしょうか。

心配なのは小祝さんではなく稲見さんですね。昨シーズン終盤の国内ツアーと同じく下位を低迷した末の予選落ちでしたので、復活には時間が掛かるという印象を残してしまいました。時間が掛かっても復活すれば良いのですが、予選落ちの仕方が悪すぎます。

 

若手選手の活躍が望まれますが、ダイヤモンド世代と言われる2003年度生まれの選手を最後に優勝が途絶えています。

菅さんが2位、荒木さんが7位、入谷さんが12位、吉田鈴さんが17位といったところが上位でした。

昨シーズンとは勢力図が大きく変わらずアメリカツアー組が抜けた穴を埋めることができなかった・・・・ということにならないように願います。

 

 

一方、アメリカツアーは竹田さんが本格参戦5試合目で優勝し、日本人選手5人がトップテン入りするなど盛り上がっています。

古江さんは昨年ベアトロフィーを獲得しましたが、今シーズンも好スタートをきりました。

西郷さんも初優勝の準備が整っていると感じますし、畑岡さんも安定しています。

心配されていた馬場さんも初戦で決勝ラウンドに進出し、リシャッフルに向けてしっかりポイントを稼ぎました。

そんな中、優菜ちゃんが心配ですね。他の日本人選手が活躍する中で焦ってはいけないですが、焦らざるを得ない環境です。

ショットの調子が安定しないのがもどかしいでしょうが、練習の成果が出るのは少し先になりそうです。リシャッフルは関係ありませんが、秋のアジアシリーズまでにはCMEポイントランク60位以内に入って欲しいですね。

アメリカ女子ツアー、中国で開催されているブルーベイLPGAが終了しました。

 

日本人選手8人の最終成績です。

優勝 -17 竹田さん 69-69-69-64

3位 -10 古江さん 68-72-70-68

5位 -6 西郷さん 70-70-70-72

8位 -5 山下さん 75-71-68-69

8位 -5 畑岡さん 71-66-76-70

12位 -4 勝さん 73-75-69-67

17位 -3 馬場さん 75-71-70-69

25位 -1 吉田さん 74-73-72-68

 

竹田さんがアメリカツアーで初優勝しました。アメリカツアー本格参戦5試合目ですが、ヒルトン8位、ホンダタイランド9位タイという成績もありましたので、今シーズンの活躍は期待できましたが予想以上に早い優勝でした。

今大会は初日からアンダーパーを続け、最終日は8アンダーとビッグスコアを作って独走しました。2位に6打差つけての優勝ですがドキドキしました。

最終日の8バーディノーボギーのプレーは圧巻でしたね。ショットとパットが噛み合っていました。優勝の大チャンスをモノにしたことは良かったですし、早くも2勝目を期待してしまいます。

 

古江さんが最終日4アンダー、通算10アンダーで3位タイでした。一時は日本人選手のワンツーフィニッシュか・・・と思ったのですが、ミンジーリーさんに2位を譲りました。それでも先週のHSBCの2位に続く上位フィニッシュで、次はいつ優勝するか・・・というレベルです。パーオン率は竹田さんを上回っていますし、今シーズンも何かの年間タイトルを獲りそうな予感がします。

 

西郷さんは最終日イーブンパーで少し残念でしたが、今シーズン初のトップ5入りです。ショットは安定していますので、後はパット次第ですね。

 

山下さんは予選ラウンドでは2オーバーと出遅れ気味でしたが、決勝ラウンドでは7アンダーでしっかり順位を上げてきました。ファウンダーズカップ4位に続くトップテン入りですので、アメリカツアーでも手応えを感じているのではないでしょうか。パーオン率が低いものの4日間で102パットですからショートゲームでスコアを作りました。国内ツアーと同じ戦い方で上位に入ったのは良かったと思います。

 

畑岡さんは3日目が残念でしたが、通算5アンダーで8位タイでした。彼女の場合はメジャー優勝が目標でしょうが、今シーズンは前半に1勝したいところです。

 

勝さんは惜しくもトップテンを逃しましたが、決勝ラウンドでは8アンダーと伸ばしたので良かったと思います。

 

馬場さんも決勝ラウンドで5アンダーとスコアを伸ばして、シーズン初戦としてはまずまずの17位タイで大事なポイントを稼ぐことができました。特に最終日の終盤5連続バーディは圧巻でした。フェアウェーキープ率もパーオン率も低く、ショットに関しては粗っぽさがまだ残っていますが、それも彼女の持ち味なのでしょう。馬場さんの場合は出場できる試合が限られているのでリシャッフルの前には少しでもポイントを稼ぐのは大きい成果です。

 

吉田さんも満足できる成績ではなかったでしょうが、リシャッフルに向けてポイントを稼いでいるのは良いことです。

 

何と言っても日本人選手が優勝するだけでなく、5人がトップテン入りしているのは嬉しいですね。

後は、優菜ちゃんが早くショットの調子を取り戻してほしいですね。

 

 

国内ツアー開幕戦、ダイキンオーキッドレディスも終了しています。

開幕戦特有の高揚感もなく、しかも最終日の優勝争いはストローク差が付いた状態で終盤を迎えたことで面白さが半減してしまいました。

アメリカツアーで竹田さんが優勝したことと比べると、国内ツアーは相変わらずの結果で盛り上がりに欠けました。

 

菅楓香さんは最終日最終組が2回目ということで、まだ優勝争いでの経験不足ですね。大きく崩れなかったことは良かったですが、優勝するためにも今後は上位争いを数多く経験することが必要だと思います。

 

横峯さくらさんは最終日4バーディ5ボギーで通算5オーバー、42位タイでした。

結局は定位置でしたね(汗)。