国内ツアー、アースモンダミンカップ予選ラウンドのペアリングが発表されました。

6699ヤード、パー72の設定でおこなわれます。

 

アースモンダミンカップは2012年から始まった歴史の浅い試合ですが、高額賞金ということもあって注目を浴びるようになりました。

第1回大会は3日間大会でしたが優勝スコアが服部真夕さんの15アンダーでしたが、1打差の2位は横峯さくらさんと有村さんでした。歴史を感じます(笑)。

 

直近5回の優勝スコアとカットラインです。

2021年 -20(菊地絵理香さん)、+1

2022年 -4(木村彩子さん)、+4

2023年 -13(申ジエさん)、E

2024年 -16(小祝さん)、+1

2025年 -11(佐久間さん)、+2

 

難易度の高いコースに強いと言う定評のあった菊地さんが20アンダーで優勝というのも驚きですが、最も記憶に残っているのは木村さんが優勝した2022年の大会です。2日目以降風が強くなり、この大会としては珍しく我慢合戦になりました。その時の1打差2位は優菜ちゃん、2打差4位は山下さんでした。

 

今年も台風が近づいています。雨の影響、風の影響はまだわかりませんが、決勝ラウンドでは思いもよらぬ我慢合戦になるかも知れません。そもそも72ホール実施できるかどうかも微妙です。

 

横峯さくらさんは初日午前インスタートでイミニョンさんと千葉華さんとのペアリングです。先週優勝したばかりの選手と同組というのは最近では珍しいですね。

4日間大会なのでスタート時間は4つのゾーンに分けられていますが、主力選手がそれぞれのゾーンに振り分けられています。

初日午前アウトスタート・・・吉田鈴さん、菅沼さん

初日午前インスタート・・・小祝さん、鈴木愛さん、河本さん

初日午後アウトスタート・・・櫻井さん、荒木さん、佐久間さん、政田さん

初日午後インスタート・・・神谷そらさん、髙橋さん、菅さん

 

今週はアメリカツアーのメジャーKPMG全米女子プロ選手権が開催されますので、桑木さんは欠場しますが、代わりに全米に出場できない櫻井さんが国内に戻って出場します。

今大会一番の注目は櫻井さんです。

アメリカツアー、マイヤークラシックが終了し、山下さんがプレーオフを制して優勝しました。

 

山下さんはトップと5打差の9アンダーでスタートし、9バーディ1ボギーの64で通算17アンダーまで伸ばしました。最終日のパーオン率は17回、27パットという内容でした。15番で3パットのボギーを叩いた以外は完璧でした。

 

トップと1打差の13アンダーでスタートしたロッティウォードさんが17番でバーディを獲り18アンダーまでスコアを伸ばし、パー5の18番ホールを残していた時点ではプレーオフになる可能性は低かったですが、パー5でロッティウォードさんがボギーを叩くという山下さんにとって運もありました。

 

今大会での山下さんはフェアウェーキープ率80.77%、パーオン率77.78%、パット数110(1ラウンド平均27.5)でした。4日間を24バーディ7ボギーとしていますが、決勝ラウンドに入ってからのバーディ量産は凄いですね。飛距離の出ない選手はフェアウェーキープ率80%程度を維持し、パーオン率を75%以上でパット勝負に持ち込むことができればある程度勝負になることを証明してくれました。

 

これで山下さんはアメリカツアー3勝目となります。昨年の2勝は全英とアジアでの優勝でしたので、アメリカ本土での初優勝となります。古江さんはアメリカツアー2勝していますがいずれもヨーロッパでした。

 

日本人選手の最終成績です。

優勝 -17 山下さん 72-68-67-64

7位 -13 勝さん 69-69-70-67

10位 -11 竹田さん 71-66-71-69

12位 -10 C岩井さん 70-70-71-67

56位 -3 笹生さん 73-68-71-73

 

勝さんと竹田さんはトップテン入りしました。

勝さんは4日間で18バーディ、5ボギーでした。勝さんらしくフェアウェーキープ率は63%台でしたがパット巧者でもあり優勝スコアと4打差としました。

 

竹田さんは4日間で1イーグル、19バーディ、10ボギーでした。フェアウェーキープ率は勝さんより低い53.8%でしたが、パーオン率は山下さんよりも高い79.17%でした。パットがもう少し入ればというゴルフですが、パットは竹田さんの課題であり続けます。

 

飛距離ランク150位台の小柄な山下さんがアメリカ本土で優勝したのは素晴らしいことです。

飛距離ランク150位台の優菜ちゃんにとって大きな刺激になるでしょう。首痛以降下がっていたフェアウェーキープ率とパーオン率が上昇傾向ですので、パットが入れば上位争いできる筈です。2024年と比較するとパットに関するスタッツが良くないことが気になります。山下さんのように自信を持ってプレーすることで前に進めるのではないかと思います。

アメリカツアー、マイヤークラシックのサードラウンドが終了しました。

スコアの伸ばし合いになってきました。

トップは14アンダーまで伸ばしました。ただ、2桁アンダーが6人いますし、山下さんがトップと5打差につけています。

 

日本人選手の成績です。

7位 -9 山下さん 72-68-67

10位 -8 竹田さん 71-66-71

10位 -8 勝さん 69-69-70

27位 -5 C岩井さん 70-70-71

34位 -4 笹生さん 73-68-71

 

山下さんが8バーディ3ボギーの67で順位を上げてきました。ティーショットは安定しています。パーオンは12回でしたが25パットとパット好調でした。12回のパーオンでバーディ8個というのが山下さんの強みだと思います。最終日は優勝争いに加わって欲しいですね。

 

竹田さんは5バーディ4ボギーでした。フェアウェーキープ8回、パーオン15回、33パットという内容でした。バーディは獲れていますがボギーが多かったですね。1打しか伸ばせない苦しいラウンドになりました。

 

勝さんは4バーディ2ボギーでした。フェアウェーキープ11回、パーオン12回、29パットという内容でした。

竹田さんと勝さんはトップと6打差なので辛うじて優勝圏内に残っています。

 

 

 

 

 

国内ツアー、ニチレイレディスが終了しました。

優勝争いは接戦になり盛り上がりました。しかし、想定していた試合の流れとは全く違いました。シーズンに1回か2回ある不思議な試合になりました。

まさかトップと7打差でスタートしたイミニョンさんが優勝するとは思いませんでしたし、プレーオフに加わった選手が2人とも6アンダースタートの選手だったことも驚きでした。

首位と4打差までの10人が3人によるプレーオフに加われないということは今まであったでしょうか・・・。

 

イミニョンさんは最終日のベストスコア63と完璧なゴルフでした。ショットには定評がある選手ですが、パットが課題の選手です。イミニョンさんはシーズンに2~3回パットの入る試合があります。それが今大会でした。プレーオフがパー5というのもイミニョンさんに味方をしました。飛距離が国内ツアー10位前後の飛ばし屋ですからね。

 

蛇足ですが、このブログでは時々プレーオフが行われる18番ホールはパー5ではなくパー4が良いと書いてきましたが、今回も18番がパー4なら違う結果になったかも知れません。

 

プレーオフで7ホール目まで粘った大出さんは素晴らしいゴルフでした。飛距離ランク70位台の選手には不利なプレーオフでした。シードを獲った2018年に1度だけ2位に入ったことがありましたが、今シーズンも14試合出場して予選落ち8回で最高順位が19位でしたので優勝争いに加わることは予想すらできませんでした。優勝を意識しない状況でのプレーが功を奏したということでしょう。

同じことはプレーオフに進んだ吉﨑さんにも言えます。高卒ルーキーですが、レギュラーツアーは5試合出場して予選落ち4回、ステップアップツアーでも最高成績が35位でしたのでこの活躍は予想できませんでした。

大出さんと吉﨑さんはシードを獲れるかどうか・・・ですね。

 

荒木さんは勝たなければならない試合でしたがパットが入りませんでした。主力選手となり海外挑戦をするためには15アンダーまでスコアを伸ばしてライバルを寄せ付けない強さを見せて欲しかったです。

 

藤本さんは初の最終日最終組で一旦スコアを落として優勝争いから脱落しましたが、後半の12番から18番までの7ホールでバーディ5個獲っているのは素晴らしい粘りだと思いますし、初優勝に向けて良い経験になったでしょう。

 

政田さんと木戸さんはいつも少し足りないですね。今回の試合展開なら大チャンスだったですが・・・。